サウジとドローで北京五輪へ U-22
今日がサッカーアジア予選最終戦。サウジアラビアとの歴史的な対戦。日本が勝つか引き分ければ来年の北京五輪の出場が決定します。アジア杯ではフル代表がサウジアラビアに負けていますので、ここではきちんと勝たないといけないですね。
浦和レッズがALCのチャンピオンになりましたし。ここはU-22もひ弱さを封印して出場を決めるべきでしょう。そうでなければサッカー人気も陰りが出ますし。
各世代が世界で戦ってこそフル代表のレベルも上がるというものです。とにかく快勝して病床のオシム監督に良い報告をしないといけません。
そう勝手に思い込んでいましたが、試合開始早々からサウジの出足が素晴らしく、ホームの日本が押し込まれる展開。特に前半8分頃、とても危ないシーン。GKがボールを失いシュートされたボールをMFの青山が身体を張って阻止。そしてGKがキャッチ。運が日本にありました。
その後は日本は盛り返し0対0で前半終了。後半は日本が最初から飛ばしてサウジを押し込む展開。何度も決定的な場面があるも決めきれない。後半30分過ぎにサウジは3選手目を投入攻撃的に出ますが、中盤で足が止まっている選手もいました。
見ていて柏木が疲れているようでしたが、それでも踏ん張っていました。後半40分を過ぎると今度は引き分け狙いの(引き分けでも日本は北京へ行けますし)露骨な時間稼ぎをしました。
相手側コーナーでボールをキープ。何度もスローインをして時間稼ぎ。そのあたりのずるさを若い選手たちも身につけて来ました。ロスタイムの2分も乗り切り遂に引き分け!北京五輪が決定しました。
今回のU-22はなかなか点がとれないチームでした。そのかわり守備が安定し失点が少ない。それだけにアウエーでのカタール戦でのロスタイムでの逆転負けには落ち込みました。反町監督自身が「地獄を一度見たから皆開き直っていた。」というのも本当でしょう。
アジア杯以来ホームでやたら強いベトナムに4対0で勝ったのも大きかったです。最終戦はオーストラリアも引き分けで出場が決定。それほど最終戦は厳しい。
アトランタ五輪以来4大会連続の五輪出場は嬉しいことです。
オシム監督に吉報!日本4大会連続五輪!サウジアラビアとドロー(スポーツ報知)
しかし最初の頃出ていた平山選手がベンチにもはいっていませんでした。なかなか日本も選手層が厚くなりました。ボール扱いも格段に上手ですね。今の選手たちは。
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