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2008年2月

2008.02.29

暖かいはりまや橋サロン

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 今日は冬型の気圧配置も緩み、高気圧が移動性になり、風がおさまりましたので、温かい日中になりました。はりまや橋サロンも今日は暖かいようです。
 
 そのせいでしょうか、はりまや橋商店街金曜市も今日は人手が多いようにも思います。県庁方面で用事を済ませ、お昼過ぎにはりまや橋金曜市へ行きました。知人とそこで待ち合わせ、ランチしました。

 露店でも寒くはありません。明日はまた一時的に冬型になり冷え込むとか。明日からはなにやら「土佐のおきゃく」とか言うイベントが始まるようです。
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外袋からは毒薬は浸透しない

 冷凍食品を包装している外袋の品質はたいていPE(ポリエチレン)とPA(ナイロン)の張り合わせた袋になっています。汎用樹脂ですが、機密性が高く冷凍しても壊れない丈夫な樹脂で袋として加工されています。

 このあたりの包装技術は大変な進歩をしていて、内部の食品が漏れ出すとか、異物が外部から袋の素材(PEとPAの張り合わせ)を通じて内部の食材に浸透するなんてことはまずありえません。
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(写真がまたまたピンボケ。冷凍食品の外袋には「プラマーク」表示がされています。容器包装リサイクル法で包装資材の材料の表示が義務付けられています。)

 それに食材に直接触れる袋の内面の検査も厳しい。食材を表示するために袋の印刷をしていますが、そのインクの品質はMSDSなども提示しないといけないようになっています。

 アメリカで中国製の玩具から鉛の含有した塗料が見つかり問題になりました。日本ではそのような鉛入りの塗料は玩具などには禁止されています。食材を包む包装資材は更に規制がきびしいのですから。

 中国当局がなにを根拠に「袋の外部から袋を通じて毒薬が浸透した」と発表したのかわかりません。現在外袋は食品加工工場以上に厳密な品質管理された工場で生産されているはずです。

 「ピンホール」(針の穴のような袋に穴の開いた箇所)がないように検査も厳しくしているのでまずそれはないと思います。その外袋の包装資材が日本で製造されようが、中国で製造されようが、殆ど自動化された高性能の包装資材を生産する工場ラインで製造されているからです。

 中国の公安当局の焦りが見えます。あくまで自国の生産体制の不備を認めなければ、改善の余地もないということになるからです。いくら中国製品が安価で出回っているとはいえ、毎日口にはいるもので、ロシアン・ルーレットのように「出たとこ勝負」の食材であれば、「買わないようにする」しか消費者は自己防衛できませんし。

 冷静に考えたらすぐわかることを中国の公安当局はなぜ言ったのか。お笑いではすまされないと思います。

 関連ブログ記事 ふざけるな中国公安当局

 中国の餃子製造会社もおそらく被害者であると思います。しかし未だ真相が十分に解明されない時点で「われわれの品質管理に落ち度はない」との記者会見はいただけない。それに公安当局も、中国政府も同調している。またぞろ反日機運を盛り上げ「われわれは被害者だ」とかいつもの問題のすり替えをしている。

 「安全はすべてに優先する」という理念が中国のものづくりにはないのだろうか?だとすればその製品は危険で使用に値しない。面子や被害者意識や経営よりも、消費者の安全確保という観点が中国側に欠落している。それが1番の問題であると思う。

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ふざけるな中国公安当局

 ニュースを見聞しますと中国の公安当局は「毒入りギャーザの混入は中国の工場ではありえず日本国内でされたものだ。」と記者会見をしたようです。

<中国製ギョーザ>「根拠あるのか」警察庁困惑 中国発表に(毎日新聞)

毒ギョーザ問題「混入は日本で」…中国発表にア然 (ZAKZAK)


 SARSの時もそうでしたが、事実を小出して隠蔽してより大きな混乱をまねいた。という教訓がいかされていない。

 どうも中国当局は日本に対しては声高に「自己批判しろ」と言うくせに、自分達は決して誤まろうとしない。謝罪もしない。2005年の日本領事館や日本人商店への暴挙に対しても謝罪も賠償も全くしない国ですね。日本は中国の公安当局に「なめられている」としか思えませんね。

 かれらが「自己批判」するまで徹底的に事実を追及すべきでしょう。こんな事態なら日本は北京五輪に参加できない。自国のアスリートを怖くて派遣できないとまで言うべきでしょう。

 とにかく中国の品質管理のでたらめさ、クレーム処理のお粗末さをあらためて露呈した問題ですね。

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引退した独裁者ーカストロ

 ついにキューバの独裁者カストロ氏は、議長を実弟のラウル氏に譲り引退するようですね。1960年のキューバ革命以来の独裁者は47年間の政権から引退しました。

 盟友ゲバラ氏は袂を分かち、ボリビアで戦死しました。印象は強烈で今でもゲバラTシャツがあるぐらいですし。その後カストロ氏はアメリカの経済封鎖にもめげず独自の国づくりを行い、今やキューバは世界有数の有機農法の国になりました。

 今後どうなるのでしょうか?アメリカとの関係改善はあるのか?注目です。それはとうぶんありそうにないようですね。規定のカストロ路線の延長で当面はいくようでしょうし。

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2008.02.28

自分が助からないと人も助けることができない

 2月27日は地震の研究で有名な高知大学の岡村眞教授の講演会がありました。会社の関係で協同組合の主催でした。特に最近は企業関係への広報に岡村さんは力をいれられているようです。
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 1995年の阪神大震災の揺れた時間は僅かに13秒。それで死者6400人を超える大惨事でした。南海地震は揺れの性質が違うでしょうが100秒間揺れると想定されています。

 勤務されている人の普通の1日の生活時間帯は、自宅が6割、会社が3割、1割が移動時間中になっています。つまり就寝する部屋と茶の間で生活する時間帯が1番多いのですから、まずそこで「生き残る」ことを考えなければなりません。

 ですので「家具は寝室に置かない。」「すぐ手に届くところに靴と懐中電灯は入れておくこと。」から実行すべきであると岡村教授は言われます。

 また「自主防災会の役目は、地震が起こるまでの(対策)を何をしていたのか」に決まりますとのこと。

 岡村教授の話では、わたしの居住する高知市二葉町では、想定震度が7。地盤は1メートル以上地震時に沈下します。海抜0・2メートルですので、耐震構造になっていない高潮堤防が倒れれば海水が地域に侵入します。

 その後30分してから2・5メートルの津波が来ます。ですので最低3メートル以上の建物に避難しないと溺死してしまうということです。
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(1946年の昭和南海地震の写真。想定する地震より遥かに規模が小さかったとか。)

 話しは多岐にわたり興味は尽きませんでした。でもこういわれました。

「100秒間震度7の揺れが来ます。30分後に津波が来ます。その津波には12時間影響を受けます。6時間後が1番津波の影響を受けます。南海地震と言いましても半日で全てが終わります。
 それを乗り切ったら後は100年は大丈夫なのですから。」

 地球の揺れに家屋が完全に安全な保障はないでしょう。でも想定する地震の強さ。地盤沈下、浸水、津波はほぼ予想できます。

 「備えあれば憂いなし。」ですがどこまでしてもきりはないでしょうが、日頃から自覚して行動するようにします。

 二葉町自主防災会は頑張ってるねと評価いただきました。
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(下知地域は地盤沈下により水没すると言われています。)

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高知県庁は県民との協働などと言わないでほしい

 地元の自主防災会へ関わり、地域の人たちと組織の形成、備品の購入、点検まちあるき。防災マップの作成作業。避難訓練の実施などやることが多い。町内会へ入会していない住民にも会報は渡すようにしています。とにかく雑用が多い。(二葉町防災新聞も作成しました。下記PDFファイルより)

「microsoft_word_futabanews227.pdf」をダウンロード

 地域の自主防災会への高知市からの交付金の半分は高知県庁が出すようです。「金だけ出してあとは市町村の裁量」に任せるのかと思いきやさにあらず。実に細かいチェックをしてくるのであります。

 こちらが前例がないので「防災備品のリスト」を苦労して作成した後で、後から「ネットで調べたらもっと安いのがあった再調査しろ。」とか市役所の担当者からクレームを言ってくる始末。直接こちらへ言えば「教育的指導も」してあげるのですが、陰湿にも市役所を通じて何かと因縁を県の担当者はつけてくるようですね。

 そんな調子ですので地域に自主防災会の組織率を100%にする」と県庁は異様に張り切っているが、一体どこのだれが一生懸命やるのでしょうか?絵空事もいい加減にしていただきたいものです。

 先日策定された「南海地震条例」もいかがなものでしょうか?

「nankaizisin-jyorei.pdf」をダウンロード

 有識者が2年間かけて検討された条例案ですが、一読しましても「努力目標」の羅列であり、なんか現実味に欠けるようですね。高校の校則のようなものではないのでしょうか?現実と努力目標が乖離しているようです。

 道路管理者や公共施設管理者の義務事項があいまい。地域の自主防災組織と県と市町村が同じレベルで「努力しましょうね、」で語られている。これはおかしい。
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 高知県海岸課が管理している堀川水門などは、耐震化工事をすみやかにおこない、また浦戸湾の防潮堤防も耐震化工事をしなければならない。と施設管理者としての義務事項を具体的に記載しないといけない。
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(高潮堤防ですがいたるところで亀裂が。なかも空洞化しているかもしれません。)
 市町村レベルでも低地の二葉町は高台がないので、耐震構造の公共建築物の設置がのぞましい。現在それは皆無。計画があれど予算化していないのは高知市下知図書館の耐震構造化による新築である。これなども「低地で浸水が予想され、高台のない地域においては、優先的に耐震構造の公共建築物を市町村は建築しないといけない。県はその支援をしあんければいけない。」と明記すべきではないのか。

 お題目をいくら唱えても南海地震対策にはならない。地域で自主防災活動で実際に動いて見ますと、いかに今回の「南海地震条例」(案)が有効性に乏しいと思わざるをえないですね。

 高知県庁は実態のない「県民との協働」という言葉を軽々しく使用しないでいただきたい。

 二葉町自主防災会では「防災マップ」をこしらえました。3階建て以上のマンションの所有者の人たちにご協力を受け、MAPへも記載させていただきました。低地の二葉町では貴重な存在です。であるならば、高知県庁はこうした所有者に耐震補強工事の支援金を出すべきでしょう。公共の耐震構造の建物が皆無な地域ですので。
 南海地震条例はそうした実践にもとずく事例が全くないようです。

(参考二葉町防災マップ。黄色印が津波時一時避難場所である民間マンションなどです。)

「futaba-bousai-map.jpg」をダウンロード

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どうなった「意外な号外」

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 昨年だか地球環境を守る具体的な行動と称して100万人のキャンドルナイトに便乗して、「意外な号外」なる紙切れが配布されていました。

関連ブログ記事 意味不明な意外な号外(2006年6月23日)

 なんとも得体のしれないプロジェクトで参加した若い人達(まれに中高年もいた)は自分達でお金を集め、得体の知れない「意外な号外」を購入し、配布していたようだ。

 日本国中の世帯に配ることで世の中が変わる。環境が変わるなどという名目でしたが、実際のところ何が変化したのか確認できません。

 実際にそれを配布してくれた人は50部ほど持参し、これを配ってくれと言うだけ。その人が個別に全戸配布した形跡もないし。

「意外な号外」はどうなったのか?全く内容のない印刷物でした。読んだあと古紙回収業者に古新聞・古雑誌と一緒に回収していただきました。

 世の中変な動きがめだちますね。きちんとした市民運動や社会運動を馬鹿にした言動を吐く主催者の意図が未だに不明な泡沫運動でありました。

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2008.02.27

優秀な海上自衛隊が何故事故を?

 日本の海上自衛隊は優秀であると思います。私個人の経験は2002年の高知国体セーリング(ヨット)競技の時に、海上自衛隊と大学ヨット部と地元ヨットクラブで救助部隊を編成して自分がリーダーをしていたからでした。
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 広島県呉市から自衛艦が来て本部船に。その艦艇は木造船。機雷を除去する機能があり、救助のゴムボートに乗っていた自衛官の人たちは、「水中爆破班」とウエットスーツの背中書かれてあります。

 隊長に話を聞きますと水中訓練は火曜から木曜の3日間だけ。月曜と金曜は潜水備品の点検にしているとか。火曜から木曜は飲酒は原則禁止だとか。水中活動を二日酔いですれば死に至るからだそうです。

 当時は松山空港や新神戸空港の建設のおりに、海上に杭を打つ工事をします。第2次大戦中に米軍が投下した爆弾が不発弾として未だ大量に付近の海上にあるので潜水して爆破する仕事をしているそうです。大変危険で神経を使う仕事をされているのです。

 海上気象は予報士官が的確に読んで天気図をこしらえます。そして海への出艇。無線は自衛艦がしまKokutai8
す。連絡用件も短く適切。

 隊長と話しますと国体のヨットレースの時はお呼びがあり、楽しみにしているとか。「爆弾と違ってレースは楽しめるし。全然楽だしさ。」とのこと。強風で揺れるゴムボートと警備船の上で海上自衛隊の人たちは頼もしい存在でした。

 実際のヨットレースの4日間のうち2日間は凄い強風に。夜須の強風と太平洋の波に慣れていない県のヨットはつぎつぎに転覆(夏の間だけ湖などでしかセーリングしない県もあるようですし)。なかには舵の外れたヨットも続出。ゴムボートに乗った自衛官が救助に。

 危ないヨットを優先して助ける順序は、自分も沈して漂流体験があるからわかりますね。そのあたりの判断は海上自衛官も一致。協力して救助にあたりました。またその指示は的確ですね。正確でした。レースの進行を阻害することなく、リタイヤ艇を安全に救助することができました。

 海のことを熟知している筈の海上自衛隊。どうしてあのような初歩的なミスをしたのか理解できません。なにかがあったのでしょう。包み隠さず話していただきたい。

 再発防止対策が必要です。

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県立大学の役割とは?

 高知女子大・高知短大の移転や廃校問題に知り合いがおられたことで、少しだけ関心を持ち、懇話会にでかけたりしました。
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(高知女子大でのファーラムの様子)

 ブログ記事「高知女子大学と高知短期大学の未来を考える懇話会」 第2回懇話会
 最近は公設民営で設立されていた高知工科大学も県立化しようという構想があるらしい。実現するかどうかは不明。

 県立大学といえば、うちの子供が沖縄の県立大学へ行っている。なにやら南風原(はえばる)町のかぼちゃの売り出しに大学として関与しているとか。村長かなんかに提言するのでなかなか帰省できないらしい。

 色つや満点 南風原の「つかざんカボチャ」初出荷(琉球タイムズ)

 最初「つかざんかぼちゃ」がブランド化しつつあり、同じ地域全体の
南風原(はえばるかぼちゃにしようと言う案が出て、論議されて1本化しないようですね。

 それはともかく「県立大学」は県民の税金で運営されています。ですので県民のためにあるべきなのが県立大学です。沖縄はまちおこしに県立大学が関わることで効果があったのかは不明ですが、一応は評価はできるとは思いますね。

 高知女子大学や高知短大の移転問題の話を聞きまして大半は「内輪の話し」あり、県民のために何をしているのか全く不明ですね。忙しいのである意味「どうでもいいのではないか」と思いたくもなります。

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中国も自衛隊も何故情報を全面公開しないのか?

 小出しに情報をだすから不信感が増大します。イージス艦と漁船との衝突事件や、中国製毒ギョーザ問題。どちらも情報公開を当事者はするつもりがないようですね。結局どちらも高い付けを後日支払わなくてはならなくなるでしょう。

 まして中国は8月に北京五輪を控えている。直前ではないか。「食の安全」という基本が脅かされていることに中国政府はもっと危機感を持たないと。

 また「危機管理官庁」である防衛省の緩慢さはなんでしょうか。これでは最新鋭艦艇の意味がない。きちんと過ちを認め国民仁謝罪し、再発防止策を提示すべきです。それがなければ国防の任はまかせられなくなりますね。

ロシアや中国の帝国主義傾向が強まり、軍拡傾向もあります。防衛省は襟をただし日本の防衛のために再出発していただきたいものです。

 情報は細切れにして出すのではなく、一挙に出すべきです。そうしないと世界の信頼を得ることはできないからです。

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2008.02.26

高知駅の鉄道高架で高知は衰退する

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(それほど絶賛するデザインなのか?1億円も設計料を払っているそうですが・・)

なにやら今日は地元マスコミがおおはしゃぎ。自動改札機四国初であるとか。高知県産の杉をふんだんに使用した駅舎はランドマークになるとか。設計費に1億円をかけて、集成材を大量に使った駅舎がそれほど良いとは思わない。

 鉄道高架事業と周辺の区画整理事業費は合わせて1000億円を超えるらしい。10年の歳月をかけて整備しているうちに、高知駅周辺の環境は激変、当初の狙いとは異なってしまったようです。
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(愛宕商店街は既にシャッター商店街になりつつあります。イオンへの通路になるだけですね。)
 「南北交通の交通渋滞の緩和」が公共事業の大義名分。それでだれが1番結果的に利益を得るかといえばイオンモールでしょう。それと周辺の専門量販店のロードサイド店舗でしょうか。
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 高知駅前の周辺工事のひとつで今や歴史資源になり、浦戸湾最深部のビオトープになっている新堀川を高知県土木部都市計画課高知駅前周辺整備事務所による県道はりまやー一宮(いっく)線の道路工事により破壊しています。これも高知駅周辺整備の1000億円の公共事業費の1部であるでしょう。
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 「1000億円かけて高知は衰退する。」そういうシナリオを高知県と高知市はこしらえてしまいました。「高知浮上の起死回生のチャンス」になるかもしれない新堀川を破壊し、単なる道路にするようなセンスの都市経営者(高知県知事・高知市長)が快適で豊かな県都・高知市をこしらえることなどありえない。

 「車社会全面肯定の公共投資による高知市の商業集積の結果」(高知駅周辺の道路を中心とした整備事業により、その利益はすべてイオンが吸い上げるでしょう。それが行政側の目的ではないでしょうが、結果は1私企業にすぎないイオンの「1人勝ち」を1000億円の税金と10年の歳月で促進したことになるのですから。
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 自然と歴史資源は新堀川の道路工事で破壊されましたし。高知の街を壊し事業の結果として1私企業の繁栄のための公共投資をおこなってきた愚かな事例として後世の歴史の時間で高知県と高知市は語られると思います。

 あんまり腹がたったきに、おんちゃんはいくつか下手な川柳をこしらえてみたぜよ。

 高架出来 街並み亡び イオン栄え(字余り)

 1000億 自然壊して 街亡ぶ

 チョンゲチョン つくった人は 大統領

 新堀川 壊すと 偉人が怒りゆう

 高知駅開業がなんぼのもんぜよ。高知の衰退の終わりの始まりぜよとわしは思う。
Tongejonkorea
(韓国では清流を都市中心部で復活した人が大統領になりました。9

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2・26からもう72年目の今日

 1936年2月26日東京で当時の日本陸軍の将兵が軍事行動を起こしました。主要官庁を占拠し、クーデターをもくろみました。歴史では2・26事件と言われています。

 政党政治の腐敗、農村の困窮。今以上の格差社会に怒れる将兵が決起した行動でした。彼らの心情は「昭和維新の歌」で語り継がれています。

 関連ブログ記事「昭和維新の歌」がリアルに聞こる日本社会

 この歌詞は何故か2番までは唄えますし・・。

泪羅(べきら)の渕に波騒ぎ
巫山(ふざん)の雲は乱れ飛ぶ
混濁(こんだく)の世に我れ立てば
義憤に燃えて血潮湧く

権門(けんもん)上(かみ)に傲(おご)れども
国を憂うる誠なし
財閥富を誇れども
社稷(しゃしょく)を思う心なし

 確か漢文の時間で習いましたが中国の屈原さんという学者の人が世の中の腐敗に怒り、泪羅という湖に投身自殺されました。その生涯を嘆き悲しんだ人々が彼の人柄を偲んで慕っていたと言う古事に由来があるようでした。
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当時は日本の農村社会は飢餓状態の地域がありました。
 現在ではアメリカに追随する小泉純一郎元首相のおかげで日本は格差社会になりました。

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手ごわいイ・ミョウンパク政権

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(チョンゲチョンはソウルの観光名所になりました。)
 韓国で昨日イ・ミョウンパク大統領が就任しました。実利優先の大統領。原則主義者で身動きの取れなくなったノ・ムフョン前大統領とは対照的なキャラクターのようです。

 硬直していた対日、対米関係の改善に動き出し、ロシアや中国にも緊密な外交政策を打ち出していますし。やはり韓国も経済重視の指導者が出てきましたね。

 イ・ミョウンパク氏といえばソウル市長時代のチョンゲチョンの清流を復元した実行力の持ち主。高速道路を引き剥がし、清流を復元した実行力は凄いと思います。

 高知駅前が変わるとか、鉄道効果で街が変わると地元メディアははしゃいでいますが、それはますますイオンモール中心の街づくりになることですね。イオンのために鉄道を高架し、街路整備をしてあげたようなもの。

 イ・ミョウンパク政権は実行力があるので、日本にとっては手ごわい交渉相手になるでしょう。福田さんでは対抗できないような気がしますね。

 ちゃんとした首相をえらばないと日本はますますアジアのなかで孤立するでしょうし。
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(新堀川の破壊を高知県土木部都市計画課高知駅前周辺工事事務所が道路工事のために行っています。)

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暗い海では航行灯だけが頼り

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(昼間のクルーディングはのんびり楽しめる場合もあります。下の写真もそうです。)
 自衛艦と漁船の海難事故。痛ましい限り。未だに漁船の乗組員の行方は不明です。大きな自衛艦は5000トンクラス。かつて高知へ就航していました高知ー大阪特急フェリーより大型艦船。小回りは効くまい。

 以前友人たちと小型ヨットで浦戸湾クルージングを夜中にしたことがありました。月見をしようという企画であったと思います。夜は当然視界が悪い。仲間との楽しいクルージングであってもハッチ(見張りが)とても大事です。

