セールス専従班の設置は良いことだ
高レベル放射性廃棄物最終処分場問題では、はっきりと「拒否します」と言わない尾﨑正直高知県知事ですが、「県産品を県外でPR」するために「セールス専従班」を「来年の組織編制のなかで、県外事務所の活用を軸として検討する」とのことです。この政策には注目です。
(アンテナショップは無意味。東京吉祥寺の高知屋)
尾﨑正直高知県知事は「一次産品のブランド化や競争力の向上を図ることや、各地の連携を強化して滞在型・体験型の観光地として強化することは、地域活性化のため効果がある。」と高知の良さを県外に積極的にPRすることだそうだ。
ここまでは奇麗事で、県庁の職員のよく言う言葉。いわゆる「まちづくり ごっこ」の言葉ですね。多くの県事業が殆どこうした奇麗事の発言で終始し、まとめのレポートを印刷物にして(だれも読まないが)おしまい。最近は予算がないので、各部署のサイトにPDFファイルにしてそれで終わりになるの通例。
福島県泉崎村の小林日出男村長の実行力を高知県庁は見習うべきでしょう。新聞記事によりますと「財政再建の鍵を握る村の住宅団地の販売をPRするために、村から東京銀座、まで約200キロの行脚をする」とのこと。19日に出発しました。
銀座まで200キロ 宅地販促の行脚 財政難の福島・泉崎村長(MSNサンケイ)
スポーツウエア姿にハッピを着込み、村ののぼりを背負って東京まで歩くと言うのですから。その小林村長は途中栃木、埼玉で宿泊し、22日に銀座にゴールし、新橋駅付近で住宅団地のPRをするとのことです。
どうせやるならここまで本気でやるべきでしょうね。尾﨑正直高知県知事は「若さ」を売り物にしているのですから、選挙のときだけでなく即実践してもらいたい。
(東京銀座にある沖縄物産公社わしたショップ。家賃は月額1200万円と言われています)
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