核廃棄物問題は終わっていない
(東洋町の町民の皆様の賢明な判断によってまずは押し返しましたが、油断は禁物です。)
今年前半は東洋町での核廃棄物問題が大きな話題でした。4月22日の町長選挙の結果、沢山保太郎候補が圧勝、ただちに高レベル放射性廃棄物最終処分場の応募の取り下げを実施、東洋町議会でも一切の核廃棄物を町内に持ち込ませない「核廃棄物拒否条例が」全会一致で採択されました。
これで高知県に高レベル放射性廃棄物最終処分場の立地の可能性がなくなったというのは早計です。東洋町の「手痛い」失敗を教訓に国側は周到に策を練っている筈です。
ある有機農業を30年実践されている人は「今度の尾崎とか言う官僚の知事候補。大丈夫だろうか?あの若さじゃ本庁で偉くはない。国のロボット知事になって、国策じゃ言うて高知県に高レベル放射性廃棄物を受け入れるのではないのか?」と真顔で心配されていました。
橋本大二郎知事が原子力発電環境整備機構本社へ乗り込み声を荒げて、応募を受理しないように詰め寄った姿が印象的だけに尾崎正直さんの高レベル放射性廃棄物問題での問題意識が大変気になります。
市民団体の「さよなら原発ネットワーク高知」が昨日4人の県知事候補者に公開質問状を出したようです。有力候補者の1人である尾崎正直さんがどう回答するのか。同じ官僚出身でも徳島県知事の飯泉嘉門さんのように毅然と反対されるのか、そうでないのか。その姿勢に注目です。
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