« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »

2008年3月

2008.03.31

福祉交流プラザが4月1日リニュアルオープン

Fukusip1_r
 事業継続計画(BCP)セミナーが終了した後は高知市朝倉にあります福祉交流プラザへ駆けつけました。次回の「けんちゃんのいますぐ実行まちづくり」のゲストである下元佳子さんに会うためでした。
Fukusikiki02_r

 下元さんたちは4月1日に改装オープンする福祉交流プラザの1階の福祉用具展示コーナーの改装の真っ最中。新装開店前のスーパーのような大変な状態。一段落したところで、お話を伺いました。

「今まで福祉機器やパンフレットをただ雑然と倉庫のように置いてあったのを、生活観を出す展示にしました。」とのことです。

 これは体験しないといけないと思い、台所や浴室、トイレの部屋を訪ねました。それぞれリフトや捕まり棒などがあり、確かに現実でわかります。
Kaigodo1_r
 介護度1のS江さんの和室で話を聞きました・

「この部屋の道具は自分で歩行補助すれば移動できるS江さんの器具やベッドや生活家具を展示してます。ポータブルトイレも置いてあります。」とのこと。
Furo2_r
 下元佳子さんが呼び出しでいなくなりました。隣の部屋は介護度5のA男さんの部屋。本をめくるための機械も置いてありました。

 ベットの上にはパソコンが置いてあり、寝たきりの状態で操作できるようです。ベットに操作するマットと赤いボタンが置いてありました。それに指1本で触ると部屋のテレビがつき、呼び出しブザーも鳴ります。
Pcsousa3_r
 パソコンはどうやって操作するのだろうか。パンフが置いてありました。重度障害者用意思伝達装置「伝の心」というシステムです。日立が開発したようです。
Pssoiusa1_r
 操作に悪戦苦闘していますと下元さんが北岡剛さん(リハエンジニア)を紹介いただきました。
「指1本で自分の意思を表現できるシステムです。電子メールも慣れれば打つことができます。」とのことです。

 下元さんがすかさず「けんちゃんが寝たきりになってもブログは作成できるよ。」と言います。

 それではと北岡さんの指導を受けました。テレビや呼び出しブザーは操作はできました。ところがパソコンは難しい。順繰りに自動的にカーソルが画面を移動しますが、文字を打ちたい位置でストップさせ下に繰りながら文字を打ちます。

 漢字への変換も可能。画像だって取り込めます。ということはブログの更新も可能であるということです。たとえどのような事態になっても人間の尊厳は維持されるではないか。
Kitaoka_r
(北岡剛さんご指導ありがとうございました。)
 北岡さんにお値段を尋ねました。「パソコンとシステムで約50万円前後」とのことでした。真剣に体験しました。
Pcsousa2_r

(ブログの鬼も120歳までブログ作成ができるめどができました。)
 明日4月1日は午前11時に県知事も来られリニューアルオープンのセレモニーが開催されるうようです。ロビーに椅子が並べられていました。

 その脇で下元さんや北岡さん、この建物を委託管理されている県社会福祉協議会の白石研二さんたちが最後の改装の追い込みをされていました。排泄コーナーと、ベット周りの展示をされているいようです。
Shiraishisimomoto_r

 また福祉交流プラザではうえるぱ高知の下元佳子さんたちが交代で、火曜、木曜、土曜に、午前9時から午後3時頃まで介護相談コーナーを設置するようです。

 生活観あふれる福祉交流プラザの福祉用具展示コーナーを活用したしましょう。
Daidokoro_r

| | コメント (0) | トラックバック (1)

事業継続計画(BCP)セミナー

Marutanibcp_r
 高知県危機管理部地震・防災課のホームページにて「事業継続計画(BCP)セミナー」(主催経済産業省原子力安全保安部・中四国産業保安監督部四国支部)にて新阪急ホテルにて開催されました。事前の申し込み私も参加しました。

 会社関係者約150人が月末・年度末にもかかわらず詰め掛けていました。講師は京都大学教授で京都大学経済研究所とNPO法人事業継続推進機構の肩書きをもたれている丸谷浩明氏。

 大変ボリュームのある内容を2時間の講演。情報量が多くわたしの頭脳イでは消化できないぐらいでした。内容は具体的で、参考になる話ばかりでした。

新潟中越地震(2004年)のとき、新潟三洋電子は建物は耐震でしたが設備が大きく損傷。しかも有害物質の流出で復旧が遅れました。復旧は5ヵ月後。損害は500億円。5つのラインで復旧できたのは3つだけ。結局自力再建は断念しました。得意先は5ヶ月も待ってくれないのです。」