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 浦戸湾は夜間も船舶の往来が盛ん。遠くで緑と赤の航行灯が見え近づいて来る。大型船舶のようです。舵を取る仲間に見張り役は的確に伝え、航路を譲ります。こちらは小型の雑種船。あちらはプロ。仕事をしている船。漁船に対しても行き会えば航路を譲ります。

 こちらは帆で走るヨットだからエンジンはディーゼルの小型。浦戸湾を出るのに30分はかかる鈍足。恐らく早足歩行程度の速度。一方迫り来る大型船舶は海で見ると巨大。3階建て以上の建物が塊で近づきすれ違いました。凄いスピード。引き波でこちらの小型ヨットは揺れること揺れること。

 自衛艦は18ノット(時速32キロで航行中だったとか)。猛スピードのように思います。自動操船をしていて衝突の1分前に後進エンジンをかけたとのことですが、5000トンの自衛艦が時速32キロで走行している船が1分足らずで止められるはずがない。

 刃物で切られたように漁船は真っ二つになりました。自衛艦側にいろんな、ミスが重なったと思います。でも情報は「小出しにせず」。悪いこともすべて国民に公開すべきです。
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水力発電施設塗装現場を視察

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先日水力発電施設の防錆塗装現場をメーカーさんと一緒に訪問しました。
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幸運にも現場視察の管理担当の人もおられたので、塗装現場も詳しく見ることが出来ました。
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 まず大渡発電所取水口階段部の塗装現場へ。普段は全く入れない場所です。この大渡の現場では橋も塗装しましたし、管理塔の外部も防錆塗装しました。今回は内部の階段部、デッキ部の防錆塗装です。ダムの取水口の内部はこうなっているのかと感心しました。
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 今年は雪が上流部で降ったり雨もあったので増水して水位が上昇し困ったこともあったように現場代理人の方に聞きました。丁寧に丁重に仕上げられています。
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 次に大渡発電所の水圧鉄管外部の防錆塗装。下塗りの部分です。エアレスで厚膜塗装です。垂れていません。塗装工の技量が高いです。ここまできちんと塗装されたら防錆面でも大丈夫です。
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 続いて昨年11月に塗装された2箇所の現場へ行きました。
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山間部のサイフォン菅といわれている施設です。もう1箇所は水圧鉄管です。
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 コケのようなものがへばりついています。旧塗膜(塗装歴が不明ですが)ちりちりとめくれ上がり、乾燥わかめ状になっている状態のようでした。素地調整がさぞかし大変ではなかったかと思われます。
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 とても綺麗に防錆塗装されています。
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2008.02.25

スタボー・タックが海では優先権が

 自衛艦と漁船の衝突事故。海難審判が行われるでしょうが、伝え聞く誰の証言でも航行方向の右側に位置する漁船側に航路の優先権がありますね。

 写真がピンボケで申し訳ないことですが、ヨット漫画「風の陣(JIN)」でもこのような場面が出てきます。進行方向右側のヨットが左側の陣のヨットより航路の優先権があるのです。
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 場面では「スターボだ道を開けろ!」と叫んでいます。左側のヨットは右側のヨットを避け、回避義務がヨットレースではあります。帆船航海時代のなごりでしょう。当時は帆船の舵は右側(スターボード)にありました。帆船の大事な舵側に航路の優先権があると海のルールで決めたのでしょう。

 左側はポート(港)と呼ばれています。帆船が港に停泊する時は、舵が右側にあるので、左側に着岸していました。その名残が現在の航空機にもあり、搭乗口は殆ど左側にあります。

 その話は商船大学のOBの人に聞きました。学生時代は日本丸などで帆船航海訓練をしたようです。風の音、波の音で船の操船や海洋気象を学ぶ大きな意味があるそうです。

 卒業後マンモスタンカーに乗船していたときに、自動操縦の舵が壊れていたことを波の音で気付いたそうです。「同じところを廻っていたようだ。いくらコンピューター制御の船でも人間が操船している。機械は壊れることもある。だから波の音、風の音からどうなっているのかを感じる力が必要なのだ。」と。

 自衛艦は回避の義務はあるが、大きな船ですのでとっさには出来ないでしょう。だから見張りの役目は重要。異常を感じる力が自衛官全体になく衰えているのでしょう。
 海難審判では警告音を鳴らしたかどうかで争われるでしょう。
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(なんと言いましても自衛官側に「シーマン・シップ」が欠如していたとしか思えません。)

そういえばヨット漫画「風の陣(JIN)」の舞台は葉浦市。漁業の町。陣の父親も漁師。今回漁船と自衛艦が衝突事故を起こしたのは千葉県勝浦市沖合いの海。漫画でも陣が初めてのヨットで沖合いに帆走、行方不明だと言って海上保安庁の船やヘリコプター、漁船も総動員で捜索する場面がありました。

 海の上では「採算を度外視」しても海の仲間を救助する。それが「シーマン・シップ」なのです。

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分裂回避の候補者(オバマ氏)に支持が

 最初だけかと思いましたが、スーパーチュースディや首都圏決戦も勝ち抜き、オバマ候補は大本命のヒラリー候補と互角の戦いをしているようです。テレビに少しだけ映るスローガンは「団結」だとか「一緒にやろう」とか言うものらしい。

 クリントンーブッシュと16年間続いたアメリカは、分裂社会。挙国一致でことにあたることはなかった。一時期「9・11」の直後はその雰囲気がありましたが、長続きせず、アフガンやイラク戦争になったとき、アメリカ社会の分裂は決定的になりました。

 経済的にも深刻な事態になりそうなのに、これ以上分裂してどうするのだ。白人も黒人もない。ヒスパニックもマイノリティもない。みなでアメリカの危機に立ち向かおう。それができるのは私だけだと語るオバマ氏の支持が拡大しておりますね。

 日本でも先日の岩国市長選挙。国は基地受け入れを条件に多額の交付金をちらつかせ、交付金をもらおうと言う候補者が反対派市長に辛勝しました。僅かな差でした。岩国市民の間に深刻な亀裂が出来ました。いくら多額の交付金を貰おうが、亀裂ができれば「まちづくり」などできません。

 資源エネルギー庁や原子力発電環境整備機構が推し進めようと言う高レベル放射性廃棄物最終処分場の交付金と賛同市民の「囲い込み」運動は地域を分裂させる危険な兆候です。たとえ交付金をもらっても、豊でおおらかな地域の再生には到底なりません。

 高松市での核廃棄物説明会の記事参考

 「分裂はもう嫌だ」と日本もアメリカも市民がそう叫んでいるようです。

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2008.02.24

三里防災フェアを見学

 夜須からの帰り道に高知市三里中学校で開催されている三里防災フェアをのぞきました。なかなか盛りだくさんのイベントがあるようです。
 メインは消防団や消防。着いたばかりは儀式をしていました。

 行事案内の司会・進行はふぁーまー土居さんが。地元消防団ですし。確か自宅もこのご近所であったと思います。
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 赤バイ隊もいました。救助訓練というので赤バイ隊が出撃。運動場にある丸太などの障害物を軽々とバイクで乗り越えています。日頃の訓練の賜物です。

 続いて救助犬も出てきて訓練の様子を公開していました。
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 津波体験模型もありました。

 体験マシンもありました。

 また西やんが問題提起をされている「救難まんぼう」という津波避難シェルターも展示されておりました。子供達の格好の遊び場になっておりました。
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(形状からして安定性は良くないようです。)
 説明を聞きますと6人乗りです。海でも実験をしたらしく、転覆しても復元性はあるようです。企業と高知工科大学と産業振興センターとの共同開発したようです。
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 試作船(?)は鉄製。量産するためにはFRP製にするようです。そうした場合に強度的な問題は解決できるのでしょうか?どうでしょう。

 西やんのブログでのコメント 救難まんぼうもしかしたら

 内部は椅子があり、手員は6名とか。ライフジャケットが定員分おいてありました。内部は突起物が多くあり、大揺れした場合の安全性に不安を持ちました。
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 また内部にバールとまさかりが設置されていました。これはなんのためにおいているのか不明でした。

 形状も不安定そうですね。海は平でもありません。今日のような風の強い日に実験すべきでしょうに。

 運動場に沢山の人が集まっていると思いきや、餅撒きをするようです。午前と午後の2回餅撒きがあり、しかも最後にビンゴゲームまで予定しているようですし。
1000人程度は来るようです。なかなか潤沢な資金で大掛かりな防災イベントでると関心いたしました。
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(お土産にトイレ処理の携帯用トイレセットをいただきました。)

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強風のためヨットは見学に

 勇んで夜須へ駆けつけたものの予想以上の強風。沖合いには早くも白波が立っている状態。ヤ・シーパークの椰子の木は折れ曲がっている状態。北側の山を見ると雪雲がかかっています。日本海側はおそらく雪。となるとかなり強い風が襲来する。

 それで「がんばらない」中高年セーラーは出艇をやめました。前週に日曜日に続いてヤ・シーパーク付近のウォーキングに。さすがにボードウォーク(木の道)も人はいないようです。

 それでも道の駅やJAかみやすふれあい市は沢山の人が来ています。業績が良いのでしょうか新たな建物がこの不況の最中に建設中ですし。道の駅事務所と店舗になり、屋上部が津波時の避難所であるとか。

 この強風の中,岡山県の牛窓を本拠にするセーリングクラブがセーリングをされていました。全盲の人もおられる障害者スポーツクラブの皆さん方。強風の中セーリングされていました。ただただ敬服します。アクセス・ディンギーは転覆しにくいヨットですが、結構操船は大変だったと思います。
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 感想を聞きますと「波しぶきを浴びて大変だったよ。」とのことでした。
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 夜須中学ヨット部も果敢にもこの強風でのセーリングにトライするとか。出艇したいわたしもヨットのぎ装(組み立てを手伝いましたが5人がかりでようやくできる状態。
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 それでも果敢に海へ出ました。

 当然沈(転覆)するヨットはありますが、起こして再チャレンジされていました。

 今日は高知大学ヨット部の学生達が、ヨットへは乗らずにシースポ外部の木部の壁のペイント塗りをされていました。
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快適都市とは?  2月29日(金)

西村 今月の「けんちゃんのどこでもブログ」は、都市問題をテーマにコメントをさせていただきます。高知シティFMの戸田健史さんにもお話に加わっていただきます。

 この不況の中、多額の公共投資がJR線の連続立体交差、高知駅前再開発、高知市内3箇所での区画整理事業(弥衛門、北本町、潮江)で進行、また高知市は春野町と合併しました。

 その反面、歴史的資源と環境が回復してきた浦戸湾最深部の新堀川を埋め立てて県が道路をこしらえ、高知市は追手前小学校を廃校にし、そこへ商業施設をこしらえるとか言っています。全く的外れな再開発計画なので、高知市の1市民であるけんちゃんがコメントします。

 今回のテーマは「快適都市とは?」でコメントしたします。
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「快適都市」という言葉は、今から18年前に考案した言葉です。概念でしょうか。
「あるべきものがそこにある。」という英国の田園都市構想から来た言葉に「アメニティ」という言葉があります。日本語にしますと「快適」となります。

 「都市」というのは「社会サービスシステム」のことです。ありとあらゆる施設。デパート・スーパー。コンビに・学校、病院、駅、道路そういうものを社会サービスシステムと言います。それが集ったものを「都市」と言います。

 「快適」さと社会サービスシステムとしての「都市」をくっつけて「快適都市」という概念を考案いたしました。あるべき都市の姿。あるべき高知市の姿を想定しています。そのことを意識し「快適都市」についてコメントいたします。18年もまえのことです。

戸田 普通に考えれば、当たり前のことですよね。では実際高知市の都市開発や都市計画が「快適都市」に向っているかと言いますと程遠いのではないのでしょうか?
 むしろ逆の方向に向いていっているではないかとも思いますね。
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(車のことばかり議論して商店街や街の議論はなおざりに。愛宕商店街)
西村 「都市のあるべき姿」や「都市ビジョン」の議論なしに、公共事業をやたら始めるからめちゃくちゃになります。車が渋滞するから道路を建設する。踏み切りで渋滞するから鉄道は高架にしようとか。

 枝葉末節の議論ばかりしていて、肝心要の「高知市はどうあるべきか」「高知市とはどういう町なのか」という議論がされた形跡がありません。
 それは都市に住む「誰にとっても快適な都市」でなければなりません。その都市で生活し、仕事し、学び、遊ぶ。そのすべてが快適でなければならない。都市の姿はそうあるべきです。

 そうではなく、公共工事で道路を渋滞解消でこしらえると、排気ガスが蔓延し、皆がぎすぎすし、皆がいらいらしてしまう。そのことに多額の税金をかけてしていますね。それが高知市の都市再開発の姿ー実像ではないでしょうか。

戸田 それでは良いことは1つもありませんね。
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(高知市の「中心商店街」は今はイオン高知モール)
西村 都市の中では閉ざされた商業空間(高知で言えばイオンモールなど)ではなく、そこだけが面白いというのはいかにも都市としては貧しいと思います。
 東京の六本木ヒルズや表参道ヒルズがあれだけ話題になるのは、裏返せばそれだけ公共空間(公園や道路、公共文化施設や商店街など)が貧しい証拠。

 お金を払ってTDL(東京ディスニーランド)へいくとか豊であるなんて全然思いません。

 市民の憩いの場である「公共空間」が快適でなければなりません。それが」快適でなければ快適都市ではありません。それは公園であり、道路であり、河川や里山です。だれでも無料で入れる公共的な場所ですね。

 そこが充実して初めて「快適都市」と言えます。

戸田 さきほど名前のでました六本木ヒルズや表参道ヒルズなどは大きな商業ビルは大変規模が大きく、1つの都市のように思われ、快適空間のように思いますね。
 それを地方で再現できるのかと言えばそれは無理ですね。
 高知市であれだけのビルを建て、あれだけの商業施設を集積することは無理ですし。履き違えないようにしませんと。

(地方都市にあるのは低額所得者用のショッピング・モールが関の山でしょう)
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西村 それは東京という国際都市であるから成り立っていますし、日本の富の82%が東京に1極集中しているので成り立つ商業空間ではあるのです。名古屋でも大阪でも成立は絶対にしませんし。高知市なんぞ絶対に無理な話しですね。

 地方であれば所得の低い私たちを対象とした郊外型の大型ショッピングモールがありますね。あれが地方の「レベル」なんですね。
 全国何処にもあるような画一的なプラスチックな空間で空調が効いていますね。外の空気を遮り、感じさせることが出来ない人工空間。
 
 まあ地方の田舎者はそこで我慢しなさい。そこでジャンキーフードでも食って時間つぶしをしなさいと言う事なんですね。

戸田 現実にそこで我慢しテ、満足したような気分になっているようですし。

西村 それはあるべき都市の姿ではないと私は思いますね。

戸田 快適とは言えませんね。


西村 都市計画には「マスタープラン」が必要です。聞き慣れない言葉ですが「マスター」というのは「下敷き」のことでしょう。「プラン」は計画ですね。都市の基本的な計画ですね。

 またそのマスタープランの作成には徹底した市民参加と各分野の専門家の参加が必要です。都市計画、建築・土木、医療、福祉、教育、スポーツ、レクレーション、経済、行政、安全、防災などです。、

「高知市はどういう都市になるべきか?」

「高知市の適正規模の人口は?」

「どこへ住んだらいいのか?」

「どこで働き、どこで学んでいればいいのか?」

 それらの人たちが情報公開された場所で議論し積み上げられて初めて都市計画ができます。その痕跡が全く見られませんし、高知県には存在していません。

 参考事例 高知広域都市計画マスタープラン検討委員会について

戸田 ここまでしている事例を知りませんね。1部に熱心な人たちはいるようですが。関心をもたない多くの市民は後で知らされるだけですね。それで全部が進みますね。あらゆるジャンルの人が出て来ないと、都市の運営はうまく行く筈はありません。
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西村 快適都市づくりには徹底した情報公開と市民参加が不可欠です。市民県民の意見を正確に収拾し,集約する仕組みが不可欠です。地方議会がその機能を担うべきでしょう。
 高知市はどうあるべきか?どういう都市になるべきなのか?を議論し、無料で利用できる公共空間が快適かどうか?公園や道路が快適かどうか?楽しいかどうかが、快適都市の鍵であり条件であると思いますね。

 もっと議論し積み上げる工夫が必要であると思いますね。

戸田 高知市の中心部だけでなく隅々まで、市民に話を聞いてそういう街が快適なのか。どうあるべきなのか。それを考えるべきでしょう。
 市内中心部だけの道路だけが良くなり、歩道の段差がなくなった。それでは高知市全体が快適都市になったとは言えませんね。

 そうならなかった地域は高知市ではないのか。そう思いたくもなります。

西村 あるべき高知の姿を今年は提案していこうと思います。いろんな切り口があると思います。18年前に「快適都市」を概念提唱しましたが、古びていなく今でも通用する概念であり、むしろより活用しなければならない時代であると思います。

 快適都市の概念が活用されていないので高知市の都市づくりはめちゃくちゃになってしまったといえるからです。

 高知女子大学を移転する。高知大学を朝倉から市内中心部へ持ってくる。追手前小学校を廃校にするとか。新堀小学校と統合するとか。その文教地区となる新堀川を埋め立て自動車道路をこしらえる。

 やっている中心街の再開発が,めちゃくちゃですね。そいだけ県も市も税金を中心街の道路整備に費やしてどうなっかかと言いますと中心街はますます寂れていくばかりです。

 スーパーもコンビにもなくなり過疎化するだけです。郊外(北部環状線沿い)はどんどんと発達しているようですが、車がないと用事が足せない。
 なんかひじょうに移動が困難で、苦痛であり、いびつな都市になります。

 こんなはずではないのにこんなおかしな都市になってしまった。

戸田 わたしは高知市の南部に住んでいます。市内中心部へ出てくるのはちょっとしたイベントなんですね。我が家には自家用車がありません。そうなると公共交通機関に乗らないといけません。

 尚更大変です。南から高知市中心部へ出てくる路線バス便が減る一方です。車ばかりの優先の都市政策ばかりしていますから、車を利用しない人間の声は反映されていません。
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西村 ただガソリンが2年ぐらい前の倍に近いぐらいに上がりました。89円のものが157円ぐらいになりました。(少し下がって152円程度でしょうか)。 
 そうなりますと1ボックスカーで60リットル給油したら、152円として9120円になります。

 今までのように車で郊外の100円ショップへ買いに行くなど馬鹿げた消費行動はできなくなります。

 そうなりますと公共交通機関(鉄道・路面電車・路線バス)や自転車などの活用が必要ですし、同時に環境問題を真剣に考えるべきでしょう。
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(車で来店してレジ袋を辞退したぐらいで「環境にやさしい」なんて言えないでしょう。)
 化石燃料の車で郊外の量販店へ行きレジバックを辞退したから環境にやさしいといえるのか。そうではなく自転車でいくのならもっと環境にやさしいのではないか。

 そういう根源的な議論を都市のいあるべき姿で議論をすべきでしょう。都市のあり方を考えますと環境問題も考えることになりからですね。

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2008.02.23

防災マップの配布開始

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  2月23日午後7時から下知消防分団会議室にて二葉町自主防災会/リーダー会が開催されました。リーダーと役員21名が参加しました。活動に助言をいただいた防災寺小屋指南役西田政雄さんも冒頭に挨拶され、別の会合があるため中座されました。

 またこれから自主防災会をこしらえたいという隣町の中宝永町の黒岩彰町内会長もオブザーバーで出席いただきました。
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 先日完成したばかりの「二葉町防災マップ」のお披露目と説明がされました。リーダーは各班の世帯人数ごとに防災マップを持ち帰り、全所帯に配布していただくように荒木副会長から説明がありました。

 一部防災救急セットなどのお披露目も。
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 3月9日は青柳公園で「防災炊き出し訓練」を実施することを確認いたしました。

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面白そうにない土佐のおきゃく

 3月になると「土佐のおきゃく2008」という観光イベント(?)が高知県内で開催されます。五月雨的に小規模なイベントが開催され、総称して「土佐のおきゃく」と呼んでいるらしいです。
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 案内パンフがはりまや橋商店街に置いてあったので見ました。いままでも開催されていたイベントが「てんこもり」になり3月のこの期間中に開催されています。という情報が掲載されているだけ。

 従来も地元タウン誌などでされていたことであり、目新しくもない。イベント当事者の「盛り上がり」はあるようだが、はたして「よそ者」がこれをも見て面白いと感じるのであろうか?

 自分が見学しようと思うのは3月1日の「ららら音楽祭」、2日の「おびさんマルシェ」、7日はりまや橋商店街七輪サロン」程度ですね。これも例年と同じ。

 お酒を飲まない人への配慮はないし、関係者だけが盛り上がっているだけのイベントに過ぎないのではないかと思う。
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それとこのイベントを通じて県外観光客の誘致を目論んでいるとすれば案内小冊子などはきわめて不親切極まりない。ホテルへ宿泊した観光客が高知市内中心街でのイベントへは地図があるので行くことはできそうです。

 しかしその合間に宿泊した城西館から、五台山の牧野植物園へ電車とバスで行き、そこから桂浜へ行き、高知城へいく場合はどう行けばいいのか。時刻表はどうなっているのか?

