タマリン館を初訪問
ヨットを予想より早めに切り上げた為、先日来からかるぽーとで開催されている高新まんが道場20周年記念展示で、一角を大きく展示していましたタマリンこと故玉造義郎さんの作品を展示されている「タマリン館」へ行くことができました。
行こうと思いつつも、何故か行くことができませんでした。南国市立田の県道364号沿いにありました。夜須からの帰りに寄らせていただきました。
タマリンさんのご両親がこしらえた記念館だということです。タマリンさんの作品が展示されたとご両親にお話を聞くことができました。
「偶然ですが、今日が息子の命日です。ちょうどまる9年になります。あなたが来られたのもなんかの縁です。また来てください。」と玉造さんに言われました。
私は「かるぽーとにうちの子供の作品もあるので行きました。そこでタマリンさんの作品に感動しましていつかタマリン館へ来ようとしていましたが、今日になりました。」と言いました。
玉造さんとはいろいろ話をしました。うちの子供が8歳に時投稿した作品「いまの気持ち」を覚えておられました。「あれはタマリンも生きていた頃だし、おどろいていたよ。何せ人をめったに誉めない青柳祐介先生があの作品を絶賛しておったからね。」とのことでした。
(うちの子供が8歳の時の「作品」。確か「塾通い」とか言うテーマで応募していたようです。)
もっとも本人は書道塾の先生がスパルタで厳しく、残されてなかなか帰れなくいらいらして、書道の筆で書いた作品でしたが・・。今は20歳になり沖縄の芸大へ行きました。と申し上げました。すると玉造さんは、
「中村君という人も漫画を書いていて青柳先生に誉められ、芸大へ入学し日本画家になりましたし。子供の時からの才能を伸ばして上げることはいいことですよ。」と言われました。うちの子供の進路は不明ですが・・
玉造さんの許可を得まして、タマリン館内部を撮影させていただきました。ユニークなタマリンさんの作品が展示されていますね。特に似顔絵は特有の「ぎざぎざ」したタッチで描かれ一度見ますと印象に残り忘れることができません。
タマリンさんは1998年の11月18日にプロとしてスタートした矢先に暴走トラックにはねられ亡くなられました。26歳でした。ご両親が息子さんの作品をより多くの人に見ていただきたいとの御意志でタマリン館をこしらえたようです。(入場無料。月曜・火曜休館。10時から17時まで)
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