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2008.02.27

優秀な海上自衛隊が何故事故を?

 日本の海上自衛隊は優秀であると思います。私個人の経験は2002年の高知国体セーリング(ヨット)競技の時に、海上自衛隊と大学ヨット部と地元ヨットクラブで救助部隊を編成して自分がリーダーをしていたからでした。
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 広島県呉市から自衛艦が来て本部船に。その艦艇は木造船。機雷を除去する機能があり、救助のゴムボートに乗っていた自衛官の人たちは、「水中爆破班」とウエットスーツの背中書かれてあります。

 隊長に話を聞きますと水中訓練は火曜から木曜の3日間だけ。月曜と金曜は潜水備品の点検にしているとか。火曜から木曜は飲酒は原則禁止だとか。水中活動を二日酔いですれば死に至るからだそうです。

 当時は松山空港や新神戸空港の建設のおりに、海上に杭を打つ工事をします。第2次大戦中に米軍が投下した爆弾が不発弾として未だ大量に付近の海上にあるので潜水して爆破する仕事をしているそうです。大変危険で神経を使う仕事をされているのです。

 海上気象は予報士官が的確に読んで天気図をこしらえます。そして海への出艇。無線は自衛艦がしまKokutai8
す。連絡用件も短く適切。

 隊長と話しますと国体のヨットレースの時はお呼びがあり、楽しみにしているとか。「爆弾と違ってレースは楽しめるし。全然楽だしさ。」とのこと。強風で揺れるゴムボートと警備船の上で海上自衛隊の人たちは頼もしい存在でした。

 実際のヨットレースの4日間のうち2日間は凄い強風に。夜須の強風と太平洋の波に慣れていない県のヨットはつぎつぎに転覆(夏の間だけ湖などでしかセーリングしない県もあるようですし)。なかには舵の外れたヨットも続出。ゴムボートに乗った自衛官が救助に。

 危ないヨットを優先して助ける順序は、自分も沈して漂流体験があるからわかりますね。そのあたりの判断は海上自衛官も一致。協力して救助にあたりました。またその指示は的確ですね。正確でした。レースの進行を阻害することなく、リタイヤ艇を安全に救助することができました。

 海のことを熟知している筈の海上自衛隊。どうしてあのような初歩的なミスをしたのか理解できません。なにかがあったのでしょう。包み隠さず話していただきたい。

 再発防止対策が必要です。

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