 高知へUターン歴28年目のわたしですら説明できません。普段から仕事でも私生活でも移動交通手段を車で地方都市の人間はしているので、思い浮かべないのです。おそらくこの小冊子をこしらえた人たちもふだんから、路面電車や路線バスに乗ったことがないのでしょうから。

 逆にローカルの路面電車や路線バスも観光資源とらえ積極的に情報発信する発想が必要。以前やっしーさんがごめん・なはり線と土佐電鉄との乗り換え時刻表を独自に作成されていました。そういう細かい配慮が高知の観光イベントには必要であると思いますね。

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2008.02.22

防災マップがようやく完成

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 地元町内会の防災マップがようやく完成しました。

 印刷すればただの1枚の地図にすぎません。でも避難場所の確保にはそれなりに苦労がありました。なぜなら町内には高台も耐震構造の公共建造物がないからです。

 二葉町「防災マップ」の特長を説明いたします。

1)町内の3階立て以上の建物持つ主の皆様が共用部分である階段部、屋上部などへの津波や水害時の「津波一時退避(退避)場所」とご協力いただきました。二葉町町内会、二葉町自主防災会、建物持ち主と3者にて「緊急避難を要する事態発生に避難所として使用する協定書」を締結しました。二葉町内10箇所(黄色で防災マップに表示)しています。

その建物が耐震性があるのかどうかは不明です。そのあたりは持ち主もわかっておられ「うちの建物が地震に倒れなくておれば、近所の皆さんが浸水の脅威を感じられたときに共用部分の階段や屋上に一時避難されてもかまいません。」という協定(約束事)です。


2)災害時要援護者1時避難場所としまして、国土交通省土佐国道事務所のご理解を得まして鏡川大橋歩道部を防災マップに表示させていただきました。

 これも1)の二葉町内での動きがあったので、橋の施設管理者としてご理解いただいたものであると思います。

3)防災用備品倉庫や防災害行政無線拡声局、消火栓、公衆電話の位置も防災害マップに表示しました。

4)二葉町全所帯に二葉町防災マップを全戸配布いたします。また町内16箇所に掲示し、周知徹底をはかり日常から防災意識の徹底をはかります。

 PDFも参考ください。


「futaba-bousaimap.PDF」をダウンロード


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2月22日のはりまや橋サロン

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 今週は北四国巡業があったので、仕事を片付けて昼過ぎにはりまや橋金曜市へ行きました。先週占い師である島本茂男さんにお墓のことやら、檀家についての相談をしていましたので、聞きに行く必要もありました。

 お墓なども僅か1・5坪のお墓を建立するとなりますと小型乗用車を購入する程度のコストはかかるいようです。車なら燃費がどうだ、車内の居住性は?乗り心地は、色はとかチェック項目がいくつかあり、それから単価は適性かどうかの判断へ移ることができます。しかし墓石はそうはいきませんね。なにせ予備知識がありませんし。
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 谷ひろこさんの露店も繁盛していますね。手作りお菓子の販売も定着しましたね。

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 シュークリームを手作りされています。このあたりが好評なのでしょう。

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 OPEN HEARTの宇賀恵子さんたちも来られ店をだされていました。うどんを販売されていましたので購入し食べました。
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 200円でしたので、暖かいうどんでしたので美味しくいただきました。携帯コンロを持参されておられていたので暖かいうどんが食べることができました。
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 今日は暖かい日でしたので、活き活き100歳体操もいつもより多くの人達が参加していました。これから春になると参加者は増えるでしょう。今日は指導に大塚理江子さんや永野みどりさんがこられていました

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高松市の再開発ビル

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 地方都市の再開発事例として珍しく「成功事例」にあげられる高松市丸亀町商店街の再開発ビル。ファッション関係のテナントが入居しています。東京の紀伊国屋書店が3階に入居しているので見学に。

 さすがに大手書店だけあって本の品揃えは確か。高知にあるようなTUTAYAのように雑誌と資格本と流行本主体の本屋とは別格だから嬉しいもの。高松が羨ましい。
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 ただ夕方の時間帯ですが来店客は少ない。やはり3階の本屋というのは立地が悪いのだろうか。同じ商店街にある宮脇書店本店のほうがたくさん人が入っていますし。

 この再開発ビルが成功事例になっているのかどうかは少しだけの観察ではわかりません。休日の人手も見ていませんし。高松の人に聞きますとまあまあの評価ではありましたが・・。
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 でもさぬき浜街道にイオンができたと言いますし、もう1店舗イオンが郊外にできるとか。あいかわらず夢タウンも好調のようですし、郊外型大型施設が高松市郊外にはできるでしょう。

 合併で市街化調整区域を外したので、土地価格が下落し、郊外に1個建て住宅の取得が容易になったとか。その反面栗林町のジャスコの空き地には穴吹マンションが建設されることは確実。穴吹マンションはどんどん高松でも建設されているようですし・・。

高知市長や高知の商店街の人達がこの高松市の事例を「成功事例」と賞賛しているようです。少しみただけではわかりませんでした。
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2008.02.21

高レベル放射性廃棄物ー国は真剣だし必死

 2月20日に香川県高松市にて、資源エネルギー庁主催で「放射性廃棄物と地層処分」についての説明会が開催されました、全国キャラバンのようで1回目が東京、2回目が四国、3回目が九州の佐賀のようです。四国が2回目ということで資源エネルギー庁の力の入れようもわかります。

 講演会内容の詳細記事

 注目すべきは主催者に香川県の地元紙である四国新聞がなっていることです。不況でどこの地方新聞社も広告収入が取れず大変。恐らく資源エネルギー庁と原子力発電環境整備機構はたんまりと広告費を四国新聞社に支払ったことでしょう。

 講演会後半のパネルディスカッションのコーディーター役に四国新聞社編集局次長がなっていることからも力の入れようがわかるというものです。会場外の屋外には「展示車」もありました。
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 模型などが展示されていまして、見学者に高レベル放射性廃棄物の地層処分について、丁寧に説明を繰り返していました。たぶんこの車はかつて高知県東洋町にも出張しておったことであると思います。
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 特筆すべきは、「最終処分事業を推進するための取り組みの強化策について」と書かれた項目です。平成19年11月1日に総合資源エネルギー調査会原子力部会放射性廃棄物小委員会の中間とりまとめとなっている資料です。

 それにはこう記述されています。

*高知県東洋町を始め、最終処分案事業に関心を持つ地域は現れているが、文献調査を開始するまでには至っていない。

*これまで応募が検討された地域での経緯などを顧みると、

1)事業を自分の問題として捉えるまでの幅広い国民の理解獲得、

2)正確な情報提供による、最終処分の安全性、処分地選定予定地に対する地域住民の理解獲得、

3)国が全面にたった取り組み、

4)事業と地域との共生による地域振興の可能性の明確化等が課題。


 と総括し、行動目標を立てています。Kakutorikumi
(画像をクリックしますと拡大して文字が読みやすくなります。)


 今回の都道府県単位の説明会を以下の日程で精力的にやろうとしています。地方新聞社を巻き込み、情報戦略も立てているようです。

 平成19年度開催実績及び今年度の開催予定

第1回(東京) 1月10日(木)18:30~20:30
東京都千代田区(千代田放送会館)(開催済)

第2回(香川) 2月20日(水)13:30~15:30
香川県高松市(かがわ国際会議場)(開催済)

第3回(山形) 2月27日(水)18:30~20:30
山形県山形市(山形国際交流プラザ(山形ビッグウイング)

第4回(福島) 3月 4日(火)18:30~20:30
福島県福島市(民報ビル ロイヤルホール)

第5回(佐賀) 3月 5日(水)18:30~20:30
佐賀県佐賀市(アバンセホール)

第6回(広島) 3月 8日(土)13:30~15:30
広島県広島市(中国新聞ホール)

第7回(兵庫) 3月10日(月)18:30~20:30
兵庫県神戸市(兵庫県民会館)

第8回(大分) 3月12日(水)13:30~15:30
大分県大分市(NHK大分放送局スタジオホールキャンバス)

第9回(茨城) 3月16日(日)13:30~15:30
茨城県水戸市(茨城県総合福祉会館)

第10回(石川) 3月17日(月)13:30~15:30
石川県金沢市(北國新聞会館20階ホール)

 従来は技術的な説明と交付金の説明が主体のようでしたが、地域のNPOや賛同する市民の組織化、ワークショップでの迎合など「民意を汲み取る」手法に力を入れられるようです。
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 会場で配布されたパンフレットはいずれも綺麗な印刷物でした。内容につきましてはさほど注目されたところはありません。
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 また「未来への約束高レベル放射性廃棄物の地層処分」というDVDですが、女優の小林綾子がナビゲーターで解説するものを配布していました。このDVDにも事業説明をされた資源エネルギー庁放射性廃棄物対策室長の渡邉厚夫氏が出演されていました。

 沖縄や岩国の米軍基地問題で交付金を国がちらつかせ、住民を分裂分断し、地域を「交付金依存症」にしようとする強引な動きが最近特に目立ちます。

 NPOや市民との対話、ワークショップによる意見集約など「民意を汲み取る」ことに熱心なポーズをとられています。しかし2月20日の講演会でも質疑応答の時間はとらず一方的に事業説明を事業者側がしただけにととまりました。それを全国キャラバンをするのでしょう。
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(手法としてワークショップをいくらしたところで「民意の反映」にはなりません。)

 今回のように写真撮影も録音もさせない講演会が,本当の市民参加と言えるのでしょうか。よく私が利用する「市民参加の梯子段」で今回2月20日の講演会内容やこれから資源エネルギー庁が仕掛けようとする「市民参加ぽい」活動は、極めて下位の市民参加の段階に留まると断言できると思いました。
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 青森県六ヶ所村での原子力燃料の再生工場でのガラス固化体の製造が始まりました。どんどん高レベル放射性廃棄物が出来るので、資源エネルギー庁は真剣に必死に最終処分場をこしらえるために奔走しているようです。
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どうしようもない中国サポーターの観戦マナー

 昨日の東アジア選手権日本VS中国は、日本が山瀬のゴールで1対0で勝ちました。警備員3700人投入したものものしい警備体制。すこしはおとなしくなったが、敗戦後ペットボトルがピッチに投げ込まれ、日の丸の旗が燃やされた。

 観戦の感想記事

 現体制への不満を反日行動でガス抜きをしているのではないのだろうか。だとすればオリンピックなど開催できないでしょう。スタジアムを警備兵で埋め尽くさないといけないから。

 浦和レッズのサポーターを中国サポーターは見習うべきだろう。

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高知県民としての誇りを感じる

 岩国市長選挙の結果を見て、長州山口には吉田松陰の思想「草莽崛起(そうもうくっき)は亡んだと思いました。

 だいたいアメリカ軍の再編問題もブッシュ政権に巣食うネオコン(戦争屋)の軍事戦略であり、その戦略はイラク戦争の失敗で破綻しています。来年の米国大統領選挙で民主・共和のどちらの候補者が大統領になってもブッシュ大統領の路線は継続されないことは確定されています。

 ということは日本における米軍再編も中止になる可能性もありますね。であるならば政府・与党は何故なりふりかまわず自治体への交付金をちらつかせ、地方自治の破壊活動までしたのでしょうか?不思議です。

 交付金に頼らざるを得ない自治体の危機は大変です。たとえ奴隷になっても生活は維持したい。なんとかしたいという経済至上主義がかろうじて過半数を制したのでしょう。長州では吉田松陰の思想は遂に亡びました。残念です。

 高知県では全国所得46位。失業率も高く、企業はどんどん倒産しています。でもかつての窪川町で原子力発電所への誘致の反対、土佐清水の大岐の浜での西武によるリゾート開発への反対(堤義明氏は失脚したのですからやらなくて正解)。そして東洋町での高レベル放射性廃棄物最終処分場への明確な反対の意志の表明。

 わが高知県民は金銭的な満足よりも未来の子孫への自然や人の輪を残したのです。
 東洋町で魚箱のスチロールの白い蓋にマジックで「核はいらん」と書かれてパレードしている東洋町の人達の姿を見て体が熱く成りました。どんな組織政党の社会運動よりも遥かに強固な意志を感じたからです。
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(この人達の地域に対する熱い想いを忘れてはならない。)
 これからも高知県民は国の「売国奴的」な政策に乗ることもなく、自立的な発展、環境と調和した経済の発展をしていくと信じています。

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2008.02.20

放射性廃棄物と地層処分講演会ー高松

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 2月20日は香川県高松市にて「考えようニッポンのエネルギーのことIN香川 全国エネキャラバン 放射性廃棄物と地層処分」(主催経済産業省資源エネルギー庁・四国新聞社)が高松駅裏のサンポートにあるかがわ国際会議場で開催されました。高松での仕事の合間に聴講してきました。

 香川県を中心とする市民120人で会場は満席状態に。明らかに組織動員されたような人たちが多い。年配者とスーツ姿の会社員風が大半。若者の姿は見られない。

 会場へ入ると共催のRNC西日本放送と思われる女性アナウンサーがしきりに注意事項を繰り返していました。「会場内での録音、写真撮影はご遠慮ください。」とのこと。それで会場の写真はありません。

 まず北野大氏(明治大学理工学部教授)の基調講演。「エネルギーと環境について」。実弟のビートたけしのねたも使いながら軽妙に話そうとするが内容はなく退屈。つい居眠りしてしまう。

 話は一般論。「資源は枯渇する。エネルギー資源と鉱物資源の双方で。現在家庭からの廃棄物が5000万トン。産業廃棄物が4億トン。二酸化炭素は13億トン。これをなんとかしないといけない。」

「現世代の発展要求も満たし、次世代の発展欲求も満たす社会を実現するには、循環型社会をつくらないといけない。」

「二酸化炭素を出さないエネルギーは太陽と原子力である。それをうまく使わないといけない。」

続いての講演者は渡邊厚夫氏(経済産業省資源エネルギー庁放射性廃棄物対策室長)。パワーポイントを使用した説明をされました。

「日本エネルギーの自給率は4%。原子力を含めても18%です。1973年は石油が71・4%。2006年は原子力30%、石炭26%、LNGが27%、石油が8%、水力が8%。その他が1・6%です。原子力はCO2を排出しません。」

「最近増加している天然ガス(ING)は原子力の22倍CO2を排出します。風力や太陽光の自然エネルギーは供給安定性がない。コスト高だ。
 原子力は100万キロワットの電気をつくるのに2800億円ですむ。太陽光は3・9兆円かかるし、土地が58キロ㎡いる。風力は8700億かかり214キロ㎡の土地が必要になります。」

「原子力発電は今や日本の基幹燃料。核燃料サイクルで再処理をすれば廃棄物は5分の1に減ります。残りが高レベル放射性廃棄物です。
 ガラスに溶かして固化します。それを金属(ステンレス)で覆います。地層処分の場合は粘土層で多い、更に硬い岩盤に埋め込みます。」
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「日本にも火山帯から15キロ離れ、活断層のない地域がたくさんあるので、そこへ地層処分をしたい。平成40年に実行する予定である。
 確かに日本は地震国。活断層の位置は正確に判明している。また地震は地表部よりも地下のほうが揺れが少なく数分の1である。」

 ビデオが上映され、エジプト考古学者の吉村早大教授が質問者になり,地層学の専門家らしい浦部徹郎東大教授が「火山の位置は分かっているし、活断層のデータもある。地層処分に安全な場所は特定できる。」と。

「文献調査が始まったからといって市町村長や知事が反対すれば次の段階へは進めません。国が交付金を払うことが、東洋町で批判をあびました。処分事業を行う地域が継続的な発展がないといけないと思う。」

「電気を使う以上原子力のごみは処理しなくてはいけない。昨年11月から国も市民の前へ出てきて相互理解をすすめます。高レベル放射性廃棄物の地層処分は安全なので国民の理解が必要です。」

 続いてパネルディスカッションがありました。進行役は中野等氏(四国新聞編集局次長兼論説委員)。パネリストは玉田美登里氏(消費生活アドバイサー)。二口政信氏(原子力発電環境整備機構広報部長)と講演もした資源エネルギー庁の渡邊厚夫氏。

玉田「地層処分については知りませんでした。昨年高知県の東洋町が町長が応募し、断念したことにほっとしていました。でも説明を聞きまして変わりました。先日のNHKのクローズ・アップ現代で日本の原子力の技術力はアメリカや欧州に比べ高い。日本の能力が注目されています。」

中野「NUMOはどのような広報活動をしているのか。」

二口「2000年に原子力発電環境整備機構設立。2002年から広報を開始。地層祖分の中身について広報活動をしています。

中野「原子力政策は国の直轄事業。地方自治体は関与できないのではないか?」

玉田「原子力行政の基本は原子力基本法において、民主的、透明な常に基本原則にたちかえり電力事業者と地元の人たちと接触しないといけない。」

中野「子供達への教育はどうされていますか?主婦の立場では?」

玉田「原子力は怖いというイメージがあります。子供達に今日習ったことを教育すれば理解できると思います。」

中野「地層処分ですが、高知県東洋町が手を上げて、下ろした。しかし廃棄物は増え続けています。地層処分に変わるやりかたはないのでしょうか?」

二口「地層処分は生活圏から隔離する確実な方法です。関係者で協議しないといけないでしょう。」

中野「公募方式では地層処分の候補地が決まらない。国が前面に出るといわれましたが、そのシナリオはどうなおでしょうか?」

渡邊「国は政策事業者という立場で国民と対話します。今までの地方自治体からの公募方式だけでなく、国から申し入れを行うようにします。
 今までは公募に手を上げますと、一切の説明責任が応募した自治体の首長にありました。国が説明責任をします。でも決して強権的にはしません。」

中野「具体的には?」

渡邊「今の段階で個々の話はこの場ではふさわしくはありません。なんとか平成40年に地層処分をすすめないといけない。埋めて後は数百年はモニタリングします。その後に新しい技術がでてくれば掘り返して安全に処分することもありえるでしょう。」

二口「地層処分完了後50年後にその地域にモニュメントをつくります。鉱物資源が周りにない場所でないといけないのですから。」

中野「高レベル放射性廃棄物の国民の意識調査によると、7割が賛成、消極的に賛成です。一方自分の住んでいる地域に地層処分については反対が7割です。住民エゴと言えるでしょう。」

玉田「わたしもたぶんそうなるでしょう。安全性を正確に国民に広報しないといけない思います。火山帯がなく活断層がなければ大阪や東京,香川でも可能ではないのでしょうか?」

二口「4万本の高レベル放射性廃棄物のキャ二スターを地層処分するためには地上では1キロ四方。地下では10キロ平方キロの土地が必要です。それでも日本の広さでは点。火山帯や活断層をさければ適地はあります。」

中野「今の状況はどうなのでしょうか?」

二口「全国の全ての自治体に公募(文献調査)をつのっています。調査は3段階にわたり20年かけます。」

中野「現在の地層処分のやりかたで国民の理解は得られると思いますか?」

渡邊「まさにその考えかたにもとづいて説明をしています。理解がすすみませんと次の段階へは進めません。」

玉田「今日の北野大氏の話で原油高のなかでの原子力の役割と安全性が理解できました。市民にたいしワークショップや出前講座をすべきでしょう。消費生活アドバイサーを使っていただきたい。」

二口「電気の3割、四国は4割が原子力です。毎年1000本の高レベル放射性廃棄物が出ているという意識を国民1人1人がもってほしい。わかりやすい広報が必要です。」

渡邊「国民1人1人の問題として高レベル放射性廃棄物を理解ただきませんと・・。
 自治体の公募だけではなく、理解ある市民と協働で進めたいと思います。最近も松山ワークショップをしました。班毎にわかれて意見交換をしました。

 国としては地域の理解ある市民やNPOとも協働してすすめたいと思います。NUMOや電気事業者が連携して進めたいと思います。」

中野「次代を担う子供達につけをまわしてはいけない。国民と行政との共同作業としての地層処分。今日は参加者の皆さんありがとうございました。」

 録音ができなかったので要約筆記になりました。でも講演会、パネルディスカッションの内容はだいたいこんな程度でありました。

 今日のところは取り急ぎ報告します。

Kakunogomi

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アウエーの洗礼を克服

  サッカーの東アジア選手権。日本VS中国戦。なんだか異様な雰囲気の試合。観客のブーイングはあまり聞こえず中国びいきの声援。観客マナーは多数の警備員の投入で中国は押さえ込んだようだ。

 前半17分に駒野ー田代から山瀬に渡りシュート。ゴールをとりました。この後から中国のあたりが激しくなり、安田が後ろからのタックルとキーパーのとび蹴りで負傷。明らかなレッドカードだがイエローどまり。この後も遠藤へや田代への悪質なファールがありましたが、レフリーは流していました。

 おまけにロスタイムが5分もあり異様な試合でした。アウエーの洗礼といえばそうですが、今日の試合は審判にイエローカード。

 試合を公平にコントロールしないとアジアのサッカーのレベルは上がらない。日本が勝ちはしたがなんだか後味の悪い試合ではありました。

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回避義務はイージス艦

 どうやら関係者の証言によるとイージス艦の操船ミスによる衝突らしい。

 同じ方向に進む船舶の場合は向かって右側(漁船)が航路の優先権があり、左側のイージス艦は回避義務がありあります。戦闘状態でなく通常の航行ですので自衛艦にも漁船にも海上衝突防止法は適応される。

 この法律はもともとは帆船航海時代のもの。なぜ右側の船(スターボード)が優先かといいますと、当時の帆船は舵が右側にありました。舵を守る意味でむかって右側の船に優先権があります。ヨットレースでもこのルールが適応されています。

 ちなみに左側はポート側と言われ、帆船が港に着眼する場合は必ず船の左側にしていました。そのなごりで飛行機もほとんど出入り口は左側にあります。

 右側優先は船乗りやヨットマンなどの船舶関係者の常識。海のプロである海上自衛隊が知らないはずはありません。国際ルールですし。

 ですので今回の事故は自衛艦の落ち度です。責任の所在を明らかにし、防衛大臣に連絡がどうして遅れたのか説明責任があります。

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船舶は探知できないイージス艦

 「安全はすべてに優先する」と言いましたが、自衛隊にもその原則は適用すべきです。

 千葉県沖で自衛隊のイージス艦と漁船とが衝突。漁船は沈没、乗組員が郁江不明に成りました。まとも事故の連絡が防衛大臣や首相に遅れたようです。防衛省は不祥事に加えたるんでいるとしか言えません。

 防衛省、致命的な情報遅れ…イージス艦衝突事故 (ZAKZAK)

 イージス艦は敵国のミサイルを瞬時に対処する防空能力に優れているとか。弾道ミサイルの軌道を予知し、指示をして撃ち落す役目もあるようですし。

 そのような索敵能力のあるイージス艦が漁船を発見できなかったのか?またどうして回避できなかったのか?能力に欠陥があるのではないか。

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安全はすべてに優先する

 何度かこの言葉のコメントは書いたと思います。中国製造の「毒入りギョーザ」事件が騒がれていますがますますそう思います。ギョーザぐらい自分でこしらえれば良いと思いますね。

 横着な日本人の食生活の態度が安物冷凍食品を生み、価格競争ばかりで、結果安全性がないがしろにされました。スーパーの食品の特売へ行かないことでしょう。安全策は。

 工事現場でも、労働環境でも、食生活でもすべてに共通する標語であると、最近はつくづく思いますね。

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2008.02.19

冬はどうしてもメタ気味に

 さきほど赤十字血液センターから2月3日に成分献血したおりの血液の検査結果が送付されてきました。みると仰天。コレステロール値が高くなっています。

 ちなみに昨年の9月は207であったのに、今年の2月の数値は246.なんと40も上昇しているのです。原因は食べすぎでしょうね。

 寒いとどうしても食べ物を多く食べようとしています。最近はお酒は自宅では殆ど飲みません。宴会だけ。それも年末年始はありますね。そのせいもあります。

 自分でも自覚はありませんでしたが、結構甘党でした。牛乳にココアを入れて電子レンジで暖めて1日3回は飲んでいます。多分カロリーが高いのでしょう。お菓子も好きで間食もしていますし・・・。

 夏はお茶しか食事の合間には口にしませんでしたが、冬場はミルクココアにお菓子とくれば余剰エネルギーを摂取していまからその分は腹回りに付着します。

 次回から糖尿病の検査も献血時するようです。少しお菓子などを控えめにしないといけないことがわかりました。

 イエローカードを出された気分です。

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深刻な地方経済の現状

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 2月の始めに商店街では老舗のお店が店を占めました。入り口には貼り紙がされていました。営業を停止して手続きにいるとかなんとか書いてあります。高知市中心部商店街の入り口のお店ですので目立ちます。
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 商店街を歩きますと「貸し店」と書いている店舗が最近増え、シャッターが閉まったところが増加しています。商業の形態が変化しておりますね。郊外に商業集積が移行していますので、かつての中心街は全国の地方都市はうらびれたものになりました。
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全国どこも同じです。なんとかしないと新自由主義経済に任せていますと日本は亡びますね。1日も早く格差社会をつくり続ける政府を打倒しないといけないですね。
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(全国の地方都市の中心商店街はシャッター通りとなっていますが、果たしてこの状態が良いといえるのでしょうか?)

