現地へ直接取材する凄いメディア
主義主張は賛同しないことは多いですが日本経済新聞やその系列の雑誌の「現地取材主義」にはひたすら敬服する次第です。今年4月の東洋町長選挙の後も沢山保太郎町長にきちんとした取材し、インタビューをしたのは日本経済新聞でした。
「核廃棄物の交付金に一切頼らない町政運営について」をテーマに長時間の取材をしていました。11月の高知県知事選挙にも落選した近森正久氏を日経ビジネスが取材しておりましたし。
3年ほど前もはりまや橋商店街に日経アドバンテージという雑誌記者が東京から取材にきていました。
(直接取材する姿勢は凄いとは思います。高知市のはりまや橋商店街にて)
そういえば昔20年ほど前にも今もあるかどうか知りませんが、日経地域情報という雑誌の記者も当時夜須町のマリンタウン関係者の話を聞くということで東京から高知まで来ていました。20分ほど取材され、1行程度の記事でしたが。
その記者に聞きました。「電話ですむような短い記事のために、現地へ来るのですか?」と。「どんな情報でも現地を訪ねて関係者にできるだけ話を聞きます。それがうちの情報が信用されるのです。」と言われました。関係者20人に取材し、東京から飛行機で来られ宿泊して関係者すべてに取材してましたし。(最近は残念ながら休刊しているようですが)
興信所なども直接相手の会社を訪ねず電話取材であれこれ聞いてくるところもあります。顧客からはお金をいただいたいるはずです。直接来ない人にきちんとした情報を提供できないことは言うまでもありません。
報道機関であれ、政党メデイァであれ、「現地主義」をないがしろにする取材姿勢があるやに思います。日経系列の直接取材主義には敬服します。きちんとした「情報」を得るための努力を表す実例として思い出しました。
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