「対象的なのは新潟中越沖地震2007年)の㈱リケン。7月16日に罹災。全完成車メーカーが12社が操業停止に。26社から2000人の技術支援者による復旧支援により7月末には生産回復に。
 リケンは設備は被害を受けたが技術情報をバックアップしていたので、生産再開がスムースであった。その後アメリカや中国などでも分散生産するようになった。」

 事業継続(Business Contity)のことであります。企業が災害や事故で被害を受けても重要業務を中断させず、中断した場合はできるだけすみやかに復旧させることです。
Zigyoukeizokumokuhyou


(復旧曲線を可能な限り前倒しないと事業は継続できません)

 確かにこの厳しいご時世では、いくら大災害の被害を受けたと同情されましても、すぐに復旧できなければ得意先を失うことになります。事業が継続できなくなります。企業の規模を問わず常に高知の場合は南海地震や大水害の被害を想定して事業継続を考えないといけないと思いました。
Bcgainen

(事業継続の重要項目はもっともなことばかりです。)
Bcpdcp

 (PDCAサイクルも同様ですね。昔QCをしていた頃を思い出しました。)

 「今後30年内に50%の確立で南海・東南海地震は襲来する。」という高知県。企業の誘致1つ考えましてもきちんと行政側が事業継続(BC)を想定した対策をしていないとどの企業も高知へは進出しないでしょうし。

 とりあえず「情報のバックアップ」からやりましょう。データの保存ですね。あとは家屋の耐震化工事。こちらは資金が問題。
 二葉町自主防災会も今年は本格稼動して、情報を集めることにします。画像はクリックしますと多少は拡大します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今こそ国会決議し 東京五輪開催を

 ネットのYOU TUBEの動画で誰かが発言していましたね。

「日本は中国政府にへこへこするな。今こそ東京五輪を開催すればいい。石原慎太郎は何をしている。橋下大阪府知事も大阪五輪をすればいいことに気づけよ。東京ー大阪分散開催なら道路財源の1割程度つぎ込めば既に施設はあるので、立派な五輪は出来ますね。」

 「食の安全も不安。治安も不安。大気汚染も気になる北京。戒厳令下で平和の祭典もあるまい。有力選手は来ないかもしれないし。同じアジアの東京で五輪をすればいいのだ。」

 それにこうも言いました。

「国会で中国政府とダライラマ14世の対話を要請する。中国政府はチベット問題の平和的解決に勤め労働条件を改善し、食の安全に努めてほしい。との国会決議を出せばいい。
 昨年アメリカ議会が旧日本軍の従軍慰安婦決議を採択したことと同じ。民意の表明に成りますね。」

「民主党も日銀総裁やガゾリン税でちょとちょろしないで、参議院で採択すべき。そうすると自民党・公明党は3分の2条項で衆議院で再可決できるのでしょうか?」

「公明党の支持基盤は創価学会。仏教徒であるいはず。チベット人民はチベット仏教の信仰者。同じ仏教徒として痛みを共有し動くべきではないのか。」とも。

 「極論」ではありますが、とても面白い主張であると思いました。

 むちゃくちゃな中国 こんな国にオリンピックをやる資格があるのか(YOU TUBE)

 この動画とは違うものでしたが、上の発言も「一利」ある見解ではありますね。なんかマスコミのテレビや新聞は中国政府への「遠慮」「配慮」があるのかあまりこの辺の事情を正確に伝えない。「卑屈」な姿勢が見える。独裁者ー人権無視の政府を擁護する日本のマスコミのあり方を考えさせられてしまいますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

頑張れ個人事業主

 理髪店も安いところがあり1200円とか。普通は3500円。使う道具は変わらないようですので、3倍の客が来ないと採算が会わないのではないかとも思う。

 知り合いの酒屋も米屋も元気がない。「うちは半分店が飲み屋になっとるよ。マイペースでやらんとやってられんよ。」とか。酒も米もスーパーやコンビにでも売られていますし。個人商店は大変ですね。

 クリーニング店もセールスが回収に来て1週間後に持って来ます。しかし近所に大手クリーニング店の取次ぎ店が出来ました。そこは朝出すと夕方6時に取りに行けば仕上がっていますし。取りに行く手間はありますが、値段は変わらない。