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2008.02.18

防災備品も徐々に整備

 防災寺小屋指南の西やんの指導もあり、ようやく二葉町自主防災会でも防災備品がそろうようになりました。まもなく「防災マップ」も印刷が出来上がりますし、だいたい今期の事業は防災炊き出し訓練をして終了の予定。

 来年は訓練型の事業を実行する予定です。家具転倒防止講座や訓練、実際に備品の設置などが必要でしょう。避難訓練もしないと実際には動けないでしょうから。それは次年度はやらないといけないでしょう。

 まだ完全にはそろってはいませんが、現在(2月19日現在)までに揃えている二葉町自主防災会の備品とリストです。

 レスキューキットリック型。様々な工具がリックに内蔵されています。イザというときは背負います。
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 災害用救急箱も必要です。とりあえず20人分の消毒液や薬品が小箱に入っているようです。
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 ツルハシも必要です。災害時必要な備品として自主防災会役員から意見が出ました。
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 斧も大小そろいました。これとは別に二葉町自主防災会ではチェーンソウが3台保有されています。現在自主防災会有志が間伐ボランティアに出かけ腕を磨いております。
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 ボトルジャッキ(油圧式)手動で約6トンを押し上げる能力がある。
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 反射ベスト。災害時自主防災会救護班員などが着用します。夜でも反射するベストになっています。
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 特定電力トランシーバー。電池式です。免許の不要なパーソナルタイプ。町内での自主防災会役員の連絡用に使用します。
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 防災かまどセット(11キログラム用)。薪などでご飯を災害時に炊きだします。
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 炊き出し用炊飯袋。この袋にお米と飲料水を半々に入れ、口を輪ゴムなどできちんと止めます。沸騰したお湯に30分程度つけているだけでお米になります。
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 折りたたみ用ポリタンク(10L用)
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小型収納型防災用備品物置
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道路線引きトラックー台車

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 近所にエンジンをかけ放してトラックが止まっておりました。道路用の線引きするトラックです。ガスボンベを積み込み、袋にある線引き用の塗料を熱で溶かして、道路に線引きをする塗装の設備一式ですね。

 だいたいこの種の線引き工事は西日本は年度末に多い。道路管理者(国・自治体)が白い白線。公安委員会・警察が道路標示の規制の表示。はみ出し禁止とか、速度制限、横断歩道とか、駐車禁止とかオレンジや白のライン。
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 以前塗料メーカーにいた頃に、隣の部署がこうした工事部隊でしたので借り出されて現場へ行ったことがありました。
 道路のペイントは「トラフィック。ペイント」と言いまして、道路に塗装した30分後にはもう通行可能です。ガスで沸かせて、流し込んだら終わりですから。
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 以前塗料メーカーにいた頃に、隣の部署がこうした工事部隊でしたので借り出されて現場へ行ったことがありました。
 道路のペイントは「トラフィック。ペイント」と言いまして、道路に塗装した30分後にはもう通行可能です。ガスで沸かせて、流し込んだら終わりですから。

 でも雨が降れば工事はできません。「線引き屋殺すにゃ刃物は入らぬ。雨の3日も降れば良い。」とか言われていましたし。

 でも需要が日本で多いのは雪国地方。東北・北海道の4月、5月はこの線引き業界は戦争状態。雪解けして冬用タイヤにより剥げた道路表示や公安委員会の道路表示を道路にペイントする時期になるからです。その量はとてつもなく大量。

 そのことを線引きトラックを見て思い出しました。
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(小回りする線引き装置のようです。横断歩道とか駐車禁止ラインを施工用でしょう。)

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米軍基地も「暫定処置」にすぎない存在だ

ガソリン税の「暫定税」が問題になり国論が分裂しています。同じように「暫定」ということであれば日本にいる米軍も暫定的な存在なはずです。日本政府が米軍を甘やかし米軍住宅は1家族なんと7000万円!「思いやり予算」であるとか。

 日本政府は米軍への「思いやり予算」を出しても、日本国民へは思いやりのないことばかり特に小泉内閣以降してきました。格差社会をこしらえましたし。

 岩国への米軍艦載機の移転問題で、岩国市民が真っ二つになり、激しい市長選挙が行われました。僅差で移設を受け入れる候補者が勝ちました。まことに残念。長州では吉田松陰の思想は亡びたようでまことに残念です。

 直後に沖縄米軍がまたも婦女暴行。「迷惑料」としての交付金で人間の尊厳を米軍に売り渡すことは民族の誇りの放棄になる。断じてありえないこと。

 今回の米軍再編はブッシュ政権の世界的な軍事再編の一貫でありネオコンの主導。しかし「テロとの戦い」が成果を上げず、無益なイラク戦争にかまけている間に米国経済が失速しました。

 おそらく民主・共和のどちらの候補者が次期米国大統領になりましてもブッシュ路線による米軍再編は見直されるのは必至。ではなんのため日本政府は急いだのか?日本国内の「ネオコン」勢力の焦りではないのかと思いますね。

 そもそも米軍の日本駐留も吉田内閣時代の「暫定処置」でありました。日本の自衛隊が国内の防衛のみに基地を使用するのであれば広大な米軍基地は必要ないはず。近隣諸国との関係改善に努め、必要最小限の軍事力で自国を防衛すれば基地問題は解決します。

 それには米軍の撤退、基地の撤去が必要です。跡地の再開発は経済発展になるでしょうし。
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(法外な規模と法外な待遇で米軍基地は日本に居座るべきではない。)

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出口が見えない毒入りギョーザ事件

 冷凍ギョーザ事件の解決が見えなくなりました。意図があって混入したという仮設が有力になってきました。そうなりますとますます予防は困難でしょう。

 日本でも去年でしたが警備が厳重であるはずの原子力発電所でぼや騒ぎが何回もありました。未だに犯人がわかっていません。悪意があれば予防は、難しいのが異物の混入ですね。

 グリコがしたように製品の1つ1つをシュリンク包装するのも防止策の1つです。そこまで徹底して国民の健康を守ることこそが顧客の安全第1の企業の姿勢であると思いますので。

 日本政府もそれを支援するべきでしょう。予防策を完璧に近い形にして、中国政府と冷静に共同捜査し原因の特定をすべきでしょう。

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2008.02.17

夜須でのウォーキング・イベント

 今日はYASU海の駅クラブ主催で「ウォーキング学科」が開催されました。わたしも一応理事なので午前5時半に起床。家の用事をしまして、午前7時45分にヤ・シーパークに到着しました。そして準備作業をしました。
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 当日参加者も8名あり、37人の県民が参加しました。丸岡克典理事長が開会の挨拶をしています。約10キロのコースの説明は私がしました。

 コースはヤ・シーパークを出発して、手結港、塩谷、自転車道路、ハウス田園地区、月見山こどもの国、岸本海岸を経てヤ・シーパークへ戻る約10キロの道中です。お天気もよく海と山が美しく参加者は満足するでしょう。

ヤ・シーパークのボードウォークを歩きます。歩くのに快適です。

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 江戸時代初期に土佐藩家老の野中兼山が建設したという掘割港湾(陸地を掘って港をこしらえました。)その港を横目に歩きます。

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 旧土佐電鉄の線路跡は自転車・歩行者道路に。昔は安芸市まで電車軌道がありました。

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 手結山を降りまして、夜須町坪井のハウス園芸地帯。メロンなどのハウスが多くあります。

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 月見山こどもの国の公園内を散策。森林浴も味わえました。

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 国道55号線を横断、香我美町の岸本海岸の堤防を歩きます。お天気がよく沖合いには高知大学のヨット部も帆走しておりました。

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 ゴールのヤ・シーパークへ。YASU海の駅クラブスタッフによるトン汁がふるまわれました。参加者一同良い汗をかきました。

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鉄道。路面電車・バスの最大活用を  2月22日(金)

西村 今月の「けんちゃんのどこでもブログ」は、都市問題をテーマにコメントをさせていただきます。高知シティFMの戸田健史さんにもお話に加わっていただきます。

 この不況の中、多額の公共投資がJR線の連続立体交差、高知駅前再開発、高知市内3箇所での区画整理事業(弥衛門、北本町、潮江)で進行しています。土地価格が下落するナカでの区画整理事業という珍しい事業です。
 また今年の1月に高知市は春野町と合併しました。
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 その反面、歴史的資源と環境がようやく回復してきた浦戸湾最深部の新堀川を埋め立てて県が道路をこしらえ、高知市は追手前小学校を廃校にし、そこへ商業施設をこしらえるとか言っています。全く的外れな再開発計画なので、高知市の1市民であるけんちゃんがコメントします。

 今回のテーマは「鉄道。路面電車・バスの最大活用を 」です。
 このテーマは昨年8月番組に登場していただきました筑波大学大学院生の野本靖さんが提唱してきたものです。

全世界的に自動車通行に肩入れし、幹線道路沿いに大規模な商業店舗を出来ると例外なく従来の都市の中心市街地は寂れ衰退します。結果「シャッター通りと」なり住民は大変不便な生活を強いられます。日本全国各地、全世界どこでもそうらしいですね。
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戸田 どこでもそういう現象が出るのがわかっていながらそういうことをくりかえしているのですね。
 昔は高知市中心街商店街と言えば大変な賑わいでした。休みの日や普段の日はそこへよく出かけたものでした。
 ふと思ったのは商店街に住んでいる知り合いなどは。生活も裕福。休日にはゆったり優雅に旅行などという話は昔はよく聞きました。今はまったくそんな話は聞きませんので様変わりです。
 地元商店街はどんどん衰退しているというのが現状ですね。

西村 これだけ郊外型で自動車交通とリンクした大型量販店や専門店が張り付きますと土地代の高い中心市街地は当然同じ土俵では全く対抗できませんね。北部環状線沿いのイオンの周辺が商業集積になってしまいますね。
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 自動車交通にとって不便極まりない高知市中心街商店街が衰退するのは当たり前ですね。中心商店街の人達が車での来店を想定している限りは未来永劫にイオンには勝てないでしょうし。

 ですから「地方の公共交通の活用」と「土地利用計画」と「環境」、「福祉」ががリンクした都市再開発が必要でしょう。高知市は全く出来ていません。てんでんばらばらです。
 それでいろいろと野本靖さんに教えていただきましたのはブラシルのクルチバ市のような「身の丈」にあった都市計画が高知には必要です。。
 高知には都市計画は存在していません。あるのは道路整備計画だけです。だからむやみに自動車道路ばかりこしらえ、都市を衰退させているのです。

戸田 具体的にはクルチバ市はどういうことをしてういたのでしょうか?
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西村  野本さんに借りた本「人間都市クルチバ」とか「都市の針治療」などを読みました。印象深かったのは路線バスの活用でしたね。
 いつ来るのかわからない。あてにならない路線バス。市長はすぐ対策を打ちました。自動車道路の一部をバス専用レーンにしました。それだけでなくバス停もバスの昇降口と段差がなくすぐに乗り降りできるように改造し、雨に濡れないようにドーム型の屋根もつけました。それで定時運行を確立しました。たとえ空車であろうが時間道理にバスを回して市民の信頼を勝ち取りました。

 シャトルバス状態にしたのです。乗降客が増加、車の通行量が減少し、よりバスは快適に走行できるように成りました。

 ブラジルで歩行者天国も最初に実施しました。最初は車での来客が減ると商店主が大反対しましたが、実施すると商店の売り上げが今までの3倍になりました。車に煩わされることなく散策ができるようになったから買い物がゆったりできるようになりました。

 他の商店がも「うちでもやってくれ」ということに成り、広がったそうです。それで中心市街地商店街が蘇りました。「ゆっくり歩いて散策できる商店街」になったがために商店街の売り上げが伸びたのですね。

 参考ブログ記事

  「都市の針治療」を読んで

 「人間都市クリチバ」を読んで

戸田 うまくいった図式のようですね。車にとって少し不便な都市にしたほうがかえって市中心部は繁栄するという実例ですね。
 車にとって便利な都市が繁栄すると考えがちですが、全然違っているということですね。
 車に乗っている人は大いにしろごく1部に過ぎません。車に乗れない人、公共交通機関を利用している人にも配慮した都市づくり、中心市街地づくりをしていけば、おのずと成功のパターンが見えてくるでしょう。結果地方都市でも活性化するということになります。

西村 クルチバ市の事例やその観点から見ますと高知市には「都市計画は存在していない。」となりますね。あるのは道路整備計画だけですね。
 やたら税金で自動車道路ばかりこしらえた都市は、郊外分散型の効率の悪い都市に成りやがては衰退するのです。
Densya

戸田 「車がないと不便な都市が高知市」だと昔から言われましたが、ここにきてよけいにそうなり不便きわまりない都市になりつつありますね。
 郡部はどんどんバス路線が減便されたり廃止されています。高知市内のバス路線も廃止や減便されていますし。自分で車がないと身動きできない都市になってきています。

西村 世界の都市を観察しましても、都市再生に成功した町はどこも自動車を上手にコントロールしています。市内中心街には車をなるべく入れない。トランジットモールにしています。そのかわり路面電車を無料(アメリカのポートランド市など)にしたりしています。ヨーロッパの都市などそうなっていますね。

 福祉の観点からも交通移動手段は研究すべきです。地方公共交通の最大活用すべきです。交通ろ福祉とのリンクも必要です。
 車万能社会では都市は再生できません。きちんと観点をかえれば高知市の再生は可能です。

戸田 そうであると思いますね。
Basu

西村 高知駅前の再活用は公共交通の面でも重要です。バスターミナルが通勤・通学客にも利便性があり、観光客にもわかりやすい機能をもてるのかが大事なポイントになります。

戸田 バスターミナルは今はないに等しいです。「わ駆りやすく。便利な」バスターミナルでないと意味はないですね。わかりやすくて乗りやすくて、便利なものをつくらないといけないです。


西村 環境問題に配慮するのであれば、高知市では自転車の活用も必要です。高知市の市街家畜であれば自転車で用事をすませることは可能です。市内は坂もなく道は平坦ですので活用は可能です。
 自転車と鉄道、路面電車、バスとのリンクも必要です。

戸田 この部分は全然できていませんね。マイカーとのリンクは意識されていますが。自転車というのはまだまだ意識されていませんし、リンクされていません。

 私は自転車通勤しています。仕事で廻るときにバスや路面電車で廻ろうとしますと自転車を安全に駐輪させるとこがありません。うかつなところへ駐輪しますと違反ですし、盗難の可能性もあります。自転車と公共交通機関のリンクも研究し、実施する課題ですね。


西村 以前番組に出演いただきました野本靖さんは、自分なりに研究してごめん・なはり線と後免町駅乗換えで土佐電鉄との乗り換え時刻表をこしらえました。これですと住んでいる知寄町からごめんまで路面電車で行き、後免町駅でごめん・なはり線に乗り換え夜須へ行くことができます。

 年末の夜須での忘年会はこのルートで往復は可能でした。当時そのことを思い浮かばなくて知りませんでした。ですので知寄町から路面電車ではりまた橋乗換えで高知駅へ。高知駅からごめん・なはり線で夜須へ行きました。

 時刻表でみると1回の乗り換え(ごめん終点ーごめん町駅)ですむので楽なんです。

 参考ブログ記事 

 高知から持続可能な交通を実現する(29) 「ごめん・なはり線と土佐電鉄の連絡時刻表」

 

戸田 そうですね。距離的にも高知駅を経由するとロスになっているようですね。私は鉄道や路面電車が好きですから気付いていましたが、そのことに興味がなく知らない人は思いつきませんね。
 乗り継ぎのことも知らないと使えませんし。

西村 戸田さんのように鉄道マニアと言えば失礼かもしれませんが、鉄道に興味のある人なら簡単に発見できるいでしょう。普段のらない市民は気がつきませんし。

 それが出来るのであれば、野市方面、夜須方面であれば、ごめんまで土佐電鉄で行き、ごめん町えきからごめん。なはり線に乗り換えればいいのかというこになれば利用方法がありますね。JR高知駅経由とはまた別の方法ができますね。選択肢ができるからいいですよ。

 それを知らないから、電車ではりまや橋で乗り換え、高知駅まで行き、高知駅初のごめん・なはり線に乗車していましたし。

戸田 ごめん町駅はエレベーター施設もありますから高齢者や車椅子の人も短時間で乗換えが可能です。
 そういうことを知らないから利用者が少ないのですから。情報を事業者側も地方公共団体も広報すべきでしょう。

西村 乗り換え時刻表を周知徹底すればくろしお鉄道も、土佐電鉄も双方に利益が出ます。いきなり「直通運転」は無理でもまずは情報の直通運転からです。
 都会の地下鉄の乗り換えの乗り降りの苦労から言えばなんでもありませんし

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2008.02.16

「高知女子大学と高知短期大学の未来を考える懇話会」 第2回懇話会

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 午前中は夜須にてヨットの強風体験。弱虫なので早々に引き上げました。午後1時半からは「高知女子大・高知短大の未来を考える懇話会 第2回懇話会」が午後1時半から高知女子大学永国校舎南舎137番教室で開催されるので、ヨット備品を片付けすぐに自転車で駆けつけました。

 30分程度遅れてしまいました。地震・災害の話し、まちづくりの話し、学生生活の話が壇上でされていました。50人程度参加していました。
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 最初に高知女子大学生活科学部教授大村誠氏が「地震・災害についてとキャンパスの安全性についてパワーポイントで説明。一般的な話で格別聞き耳は立たない。かなり時間をオーバーしただらだらした説明であった。

 説明後質疑コーナーだったので質問しました。「私の居住する高知市二葉町地域はゼロメートルで想定震度は7。地盤も最大2メートル沈下します。その地域で現在国土交通省が夜中に電柱地中化工事をしています。CAB事業は地震で大丈夫なのでしょうか?」

 大村氏は「個別の問題は知らない。それについて情報はない。」とにべもない。ようするに実務的な情報は何も知らない様子。地震の一般論を拝聴しても被害想定地域の住民には無意味ということがわからないらしい。


 続いて提案者は市民活動をされている西岡謙一さん。

「中心市街地の問題と、中心商店街の問題は別。わたしはお金をかけずにまちづくりを実践してきました。かかわりのあったはりまや橋商店街では活き活き100歳体操や、もくもくクラブが「名物」になっておりますし。」

「高知女子大・短大の問題も内輪でいくら盛り上がっても県民が全然しらないと域がない。日常活動を県民に知らせる工夫が大事です。」

 ふぁーまー土居県議もゲストスピーカー。

「三里は池と仁井田と種崎の3つの地域の総称。女子大が1998年に池へ来たとき地元は知らんかった。三里まつりは大学でやらしてもらい言う。学生さんは参加するけんど先生の参加がすくないきもったいない。」

「今後は今まで以上に大学と一緒に三里祭りをしたい。市民と大学が一緒になってやりたいと思う。」
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 壇上に2人が上がって会場の参加者とのトークもありました。

 やりとりのなかでふぁーまー氏が「見知らぬ人にどんどん挨拶したらえいと思う。西岡謙一さんは「できることから即実行。議論だけするうよりは行動にせんといかん」といわれました。
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 次の部は高知女子大・高知短大の学生5人が、学生生活について話しました。文化学部の2人の学生は県外出身。受験で初めて高知へきて不安もあったが、キャンパスと街中が近く、特に図書館や文学館が近いので学習環境は良い。

 設備は古いが不満でもないとのこと。

 社会福祉学部の学生は、「正直キャンパスが離れているので不便。環境は静かで勉学には没頭できますね。山もあり日当たりもいいので悪くはない。ただ講義の後のアフターはないのは寂しい。」とも。

 高知短大の学生。1人は74歳の中国残留孤児の人。「この年になって法律を勉強しています。なぜ私たちが放置され、そのことに対し国に裁判しても負けるのか。面学の舞毎日です。」

 本山から通学している学生も。定年で田舎にひっこんでいたら刺激がなくなる。自分の問題意識を教官にぶつけることで刺激があるのがいい。」とも。

 会場からは「多様性をもつためには高知短大は必要。社会人のための大学はなくしてはいけない」という声が相次ぎました。

 最後に主催者を代表して田中きよむ高知女子大学教授がまとめました。
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「大学からの発信が必要であると思いました。」

