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2007.10.18

ある政党メディア関係者の個人ブログ

 なんの組織や政党に関係のない市井の市民は「安全地帯で無責任に遠吠えをしているだけ」であるとある政党メディア関係者はご自身の個人ブログで述べられています。
 組織や政党に「守られて」いない市井の市民がどうして「安全」なのでしょうか?

 また私が「アマ」で「無責任な言動をしても許され」、プロである政党メディア関係者は「プロだからと言って責任を追及するのはおかしい」と述べられているようです。

 ブログでは意見を発表した以上、全世界の人が見ることが可能になります。ですのでブログで意見を公表すれば、それはメディア(テレビや新聞、ラジオなどと同じ意味で)の遡上に載せた以上は、プロもアマもありません。ブログに掲載している内容についてはライターが責任をとらないといけないのです。

 中学時代の国語の先生は「日記を書くときは、後で他人が読むかもしれない。そのことを意識してきちんとした内容で書くように」と指導されました。中高年親父になっても「飛ばして」「書く」のがわたしのスタイル。思いついたら作文する。書く。後で訂正する。そのくり返しですね。

 どんどん書いていますが、実はわたしの個人ブログは「きちんと」情報も裏取りし、自分の及ぶ範囲の情報にもとづいたことを書いています。推論する場合は、推論と書いています。決めつけたような表現はしていません。

 高知県庁の公共電子掲示板「ぷらっとこうち」に関して、一部の自称「改革派」の県職員達により勤務時間中に「処分」案を相談したようです。それも県庁内のイントラネットのメーリングリストで彼ら同士、勤務時間中に1県民の「処分」を相談していたようです。「ようだ」というのは、処分の被害者である私自身が個人的な努力で情報開示請求をしましたが、肝心な部分は黒塗りで開示されるからです。

 話し合いは全てポーズ 最初から「排除」を決定。県職員主導で県民抹殺計画の全貌が明白に


 これなども情報を開示するかしないかの裁量権が県職員にある証拠です。裁量権があるから情報操作も可能なのです。わたしは敢えてどきつい表現を使いました。「高知県庁に巣食う悪とは徹底的に戦います!」「話し合いは全てポーズ 最初から「排除」を決定。」
県職員主導で県民抹殺計画の全貌が明白に
などの表現がどきつく「誰も共感しないだろう」とある政党関係者は個人ブログで述べているようです。

 「問題の本質は」わたしの表現ではなく、県職員が組織を活用し、業務時間帯に県所有のパソコンとイントラネットを利用して1県民を抑圧しようとしているのではないかと言う点なのです。彼らは県庁と言う巨大な組織の中に身を隠し、「公共性」を装いながら動いているのです。その恐ろしさを感じました。自覚のないまま組織で仕事をしていますと、なんの罪悪感をもっていない、平気でウソをつくようになります。

 部署は違いますが土木部でも、新堀川を暗渠にし道路をこしらえる部署も、当初予想の自動車交通量が半減しているのに4車線の道路建設に未だにこだわっています。データもなにもかにも捏造とまでは言いませんが、かなり現実とは乖離しています。

 20年前の手結港マリンタウン計画での大手の浜マリーナ建設でも同じでした。採算面、安全面で問題だといくら県に行きしましても意見を全く聞き入れませんから。20年経過しましても、橋本知事の改革とやらが進行しているとされてきた県庁でも体質は全く変わりません。
 わたしへの県職員による抑圧行為はその「象徴」の一つです。

 懸命にたたかっている1個人を茶化すような言動は、ある政党のメディア関係者は謹んでいただきたい。「六ヶ所村ラブソディ」という映画は鑑賞されたのでしょうか?映画の中で小数になりながら核施設に反対している農家のご夫人は「核に関しては声をはりあげて反対しないと駄目だ。傍観者は賛成していると同じだ。」と言われていました。ですので懸命に声を張り上げていたのです。

 組織で「仕事」(悪い意味でも)する人たちを擁護し、1市民の私の言葉が少し極端だと行って茶化することが、市民の側にたつのでしょうか?
 わたしはある政党は「市民の味方」をするものだと思っておりました。ある政党のメディア関係者の個人ブログを見る限りどうやらそうでもないのではないかと最近は疑念を持つようになりました。

 組織の中で良心的な個人が当然の行為をしただけなのに、物凄い圧力を感じながらお仕事をされてこられた人が愛媛県警の仙波敏郎さんです。20日に「仙波敏郎さん講演会」を午後2時より高知市桟橋通り自由民権記念館にて開催いたします。

 悪に染まった組織の中で良心的な個人が存在することはいかに大変か。仙波さんの話を聞きに行きたいと思っています。

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