新堀川への高知県庁による破壊活動を憂う
高知県知事選挙の間に高知市のビオトープと歴史的資源で有名な新堀川が高知県土木部高知駅周辺整備事務所の工事によって破壊されていました。先日現場を訪れ驚きました。工事の詳細については新堀川周辺住民である人のブログに詳しく報告されています。
高知県は道路交通容量が計画当初(20年前)より著しく減少しているにも関わらず、新堀川を埋め立て暗渠にし、4車線の道路を建設したいようです。莫大な予算を使用して。
せっかく浦戸湾最深部で環境が改善され、アカメの幼魚やシオマネキまで観察されるようになった新堀川。
中江兆民や岡本寧穂、武市半平太などのゆかりの地域でもある新堀川。階段護岸は当時の風情を思い出す場所でもあります。それがたまるかぐらいの勢いで周辺の護岸を破壊し、河床を掘り返し、コンクリートを打ち込んでいます。
誰がなんのために必要な工事なのか。もはや意味をもたない工事です。橋本大二郎知事はとうとうこの工事を止めることをしませんでいた。全く幻滅ですね。
韓国の有力大統領候補は高速道路を引き剥がしチョンゲジョンを復元しました。高知県ではビオトープの新堀川を埋め立て暗渠にし道路が県の事業で押し進められています。
高知県知事である橋本大二郎氏はこんな「ざま」では、高知から国政を目指す資格はありません。もし高知選挙区から出馬されるのであれば新堀川の工事を止めてからですね。それがないと環境問題などを語らないで頂きたい。
(道路を引き剥がし川を復元し「風の道」をこしらえたソウル市)
(新堀川のビオトープを破壊し、道路通行量が減少しているにも関わらず4車線の自動車道路を建設する為に高知県庁は工事をやめようとしません。)
| 固定リンク
コメント