県知事は国の言いなりになってはいけない
沖縄県で聞いた話です。「知事は保守系ですと国ー政府の操りになって結果沖縄は馬鹿にされる。野党系の知事がなったほうが、基地問題などに政府は気を使うから沖縄振興策が真剣になる。今より太田知事時代のほうがビジョンがあったね。」と。
沖縄は高知同様産業基盤が弱く、失業率も高い。9年前に基地の縮小を唱えた太田知事よりも、「もっと職を」を訴えた保守系の稲峰知事を沖縄県民は選択しました。そして昨年も沖縄県知事選挙が行われ、僅少差で保守系知事が誕生しました。
(米軍普天間基地の海兵隊ヘリが沖縄国際大学に3年前に墜落しました。)
政府は米軍普天間基地の移設先である名護市辺野古地区への移転問題では、地元自治体の意向を無視し、日米両政府の合意事項で押し切ろうとし、沖縄県とも対立しています。
そしてこのままでは沖縄への振興策をしないと事あるごとに「脅迫」しているいるようです。山口県岩国市でも神奈川からの米軍艦載機の移転問題で、住民投票と市長の意志を無視し、市庁舎工事への交付金をださないという嫌がらせをしています。
小泉ー安倍時代に地方への交付金を減らし、「迷惑施設」を受け入れた地方自治体のみに交付金を出すという、地方自治も民意も無視した強権的な政策を行ってきました。
地方の人間はそろそろ国ー政府に対する「幻想」を断ち切るべきです。
(地方は卑屈に国の言いなりになり「迷惑施設」を受け入れないと、国側は交付金を出さないようです。
高知県であれば想定される国からの「迷惑施設」の押し付けは「高レベル放射性廃棄物最終処分場」でしょう。後は考えられるとすればある政党が指摘されているように宿毛港への米軍艦艇の停泊ー常駐もありえるでしょう。
保守系でありながら「国の言いなり」にならなかった橋本大二郎高知県知事。
県民としては国の言いなりになって「迷惑施設」を受け入れるほど高知県民は卑屈でもないし、やわでもないことを証明しなければならないと思いますね。
わやにすな!と高知県民はさけばなければいけない。
核廃棄物問題での候補者への公開質問 下記PDFファイル参考
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