県民マニフェスト大会の意義
ある政党メディア関係者は個人ブログで「言いたいことを言うだけの集会は無意味。方向性を定め知事候補予定者も呼んで討論させるぐらいのことはやるべきだった。」「こうあるべきであると共産党宣言のように言いきることも必要であった。」と述べられていました。
「マニフェスト」の意味は、こまかい政策の発表ではなく、「宣言」であることは私も知っています。高知女子大の田中きよむ教授は以前番組にも出演いただいたことがあり、面識はありました。あちらは6月ごろから県民有志を集め、意見を集約し、ワークショップ方式で運営をしていましたし。
知らないもの同士ではなかったので一緒にやれば良かったのですが、何故かお互い日程調整がつかず出来ませんでした。今月20日の田中先生たちの発表会も仙波敏郎さん講演会と日程が重なりましたし。
(田中きよむさんとはヤ・シーパークでの「車椅子利用者の海水浴」にともに参加しています。)
1つの方向にまとめることは簡単です。私たちが運営した8月18日の「県民マニフェスト大会」は、異なる志向の者同士で実行委員会をこしらえていましたので、ばらけて見えるのは当然。それだけに参加者の意見もできるだけ発言いただき、「県民の想い」を発露していただくことに心を砕きました。
かなり意見の違いはありましたが、
「核廃棄物を高知県に持ち込ませない。」
「民間企業も含めた県関係事業の情報公開」
「本当の県民参加の南海地震対策」
「あるべき資産(公共交通)を活用した中心市街地の再開発」
など確認事項もでておったことは賢明な県民であればご理解できたと思います。
「出来レース」の今回の県知事選挙に1石を投じたと思っています。
現実に大会のパネラーでありました野本靖さんが、最近精力的にご自身のブログで地方公共交通のありかたについて「力作」を次々に公表されておりますし。
| 固定リンク
コメント