イオンの為の500億円工事ー連続立体交差事業
ようやく9年がかりでの高知駅周辺の連続立体交差事業が完成します。高知市中心街の踏み切りの」11箇所が解消、南北の自動車交通がスムーズに流れるとか。
その成果とはなにか?それは「イオンの繁栄ー1人勝ち」を500億円の税金をかけて行うことでした。
(愛宕商店街はますますイオンへ行く為の通路になるでしょう。)
行政側の意図は1私企業のイオンのためではないことは理解できます。しかし「結果として」そうなることはだれが考えても理解できることではありませんか。
今でも愛宕商店街などは「シャッター通り」になっているのに、連続立体交差が完成しますと、ますます「イオンへの通路」になるでしょう。行政側はおかしいと思わないのでしょうか?
ただ石油価格が高騰しています。ガソリンが現在1リットル155円程度ですが、それが200円になり、仮に500円になっても車を転がしてイオンへ行くかどうかは疑問です。
今日は若い人は大きな車に乗っていますね。ある保育園の様子ですが、チャイルド・シートの関係もあり送迎する若いお母さん達が大きな車で来ています。1リットル500円にでもなれば満タンにすれば60リットルで3万円!恐らく車は手放すでしょうね・・。大きな車で「安売り店」という常識はまもなく崩壊するでしょう。
いつまでもガソリン価格が安いという前提の都市政策に、このところの石油価格の高騰は一撃を加えました。今後は大幅な都市計画の変更が必要です。
(踏切がなくなり「南北渋滞の解消」と行政側は胸を張るが、結果は超大型ハゲタカスーパーのイオンの「人と勝ち」をより促進する為の500億円の税金投入となりました。)
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