« 2008年に希望はあるのか? | トップページ | 市民運動の極意 やさしいことを深く »

2008.01.03

歴史を軽視する国は亡びる

 私たちの先人がしてきたこと。苦労してきたことを記録していることが歴史。最近の日本ではその歴史を軽視し、ないがしろにしている傾向があります。
 沖縄での旧日本軍による住民への集団自決の強調の事実はなかったとの、歴史の「偽造」を政府・文部科学省がしています。歴史にまともに「向き合わない国」は必ず衰えます。

 また大学受験のテクニック優先で世界史を履修していない高校が多数ありました。それは有名な進学校が多数でした。呆れる嘆かわしい傾向ではありませんか。

 お正月休みに塩野七生氏著作の「ローマ人の物語」の一読を御奨めします。ローマ帝国は1000年も続きました。読んでいてそれだけの理由があることがわかりました。
Roumazinhonm


 昔から日本人は歴史を重視してきました。最近の軽薄な傾向は本来の日本人ではありません。郷土の歴史も学びましょう。

 坂本龍馬を語りながら、いつもの同じメンバーでお酒ばかり飲んでも何にもなりません。歴史を大事にするのなら、歴史資源である新堀川を破壊し、自動車道路にする行為はしないと思います。高知県庁も歴史を勉強して欲しいと思います。
Sin12312_r

|

« 2008年に希望はあるのか? | トップページ | 市民運動の極意 やさしいことを深く »

コメント

 ナカちゃん的確なご指摘ありがとうございます。

 塩野七生さんの著作は飛ばし読みで読みました。ローマに滞在しながら年に1冊づつ書き下ろすことでも大変。凄いことです。

 年始にTBSとNHKBSでローマの歴史の特集をしていました。やはり今年はなにかありますね。

 原作がしっかりしているからTBSの番組も見ごたえがありました。

 是非「ローマ人の物語」はすべて読まれることをお薦めします。

投稿: けんちゃん | 2008.01.04 17:22

塩野さんの著作は読んだことがあります。
ローマに対する洞察は素晴らしいものがあります。
ただ、ローマがケルトを平和的に取り込んだという指摘には違和感を覚えますが。

カルタゴと日本を重ね合わせる著作も人気がありましたね。

どっちにしても、歴史を知るということは
ほんまに重要なことやと思います。


投稿: ナカちゃん | 2008.01.04 11:20

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 歴史を軽視する国は亡びる:

« 2008年に希望はあるのか? | トップページ | 市民運動の極意 やさしいことを深く »