ようやく形が見えた地域防災マップ
13日は昭和小学校での「あそぼうさい」へ参加しました。
高知市で自主防災会をこしらえ、世帯調査をし、高知市防災対策課に承認されますと、規模によりますが町内会に市から補助金が交付されます。それで防災備品などをそろえたりします。
義務事項の中に町内の「防災マップ」を作成というのがあります。当初は記載事項がなく困りました。私が住む高知市二葉町は海に近く海抜0・2メートル。大きな南海地震では地域の予想震度は7。地盤沈下も2メートルと地震学者が予想しています。
(わが地域は海に近く海抜0・2メートル。液状化する可能性もあり、大地震時には2メートル地盤沈下するそうです。)
全くおぞましい地域です。可能なら脱出し、災害の少ない地域に行きたい。しかし地方都市の地価は下落し続けています。売れないでしょうし、売れたとしても安い単価ですと移転して建物を建設する馬力はこれだけ不況ですとありませんね。
となると水没する可能性のある地域で生活し仕事しないといけない。悩むところです。この地域は全然高台がない。丘もない。公共建築物であり耐震構造の建物がない。下知市民図書館が「防災図書館」に建て替えられる構想はあるやに聞きますが、具体的な予算措置がとられていないので、いつになるのか全く不明です。
3年前に高知市の下知地区を内閣府がこっそり調査していたようですが、「これはモデルにならん、酷すぎる」ということで尻尾を巻いて逃走したように聞いていますし。粗雑なレポートしかないようですし。
ブログ記事「政府からも見捨てられた高知市下知(しもじ)地区」
あてにならない話で絶望するより、やれるところから取り組もう。そう皆が思いました。自主防災会で議論していきました。
「町内の3階建て以上の民間マンションのオーナーに交渉して、津波や洪水の時に一時避難所の許可をもらおう。」
「町内会と持ち主とて協定書をこしらえよう。」ということになりました。
緊急避難を要する事態発生に避難所として使用する協定書「microsoft_word.pdf」をダウンロード
自主防災会、町内会 マンションオーナーとの協定書の雛形PDFファイル参考
(国が管理している鏡川大橋。今年3月に耐震化工事も終了。こちらの歩道部に要援護者の待避所として活用させていただけましたら、津波時の町内の「生存率」は格段に上がりますね。」
次に町内に隣接する公共施設の管理者との折衝です。まず国が管轄する鏡川大橋。ここは国土交通省四国整備局土佐国道事務所の管轄。事情を説明し、「災害時要援護者一時避難(退避)所」として歩道部を使用させていただくことにほぼ決まりました。
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