「地域の学校。地域が学校」という観点が必要であると強調されました。

 今後も地域づくりと大学づくりは同じであり、これからもこうした県民との交流を行うべきでしょう。と言われました。
 第3回懇話会は3月15日(土曜日)高知女子大学永国寺251番教室で開催されます。

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風のJINを見習って強風下のセーリング

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 週刊ヤングジャンプ連載のヨット漫画「風の陣」(本宮ひろ志・作)では、高校生・大学生クルーでアメリカズ・カップに挑戦する展開になってきております。強風の中登場人物はディンギーなどで練習をしているようですし。

 日本海側が雪で、太平洋側が晴れの天気は今の季節の気圧配置は西高東低。今日の気圧配置も同じようですね。海上では北西の風が強くとあります。しかも強風波浪注意報も発令中。

 香南市地域の海岸ではこの時期風が1番強いのが物部川河口付近。高知龍馬空港付近。吉川、赤岡とどん吹きの気象条件ですね。午前中の夜須地域は月見山がブランケットになって風が強くなるのが一時的に遅くなります。

 でも先週もそうでしたがヤ・シーパークの椰子の木の葉が折れ曲がるほど風が吹けば、海上は強風域ですね。こわごわセーリングすることになるでしょう。特に午前中の早い時間帯は誰も海へ出ませんし、1人だけのセーリングはやはり怖いものがあります。
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 先週は出艇直前に強風でヨットが横倒しに。今回は慎重にぎ装(ヨットの組み立て)を行い海へ出ます。へっぽこセーラーですので、怖いと思えばすぐに退散する予定です。隣のヨットの水溜りには氷が張っています。

今日は大学生や高校生、中学生などあわせて18艇のヨットが私の後に海へ出ました。
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 午前中の1時間足らずのセーリングでしたが、筋肉がばんばんになりました。先週と違い風は強くない。でも弱くはない。それで結構沖合いまでセーリングしました。

 片づけをしまして、おむすびだるまへ。いつものおむすび定食650円を食べました。
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やはり今頃の風はパワーが違います。自然の中にいますとし元気になるものです。

 片づけしまして高知女子大・高知短大の未来を考える会 第2回懇談会を見学に行くようにします。

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梅見会の梅の養生

 近所に料亭の得月楼の梅の養生所があるようです。養生所という表現が正しいかどうかわかりません。毎年2月にこの場所で育てられ、養生した梅が得月楼に飾られています。
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 私が生まれる前の話でしょうが、戦前でしょうが、このあたりに得月楼本店があったようです。現在のはりまや橋近くの得月楼は支店であったようです。
 聞くところによりますと2次大戦時米軍機は、高知県庁と間違って得月楼本店を爆撃したようです。誤爆されるぐらいですからそれだけ大掛かりで荘厳な建物だったことでしょう。炎上し跡かたもなくなったとか。

 そのかつての得月楼本店であった敷地の1区画で現在も梅が養生され、毎年2月に得月楼お披露目されるようです。普段は門が締まり中を見ることはできません。市民は年に1回だけ2月の今頃見ることが出来るのです。

 由緒ある梅見会ですが、わたしは未だに1度も得月楼へ行って見学したことはありません。お花見酒があるようで、宴会をしたという人もおられました。
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(その昔は付近一体が得月楼本店だったそうです。有刺鉄線の張られた塀の中で梅は養生されています。)

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2008.02.15

2月15日のはりまや橋サロン

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 節分を過ぎ、プロ野球野球キャンプ地便りが聞かれる(高知はスルーして寂しい限り)のに、毎日寒いこと。先週工事現場へ行き行けなかったはりまや橋商店街へ顔出しに行きました。

露店の風景にも春の兆しは感じますね。

あいかわらず谷さんのお店も好調ですね。
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今日は占い師の島本茂雄さんにレクチャーを受けました。初めて家のお墓を作るに当たり心構えと宗教との関係を聞きました。お墓の墓石屋のチラシも入りますがなんだかよくわかりませんし、もうすこし考えるべきではないかと思いました。
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 亡き沖縄の義父がお墓のことを常に話しておられました。結婚してから沖縄へ行った折は一族のお墓へ連れて行かれたこともありますし。

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亡き義父の思い出

 今日は沖縄の義父の命日。もう21年前のことです。

「他人に負けない趣味を持て。」

「碁をやりなさい。碁は無料で財界人と知り合いになるから。」

 部屋にテレビを2台置き、ラジオも聞きながら、新聞の山のなかでメモ用紙に特売情報をびっしり書いていた義父でした。趣味は安物の買い物。義母を連れて散歩して買出しに行かれていました。
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 結婚して最初に沖縄へ行ったとき、義父に連れられて一族の墓地へ行きました。70坪の敷地にあるコンクリート製のお墓。そこを管理しているという。当時はなぜそこへ連れていかれたのか理解できませんでしたが、ご先祖に娘の婿ですと紹介いただいたということだったのです。

 情報収集に長けていた義父。今生きておらっれたらインターネットの時代ですから、面白い時代でしたのに。義父がやろうとしたことも意識して生き抜こうと思います。
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(義父の買い物リストの1つにあったカセットラジオ。けんちゃんシリーズのラジオ番組からテープ起こしに現在も活躍中。)

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献血時に糖尿病検査とか

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 日本人には1500万人の糖尿病予備軍がいるとか。40歳以上の日本人の3分の1が糖尿病予備軍と呼ばれていますし。それで献血時に検査項目の1つにするようです。

 日本人は誰かが言うておりましたが、「飢餓民族」であるとか。昔の日本人はたらふく食べることができなくて飢餓状態であるとか。常にお腹をすかせていたとか。私たちの先祖は。

 ですので少しの食料で生き残れるのでしょう日本人は。「小食多動」が日本人の特性というか本性なのでしょう。しかし最近の日本人は過食気味。しかも運動不足気味。つい食べ過ぎになっているのではないでしょうか。

 健康保険に加盟していない学生やフリーターの人でも献血により糖尿病の判定ができれば予防ができます。生活習慣の見直しも早くからできますし。
 文明が進展しても日本人の本性は変わらないからです。
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(献血風景。可能な人は献血しましょう。健康診断にもなりますから。)

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即実行でない付き合いは実現無理

 中高年になるとなにかとせわしい。若い頃の多忙さとは違う。質が違う。例えて言えば3つ4つ工事現場を同時期に担当するゼネコンの現場監督のようなもの。

 よく「寸暇を惜しんで」という言葉があります。少しでも時間があれば興味あることには没頭します。そういう気質を自分は持っています。

 最近ある市民グループと約束しました。「情報発信にブログをこしらえたいからサポートしてほしい。」と言われました。「しましょう。」とその場で約束しました。むこうから連絡をいただけることになっていますが、5日経過しても連絡がありません。

 その話し合いのとき、「学識経験者のだれだれ先生に相談してから。」とか悠長なことをグループで言われていました。きっとその先生と連絡がとれないのでしょう。

 私は仕事をしながら走りながら市民活動をしています。町内の自主防災活動も佳境に。夜須でのNPO活動もありますし。同時進行で3つのプロジェクトが進行中。仕事のうえでの新規事業も進めています。

 その場ですぐに「今やろう」ということでしたらブログのサポートに動けました。「そのうちに」ということでしたら、たぶん「永遠」にしないでしょう。できないでしょう。
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(北西の風が吹く今の時期のヨットは身が引き締まり、自然のなかでの恐怖体験は頭をすっきりさせます。)

 追われながら、走りながらでしたので、いろいろ市民活動ができましたし。やはりその場、その場で解決しませんと何にも出来ないなと思います。日本の市民活動が弱弱しいのもスケジュール管理や工程管理という発想もないし、時間の使い方が上手ではないのではないか。とつくづく思うこの頃です。

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2008.02.14

米軍基地はいらんと思う

 岩国の市長選挙。交付金を国側はぶら下げ、岩国の市民に大きな亀裂を生み出しました。米軍基地の「迷惑料」としての交付金が来たところで街が活性化するわけはありません。

 「市民が深刻な分断状態」になったこと。「交付金に1度頼ると依存症になる。」こと。「交付金に頼る自治体は街の誇りが失われ、街が荒れる。」「米軍の犯罪は防止できない。」と言うことです。

 迷惑料としての交付金よりも、婦女暴行や米軍の犯罪、墜落事故などの米軍としての脅威が市民に大きくのしかかります。またその交付金が本当に市民生活のためになっているのかどうか。

 フィリピンでは噴火で米軍基地が撤退。地元は雇用不安に。しかしFTZ(フリーゾーン)を誘致したことで、雇用は基地時代の数倍になり経済発展しているいとか。

 沖縄も岩国も米軍基地の撤退を申し入れるべき。そしてその跡地の都市計画構想を市民に公表し、市民に希望を与えるべきでしょう。
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(米軍機の墜落事故は基地周辺では日常茶飯事。普天間基地近くの米海兵隊ヘリ墜落事件。)

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沖縄の真実の声を無視してはならない

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(沖縄県糸満市の平和記念公園にある「平和の礎(いしじ)」日米の兵士の戦没者と沖縄や韓国、中国の人達の戦没者の名前が刻まれています。)

 歴史の教科書問題で2次大戦中の沖縄での住民たちの集団自決がありました。「日本軍の関与はなかった。」ということで、歴史を偽造しようと政府がしていました。それに対して今まで62年間黙っていた沖縄の人たちが怒りを爆発させています。

 親や兄弟が凄惨な集団自決により亡くなった経験は、体験者は口をつぐんできました。「日本軍の強制はなかった。」ということでは誰も集団自決なんかしない。そう口々に集団自決の島で生き残られた沖縄の人達が次々に証言しています。

 2月11日高知県民文化ホールにて、謝花直美氏(沖縄タイムズ)の記者は取材を通じて聴衆に語りかけたそうです。
 「政府が旧日本軍の名誉回復のために、集団自決の命令など出さなかった。との教科書の記述では住民の観点からの記述とは遠く離れている。口をつぐんでいた人達が次々と語りはじめました。」

 「沖縄タイムズは今までこの問題を報道してきましたたが、今回のような盛り上がりは初めてです。」とのこと。この講演会は沖縄出身の家内に行ってもらいました。
約300人ほどが来ていたそうです。

 以下その証言のコピーが会場で配布されました。その1部を画像で取り込みましたので、ご参考ください。クリックすれば拡大します。重い事実がありました。)
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どんなに遠くても人は来るもの

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 20年ほど前でしたか、熊本県で阿蘇山か何かの近くでロックコンサートがあったような記憶があります。同時期自分達も春野運動公園球技場で野外ロックコンサートを企画し準備していたので情報が入っていたと思います。

 そのコピーは強烈でした。「どんなに遠くたって 僕たちは集る!」と言う、ものでした。凄いと思いました。確かに聞きたい、見たいアーティストが来れば行くでしょう。可能であれば。阿蘇のコンサートがどうなったか知りませんが・・。(地元の準備に忙殺されたのでしょう。当時はインターネットなんてありません。検索なんかできません)
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 高知は遠いから東京の人は言います。それは「距離の」話しではありません。情報量の少なさでしょう。グアムやバリ島のほうが高知より身近なのですから。

 それがわからず距離の短縮ばかり主張し道路をこしらえ自然を破壊しました。最近では高知の貴重な歴史遺跡のある新堀川を根拠のない道路工事で高知県土木部都市計画課高知駅周辺整備事務所が毎日破壊しています。
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(毎日破壊される歴史資源の宝庫新堀川)
 道が悪くても。遠くても良いものなら人は来ます。どんな手段を使っても。その現実を高知県庁土木部の人たちはわからない人が多いようです。
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(日本1の清流仁淀川)

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2008.02.13

県立大学から県民大学へ

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(画像はクリックしますと大きくはなります。文字も読めますので。)

 10日に知り合いの人達が大橋通のひろめ市場前にて街頭活動をされていました。そこでチラシをいただきました。その折に高知女子大学と高知短期大学の未来を考える懇話会のニュースもいただきました。

 懇話会世話人には代表井世話人にキヨピーこと田中きよむ高知女子大学教授がおられます。社会福祉経済論やコミュニティビジネスに造詣の深い人。けんちゃんのどこでもコミュニティ時代に番組に出演いただいたこともありました。
当時は高知大学教授でした。

 今まで大学関係者といえば、大学のなかだけに閉じこもる性質の人が多かった様に思います。でも今回の高知女子大学と高知短期大学の未来を考える懇話会は、開かれた運動体をめざしているように思いました。

 追手前小学校を存続させる会とも連携されたら良いと思います。多様な市民の交流が深まれば両大学も県民の間で存在感が高まるでしょう。商店街関係者も関与すべきでしょう。行政関係者もです。

 まさに県民大学のオープンキャンパスの行事として2月16日(土曜日)午後1時半からに「快適で安全なキャンパスづくりについて」ということで高知女子大学南舎137教室で開催されますので。

 高知女子大学南舎137番教室といえば昨年の8月に「県民マニフェスト大会を開催した教室でもありますね。

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Kangaerukai

(皆さんオープンキャンパスに参加しましょう!実践的なまちづくりを語り合いましょう!)

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高知市中心市街地はイオンモールです

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(高知市の現在の中心商店街は間違いなくイオン高知です。)
 このお正月3日の繰出した人の数は、イオンモールが約10万人。帯屋町などの商店街が約3万人だったそうです。商店街は2日からの営業(イオンは元旦から)でしたが、差は歴然。その数字でも明白なようにイオンが高知市の中心商店街になりました。
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(化石燃料で動く自動車を大量に集めるイオン高知)

 よく高知市役所や商店街関係者の人達は気軽に「中心市街地活性化」という言葉をしきりに使用したがります。2月2日の「まちづくりシンポジウム 中心市街地の活性化を考える」の議論を傍聴していてなにかしっくりきませんでした。

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 明らかにデータからも高知市の中心市街地は今や帯屋町周辺ではなく、イオンモールに移動しています。であるならばイオンモールの活性化のためにいろいろ考えるということになる。しかし実際に行政側や商店街がやろうとしていることは、寂れた「旧高知市中心市街地」をなんとかしたいという「願望」のオンパレード。
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(珍しく商店街に若者達の姿が。1月13日の成人式後の風景。)
 でも残念ながらなんともならないのではないのか。数字は歴然。挙句の果ては追手前小学校を廃校にし、商業施設を誘致するという意味不明な「構想」の話をする始末。聞いていてわからない。とても成功する構想(再開発案)であるとは思えないからです。
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(高知市長は130年の歴史のある追手前小学校を廃校にして商業施設をこしらえるという無謀な構想をもっているようです。)
 あくまで私案ですが、「イオンモールを公共性」を持たせれば良いと思いますね。

 まずイオンモールの耐震診断をします。南海地震の予想震度である震度6の地震に耐えられるかどうか?10万人も県民が3日間でやって来る施設ですのでイオンには「公共性」があるからです。耐震性がなければ耐震補強を市長は命令すべきでしょう。補強ができなければ建物の使用禁止にすべきです。耐震補強するか立替をするかをイオンに迫るべきでしょう。
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(イオンの立体駐車場。海岸付近でもないのに僅か6年程度で錆びています。耐久性には疑問。)

 参考記事 イオンは耐震建築なのか?

 たぶんイオンモールは耐震性はないでしょう。だとすれば高知県庁と話して耐震性のある建物を隣接する県の土地に建設します。きちんと耐震性のある建物を建てますと2年程度かかるでしょう。そのテナントにイオンモールが入ります。家賃と地代は県と市が貰います。イオンが入居するかどうかは別ですか。

 建物のなかには高知の産物をすべて集めた高知県物産公社の店舗も入居します。ここで高知の産物はすべて購入することができます。

 交通アクセスもよくします。高知駅以北、イオンまで路面電車(土佐電鉄)を伸長します。また100円グルリンバスもイオンと旧中心市街地をシャトルバスとして運行させます。5分間隔で出せば良いでしょう。

 つまり商業集積されたイオンに、パークアンド・ライドの機能も持たせます。旧高知市中心市街地商店街とイオンとが相互補完します。消費者はイオンの広大な無料駐車場に車を止め、イオンで買い物するなり、路面電車やグルリンバスで、旧高知市市街地へ繰出しても良いことに成ります。どちらも無理がない。

 ダイエー跡には高級分譲老人ホーム(ケア付きの)がのぞましい。1部屋5000万円程度で分譲すれば良い。地方暮らしに憧れている都市生活者を誘致します。都市部の住宅やマンションを売却すれば高知へ来れます。しかも高知市のど真ん中で生活できます。高齢者施設をつくり介護や医療のサービス機能を付加すれば雇用誘発効果があります。

 土建工事は機械化され雇用の誘発効果は乏しい。その点医療や福祉関連産業はマンパワーなので雇用をこしらえる効果があるようです。

 高級分譲老人ホームのエレベーター降りたらすぐに商店街。日曜市の露天市もすぐ近く。柳町の飲み屋街はご近所。高知は海も山も高知市から車で30分走れば満足できるところへ到達できますし。
 森林間伐ボランティアや市民農園もできる。病院も沢山あるし、医療の心配はいらん。

 「センスのある不良老人」が大量に流入したら高知は元気になりますね。
 この構想はナカちゃんとブログでやりとりしていたら思いつきました。もっと考えてみたいと思いますね。


 そのあたり真面目に考え、高知市長と高知市議会に提案してみようと思います。

 (高知は山も川も海も美しい)
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Niyodogawa1_4
Kuchiumi

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2008.02.12

長いものに巻かれてはならない!

 岩国市長選挙の結果はまことに残念。基地移設反対で頑張られた岩国市民の皆様お疲れ様でした。結果は負けでしたがもう一息でした。でも皆様の活躍で、国側が地方の市民の意向をあらゆる手段で捻じ曲げることがよく理解できました。

名護市長「影響なし」/岩国市長に福田氏(沖縄タイムス)

 今度は負けたらいけないと思います。民意を交付金で曲げる。きちんとした政策論争をしない。問題をすりかえ経済問題にする。迷惑施設を受け入れる自治体に交付金を国は優先的に交付する。地方自治の破壊を国はしました。あまりに酷いやりかた。一体誰の為の国防問題なのでそうか?

 岩国市長選挙のその日に沖縄で米軍兵士がまたも女子中学生を暴行しました。もはや米軍基地がある限り安心して生活なんかできません。米軍基地の基地経済の恩恵より脅威のほうが大きいからです。

 沖縄タイムズ号外(2月11日号)

 交付金漬けの地方自治は気概を失い、交付金依存症になります。つぎつぎと迷惑施設を受け入れ続けるようになります。日本国民が生活に困窮しているというのに、「思いやり予算」とかで米軍家族に1戸7000万円の住宅を建設する必要があるのだろうか?

 国内の失業や格差問題を解決しようとするのが政府の役目であろうに。田舎者でも長いものには巻かれない。長いものの手先は断じて許さないことを宣言しよう。
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ブログで言える事,言えないこと

 巷では「ブログの鬼」であるとかおだてられております。確かにこのブログは毎日更新しているし、調子に乗れば1日に2回や3回と更新することもあります。

「仕事をしているのに毎日ブログなど書けるほうがおかしい。」

「仕事もしないでブログばかり書いているのではないか。」

「書き散らして誤字もあり恥ずかしくはないのか。」

 といろんな人たちからご指摘されております。当たっていることは多いと思います。確かに「変換」ミスによる間違いは多い。でも気付いた時点で直せば良いのですから。わたしは文章はあくびをしているのと同じですし。書くことは全然苦痛でありません。

 仕事は自分なりに懸命にしています。社会人ならそれは当たり前。ブログは就業時間中には書いていません。朝か夕方かの時間帯です。昼に更新しているのは、朝書くときにタイマー予約しているからです。

 2000年からラジオ番組をこしらえてきました。ですのでまとめていくつか文章を書きます。書くときは5つ6つまとめて書きます。その調子でブログを書いているのですので。それだけですね。

 ブログで言えないことは沢山あります。すべてブログで活動を発表しているのではありません。情報は言えないことのほうが多いのです。裏づけのとれないことはブログにも書きませんし。ブログで書いている文章は1部に過ぎません。公表しない文章のほうがずっと多いのです。これも当たり前のことです。

 それで最近はどんどん実践的な活動をしています。その1部はブログで公表しています。でも事情があってブログ記事にできないことも沢山あります。情報の取り扱い方はとても大事であると思います。

目に見えるようになるには1年以上かることもざらです。現在同時多発的にいくつもプロジェクトを現在推進中。まだ公表できないのがとても残念ではあります。

 実は私は「危険物取扱者」と「毒物・劇物の取扱者」の免状を持っています。「情報」は危険物や毒物劇物よりも危険です。そういう自覚がない限り情報発信はできません。意外にそのことに気付いていない人が多いと思いますね。

 「コミュニケーション能力」=「問題解決能力」なのですから。
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(パソコンの前にいつも座っているわけではありません。殆ど動いていますし。)

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2008.02.11

歩くと見える高知市

 いつもは自転車や車で風景を見ていますが、今日は午前中は仕事。昼食を食べてから歩いて街並みを観察しに行くことにしました。
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 まず堀川。ボードウォークを歩きます。腰椎分離症の時代からこの木の道は歩くと気持ちがいいのでよく歩きます。そこにサクラ見物の時の太平洋マリン所属の巡航船がありました。もう少し大きくして三里や長浜方面の通勤・通学客をかるぽーとまで運べば交通渋滞緩和になるでしょうし。暇な時間は観光用にすれば良いとは思いますね。
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 続いて土佐橋付近の歩道橋から、高知市が建設中の土佐橋の観光バスターミナルを見ます。年度末工事ですので予算消化の為には3月末が引き渡しとか。
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 どんどん工事が進んでいます。土佐橋という名前からして元は川。貴重な川。それを埋め立て「なにを観光するのか?」高知市長に問いただしてみたいものです。
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 「高知市の帯屋町などの中心商店街が長らく繁栄してきたのは、路面電車のおかげである。」と路面電車の事情に詳しいやっしーが言いました。そういえば祖母は自転車も車も乗れないひとでしたが、よく電車に乗り大丸や大橋通りへ買い物に行っていました。今は母がそのパターンで電車で買い物に行きます。
 「無料駐車場が欲しい」などと全く的外れな要望を商店街はしていますね。路面電車に感謝すべきでしょうに。
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 そして旧中心市街地商店街を歩きますと、いたるところでシャッターが閉まっていますね。最近よけいに増えたようですね。どうのこうの言うても高知市の中心市街地はイオンモールになりましたし。
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 ひろめ市場まえに来まして、知り合いと話をしていますと、突然みこしや大勢のひとたちがパレードしています。和服を着た女性も行列にいたようでした。「かつら祭り」だそうです。

