チョンゲチョンを再生した李明博(イ・ミョンバク)氏が圧勝!
やはり予想どうりに韓国大統領選挙では野党ハンナラ党の李明博(イ・ミョンバク)氏が圧勝しましたね。「融和政策よりも経済政策」「疑惑もあるが実効力のある指導者」を韓国国民は選択しました。
田中角栄のように「実行力もあるが疑惑まみれ」の人のようですね。国民の経済再生の願い、格差是正の願いが強かったのでしょう。与党は完全に戦略を間違えたようですね。
李明博氏といえばなんと言いましてもソウル市長時代に、幹線道路と高速道路を引き剥がし、王朝時代の河川であるチョンゲチョンを復元し、都市部に清流を取り戻し風の道をこしらえた実行力の人ですね。
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李明博氏は韓国国政のリーダーにソウル市長から上り詰めました。チョンゲチョンの清流復元工事は、まぎれもなく世界史的に見ましても快挙ですし、都市政策の中でも特筆すべき出来事です。日本は完全に先を越されました。
一方「国政を目指している」前高知県知事橋本大二郎さんはどうなのでしょうか?歴史的資源とビオトープの新堀川の工事をとうとう止めることが出来ずにさっさと県知事を退任されました。
1年4ヶ月前に橋本大二郎氏と懇談したことがありました。当時は「新堀川に蓋をして道路にするのはもったいない。僕も副知事も道路にすることには賛成していない。」と個人的見解を述べられておられました。
事実昨年9月議会での答弁でも述べられていました。(質問者坂本茂雄氏)
9月定例会代表質問(9月27日)と回答
(夜須町大手の浜。マリーナ建設用のケーソンが1つだけ設置されています。後は凍結されました。
確かに夜須町の大手の浜のマリーナの工事は凍結されましたが、高知市の新堀川の高知県庁土木部高知駅整備事務所の「破壊活動」は結局止めることができませんでした。これでは「環境にやさしい」というフレーズは橋本大二郎さんは未来永劫政治活動には使用できないと思いますね。
(石垣は壊され、のっぺいしたコンクリート護岸で生態系を破壊しています。これではかになどの生物はもぐりこんで生存できなくなるでしょう。税金で「どぶ川」をこしらえているだけですね。
李明博氏は「チョンゲチョンを再生したソウル市長」、橋本大二郎氏は「新堀川を暗渠にし道路にして環境を破壊した知事」と歴史には記録されることでしょう。
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