追手前小学校は移転させてはならない
18日に高知市長選挙が始まりました。投票日は高知県知事選挙と同じ11月25日です。県知事選挙も異様に関心が低いのですが、高知市長選挙も埋没し全く関心が高まりません。来年3月には春野町との合併などを控えています。
その合併に伴う合併特例債という甘い(借金ができる制度)を利用して高知市はいろいろ事業を計画(というか画策)をしているようです。イオンが出来て落ち込んだ中心市街地商店街の活性化も重点施策のようです。
ただ中心市街地にある追手前小学校を廃校にし、その跡地に商業施設をこしらえる(高知大丸を誘致か?)という構想もあるやに聞いています。これには疑問ですね。
この小学校の移転に関しましては2人の市長候補は反対、1人が賛成の意向のようです。
(高知市中心街にある追手前小学校。廃校になると言いますが・・・)
「町の賑わい」という観点で言えば子供達の歓声が一番です。子供は地域に元気を与える存在であるからです。わざわざ小学校を廃校にし、そこへ商業施設をという構想には無理があります。
生活の営みが失われた町は衰退します。追手前小学校の校区の地域は、居住する住民の半数は65歳以上ではないかと思われます。小学校が廃校になればますますその比率はあがります。
小学校校区は想定人口が5000人、半径1キロ以内が標準と言われています。幼児でも高齢者も小学校へ徒歩でいける距離にあり、地域の避難所もあるのでそれは理解できます。
それを商業施設にするといいましても、地元商業者にはそこへ入所する馬力はないでしょうし。県外資本が出てくればその分地元商業者が食われるでしょうし。わざわざ小学校をつぶして行う事業ではありません。
わけのわからない商業施設よりも、既存の商店街のシャッターを開ける努力をすべきです。そうしないと高知市は元気になるはずはありません。
(まずどこの地方都市でも商店街のシャッターを開けることからです・・)
| 固定リンク
コメント