建築確認申請が激減?!
役所のOBで今は民間の設計事務所をされている人から聞きました。
「最近は建築確認申請が激減しちゅう。建築業者がなんか不安定で工事が完工するのか不安と役所の知り合いは言いますね。戸建住宅専門の工務店ならいいが、マンションを建築できる規模の建築会社が一番不安定だからだ。」とのこと。
その業界ならではの情報というのはありますね。とにかく高知は建築業界は泥沼の不況。今まで公共工事を受注し優良事業者であったところほど、最近の工事の激減の変化に耐えられないようですし。
「僕らも自分が設計した家がまともに建つのかいままでやったら考えたことないこともで心配せんといかん。前金を3分の1工務店に手渡してその工務店が倒産すれば施主に自分が責任を負わないといけないし。
表面を見ただけでは経営の実態はわからないし。地雷を踏まないように歩くというのは神経が休まらないね。」とのこと。
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コメント
ととさんコメントありがとうございます。専門家の見解でなるほどと少し理解できました。
昨日は設計士の意見を聞きましたし。
かれが言うには、施主と近い、信頼を得ている大工さんや小規模工務店のほうは安心であるとか。
人生でおおきな買い物ですね。住宅は。市民ももっと関心をもち、声をあげないといけないですね。
投稿: けんちゃん | 2007.12.05 07:16
来年以降は建築関連の法令が厳しくなるとの事。
先般の手抜き事件の改革と言うが
結局、技術や経験よりも紙切れの制度。
大規模建築だけにとどまらず
中小、個人工務店にも波及する。
施主との信頼関係や職人の心意気などは
絵に描いた餅。
設計士に頼まないと家は建てられない現実が
そこまで来ている。
施主参加のセルフビルドや
日々変化、変更を施主ともども楽しむような
建築がご法度になる日が来るなんて。
家は誰のものなんですかね?
投稿: とと | 2007.12.04 21:33