 本屋なども田舎は大きな書店がないので、ネットでアマゾンへ頼むこともありますし。私は出来るだけ個人書店で購入しています。

 可能限り近所の個人商店を利用しています。なくなれば自分が不便ですし。ガソリンも高いのでスーパーへ買出しに行くのも考えますから。歩いて買い物に行けば手に持てる量は知れているので、余計なものも買いませんし。

 しかし近年魚屋と八百屋も閉まりました。食品スーパーもコンビにも閉店して不便です。本屋もなくなりました。地域の商店街が消滅しつつあるのです。

 自分も個人事業主でもありますし、可能な限り分野も違いますが、個人事業主を利用しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

裁判員なんかになりたくない

Saibansho2
 裁判員制度がありますが、なにやら「罰則規定」ばかりで全然なりたくありません。
 任命を拒否することは原則できないし、また裁判の内容を後日公表することも禁止されている。全然面白くもなんともない。

 それに23日間警察が容疑者を拘留し、取り締まりを昼夜行い、そこで作成された調書が公文書として有力な証拠となる。取り調べの様子も公表されないようですし。


 一体裁判員は何を判断すると言うのでしょうか?警察や検察の片棒を担がされるのは嫌ですね。、また刑事事件の判決に関わるのですから被告の「逆恨みを」受ける可能性もあります。そんな脅威は受けたくはない。

 現状では裁判員にはなりたくない。拒否したいと思う。

 参考サイト記事 裁判員になる場合の心得について

「裁判の内容を第3者に言ってはいけない。」とか「出頭する義務がある。」とか「徴兵」のようなものではないのか。市民参加の裁判員制度という色合いを感じませんね。

 裁判の様子をブログで公表もできない裁判員制度であれば私は裁判員になることを拒否します。情報公開と相容れないからです。
Saibansho3

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.30

雨の日曜ー献血と高校野球観戦

 今日は朝から雨。昨日の上天気と異なりなんだか寒くてしつこく降りました。でもおかげで水不足は随分改善されたでしょう。香川県の皆さんは一安心ですね。
 香川県の四国新聞には毎日高知県の早明浦(さめうら)ダムの貯水情報が掲載されていますし。29日は95%(平年は同時期83%)であるとか。雨も必要です。雨が降らなければ沢山水を製造時に使用する讃岐うどんもお手上げですからね。

 朝は家の用事や買い物をしまして、午後4時に献血センターへ行きました。成分献血に1時間程度かかるので、献血しながら選抜高校野球の「明徳義塾(高知)VS沖縄尚学(沖縄)」戦を観戦する予定でした。

 ところが甲子園も第4試合は雨で中止。明日に順延とか。
 全くどうでもいい個人的な話ですが、家内は沖縄出身。「沖縄尚学とう高校は学生の頃はなかった。確か尚学館と言う塾と予備校があったはず。高知の土佐塾高校と同じで進学塾が中高校をこしらえた。」であるとか。

 大体世間では地元の高校を応援します。明徳義塾はその昔、今は大リーグの松井秀樹選手を5打席連続敬遠したので大嫌いでした。しかし不祥事があり、2年前でしたか甲子園へ行ってそのまま出場停止で、その後なかなか甲子園へ出れませんでしたし。

 同じ明徳OBの横綱朝青龍のように「ストーリー」がありますね。いまは監督も一皮向けたようで好感が持てます。

 一方の沖縄尚学も9年前に優勝したこともありますし。当時は強豪の大阪PL学園に買った試合は印象的。その当時の選手だった人が今は監督で引きいていますし。興味深い対戦ですね。

 それといまはうちの子供が沖縄の学校へ行っておりまして、「沖縄が高知に負けたらお前をいじめてやる。」とバイト先で言われているとか。ジョークでしょうが。そんなこともあり我が家では今回は高知ではなく沖縄の学校を応援することにしました。

 献血で知りましたが血小板は4日しか保存ができないようですね。自分はA型ですがRHマイナスですので健康な限り献血しています。今日で70回目であるとか。69歳までは献血できるそうですので。ヨットは70歳までやるので健康であれば可能でしょう。

 それと採血量は600mlまでになっていますね。自分は75キロも体重があるので間違いなく採血は600mlですね。以前は400でしたから、医学的に大丈夫なのでしょう。

