高知県民としての誇りを感じる
岩国市長選挙の結果を見て、長州山口には吉田松陰の思想「草莽崛起(そうもうくっき)は亡んだと思いました。
だいたいアメリカ軍の再編問題もブッシュ政権に巣食うネオコン(戦争屋)の軍事戦略であり、その戦略はイラク戦争の失敗で破綻しています。来年の米国大統領選挙で民主・共和のどちらの候補者が大統領になってもブッシュ大統領の路線は継続されないことは確定されています。
ということは日本における米軍再編も中止になる可能性もありますね。であるならば政府・与党は何故なりふりかまわず自治体への交付金をちらつかせ、地方自治の破壊活動までしたのでしょうか?不思議です。
交付金に頼らざるを得ない自治体の危機は大変です。たとえ奴隷になっても生活は維持したい。なんとかしたいという経済至上主義がかろうじて過半数を制したのでしょう。長州では吉田松陰の思想は遂に亡びました。残念です。
高知県では全国所得46位。失業率も高く、企業はどんどん倒産しています。でもかつての窪川町で原子力発電所への誘致の反対、土佐清水の大岐の浜での西武によるリゾート開発への反対(堤義明氏は失脚したのですからやらなくて正解)。そして東洋町での高レベル放射性廃棄物最終処分場への明確な反対の意志の表明。
わが高知県民は金銭的な満足よりも未来の子孫への自然や人の輪を残したのです。
東洋町で魚箱のスチロールの白い蓋にマジックで「核はいらん」と書かれてパレードしている東洋町の人達の姿を見て体が熱く成りました。どんな組織政党の社会運動よりも遥かに強固な意志を感じたからです。
(この人達の地域に対する熱い想いを忘れてはならない。)
これからも高知県民は国の「売国奴的」な政策に乗ることもなく、自立的な発展、環境と調和した経済の発展をしていくと信じています。
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