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2007.12.24

沖縄を歴史教科書で馬鹿にするな!

 党派を超えた沖縄の人達の気持ちを踏みにじる行為をまともや教科書検定委員会なるものがしています。

 「県民ばかにしている」/「軍強制」文言回避(沖縄タイムズ)

 「強制」外しで調整 「集団自決」検定(琉球新報)

 命令の公文書があろうがなかろうが、当時の日本軍が「捕虜になるな。なるぐらいなら自決せよ」と沖縄の人達に言っていたことは事実です。

 サイパン島でも住民が戦闘に巻き込まれ、米軍に追い詰められ自決する事態になりました。それを知っていた硫黄島の守備隊長の栗林中将は島民を島から退避させ、地下壕を堀り持久戦を展開しました。

 当時の大本営は最強部隊を台湾へ置いており、しかも沖縄から守備隊を台湾へ移動させたりしていました。住民の退避もまったく不十分でありました。結果凄惨な地上戦が展開され、多数の民間人がなくなりました。

 本土決戦を少しでも遅らせ、時間稼ぎをせよと、沖縄の人たちを巻き込み、壕やお墓から追い出し、沖縄の人たちを「人間の盾」として戦闘したようにも聞いています。当然そのなかで秘密を知っている沖縄の人達が米軍に投稿されたら困るので、自決を強要したというのは当然のなりゆきですし、当時の日本軍の規律からも投降を厳禁しているので容易に想像できることです。

 その史実を捻じ曲げ「文書主義」「お役所主義」に文部科学省は陥っています。沖縄の地元新聞が指摘さrているように、安倍晋三氏につらなるファシストが巻き返しをしたとしか今回の事態は考えらません。

 「年金問題」や「薬害肝炎問題」「防衛省の不祥事問題」などで、世間の注目が沖縄から離れました。そうすると政府はさっそく本性を表しました。やはり誠意も認識もしていません!

 沖縄を馬鹿にするな!声を大にして叫びたい。
Heiwanoishizi

(沖縄県糸満市のある「平和の礎(いしじ)」。平和に対する大きな気持ちを踏みじってはならない。)

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