残念な岩国市長選の結果ー基地の脅威は続く(沖縄)
2月10日投票の山口県岩国市長選挙。現職の井原氏が、基地容認候補に惜敗しました。国側は基地移設に反対する井原市長に交付金を凍結するなど脅しをかけ、国側に影響を受けた市議会の自民・公明両党が井原市長の予算案をことごとく否決し、辞職に追い込み今回の市長選挙になりました。
結果は岩国市を2分する激しい選挙。自民・公明がてこ入れした新人の福田候補が辛勝しました。とても残念な結果です。長州人の気概を示していただきたかったというのは土佐人の勝手な願望ですが・・。
そう嘆いていましたら沖縄からのニュース。またも米兵隊員が地元の女子中学生を連れ去れ暴行したとのニュースです。
米軍基地の経済効果を岩国市民は選択されたと思います。でも恩恵を受けることよりも脅威を受けることが大きいことは沖縄で証明されています。
1996年の女子小学生暴行事件を起こした米海兵隊は「学習時間」を設け、再発防止対策をしているとか言っていましたがなんの効果もありませんでした。
沖縄へ行きますと日本人の都市街は狭い敷地にへばりつくように住居が密集してたっています。一方米軍基地は一面に芝生が植えられ、米国本土から来た環境デザイナーが設計して小高い丘に施設や住宅が点在しています。
暴行を繰り返す米軍に対して日本政府は「思いやり予算を」を年間6000億円だしているはずです。米軍住宅の1戸あたりの建築費は7000万円とか。さぞ居心地が良いことでしょう。
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