情報化に乗り遅れた高知県
橋本知事16年でなにが一番残念であったかと言いますと、東京と高知県の「情報格差」を克服できなかったということでしょう。また高知市と郡部の県内での「情報格差」もあります。
それはたとえば東洋町。せっかく「高レベル放射性廃棄物最終章分場を拒否した町で全国的に有名になりました。そこで東洋町の意欲的な人たちにブログをこしらえていただき、全国に町の様子や産物を発信していただけたら。そのサポートができたらと思っていました。
しかし現実は東洋町の野根地区はISDN回線であり、甲浦と白浜地区はADSL回線でした。光回線は当面引かれる可能性は民間ベースではないようです。
ADSLすらも800回線の野根地区の10分の1の80回線が契約いただければ、ADSLを引けますよ。というのが民間会社の回答。とても無理なようなお話。
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そういう場合、国や県のサポートは無理であったのか。情報系大学であるはずの高知工科大学はサポートしないのか?そのあたりが東洋町辺りではなくとても残念でした。
確か橋本知事は「情報維新」という著作も出されていました。テレビ番組で「アメダス。ムシダス」のようなネット社会に子供たちが対応できる社会になれば高知県は変わると。しかし現実はそうはなってはいません。
「WEB1・0」時代は先行していたかもしれませんが、「WEB2・0時代」は全く対応していないようです。これはどうしたことなのでしょうか?
高知県庁総務部県政情報課がこしらえていた公共電子掲示板「ぷらっとこうちもさしたる理由もなく「廃止」されましたし。なにかとても残念ではあります。しかも「加害者」である県職員があいかわらず「被害者」のようにふるまい今も私の名誉を侵害し続けていますし。許されることではありませんね。
(いまは懐かしい「ぷらっとこうち」県民とは対話できない県職員により勝手に閉鎖されました。)
県民がどこにいてもブロードバンドが使用できる。いろんな形態があると思います。光回線。ケーブルテレビ回線。どんな地域でもこうしたブロードバンド回線は必要であると思います。
そうであれば産地の情報が直接都市部の市民へ発信されるでしょうし。企業の本社が自然環境の良い高知へ移転してくる可能性もありますね。橋本知事は高速道路よりもブロードバンド回線を必死で敷設すべきであったと思いました。
橋本知事16年の間にできなかったことはとても残念です。
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