米軍基地も「暫定処置」にすぎない存在だ
ガソリン税の「暫定税」が問題になり国論が分裂しています。同じように「暫定」ということであれば日本にいる米軍も暫定的な存在なはずです。日本政府が米軍を甘やかし米軍住宅は1家族なんと7000万円!「思いやり予算」であるとか。
日本政府は米軍への「思いやり予算」を出しても、日本国民へは思いやりのないことばかり特に小泉内閣以降してきました。格差社会をこしらえましたし。
岩国への米軍艦載機の移転問題で、岩国市民が真っ二つになり、激しい市長選挙が行われました。僅差で移設を受け入れる候補者が勝ちました。まことに残念。長州では吉田松陰の思想は亡びたようでまことに残念です。
直後に沖縄米軍がまたも婦女暴行。「迷惑料」としての交付金で人間の尊厳を米軍に売り渡すことは民族の誇りの放棄になる。断じてありえないこと。
今回の米軍再編はブッシュ政権の世界的な軍事再編の一貫でありネオコンの主導。しかし「テロとの戦い」が成果を上げず、無益なイラク戦争にかまけている間に米国経済が失速しました。
おそらく民主・共和のどちらの候補者が次期米国大統領になりましてもブッシュ路線による米軍再編は見直されるのは必至。ではなんのため日本政府は急いだのか?日本国内の「ネオコン」勢力の焦りではないのかと思いますね。
そもそも米軍の日本駐留も吉田内閣時代の「暫定処置」でありました。日本の自衛隊が国内の防衛のみに基地を使用するのであれば広大な米軍基地は必要ないはず。近隣諸国との関係改善に努め、必要最小限の軍事力で自国を防衛すれば基地問題は解決します。
それには米軍の撤退、基地の撤去が必要です。跡地の再開発は経済発展になるでしょうし。
(法外な規模と法外な待遇で米軍基地は日本に居座るべきではない。)
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