 その知り合いの人にチラシをいただきました。高知女子大と高知短大の未来を考える懇話会の案内チラシでした。2月16日に高知女子大永国寺南舎137番教室にて「快適で安全なキャンパスづくりについて」というテーマの懇話会があるいそうです。

 地震や災害対策、まちづくりについての提案があるそうです。
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(チラシの部分をクリックしますと大きく成ります。)

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残念な岩国市長選の結果ー基地の脅威は続く(沖縄)

 2月10日投票の山口県岩国市長選挙。現職の井原氏が、基地容認候補に惜敗しました。国側は基地移設に反対する井原市長に交付金を凍結するなど脅しをかけ、国側に影響を受けた市議会の自民・公明両党が井原市長の予算案をことごとく否決し、辞職に追い込み今回の市長選挙になりました。

 結果は岩国市を2分する激しい選挙。自民・公明がてこ入れした新人の福田候補が辛勝しました。とても残念な結果です。長州人の気概を示していただきたかったというのは土佐人の勝手な願望ですが・・。
 
 そう嘆いていましたら沖縄からのニュース。またも米兵隊員が地元の女子中学生を連れ去れ暴行したとのニュースです。


 女子中学生に乱暴、沖縄の米海兵隊2等軍曹を逮捕(讀賣新聞)

 米軍基地の経済効果を岩国市民は選択されたと思います。でも恩恵を受けることよりも脅威を受けることが大きいことは沖縄で証明されています。

 1996年の女子小学生暴行事件を起こした米海兵隊は「学習時間」を設け、再発防止対策をしているとか言っていましたがなんの効果もありませんでした。

 沖縄へ行きますと日本人の都市街は狭い敷地にへばりつくように住居が密集してたっています。一方米軍基地は一面に芝生が植えられ、米国本土から来た環境デザイナーが設計して小高い丘に施設や住宅が点在しています。

 暴行を繰り返す米軍に対して日本政府は「思いやり予算を」を年間6000億円だしているはずです。米軍住宅の1戸あたりの建築費は7000万円とか。さぞ居心地が良いことでしょう。

 ほんの1部の関係者しか恩恵のない米軍基地。その基地がある限り脅威は続くことでしょう。
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(記憶に新しい米海兵隊普天間基地のヘリコプター墜落事故。沖縄国際大学構内に墜落炎上しました。)

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県森林部のやり方では高知の森は再生不可能

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 2月11日付けの高知新聞5面(政治部本田記者)の1面記事が掲載されていました。内容はCO2削減のために、森林率84%の高知の林地残材を活用、木質バイオマスとして須崎市の住友大阪セメントの石炭火力発電プラントに買い取ってもらう事業であるらしい。

 問題は買い取り価格。林地残材のコストは県によりますとトン当たり4500円。セメント会社は石炭をトン当たり1万円で購入していますが、林地残材では火力が弱いので、石炭の4唐倍の量の確保が必要であるとか。

 県は須崎地域の森林組合に5・3億円で木材破砕機を導入。間伐の推進と林地残材の供出を呼びかけているとか。記事では「コストの壁」があるように記述されていました。

 先日入手した高知県森林部林業改革課の資料。この構想は大規模林業家を集団化し、「森の工場」として機能させる。そのため林業作業を効率化させるための高性能機械を導入。

 農業の分野でも同じ様ですが、大規模化、集団化して「競争力」を高めるということが、かえって大規模でない圧倒的多数の農家の農業離れをひき起こし、農地が荒れているという現実があり、ますます日本の食料自給率が低下している問題と同じではないのだろうか?

 県森林部は小規模林業家、個人林業家の実態や問題意識には全く関心がなく施策もないようですね。実は高知県の森林も小規模な林業家、個人林業家の森林が多いようなのです。

 どうやら排出権取引でCO2削減に頑張るという事例を県がつくるためには多額の補助金を投入したところで、大規模林業家にしか効果はなく、絶えず県が補助を続けないと機能しないシステムのように思われるからであります。
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(うちの町内会で実施した間伐体験の様子)
 その点、中嶋健造さんたちが間伐ボランティア活動の実践のなかから考案された「小規模林業の復活で森林環境再生と山間地活性化」を目指す木質バイオマス地域循環システムのほうが遥かに現実的であり、高知県の実態に適合しているように思います。

 レポート 地域循環型木質バイオマス説明会

  高知県の森林の実態をレポートされている中嶋健造さんのブログ参考

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(間伐後倒した木はそのままに。これを細かく切断して搬出するしくみが確立できているのが中島さんたちのしくみ)

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道路問題を地方から考える

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(高知県ではありふれた光景。大雨が降れば道路は「凶器」になります。)
 大都市部で鉄道や地下鉄網が発達しているところに住んでいる人たちは車の必要性は感じないでしょう。奇麗事で「レジ袋を辞退しましょう。」程度のことで環境問題にやさしい行為が出来るし自己満足できるので、大都市部の人は羨ましい。
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(レジ袋の業者を虐めるだけの似非環境主義者を断罪したい。)
 一方地方では自動車は「生活の足」として必需品。仕事にもプライベートにも「足代わり」で使用しています。

 高知県で言いますと2桁の国道は国が直轄しているのできちんと維持管理しているからまず安心。3桁の国道は県ですので予算がいつも不足しているので走行していて不安になります。
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(高知県の道路は片側が山の急斜面。もう片側は谷への急斜面という道路が多い。)
 県道や市町村道路の維持管理はしっかりしておられると思いたいがが、国直轄の国道に比べると心持たないのは現実。橋など設置されてから1度もメンテナンスされていない箇所が高知県を走行しているとあちらこちらで普通に見かけますし。
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(架橋以来1度もメンテナンスされていない橋が高知県には数多くあります。)
 今国会で論議している「道路特定財源問題」は、国政の場で久しぶりに地方の実態が注目されたようです。「道路はこしらえてもらいたい。ガソリンも下がるなら下げて欲しい」のが実態です。

 道路特定財源生みの人の発言は面白いと思います。

 ガソリン税、暫定税率は廃止できる…生みの親が激白 官製談合などやめれば1兆円は節約 (ZAKZAK)

 所得の低い地方では車は必需品。1人に1台が普通。1家4人で3台車を所有している家族と、1台だけの家族で所得が同じだとすればどちらが余裕のある生活がおくれますか?車が1台の家族に決まっています。

 ガソリン税の引き下げは「減税対策」になることは間違いないですね。でも地方には生活道路の整備は必要。森林の涵養や間伐作業にも投資は必要です。大都市部の人達が率先して高知の森林へ来られ、少しだけでもいいので間伐を体験されれば人生観が変わると思います。
Yama1douro

(見通しが悪いので、昼間でもライトをつけ、クラクションを鳴らしながら走行します。30キロ以上はスピードが出せません。まさに地元の人には生活道路。でも大雨が降るとすぐに土砂崩れになったりするようです。)

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2008.02.10

2月最初のセーリング

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(ぎ装中は寒いことでした。9
 先週の節分はお天気が悪かったので、2月で最初のセーリング。昨日は日本国中が雪が降り、今日は冬型の西高東低の気圧配置。夜須へ着くと予想どうりの強風模様。
高知大学のヨット部もさすがに部員が少なく、今日は2艇しか出ない様子。

 強風波浪注意報は解除されてはいましたが、野市の風力発電の風車は勢いよく回転してますし、ヤ・シーパークの椰子の木の葉っぱは大揺れ状態。
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 それで完全冬装備ですね。ドライスーツを着用。上下に化繊のアンダーウエアーを2枚ずつ重ね着した上にドライスーツですから防寒は万全。

 足元はウェットソックスを履きましたからこちらも防寒は大丈夫。
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 ところが出艇準備で斜路へヨットを持って行き、ラダーなどを取り付けようとすると突風が来ましてなんと陸の上で転覆状態に。手袋も流され海へ入り回収。そんなことで最初からトラブル。

 海へ出ますと想像以上の風。タッキングするたびにロープが後ろに絡む。「風のJIN]のように「風を頭の後ろに感じてセーリング」というわけにはいかないせわしさ。

 自分の技量以上の風になりました。10メートル前後となったので、20分程度のセーリングで引き上げました。僅かな時間でしたが、手足の筋肉を総動員したらしく節々が痛いこと。でも眼精疲労は取れすっきりしました。

 やはり海はいいものです。海からエネルギーを頂きました。

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新堀川を埋め立て道路にしてはならない  2月15日(金)

西村 今月の「けんちゃんのどこでもブログ」は、都市問題をテーマにコメントをさせていただきます。高知シティFMの戸田健史さんにもお話に加わっていただきます。

 この不況の中、多額の公共投資がJR線の連続立体交差、高知駅前再開発、高知市内3箇所での区画整理事業(弥衛門、北本町、潮江)で進行、また高知市は春野町と合併しました。

 その反面、歴史的資源と環境が回復してきた浦戸湾最深部の新堀川を埋め立てて県が道路をこしらえ、高知市は追手前小学校を廃校にし、そこへ商業施設をこしらえるとか言っています。全く的外れな再開発計画なので、高知市の1市民であるけんちゃんがコメントします。
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(JR高知駅付近の連続立体交差事業はまもなくj完成します。)
 今回のテーマは「新堀川を埋め立て道路にしてはならない。」です。


高知駅前再開発の一環と称して高知県土木部都市計画課高知駅前周辺整備事務所県道一宮(いっく)-はりまや町線の道路工事のため新堀川を破壊し道路をこしらえています。公費は110億円とされています。全く無意味な工事です。

戸田 車のことしか考えていない典型的な例であると思います。高知駅前再開発の一環なんですね。しかし駅であれば鉄道など公共交通機関の考えなければいけないのに、なにか車のことばかりが優先されていると。

 結局それで駅前再開発したとしても、皆目的地に車で行くものですから、鉄道のほうもかえって廃れてしまうのではないでしょうか。そういう図式が見えてしまうようですね。なんとも矛盾しているようですね・・。
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(全く無意味な県庁の道路工事で破壊が進む新堀川)

西村 矛盾もなにも、県が公共性を強く主張している「県道一宮ーはりまや町」道路の自動車交通量予測のデータも10年前のデータです。これだけ逼迫しているから道路をこしらえなければならないとから必要なんだとの主張。

 10年前にはイオンもなかったし、北部環状線沿いの専門量販店もありませんでした。とでん西武もありましたし、映画館も高知市中心街にありました。商店街の通行人の数がかつては5万人だったものが、今は1・5万人に減少しておりますし。Ion1

(今やイオン高知が高知市中心市街地ではないのか)
 激減していますので、全く無駄な公共投資による道路と言えますね。


戸田 ましては高知市内の道路で「車が多くて常時渋滞していて困る。」 という話は最近は聞きませんよね。特に整備しようとしている新堀川周辺で渋滞で困っている話も聞いたことはありません。

西村 全くナンセンスな話です。新堀川の貴重な歴史的資源を破壊して、110億円という税金を費やし、財源の豊かでない高知県が事業を進めているのは本当に愚かなことであると思います。
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 今度韓国大統領になった李明博氏(イミョンパク)は、ソウル市長時代に幹線道路と高速道路を引き剥がし、ソウル市中心部に王朝時代の河川であるチョンゲチョンを復元させました。その周辺は市民の憩いの場となり、観光地になりました。
 だれもが「ようやらんろう」と思っておりましたが、李明博氏は400億円の拒否をかけてそれをやり遂げてしまいました。

 チョンゲチョン(清渓川)の周辺はソウル市民の憩いの場となり、同時に国際的な観光地に成りました。その成功事例もあり今回の大統領選挙では李明博氏(イミョンパク)はソウル市民の圧倒的な支持を得て当選したのです。

 高知県庁はそのことを見習うべきでした。


(参考)
 
 ソウルの親水空間「清渓川復元事業」と新堀川


 ソウルの親水空間清渓川復元事業の影響は?
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戸田 「清渓川復元事業」については以前下司孝之さんのゲストの時にも取り上げました。実に見事なことでした。世界的にも注目されています。環境面でも見習うところは多いですね。

西村 「清渓川復元事業」も事例です。都市の潤いは昔からうよく言われていますが、ウォーターフロント(水際)です。またそれは都市中心部のすぐ近くになければなりません。高知市では新堀川がまさにそうでした。それを無残にもつぶしています。道路をこしらえても環境破壊ですし、観光の振興には全くなりません。

 大阪の道頓堀やパリのセーヌ川も川とともに街が発展してきた例です。
 セーヌ川を潰して道路にすることはしない筈です。そう考えることを高知市長も高知県知事も議会も考えが及ばないことはとても残念です。愚かなことです。

戸田 せっかくの「目玉」になるものをつぶして、ただ道路になるだけのものをこしらえるというのは、もったいないことですね。公費でそれをしていることももったいない。「もったいない」その一言につきます。

西村 理想を言えば、土佐堀も掘り返し、はりまや橋を川にかかる橋にし、大丸前まで川にすることです。わたしの子供の頃は大丸まで川がありました。

 ところが高知市はその土佐堀を埋め立て、鉄骨作りで観光バスの駐車場をこしあれています。完全に掘り返すことをしないということを高知市長は宣言したことになりますね。

 観光バスの拠点にすると言いますが、がっかり名所のはりまや橋。歴史的資源のある新堀川も埋めてします。なにを見せるのかが不明ですね。
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 むしろ土佐堀を掘り返して、そこから桂浜方面への巡航船が往来するようになれば理想です。そういうことでもすれば観光にはなるでしょうが、バスの駐車場をこしあれてなにが観光なのでしょうか?

 シャッターの閉まっている商店街を見せるのでしょうか。

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(全国何処でもかつての中心商店街はシャッター通りになりました。)
戸田 はりまや橋も現在では魅力がありませんし。

西村 がっかり名所ですね。高知の恥を全国発信しているようなもんですね。 現在の新堀川の道路工事は規模を縮小。道路も途中から2車線にする。周辺環境に配慮したコミュニティ道路にすべきでしょう。

 水辺の潤い。歴史的な資源の活用、環境への配慮など活用自在でしょう。観光資源にもなります。新堀川の歴史資源の階段護岸なども活用できるでしょう。
 そういう前向きな設計変更を何故しないのか。県庁の姿勢は「怠慢」としか言いようがありません。「思考力が低下」しています。低下どころか停止していますね。
 こんな無意味な破壊活動にどうして「税金を費やすのか」私は申し上げたい。

戸田 環境に配慮することが今の時代は言われています。なのに10年前、20年前の基準にしがみついている。もっとやりかたがあると思いますね。
 ただの「時代遅れの場所」に新堀川の道路はなりかねませんね。

西村 新堀川全体を屋根のない「新堀川ミュージアム」「博物館」にすることです。博 物館や記念館を箱物のなかに閉じ込めるのではなく、街全体をそのようにすることが大切ですね。

 既に愛媛県松山市が実行しようとしています。「坂の上の雲まちづくり」を中村市長が提唱し実行しています。実際に松山市全体をミュージアムにするんだとの意気込み。

 事実歴史的資源は分散しています。正岡子規の資源、秋山兄弟のゆかりの歴史的資源。ロシアの捕虜の痕跡などなどを。それをあつめて博物館に「閉じ込める」のではなく、それぞれを観光客や市民が探索していただいて路面電車で巡回していただくとか。バスで巡回してもらうとか。そういうしくみづくりにトライしているようです。

 長崎市も「さるき方でしたか「ぶらぶら歩き」でしたがヒットしましたね。それを企画したのが、今の長崎市長です。
 そういう高知の「今あるもの」「あるべきもの」を大事にすれば観光に生かせます。そういう事例は既にあるのです。

そうすることで初めて土佐堀を埋めた観光バス駐車場が活用されるでしょうし。
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(ニューヨーク市のウォール街からピア17への街路周辺は「サウスストリート・シーポート・ミュージアム」として街全体が「歴史博物館」のようでした。
戸田 あるはずですね。

西村 市民のひそかな楽しみでした紙の門松の配布(75万円程度)を廃止するのに、このような無駄な公共投資を行っている。高知市政も県政もおかしいのではないかと思いますね。


 ソウルの親水空間「清渓川復元事業」と新堀川

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(新堀川周辺の歴史を学ぶ熱心な市民も増加しました。)

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2008.02.09

長州人の気概を示してほしい

 岩国市長選挙が激戦であると聞いています。わたしは土佐人として国の横暴に抵抗していただきたいと岩国市民の皆様へは申し上げたい。

 昨年の4月高知県東洋町の皆さん方は町長選挙にて、有効投票数の7割を超える投票行動で、核廃棄物反対の意志を表明した候補者を当選させました。東洋町の皆様の賢明な判断で高知県の海と自然が守られました。
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(東洋町長選挙の様子)
 参考 東洋町長選挙レポート

 かつて長州は、幕府に攻められ弾圧され大変な時期がありました。でも高杉晋作などが行動し、吉田松陰が気概を示しました。後に多くの日本国の首相を輩出したのは、「正しいことを頑として命がけで主張」したからでしょう。

 国に逆らえば交付金をやらない。そんな地元の意向を無視した「安全保障」があるのでしょうか?ありえないと思います。

 財政規模が20億円足らずの小さな自治体の東洋町。10億円の交付金は巨額で魅力的であったでしょう。しかし「いつまでも深呼吸を出来る東洋町。海も山も、川も子々孫々に渡す義務がある。放射能ではした金を貰ってら、その自然を子々孫々に残せない。」と断固として拒否した東洋町の皆様。

 岩国の市民の皆様もご先祖の長州人の気概を見せていただきたい。国の横暴に断固として立ち向かう長州人であったからこそ、土佐とも連携したのですから。


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道路問題を考える

 高知県民にとっては道路は[生活道路」。また自動車は生活の「足」そのもの。特に中山間部へ行きますと切実に思いますね。

 昨日は高知市から自動車で約1時間半のところにある仁淀川町へ行きました。この町は仁淀村、吾川村、池川町が合併してできた町です。国道33号線が町内を通過しています。
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(山々の上まで人家があり、人々の営みがあります。)
 国道33号線はかつては「Vルート」と呼ばれ、高松市へ行く国道32号線とともに、高知と松山を結ぶ主要幹線国道でした。しかし山岳国道であり、大雨が降れば土砂災害の恐れがありました。しかし現在は高知自動車道路の完成で通行量が激減しました。しかし地元の人たちにとりましては大事な道路です。

 その国道から1歩入った道路は県道であろうが、町道であろうが、狭くて暗く、見通しが悪い道路です。昼間でもライトを点灯し、クラクションを鳴らしながら走行しないといけない箇所が多数あります。ガードレールのない箇所も多いです。

 確かに過疎高齢化が進展し、都市部の人たちは「こんな人がいないところの道路をつくるのは税金の無駄だ。効率を考えろ。」と言われるかもしれない。しかし都市の人達が飲んでいる水はどうやってできるのでしょうか?工場でこしらえるのでしょうか?
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(清流は森林の豊かさがあって初めて山から滲み出してきます。)
 山それも樹木や豊かな山でなければ保水力や水源涵養はできません。だれが山林を手入れするのですか?車が入れなければ森林の間伐もできませんし。山の手入れのこと1つ考えても道路の整備は必要です。

 現場を見て判断してください。現場で体験してみてください。
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(森林には小規模な発電関係の施設もあり、多様な利用がされているようです。)

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ヒラリーかオバマなのか?

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(ホワイトハウスの主は未だに本命が出てきませんね。)

 アメリカの次期大統領は民主党候補者のヒラリー氏か、オバマ氏、共和党候補者のマケイン氏の3人に絞られました。女性候補と黒人候補の民主党と共和党候補との3すくみ状態。

 マケイン氏、党内保守派の支持が課題(朝日新聞)

 民主党は何故なのかオバマ氏をケネディ氏とゴア氏、ケリー氏やディーン氏の4人組が支援しております。情勢は互角ではないでしょうか?

 オバマ氏は副大統領候補に選挙戦から撤退したエドワード氏を指名するのでしょうか?一方ヒラリー氏の副大統領候補は誰でしょうか?ご主人のクリントン元大統領というのはどうなのでしょうか?

 エネルギーは民主党のものですが、予備選挙が激しくなればなるほど党内に亀裂が入り分裂しますと共和党に勝てないでしょう。

 なんの根拠も裏づけもない観察にすぎませんが、マケイン氏はかつての共和党大統領のアイゼンハワー氏の雰囲気に似ているような気がします。中道右派が一番アメリカ人に安心感を与え受け入れられやすい気がしますし。日本にとってもマケイン氏のほうが無難でしょう。

 パウエル氏を副大統領候補にすればマケイン氏が本命になるのではないでしょうか?

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2008.02.08

オリックス2軍は気合いを入れよ!

