近森正久さんが日経ビジネスに登場
昨日のはりまや橋商店街七輪サロンにて、西岡謙一さんに「日経ビジネス 12月10日号」を見せていただきました。そのなかの135Pに近森正久さんが登場しています。
高知県知事に当選した尾崎正直さんではなく、6万2000票を獲得したものの落選した近森正久さんを日経ビジネスは取材し、記事にしています。それは近森さんの政策と言動を日経新聞が評価して全国版に取り上げたのではないでしょうか。
確かに近森正久さんは自民・民主・公明。社民推薦の候補者とも、共産推薦の候補者とも戦いました。それで組織政党の公明党や共産党が、高知県で獲得している票はそれぞれ5万票ですが、それを上回る得票を今回獲得しました。
日経ビジネスは経済雑誌ですので、経営者としての近森正久さんに注目。それを背景にした政治的手腕に期待しているのではないかとも記事からは読み取れました。
「経済は変化し、難しい時期に来ています。お役人やタレントでは地方政治は切り盛りできない。」
「宮崎のピーマンが120円で、高知が140円であれば当然売れない。20円をなんとかして補助するなりして市場で勝たないといけない。その経済原理が県庁ではわからない。」
「県庁職員の給与の切り下げはやめて、元の給与水準にすべき。それで個人消費が誘発される。公務員は高知の基幹産業の1つだから。」
「昔仕事で年商1000万円のアイスクリーム屋を年商1億にしたことがありました。そうしたら従業員も増えていました。効果があるところには補助金も出します。企業が成長すれば雇用や地域経済に与える影響もあるからです。
敗れてもお元気そうな近森正久さん。全国版の経済専門誌が敗れた知事候補を取材するということは異例です。実現可能な近森さんのマニフェストは実現すべきでしょう。高知市の岡崎市長の支援者が近森さんの政策をいくつか取り上げたいと言われていたそうですし。
高知県知事を引退されました橋本大二郎さんともども、来年とも予想される国政選挙には目が離せないようですね。
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