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2007.11.24

核への決別こそが知事の条件

Kakuhaikibutu193
 経済指数の低い県には国策の「迷惑施設」が押し付けられるのは偶然ではありません。
 何かと高知と沖縄と青森は「県民所得の低い県」「失業率の高い県」で有名です。
 沖縄には巨大な米軍基地が張り付き、県民の生活を常に脅かしています。青森県には六ヶ所村に核燃料再生工場がつくられています。
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(3年前に普天間基地の米海兵隊ヘリが沖縄国際大学へ墜落しました。)
 高知県には「核のゴミ捨て場」である「高レベル放射性廃棄物最終処分場」がつくられる可能性が高いと思われます。東洋町の騒動を思い出してください。原子力発電環境整備機構は東洋町の奥座敷にまで入り込んでいました。4月22日の東洋町長選挙におきまして東洋町民の皆さんの賢明な判断により高知県の自然環境は救われたのです。

 ですので、高知県知事になる人は断固として高レベル放射性廃棄物最終処分場を拒否する人でなければなりません。橋本大二郎知事は断固として拒否しましたし。

 4人の知事候補者。みんな高知県の一次産業の振興を訴えています。都市部で高知の一次産品と自然を売り、雇用機会を増やすのであると。しかしそれは高レベル放射性廃棄物最終処分場を拒否してから初めてできることです。
Hkanban

(東洋町長選挙の様子。圧倒的多数の町民の皆さんは核施設に反対しました。)

 あいまいな態度は「推進」と同じです。地方を追い詰め「迷惑施設」を国策として押し付けてくるのが最近の国のやりかたです。逆らえば交付金を出さないやりかた。土佐人が一番嫌う権力的なやりかたです。

(参考)高知県知事への核廃棄物拒否条例への公開質問状  PDFファイル

「tijikouhokaitou.pdf」をダウンロード

  高知県民に現状では大きな影響力のある高知新聞はこの問題を何故か取り上げません。東洋町民の意志も、市民団体の行動も報道しません。いかに偏った政治記事であるか明白です。

 高知県民は高知新聞政治部の思惑に囚われず「核廃棄物問題への是非」「態度」で、高知県知事を選抜し、投票行為で現していただきたいです。

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