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 今日は仁淀川町周辺での現場の巡回を朝からしていました。午前7時半に出発。ダムやダム関係施設や山道を巡回しておりました。途中で昼ごはんを食べ、同行したメーカーさんを飛行場で送迎する途中、高知市の東部球場へ立ち寄りました。

 オリックスの2軍がキャンプしていました。ひょっとして2軍で調整中と言われている清原選手でもいるのかなと思いましたが姿は見えません。それでも四国内から熱心な野球ファンが70人ほど練習を見学していました。
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 打撃練習主体でしたが、素人目に見ても何を目的に練習しているのか不明。同行者は元高校球児。今も草野球をしているご仁。「声も出ていないし、覇気が選手に感じられない。これでは今年もオリックスはだめだね。」と辛辣な見解。

 野球のことはよくわからない私ですが、そういえば野球部はいつも声を張り上げて練習していましたね。練習試合でもベンチから大声で声援とやじを飛ばしていますし。静かな練習だったので違和感を感じました。

 ただ打球や送球の速さはさすがにプロ選手。2軍とはいえ卓越した野球の技量があるからプロ契約をしているのでしょうし。1軍選手が怪我などで離脱すれば2軍から登用されるわけですし。予備役の存在でしょうし。
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 見ている熱心なファンのためにもオリックス2軍の皆さんは声を張り上げ、はつらつと練習をしていただきたい。今日あたりの高知は暖かい。仕上がりも早いと思いますので、積極的なプレーをファンに見せていただきたいものです。

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なんだ教育再生会議は英国のパクリだったとか

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 先週のNHKクローズアップ現代でしたか。教育の問題の特集をしていました。そこで検証していたのは英国の教育改革。80年代のサッチャー政権で従来の教育制度を解体。公立学校を格付け。

 全国テストを実施。成績優良校に予算を傾斜配分。成績の良い学校には優秀な生徒が集り、結果先端技術を専攻する学生が増え、GOPを4%押し上げる原動力になったとか。それなりの成果はあったようですね。

 なるほど安倍前内閣がやろうとすることは前例があったのか。教育再生会議というファシスト集団は、「英国の教育改革」という先進事例のパクリでありなんの独創性もなかったのだ。

 テレビのレポートでは予算の傾斜配分を受けなかった学校の取材もしていました。学校は荒れ果て、基礎学力は低下。治安も悪くなったそうです。ブレヤ政権では一転して教育予算を倍増。低学力学校に教師を倍増して派遣。底上げに努めようやく最近成果が上がったとか。

 格差教育の弊害。底上げ教育の大変さ。いずれも前例があるもの。安倍前内閣は本気で日本の良さを壊そうとしていましたね。自分達がぶっ壊れて国民としては安心しました。

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2008.02.07

グリコを見習ったらどうなんだ

 昨年の日本社会は[食品偽装」問題で終わりました。有名どころの企業がインチキをして金儲けをする。なんと情けなく浅ましい経営者なのか。顧客のことよりも利益を優先し、株主への配慮を最優先する経営合理主義というものなのか。[格差社会」の進展とともに深い怒りを感じます。

 そして今年になって発生した[毒入りギョーザ混入事件」。販売元のJTと日本生活協同組合は言い訳に終始。中国の捜査当局は確証もなしに「毒物は製造過程での混入がありえない。日中友好関係を破壊しようとするテロリストが日本で混入したのだ。」と言い出す始末。

 思い出すには何年か前にあった[グリコ・森永事件」ですね。グリコは社長が誘拐されたり、お菓子に毒物が混入されたり一方的な被害者でした。1984年のことでしたか。

 事件の経緯についてはWikipediaなどに詳しい解説が掲載されています。グリコの偉いのは顧客重視の安全対策を徹底して実践したことです。今となったら検索しても出てきませんが、確か物凄い安全対策をしていました。

 それはグリコの主力製品のポッキーだと思いますが、その箱の1個、1個をシュリンク包装したことです。
 つまりポッキーの紙箱の1つ1つを更に透明なセロファン状のフィルムで包装して店頭に出しました。

 シュリンク包装はフィールムを熱をかけて引き伸ばし、紙箱に巻き付けて全体包装しています。何者かが異物をポッキーに混入しようとしても穴を開けると外のシュリンクされた透明な外袋が簡単に破れます。

 注射器に毒物を入れ、ポッキーチョコレートに混入しようとしても、シュリンク包装でをしているので、それを破らない限り異物は絶対に混入できません。それはグリコにすれば大変な投資であったと聞いています。

 当時そのシュリンク・フィルムをグリコに納入していたメーカーの人に聞きましたら、その数量は今では考えられない「天文学的な数字」だったとか。シュリンク包装をする機械メーカーも毎日徹夜でこしらえていたとか。

 グリコは一方的な被害者でした。しかし顧客の安全を第1に考え、絶対に異物が混入しない当時最新の包装であるシュリンク包装を主力商品に行い、以後の異物混入を防ぎました。

 莫大な投資をグリコは行いました。被害者でありながらその経費を賄いました。結局犯人は未だにみつからず2000年に時効に成りました。グリコが何年継続してそのシュリンク包装への莫大な投資を継続したのか忘れましたが、以後グリコ製品への異物混入はなくなりました。相当長い間していたようでした。そして消費者から絶大な支持を得ました。

 今グリコの株価や業績がどうなのかは知りません。でも日本の1私企業でも社会的な責任を全うし、顧客のことをなにより最優先した会社がいたことを日本人として誇りに思います。

 その教訓があるのに、雪印や不二家、白い恋人の会社や赤福など偽者表示をして目先の金儲けした浅はかな経営者が輩出したことを日本人として恥じたい。そして今回の中国製造の冷凍ギョーザ毒物混入事件。皆自分から率先して対策をしようとしない。生協のくせになにをしているのだろうか。消費生活協同組合だろうに。実に生ぬるい。本当に消費者の味方なのか?

 日本と中国の関係者の浅ましい対応。真底グリコの対応を見習えば良いと思いました。

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安心センターで安心できるのか?

 旧高知市民病院跡に高知市役所は大規模な防災拠点である「総合安心センター」が近く着工されるようですね。医療や防災機能が集積したセンターになるようです。
 次々と公共施設が市中心部から郊外部へ移転していますので、新たな投資は悪いことではありません。
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 ただうちらの地域である下知からは2キロ以上離れておりますし、施設の恩恵を受けることはありませんね。本当に安心できるかどうかの判断は現時点では情報が少ないのでどうしようもありません。

 市議会で野党である共産党だけが疑問をぶつけているようです。

 絵空事の防災対策がどうなのかは、地元の自主防災会で活動を積み重ねていくなかで検証して行きたいと思いますので。
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(1946年の昭和南海地震。地震の規模は小規模であったと言われていますが、高知市下知(しもじ)地区は壊滅的な被害を受けました。敗戦で戦災から立ち直ったばかりで、倒壊家屋は多くは新築家屋であったと言われています。)

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2008.02.06

品揃えが立派になったこうち暮らしの楽校

 いのでの仕事帰りに久しぶりに松田高政さんが経営されているこうち暮らしの楽校を訪ねました。なかなか品が充実してきているようですね。
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 ソースなどの調味料系はフルラインでJASS有機農法農家である井上正雄さんの玉葱を原料としているケンショーソースがこれほどそろっているお店は高知県にはありませんね。
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 それで無農薬のみかん(300円)とポテトファームのひがしやま(干した芋・750円)と、歌川さんお勧めの四万十羊羹(380円)を購入しました。
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 ひがしやまはわたしが松田さんにご紹介した浜田さんのところのもの。大月の海岸の陸でこの北西の強風に2週間もさらして干したもの。芋の糖分が吹き出て甘みがでています。

 繊維質の塊。カロチンも豊富。」しかも添加物は何も入っていません。子供さんはぜひ食べていただきたい。四万十川羊羹は母にお土産としてあげたら、絶賛していました。高知暮らしの楽校の人気商品な筈ですね。
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(JASS認定有機農家の井上正雄さんところの有機野菜も販売しています。)
 とにかくどんどん充実していることはよい事です。
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中心市街地再開発=郊外化

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(破壊が進む新堀川をつぶす県による道路工事)

 ようするに市長は中心街を郊外化したいのだろう。

 高知県と高知市の都市計画事業と称するものは、鉄道の立体交差、駅前再開発、区画整理事業など自動車道路の整備ばかり。県都市計画部高知駅前周辺整備事務所県道一宮(いっく)ーはりまり町線などは、ひたすら新堀川の歴史資源と貴重な市街地のビオトープを破壊するのに税金を投入しています。

 結果だれが一番得するかと言えば、イオンでしょう。イオンのために高知県も高知市も貴重な歴史資源と自然を破壊しています。また追手前小学校を潰して商業施設を誘致するとか。

 商店街はシャッターがどんどん閉まり、空き地は駐車場にどんどんなっています。子供達のいない街。高知市内中心街は過疎化、空洞化。
 いままで高知市長がなにをしたくて中心市街地再開発の繰言を言われている意味がわかりませでした。今ようやく理解できました。
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 中心市街地を郊外化することなんです!
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(廃校予定の130年の歴史の追手前小学校)
 追手前小学校を廃校にし、周りを駐車場だらけにします。するとどうなりますか?中心街は郊外型の店舗を誘致しようと思うのです。そう考えるととてもわかりやすう。

 ナカちゃんがブログに的確に指摘されていますね。

 セグメントクッションとしての高知駅前開発

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(すべての道はイオンに通ず?の公共土木投資の高知県と高知市)
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(愛宕商店街は連続立体交差であmすますイオンへの通路になることでしょう。)

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追手前小学校を存続させる会を見学

 2月2日の「まちづくりフォーラム」で知り合いになりました小野知さんからご案内があったこともあり、2月5日午後7時から聖パウロ教会での追手前小学校の存続を考える会 の会合を見学に行きました。9人の保護者や関係者が集<っていました。

 地元新聞で知るだけでよく問題の本質を正直知りません。会合の事前に市議会議員の岡崎邦子さんに電話でレクチャーしていただきました。岡崎さんは市議会にて苦渋の決断をされ追手前小学校の統廃合問題では会派の以降とは別に議場から退席されていました。

 「まだ5年間時間あります。焦らずじっくりと問題にとりくんだらえいきに。」とのこと。事前情報があまりにないので、情報収集に行くようにしました。明日であればサッカーW杯予選があるので絶対に行けないところでしたが・・。

 追手前小学校の存続を考える会会長の小野知さんのリードで会合は進展しています。まず2月2日のまちづくりシンポジウムの反省から。

「思ったことは追手前小学校を廃校にするというのに、高知市長や商店街は跡地を商業施設や図書館や大学と言われているが具体性がありませんでした。そのことで納得する市民は少ないとは思いますね。」

「とにかくあの場に市長、商店街の代表、追手前小学校を存続させる会の3者が同席してことに効果があったと思う。」

「あの場は市長のおかしさを追及する場ではないと思った。そうすれば2度と会合はもてない。問題点が明らかになったのではないのでしょうか。来場していた人たちは理解できたと思います。」

「事前の告知が殆どなかったにもかかわらず120人収容の会場に110人来ていました。しかも雨の中。追手前小学校と商店街関係者以外に多くの市民が来ていました。市の企画調整課にチラシはあったが配られているようになかった。今の時代はネットもあるし、メーリングリストやブログで呼びかけた効果があったと思う。」

「予想以上に市民の参加があったので高知市側はむしろ慌てていたと思う。」

 とだいたい評価する意見が出ました。反省する意見とすればお知らせする方法をもっといろいろ出すべきであるとのことでした。

 今後の活動については様々な意見が出ました。

「無理のない程度で行事をして注目を集められることを自分達でやればいいと思う。」

「学校の周辺は歴史の遺跡がたくさんあるし。歴史散歩も郷土史家の人と子供達や父兄もまわるとかしたらいいと思う。」

「追手前小学校は130年の歴史があるのですから、卒業生に講演会をしてもらうとか。ユニークな経歴の人もおられることですし。」

「広末涼子さんはどうだろか?」

「やなせたかしさんも一時期いたことがあるそうやし。」

「徳島市の中心街の新町小学校と交流をしたらどうか。」

「関係者だけで盛り上がるのではなく、広く市民に広報していくことが課題。」

 など意見が出されていました。午後9時半まで議論がされました。

 うっかりカメラを忘れた為会合の様子の写真はありません。
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(どうなる追手前小学校)

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なくなるのか迷惑メール

 政府はようやく重い腰を上げ迷惑メールの規制に乗り出すようです。しかし効果的な対策はとれないでしょう。私の場合は仕事でも個人でもホームページを開設しているしメールアドレスを公表しているのである意味仕方はないと諦めています。

 送りつけるほうは自動的に大量に発信。受信するほうは、なかには大事なメールもあるので分別は手動。なんとも割り切れない限りです。大量の迷惑メール(それでも1日500通程度にすぎませんが)のなかに大事なメールが埋もれているような状態ですね。

 NSNとYahooが合併するとかしないとか。そうであるならば迷惑メールを撲滅するような仕組みを開発していただきたいもの。この問題はそろそろ個人の努力では解決できないように迷惑メールはなっていますし。

この問題こそサミットなどで討議しないのでしょうか?いくら光回線を整備しましても、迷惑メールで占領されているようでは無意味ですし、社会的な損失は莫大ですから。
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(毎日押し寄せる迷惑メール)

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2008.02.05

頑張れ井原さんー岩国市民の皆さん

 岩国市長選挙が行われています。現職の井原さんと、新人の福田さんの一騎打ち。神奈川の米軍艦載機の岩国移転をめぐり、井原市長(当時)は受け入れを拒否しました。住民投票でも80%を超える市民が反対の意志を表明しました。

 国側は岩国市に圧力をかけ建設中の岩国市庁舎への建設費を凍結しました。耐震構造の庁舎は市民の安全を守るためにも必要な施設を[担保」に井原市長に圧力をかけました。

 動揺した自民党・公明党が多数を占める市議会は井原市長の提出した予算案をことごとく否決。市政は混乱。その自民・公明が押す候補者が福田さん。

 岩国市長選、第一声熱く、7日間の選挙戦に突入(讀賣新聞)

 情勢は伯仲しているとか。結果はどうなるのかわからない。

 同様のケースで思い出すのは沖縄県知事選挙。基地の移転問題で国内移設か、国外移設かをめぐり何度か一騎打ちが行われた。保守系候補が雇用と事業支援を名目に勝ちましたが、その成果はありません。

 特に森ー小泉ー安倍ー福田と続く最近10年の自民党政府は沖縄問題には熱心ではないからです。保守系候補が基地のある自治体の首長に成りますと、「あやつり」になりまじめ該当地域のことを政府は考えないからですね。

 ですので基地に反対している首長がなったほうが政府が当該地域をまじめに考えるから良いと思います。沖縄でもそんなことを聞きましたし。

 日米安保条約は憲法違反ではない。日本が軽武装でいくし、経済再建優先でいくから占領後も米軍に駐留してもらいたい。当時の吉田茂首相がサンフランシスコ講話条約締結後、同時に締結したのですから。

 朝鮮戦争時での派兵も拒否し、米軍の要請どうりに自衛隊も大幅増員をしませんでした。日本国憲法第9条を活用し、増員を拒否した経緯もあるのですから。

 安倍晋三氏ごときが[戦後レジームの破壊」を叫んだところで、逆に壊されるほどその戦後体制は強固。ただ最近は米軍の都合で、日米安保が変質し、米軍の身勝手な世界戦略に自衛隊が組み込まれている危険性があります。

 岩国の市民の皆さんは良識を示していただきたい。昨年高知県東洋町町民は、はっきりと核廃棄物最終処分場を拒否しました。巨額の交付金(町の年間予算に匹敵する額)を断固拒否しました。高知県の海と自然が守られました。

 身勝手な政府の意向に沿うのではなく地方自治の原則を貫いていただきたい。
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(4年前沖縄国際大学に墜落した普天間基地の米軍ヘリコプター)

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空洞化しているのに道路建設の愚かさ

 地元新聞によりますと、高知市中心市街地の駐車場案内の電光掲示板が廃止されるようです。中心街が「空洞化」し、必要がなくなったからだそうです。

 高知市整備の駐車場 電光案内廃止へ

 そうであるならば、歴史的資源とせっかく浦戸湾最深部で環境が回復してきた新堀川をどうして多額の税金を使って破壊し、道路にするのか?全く疑問ですね。

 高知県庁土木部は1度決めたことはなかなか意地でも変更しない行政の意固地さが市民の不信感を生んでいることがどうやら理解していないようですね。そのあたりはコンクリート。特に今頃は年度末ですから「予算消化」事業でどんどん精力的に自然と歴史資源を破壊しておりますね。
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(税金を費やして貴重な歴史資源とビオトープの新堀川の破壊が進行しています。)
 高知県都市計画課高知駅前周辺都市整備事務所が施工している県道「はりまやー一宮(いっく)線の道路工事はただちに中止しないといけない。歴史に大きな汚点を残すことになるからだ。通行量が激減しているにに道路工事を辞めようとしませんね。

 特定道路財源の国会での論争はどうなったのか?今まで政治の力でねじまげられた道路の議論。本当に必要な道路は都市部でも地方でも優先する。そうでないものは再検討する。それをすればいいのだろう。

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2008.02.04

危険なプルサーマルが再開とか

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 関西電力は福井の原子力発電所でプルサーマル計画を再開するそうです。事故などで99年と04年の2度にわたって中断した計画が動き出すようです。

 福井県、プルサーマル計画再開了承 高浜原発3・4号機(朝日新聞)

 青森県六ヶ所村でも核燃料処理が本格的に稼動するようで、世界の自然エネルギー、地域エネルギー資源とは全く逆のエネルギー政策を日本は国策で推し進めていますね。

 先週レポートした地域循環型木質バイオマスとは全く対立するエネルギーのしくみ。多資源消費型の経済の象徴であり、地震国日本で安心して稼動できるのか。また高レベル放射性廃棄物をどうするのか。見切り発車をまたしてしまいました。

 こうなると国の政治を変えない限り、危険な原子力発電の稼動と、多資源消費型のエネルギー政策の転換は出来ません。本気で活動しないといけないと思いました。

 偽者の環境対策で自己満足する市民や行政(化石燃料の車で郊外の大型量販店へ行き、多資源消費型の空調の効いたショッピング・モールで買い物。レジ袋を辞退しただけで環境に良いことをしたと思い込んでいる人達)が原子力発電を推進し、黙認していると思いますね。
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(郊外型ショッピングモールは、大量のエネルギーを消費し、化石燃料の車を大量に集めます。レジ袋をやめたぐらいで地球環境にやさしいと言えるのでしょうか?)

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2008.02.03

高知県自主防災組織リーダー研修会へ行きました

 今日は朝から雨。本来なら夜須へ行きセーリングの予定ですが、雨が降れば風が吹かないので諦めておりました。午前中は家の用事を行い、家内に言われてスーパーへの買出しに行きました。
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 それで節分だったのですね。高知市の中央公園ではのむら豆店が節分の豆まき用の豆を無料で進呈していました。テレビ局が呼び込み目ざとい市民が行列していました。こちらは並ぶ時間の余裕がなくいそいそと高知県庁へ行きました。
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 午後1時からは西やんからの情報もあったので、高知県庁ホールで開催された高知県自主防災組織リーダー研修会へ参加ました。主催は高知県危機管理部地震・防災課。企画運営はNPO高知市民会議でした。参加者は高知市、佐川町、須崎市、南国市の自主防災会の代表者たちでした。60人ほどの参加でした。
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 最初に主催者の危機管理部地震防災課の人の形どうりの挨拶。実に退屈な話を10分間も聞かされるのは苦痛。実践を踏まえていない絵空事の話を聞くのは苦痛。高知の自主防災会組織率は47%程度。今年は53%。平成22年までに100%にすると意気込むが、戦略も熱意も見られないお話。
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 続いて高知県健康福祉部障害福祉課チーフの小野広明氏の講演は県職員には珍しく具体的でした。

 高知県に人口の4分の1は65歳以上の高齢者。介護認定を受けている人は4万人います。また75歳以上の後期高齢者は人口の8分の1います。障害者(身体・知的・精神)は5万人います。外国人も含めた「要援護者」は10万人になります。

 各種災害のデータ、例えば95年の阪神大震災でも、誰が救助したかの質問に自分と家族とご近所で95%になっています。大災害発生時72時間は行政の支援は期待できない状況では、自主防災会を中心とした地域の繋がりがとても大事です。

 災害時要援護者台帳と災害支援プランをこしらえ、福祉支援マップを災害時にこしらえないといけないとのこと。孤立している要援護者をどうするのかという話しでした。このあたりは既に二葉町自主防災会では防災世帯名簿は完璧にこしらえています。問題はその先なのですから。
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 次に防災寺小屋指南役の西やんこと西田政雄さんの講演。最初に阪神大震災のDVDから入ります。「僅か10秒の揺れであれだけの破壊。今度の南海地震はあの揺れが60秒続くのですから。」とはじまります。

「とにかく自分が寝ている寝室で家具の下敷きに成り死亡することのないうように実務的な家具転倒防止策をレクチャーします。」

「いわゆるセット販売されている防災グッズはやたら高い。しかも役にたたないものばかり。私は格安で近くのホームセンターや100円ショップを活用してできる家具転倒防止策をやります。」

「完全に倒れないようにすることが家の構造上難しければ、倒れる時間を遅らせる方法はあります。」

「家具を集めた部屋とするとか。とにかく寝室には家具を置かないこと。おく場合は最低限にし、倒れないように転倒防止をすることです。」
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 西田政雄さんの話しは実に具体的。模型や家具も持ち込んで実例を見せてくれました。ガラスに飛散防止フィルムを貼るのと貼らないのでは違う実験までしました。迫力があります。
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(道具の名前は不明ですが壁の後ろに柱があるかどうかを見抜く道具の数々です。)
 また壁は最近はボード張りが多い。裏に柱があるのかないのかは建築の知識のない市民は見極めが難しい。簡単にわかる器具もあるようですね。それも示してくれました。名前がわからないの撮影しました。

 会場とのやりとりも実践的でした。

「なかなか自主防災会の行事に人が集まってくれません。なんか集客の方法は?」

「家具転倒防止説明会を開催しようと思うのだが人が集まりそうもない。」
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 という質問には西やんは具体的に回答します。

「地域の集りは楽しくないと。餅巻きやビンゴゲームをする町内会も。防災夏祭りとしてやることも。地域で工夫しますとなんとかなるでしょう。」

「地域に役員の家を家具転倒防止のモデルルームにして公開すれば関心は高まることでしょう。」

 地震学者や県庁の眠たい絵空事の話ではなく実践的な話はためになります。高知県危機管理部はお金だけ出してください。変な事業はしないでください。そのほうが県みのためになるからです。 以上。

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高知駅前再開発の展望は?  2月8日(金曜)

