高知県知事選挙レポート その1
土曜日は昼間の結婚式。午後3時半に終了しましたがもまだまだ日が高い。それで式場から歩いて自宅へ戻ることにしました。電車道の北側に3人の知事候補者の後援会事務所があります。結婚式の帰りで飲酒状態で申し訳ないことをお断りしながら、3人の候補者の政策やマニフェストをいただきました。
国松勝さんは事務所が薊野のほうで離れていますので、訪問することは出来ませんでした。政策その他は組織力のある政党でしょうからいずれ各世帯に配布されることでしょう。また政党の電子メディアや高知民報という電子メディアや民報記者をされている人の個人ブログを観察されていますとそのうち国松勝さんの政策など出てくることでしょう。紹介しておきます。
(関谷徳後援会事務所)
最初に赤い顔してグランド通り角にあります関谷徳後援会事務所へ行きました。飲酒した事情のお断りと、事情を説明しまして、政策パンフレットやマニフェストをいただきました。
政策の中で注目いたしまたのは「取材実行型の県政の実践」の項目でした。
「公正で透明な県政運営の推進」では、情報開示請求によることなく、情報公開を積極的に行いますとあります。現在の高知県庁は全く出来ていませんので・・。
「移動県庁の導入」では、県幹部がマイクロバスに乗り県内各地域を訪問地域の問題をヒアリングしていくというものでした。
「お金をかけない選挙の実践」もされているようです。パンフには後援会への入会を勧誘するしおりづくりや、大きな会場での決起集会、事務所から有権者に電話を一斉にかける電話作戦もされないとか。大きな声で候補者の名前だけ繰り返す「連呼」もしないそうです。お金をかけない選挙をめざされています。
(関谷徳氏の政策パンフレットです。)
(近森正久後援会事務所)
次に大橋通り近くの近森正久さん後援会事務所へ行きました。行く前に各候補者の後援会事務所の外観を撮影しますが、なんと近森さんは休憩中なのか事務所の外におられました。おなじみの黄色のスクーターも近くに止まっていました。
(なんと近森正久さんがおられました。)
近森正久さんのマニフェストは商売人らしくストレートでユニークです。
「県内スーパー・コンビニ地産地消の推進と強化をします。」
「柳町観光資源化計画をつくります。」
「高知県の喫茶店モーニング文化を観光資源にします。」
「地震時の飲料用井戸を民間と協力してつくります。」
「県庁職員に対して笑顔であいさつ命令をだします。」
「高知県内の核廃棄物施設の建設に反対します。高知女子大、高知大学の移転には反対します」前回2002年の高知市長選挙のときよりもより具体的実現可能なマニフェストは評価できますね。
(近森正久さんのマニフェストです)
最後は中の橋通角にある尾崎正直さん後援会事務所へ行きました。陣営の選対本部長である清藤真司さん(元夜須町長・現県会議員)をお訪ねしましたが、所用で外出中でした。スタッフの女性にパンフレットをいただきました。
「国は地方重視と大きく舵取りをしています。この流れに再び取り残されるようなことがあれば、もう高知はかつての活力を取り戻すことはできない。今こそチャンス。私には溢れています。」
「厳しい財政事情への対処!対話と知恵による効率的な行政を推進します。」
(尾崎正直さんの政策パンフレットです。)具体的な政策の公表はこれからでしょう。まさかポスターと年齢(40歳)だけで連呼するわけはないでしょう。官僚でしょうからご自分で政策は出されるでしょうが、はたして間に合うかどうかでしょうか。
今回の知事選挙は皆高知にゆかりのある人ですね。落下傘候補者はいません。
尾崎正直さんは高知出身若手官僚。高校時代まで高知在住。大学卒業後全国各地を歴訪。今回の立候補で高知へUターンされました。
国松勝さんは大阪市生まれ。6歳の時に父親の郷里の高知市に定住。高知大学卒業後、高知で教員になり、その後高知で労組活動されました。
関谷徳さんは松山市出身ですが、毎日新聞記者として平成11年から高知市に在住。現在はご家族は高知に、本人は大阪へ単身赴任中。
近森正久さんは大学時代を除けば高知在住です。フードサービスを中心に高知で事業を拡大されました。
また関谷さんは2003年。近森さんは2002年に高知市長選挙に挑戦されています。みななかなかの人材と経歴をもっています。わたしたち市民はじっくりと各候補者の政策に傾聴し、政策パンフやマニフェストを熟読し、支持する候補者を決めましょう。
また明日(11月4日)は高知女子大学永国寺キャンパス203番教室にて、4人の高知県知事候補者が揃いまして討論会が開催されます、時間は午後2時から4時半の予定です。
私は夜須でのヨットでのセーリング講習があります。高校生のR君が相手です。間に合うかどうかは不明です。行けそうであれば駆けつけてみたいとは思います。
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