「高知女子大学と高知短期大学の未来を考える懇話会」 第2回懇話会
午前中は夜須にてヨットの強風体験。弱虫なので早々に引き上げました。午後1時半からは「高知女子大・高知短大の未来を考える懇話会 第2回懇話会」が午後1時半から高知女子大学永国校舎南舎137番教室で開催されるので、ヨット備品を片付けすぐに自転車で駆けつけました。
30分程度遅れてしまいました。地震・災害の話し、まちづくりの話し、学生生活の話が壇上でされていました。50人程度参加していました。
最初に高知女子大学生活科学部教授大村誠氏が「地震・災害についてとキャンパスの安全性についてパワーポイントで説明。一般的な話で格別聞き耳は立たない。かなり時間をオーバーしただらだらした説明であった。
説明後質疑コーナーだったので質問しました。「私の居住する高知市二葉町地域はゼロメートルで想定震度は7。地盤も最大2メートル沈下します。その地域で現在国土交通省が夜中に電柱地中化工事をしています。CAB事業は地震で大丈夫なのでしょうか?」
大村氏は「個別の問題は知らない。それについて情報はない。」とにべもない。ようするに実務的な情報は何も知らない様子。地震の一般論を拝聴しても被害想定地域の住民には無意味ということがわからないらしい。
続いて提案者は市民活動をされている西岡謙一さん。
「中心市街地の問題と、中心商店街の問題は別。わたしはお金をかけずにまちづくりを実践してきました。かかわりのあったはりまや橋商店街では活き活き100歳体操や、もくもくクラブが「名物」になっておりますし。」
「高知女子大・短大の問題も内輪でいくら盛り上がっても県民が全然しらないと域がない。日常活動を県民に知らせる工夫が大事です。」
ふぁーまー土居県議もゲストスピーカー。
「三里は池と仁井田と種崎の3つの地域の総称。女子大が1998年に池へ来たとき地元は知らんかった。三里まつりは大学でやらしてもらい言う。学生さんは参加するけんど先生の参加がすくないきもったいない。」
「今後は今まで以上に大学と一緒に三里祭りをしたい。市民と大学が一緒になってやりたいと思う。」
壇上に2人が上がって会場の参加者とのトークもありました。
やりとりのなかでふぁーまー氏が「見知らぬ人にどんどん挨拶したらえいと思う。西岡謙一さんは「できることから即実行。議論だけするうよりは行動にせんといかん」といわれました。
次の部は高知女子大・高知短大の学生5人が、学生生活について話しました。文化学部の2人の学生は県外出身。受験で初めて高知へきて不安もあったが、キャンパスと街中が近く、特に図書館や文学館が近いので学習環境は良い。
設備は古いが不満でもないとのこと。
社会福祉学部の学生は、「正直キャンパスが離れているので不便。環境は静かで勉学には没頭できますね。山もあり日当たりもいいので悪くはない。ただ講義の後のアフターはないのは寂しい。」とも。
高知短大の学生。1人は74歳の中国残留孤児の人。「この年になって法律を勉強しています。なぜ私たちが放置され、そのことに対し国に裁判しても負けるのか。面学の舞毎日です。」
本山から通学している学生も。定年で田舎にひっこんでいたら刺激がなくなる。自分の問題意識を教官にぶつけることで刺激があるのがいい。」とも。
会場からは「多様性をもつためには高知短大は必要。社会人のための大学はなくしてはいけない」という声が相次ぎました。
最後に主催者を代表して田中きよむ高知女子大学教授がまとめました。
「大学からの発信が必要であると思いました。」
「地域の学校。地域が学校」という観点が必要であると強調されました。
今後も地域づくりと大学づくりは同じであり、これからもこうした県民との交流を行うべきでしょう。と言われました。
第3回懇話会は3月15日(土曜日)高知女子大学永国寺251番教室で開催されます。
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