西村 今月の「けんちゃんのどこでもブログ」は、都市問題をテーマにコメントをさせていただきます。高知シティFMの戸田健史さんにもお話に加わっていただきます。

 この不況の中、多額の公共投資がJR線の連続立体交差、高知駅前再開発、高知市内3箇所での区画整理事業(弥衛門、北本町、潮江)で進行、また高知市は春野町と合併しました。
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(弥衛門地区での区画整理事業。まだ家屋は建っていません。)
 その反面、歴史的資源と環境が回復してきた浦戸湾最深部の新堀川を埋め立てて県が道路をこしらえ、高知市は追手前小学校を廃校にし、そこへ商業施設をこしらえるとか言っています。全く的外れな再開発計画なので、高知市の1市民であるけんちゃんがコメントします。
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(高知県庁土木部都市計画課高知駅前周辺整備事務所による歴史資源の新堀川を破壊し進行する無意味な道路工事。多額の税金が費やされています。)
 今回のテーマは「高知駅前再開発の展望は?」です。

10年がかりで工事が行われていましたJR土讃線の連続立体交差事業ですが3月に完成します。完成後は高知市中心部の布師田から入明までは踏切がなくなり、自動車交通がスムーズになるという説明を県側がしています。
 自動車交通さえ便利になれば全てが解決すると高知県庁は思い込んでいます。連続立体交差で利益を得るのは北部環状線沿いにある大型量販店や専門店だけです。愛宕商店街などは通路になりより寂れるのではないでしょうか?
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(イオン高知への通路となる愛宕商店街。シャッターは開くようにはありません。)
戸田 今でさえ北部環状線沿線は異様な発達と賑わいがあります。車で行かれる人はそこで人とおりの買い物をして戻るという図式が出来ました。そして商店街は来るまで通過するだけの通路になりました。結果シャッターが降りている商店ばかりになりました。

 車で直通できなかったところがスムーズにいけるようになれば、よりその現象が進みますね。

西村 500億円かけた公共投資で北部環状線沿いにある大型量販店や専門店だけが利益がでる連続立体交差と道路をこしらえたのか?そのためなのか?とうがった見方をしてしましますね。

 行政側は「そういうつもりはない」と言い張りますが、結果的にそうなってしまうのは明白ですね。

戸田 駅というか鉄道にとっも良い結果は生みそうにもありませんね。

西村 そうだと思いますね。

 マイナス面ばかり指摘しました。ではプラスの面の検証も必要です。JR高知駅北側の高知市所有地(昔市営住宅がありました)が一部が国の合同庁舎(税務署や法務局、財務局などが入居予定)になり共同ビルが建ちます。

 長距離バスや路線バスのバスターミナルになります。こちらは少しまちづくりの期待があると思います。
 特にバスターミナルのこしらえ方や他の交通機関との接続が大事です。
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(高知駅北側にバスターミナルが出来ます。9
戸田 現在高知市内にはバスターミナルは存在しないに等しいです。高知駅にあるのは高速バスの停留場ですし。それも決してわかりやすいとは言えないですね。
 市街地を走る路線バスも高知駅で走れば随分苦労しないと駄目ですね。

 どこへいくのに、どのバスに乗ればいいのか。よく私もはりまや橋付近で県外の観光客に「桂浜へ行くにはどこで、どのバスに乗ればいいのでしょう?」と聞かれることがあります。

 即答できませんし、案内板を見てもちっともわからないのです。わかりやすさ、便利さ。きっぷの買いやすさ。このへんでしょうか。絶対的なポイントに成りますね。そうでねければバスターミナルとは言えないでしょう。
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(景観に配慮した(?)高知駅ビル。杉の集成材を使用したことで県産品の木材を使ったそうです。)

西村  鉄道や路面電車、バスなどの地方の公共交通機関の利用促進策や、プランが高知駅前再開発では見えて来ません。バスもどう乗り換えていいのかわからない。ビジターの観光客なら尚更です。
 桂浜から戻ってきて五台山へ行くのはどう行くのか。どこでわかるのか。インターネットで検索できるようになっているのか。それすら難しいそうなんですね。

 自動車交通の利便性だけで鉄道を高架にしたところで都市は発展しません。
 四国の先行事例では10年以上前から香川県丸亀市や愛媛県今治市があります。鉄道高架になっています。しかし両市とも駅前は寂れています。無残なものです。高知市も現状ではそうなるでしょう。県と市に任せておれば酷い結果は目に見えています。
 丸亀駅前など駅前に日本を代表する現在美術の巨匠の猪熊源一郎美術館があります。しかし駅前商店街は殆ど締まっています。ある時駅前に宿泊したものの開いている飲食店をみつけられず、やむなくコンビニで弁当を購入したこともありますたし。

戸田  宇田津のあたりも鉄道高架になっていますが、広大な空き地が広がっています。

西村 瀬戸大橋の完成を見込んで行政側が流通団地の形成をもくろみましたが、企業側は対岸の岡山に流通基地をこしらえ四国からむしろ撤退しました。コンビにも弁当も岡山から来ますね。
 トラックは対岸から。営業マンはマリンラーナーで来て車を四国に置いて四国を巡回するスタイルになりましたし。行政側のもくろみが外れた現実の事例ですね。瀬戸大橋が出来て今年で20年目ですが広大な空き地はそのままなのですね。6車線の道路が虚しい。きちんとそのあたりを押さえて都市づくりと公共投資しないと亡びてしまう実例ですね。

戸田 列車から眺めてなんでだろうと思っていました。

西村 都市再生と地方の公共交通機関とのリンクが都市計画でなされていません。高知市の場合は。ですので自動車の利便性を無批判に行政側(県。高知市)が信仰した結果、歴史の資源の宝庫の新堀川を高知駅前再開発の一部と称して道路にして破壊し埋め立てたりはしない筈ですね。

 歴史を勉強すればあんな無謀なことはできません。またせっかく生コン事件以来浦戸湾の水質が回復してきた野に、巨額の税金で埋めて道路にする。出来ない筈ですね。普通は。完全に県も高知市も狂っているとしか思えません。
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(土佐堀も埋め立てられ、観光バス駐車場を税金を費やして高知市はこしらえています。)
戸田 いわゆる都市の運営と公共交通機関とのリンク。高知市ではまるでできていないような印象があります。
 電車、バス、鉄道を運営しているのは民間会社で難しいところはありますが、行政は確かに補助金を出していますので、有効な活用がのぞまれますね。お金出して終わりのようなところが見受けられますね。中途半端になり車ばかり増えるようになりますね。

西村 異なる観点から言いますと、高知駅前にあったら良い施設としては2000人収容のホールです。交通の接接点(鉄道、路面電車、バス)ですのであれば理想的ですね。全国の県庁所在地で2000人ホールと球技場で夜間照明施設がないのは高知市だけでしょう。恥ずかしいかぎりです。
 交通の結節点である高知駅前。バスでも路面電車でも、JRでも来れる。ここへ集客装置であるコンサートホールがあるのは理想ですね。
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(ロック音楽は動員力があります。2000人規模のホールは必要でしょう。)

戸田 公共交通機関で行くのは理想です。実例では高知市はらみにあるベイ。スクウェアというホールがあります。あそこはスタンディングで1000人程度は入れるそうです。

 駐車ばがないので、電車で皆行きますね。大物アーティトの時は、土佐電鉄の桟橋線は満杯ですね。これで高知駅にホールができれば南北の核ですから街中もそうなると栄えますね。

西村 高知駅前にまだ敷地に余裕があってスーパー作るだの商業施設だとかわいわいやってはいます。以前は大学と図書館の複合施設の計画もありましたし。わけのわからん構想がありました。それなら2000人ホールが遥かに経済波及効果がありますね。

戸田 そうだと思います。

西村 観光に力を入れるのであれば、そこへ行けば高知の全てがわかる。という案内センターを駅前にこしらえるべきでしょう。

戸田 バスターミナルともからみますね。観光ガイドは必要ですね。

西村 高知駅前はへそですので、県民がわくわくするようなプランで再構築する必要性がありますね。

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2008.02.02

まちづくりシンポジウム 「中心市街地の活性化を考える」

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2月2日高知市桟橋の青年センター 4階ホールでの「まちづくりシンポジウム 「中心市街地の活性化を考える」を見学にいきました。

 コーディネーターは相沢俊夫さん(株式会社 高知放送 常務取締役)。パネラーは小野知さん(追手前小学校の存続を考える会)広末幸彦氏高知市商店街振興組合連合会 理事長)、岡崎 誠也氏高知市長)。

 パネラーの数が少なく司会者が元アナウンサーの人なのでまちづくりの議論が深まるのではないか。と勝手に議論に少しは期待をして雨の中長靴を履いて見に行きました。
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(相沢俊夫さん)
 このシンポは告示がされているようになく、市役所のホームページにも掲載されておりません。そのあたりは何故なのか不明ですね。でも120人の収容の会場には110人が来場していました。

 商店街の関係者や追手前小学校の保護者の人たちなども多数来られているようでした。シンポは定刻の午後2時から開始されました。司会進行役の相沢氏は「ひさしぶ利の司会で緊張しています。」と言われていましたが、進行は無難にされておられました。
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(小野知さん)
 小野知さん。「追手前小学校は130年の歴史があります。市長は歴史と文化を大事にされると言うのなら大事にしてほしい。特に西校舎は昭和29年の建築。校舎の改築も市財政難のために出来ないといわれる。
 昨年5月25日に新聞報道で追手前小学校を新堀小学校の統合し、廃校にする市の意向を初めて知りました。せっかく特認校として実績が上がっているのにとても残念で釈然としません。

 街には全ての世代の人達が集う街が健全です。赤ちゃん、子供達、お年寄りなどすべての世代が集う街が健全な街です。国の補助が受けることのできるエコスクールに追手前小学校もエントリーすねきであると思っています。街のど真ん中の追手前小学校が取り組む。周りの商店街の皆さんも取り組む。それで市役所も応援していただきたいのです。」
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(広末幸彦さん)
 広末幸彦さん。「わたしも含め家族は皆追手前小学校の卒業生。地域のコミュニティのなかに荘学校があり、商店街もあります。ただ現実は厳しいものがあります。平成14年にとでん西武、17年にダイエーショッパーズ、18年にバルザが撤退しました。

 一方郊外にはイオンモールが平成12年に開業。平成16年にシネコンがイオンに併設されました。この10年間で商店街の売り上げは30%落ち込み、商店数も30%落ち込みました。商店街の通行量も平日で33%、休日で55%も落ち込んでいます。

 市民からの商店街への要望は、駐車料金の無料化。閉店時間の延長。接客態度の改善などがあります。わたしたちは商店主であり、地域の住民でもあります。地域の中に商店街があるのだということで活動をしています。」

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(岡崎誠也市長)
 岡崎誠也市長。「高知市は山内一豊公の時代から城下町として発展してきました。300年の街路市とともに歴史があります。にぎわいと安心というのが私の2期目のマニフェストです。
 2030年ごろに襲来する確率の高い南海地震。高知市内に200棟の学校校舎がありますが耐震化できたのは半分の100棟です。苦渋の選択ですが新堀小学校と統合して新堀を耐震化するそういう計画です。

 高知大学や図書館アなど街中に賑わいをもつ集客機能は必要であると思います。また同じ人口規模の前橋市に比べ高知市は路面電車や自転車での移動を市民がしている人が多いのでCO2排出量が3割少ない。

 「コンパクトシティ」が市の目標です。社会基盤の整備された中心市街地に人を呼び戻すことが高知市の課題です。」
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 1時間半のシンポジウムの時間の割には多様な話をパネラーから聞けました。会場からの質疑応答も5人から意見が述べられました。
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 私も発言の機会がありましたので、以下の意見を述べました。

1)高知市同様に中心街が空洞化している徳島市は、追手前小学校同様に少人数になっている新町小学校を絶対に廃校にしないと市の担当者は言いきっていました。理由は貴重な公共空地を手放さば二度と取得することができないとのこと。防災拠点としても大事であるから。

2)市も商店街も真剣に住民を中心街に増やす工夫をすべきではないか。沖縄県は毎年1万人ずつ人口が増加しています。沖縄と縁のない人がリタイヤして沖縄に移住してきています。高知は人気のある地方都市ですので、可能性があります。

3)へんな箱物をこしらえるのではなく、高知市中心街全体を屋根のない博物館と考えるべきでしょう。松山市の中村市長は松山市全体を博物館としています。「坂之上の雲のまちづくり」を念頭に頑張っています。

4)安心、安全のまちづくりというのであれば、商店街にも自主防災会をこしらえていただきたい。お客さんの安全も守っていただきたい。二葉町は自主防災会が出来て住民の意識が変わりつつありますから。
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(追手前小学校は商店街と一体化しています。)

 あと自分で言いたかったのは他の県庁所在地にあって高知市にないのは2000人収容ホールと野球場の夜間照明施設。これは是非ほしい。なぜなら「集客装置」であるから。都市の魅力というこちにもなる。

 2000人ホールはショッパーズのところか高知駅前にZEPPのようなところと提携し民活でこしらえてほいいと思いますね。

 あとたわ言を申し上げます。

 野球やサッカーのようによさこい踊もプロチームをこしらえる。500万円の人件費をキープして20人雇用する。そのプロに人達が全国へよさこい踊を指導するまたよさこい会館で年中踊る。200人のセミプロも組織する。2000人のサポーターも組織する。よさこい会館で年中よさこい踊をする。

 高知の特色や強みを出してみればどうだろうか。

 参考ブログ記事

 徳島市担当者の見識

 追手前小学校は移転させてはならない

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COOP製品でも大丈夫なのか?

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 中国の「毒入り」ギョーザはCOOP商品だったそうです。うちもこだわりCOOPから品物を週に1回宅配していただいているので、冷蔵庫を開けて「総点検」しました。

 他人事ではありません。毎日の食生活であり、命の問題ですから。このCOOPの本部からチラシが同封されていまして、該当する中国製品はないとのこと。一安心ですね。

 食の安全を強調してスーパーとの「差別化」を強調していた生協(COOP)であったが、今回の「毒入りギョーザ」の問題が発覚し、事後対応も該当した生協は悪いようなので駄目ですね。金儲け主義に走っております。

 消費生活生協とカンバンを掲げているのにこれはいかがなものか。中国毒入りギャーザの輸入もとのJTは「生協に任せていた。」と発言。生協側は「JTに任せていた。」とのお互い責任のなすくりあいの記者会見。消費者無視の無責任発言ですね。

 昨年は日本の食品会社の偽者表示で1年が暮れました。幸い被害者は出ませんでした。今回はその教訓が全く活用されず他人事の無責任な対応を各社しています。政府もあてにならないし、中国政府は更にあてになりませんね。

 市民は自分で自分に身を守らないと無責任な金儲け主義者に殺されてしまいますからね。

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中国産食品を無期限輸入停止に

 またもや中国製のギョーザから、毒性の強い燐酸系の農薬が検出。食べた人はひどい中毒症状に。命は大丈夫だったそうですが、これでは怖くて中国製造の加工食品や農産物は「食べてはいけない」部類にはいりますね。

「毒味して売って」 返品続々、広がる不安(中国新聞ニュース)

 中国といえば「偽者大国」。しかも強権独裁の国。勤労者も過酷でひどい労働条件で酷使されているようですし。共産党の幹部が経営する企業主に文句も言えない国。これでは品質管理もなにもあったものではない。

 北京五輪は今からでも中止すべきでしょう。代替開催地は日本と韓国ですれば良いとは思う。オリンピック参加国は自国のトップアスリートの健康と安全を考慮するなら北京五輪へ参加しないことでしょう。

 中国政府も本気で社会の民主化と品質管理を取り組まないと、世界中からボイコットされると思いますね。モラルも言論の自由もない国ですから。中国製造の食品、食品加工物、農産物、水産物を安全が確認できない限り無期限に輸入禁止にすべきでしょう。そうでもしない限り国民の健康は守れません。

日本政府も「安全性が確認されない限り、中国製の食品は日本への輸入は禁止する。」ことは言い、実行すべきでしょう。少々物価は上がるでしょうが、「食の安全」のほうが優先されるべきでしょう。

 政府が弱腰であてにならないのなら、国民は中国製の食品を一切ボイコットすべきでしょう。国内産の野菜や食品を愛用するようにしないと大変ですから。
 中国食品を輸入する業者はまず「毒味」して、販売してほしい。
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 スーパーでの食品の特売に動くのは危険ですね。そんなに大量に食べないのなら、少々高くとも国産の食品を食べるべきでしょう。

 関連記事 足元の生活から見直す方法は?

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2008.02.01

指名入札手続きとはりまや橋金曜市

 2年に1度高知市役所の物品購入市民入札手続きの申請が2月1日~月末まで行われます。必要書類に記載事項を書くだけでなく、各種証明が必要。社会保険事務所で「社会保険料納入証明書」、税務署で「消費税及び地方消費税納税証明書」、高知県庁税務課で「県等納税証明書」、市役所で「市税等納税証明書」、法務局で「登記簿謄本と印鑑証明書」をもらってこなければいけない。

 取得する手間隙、移動時間、書類を作成する手間隙は馬鹿にならない。苦労して取得した入札資格ですが、競争入札で落札したことはここ10年ぐらいありませんね。
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(高知東社会保険事務所)
まず桟橋通りの高知社会保険事務所で「社会保険料納入証明書」を取得しました。例の年金問題で高齢者の皆さんで大混雑していました。
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(高知税務署)
 続いて高知税務署へ。「消費税及び地方消費税納税証明書」を申請しました。
ちょうどこの時期税務署の確定申告の時期とも重なっていますし。税務署も大盛況の状態。15分も待たされました。
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(高知市役所納税証明窓口)
 続いて高知市役所納税証明の部署へ。「市税等納税証明書」を取得。ここでも10分以上待たされました。350円かと思いきや4件申請とかで1400円も取られました!
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(高知県庁西庁舎)
 高知県庁西庁舎の税務課。「県等納税証明書」。こちらは360円。5分ほどで交付してくれました。
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(高知法務局)
 最後は法務局。登記簿謄本を交付してもらいました。

 この時期寒いし。めんどくさいことこの上ない。市役所の入札資格なのに消費税の納税証明やら社会保険料の納入納入証明まで要るようになりめんどうなこと。
 おまけに社会保険事務所の証明した期日に不備があり、市役所からクレームが。さすがにこちらも頭に来て「書類上の記述の矛盾」を指摘し、事なきを得ました。やれやれです。

 まる1日申請にかかりました。今は21世紀。シビック・センターを1箇所にこしらえ、移動せずに一箇所で全ての申請書類が取得できるようにしていただきたい。情報化時代だから可能であると思いますが・・。
 車では駐車場が一杯で全部回れないので、今日はすべて自転車で巡回。桟橋の社会保険事務所と、小津町の法務局が離れていますし。なんとかならんでしょうか。

 お昼にはその合間にはりまや橋商店街へ行きました。月に一度のはりまや橋商店街七輪サロン。寒いと七輪の火が暖かく嬉しいものですね。
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 芋やにろぎを焼いて食べました。活き活き100歳体操のおばあさんたちも元気で来られていましたね。
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寂しいプロ野球キャンプ入りー観光開き

 昨日は沖縄と宮崎にキャンプ入りするプロ野球各球団の現地入りする様子がテレビで映し出されていました。今日はスポーツ新聞各紙も大きく報道し全国に話題を提供することでしょう。

 沖縄や宮崎の活気のある風景とは対照的に高知は静かなもの。昨日は阪神とオリックスの2軍が高知キャンプ入りしましたが、ローカルメディアが報道しただけ。リハビリ中の大物清原選手が2軍スタートということで報道されただけ。実に寂しい。

 数年前まで阪神と西武とダイエー(現ソフトバンク)が1軍キャンプを高知でしていました。松坂大輔選手が入団した年は平日でも春野は凄い人。テレビ中継車が何台も張り付いていましたし。

 野村阪神も大人気。練習前から徹夜で走行してきた関西ナンバーの車が駐車場を埋め尽くしておりましたし、国道55号線は休日は大渋滞。夜須でヨットした帰りなど大変でした。

 ダイエーの工藤投手にサインをうちの子供は貰いました。スポーツジムのサウナで王監督や松坂選手も遭遇したことがありましたし。プロ野球キャンプのスタートと南国土佐観光開きが同時に報道された時期が今は昔に成りました。

 観光資源のない高知には大きな痛手であります。国内ライバルは沖縄と宮崎しかいないのだから気合いを入れて巻き返ししてもらいたいものですね。
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(松坂選手の打撃練習風景。懐かしい。2003年頃)

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どうなるアメリカ大統領選挙

 民主党の大統領候補者はエドワーズ氏がリタイヤし、ヒラリー氏と、オバマ氏に絞られました。女性初の大統領か、有色人種初の大統領か。選挙戦は盛り上がっています。アメリカ流民主主義の洗礼を受けタフな指導者を選出するしくみはよしとしよう。

 しかしアメリカは現在空前の大不況の予兆の兆しがあるようです。ですのであまりお互いを中傷しないようにしないと、どちらが指名を受けても挙国一致で不況に立ち向かうことができない。

 今でもアメリカ市民にはカリスマ人気のあるケネデイ家。一族の大部分ははオバマ氏の支持を表明とか。これでますます帰趨はわからなくなりました。

 一方共和党はマケイン氏が優勢に。ベトナム戦争帰還兵とか。この人軍人上がりのアイゼンハワー大統領に雰囲気が似ているかも。保守中道系のこの人が次期大統領になるような気がしますね。なにか安心感と安定感があるようですし。

 ブッシュ政権の影は薄い。経済対策よりは戦争に主力をかたむけたつけは大きいと思います。なんの成果もなくアメリカは中東地域からの撤退をしないといけないでしょうし。アメリカが没落した戦争好きの大統領として歴史に記述されることでしょう。

 不況対策とイラクからの撤退。新しい大統領の仕事はまずそれでしょうね。誰が大統領になっても最初の大仕事は、不況対策とイラクからの撤退。どちらも難しい。挙国一致の体制をこしらえん持たんと思うね。ネガチィブ・キャンペーンなんぞやる暇はないとは思うし。

 民主・共和両党の大統領候補も2月の選挙月の予備選挙で大勢は決まると思いますね。
Wh1988
(世界の覇者アメリカ大統領のあるじは誰に?)

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