すみません。どうもそのチラシの読み違いで、全血献血は今でも400で、血漿成分献血の場合に600採血するということでした。リンクの東京血液センターで確認したらそうでした。
Kenketu08

| | コメント (0) | トラックバック (0)

木質バイオマス地域循環計画とは? その1 4月4日(金)

 4月から新番組「けんちゃんのいますぐ実行まちづくり」をスタートします。
 この番組は高知で活躍している実践的なまちづくりをされている人をゲストにお招きし、高知市の1市民である「けんちゃんがとことん聞くというものです。

「話しの話し」や「まちづくりごっこ」では満足しません。高知をおもしろく、活き活きとした街に変えようとする意欲のある人に出演をお願いしています。

西村 4月から新番組「けんちゃんのいますぐ実行まちづくり」をスタートします。
 この番組は高知で活躍している実践的なまちづくりをされている人をゲストにお招きし、高知市の1市民である「けんちゃんがとことん聞くというものです。

「話しの話し」や「まちづくりごっこ」では満足しません。高知をおもしろく、活き活きとした街に変えようとする意欲のある人に出演をお願いしています。
Nakazima1_r

 番組1回目の「けんちゃんの今すぐ実行高知のまちづくり」のゲストは中嶋健造さんです。中嶋さんは以前「けんちゃんのどこでもコミュニティ」時代にも出演いただきました。その時は棚田や田舎暮らしやグリーツーリズムのお話が中心でした。

 中嶋健造さんはコンサルタント会社に勤務されていまして、全国各地のまちおこしの事例にも詳しい人です。ご自身は休日にはNPO土佐の森救援隊の隊員として高知の森林を涵養するために間伐ボランティアとして活動されています。
Tosanomororikyuenntai

 今日は「木質バイオマス地域循環計画とは?その1」お話をお聞きします。
 中嶋さんは間伐をされていて思いつき、実行されていた事業のように聞きました。木質バイオマス地域循環システム。聞き慣れない言葉です。そのあたりはどうなのでしょうか?

中嶋 まず木質バイオマス地域循環システムですが、どういうしくみなのか簡単に説明させていただきます。
 今まで山に捨てていました残材。用材(建築用,建材用にならない木の部分)にならないような材。あるいは切り捨て間伐材。そうした(やっかいもの)ものを「エネルギー転換」させます。電気や熱エネルギーとして活用する。そういうシステムです。
Kanbatutaiken

西村 わたしも間伐作業体験を昨年1度しました。二葉町自主防災会間伐体験事業で物部の山中へ行きました。

 チェーンソーを使用して木を切り倒します。間伐した木はどんと倒れます。その倒れた木は持ち帰るのではなくそのまま放置。ほたくり(そのまま放置する)です。木質バイオマス地域循環システムはその「ほたくり」の木、倒木を利用するということなのでしょうか?
Kanbatutouboku

中嶋 そうですね。現在高知県では「切り捨て間伐」というやりかたの間伐作業が多いです。それはひょじょうにもったいないですね。
 それから用材(木材)を出した後に残る材も山にそのまま捨て置いています。この材木も使えるのであれば使いたい。こうした(いままで現地に打ち捨てられたいた木材)も活用されるしくみである。

 それでその目的は、1つは今世界中で深刻な問題になっている「地球温暖化」対策として最大活用できるのではないかと言うことです。
 現在投機もあるのでしょう。重油や石油などの化石燃料が高騰しています。その対策にもなります。
 それからいままでやっかいものとして山に放置され捨ててあった材(木材)が燃料になる。それはひょっとすると山に居住されている人達の雇用にもつながるのではないか。
 あるいは山間地の産業の1つが出来るのではないか。そのようなことでこの木質バイオマス地域循環システムが最近大変注目されて来ているのです。
 
西村 ということは先ほどの話しですが、製材の時発生する木のくず。それから木材を建材として使用する場合は使える木の部分は意外に少ないですね。切り落とされてそれらは捨てています。
 それらを活用した木質バイオマスという事例は聞いたことがあります。中嶋さんの提唱されている木質バイオマス地域循環システムは、それだけではない仕組みなのですね。
 間伐作業で切り倒された商品価値のない木を、最大活用するということなのですね。
Hansyutu1

中嶋 製材過程で発生する端材などを活用することは既にしくみになっています。問題は大量に山間部に捨ててある切捨て間伐材や端材です。この材が活用できる。
 ではどうしてそれがわかっていながら活用することが広まらなかったのか?

 原因は燃料として石油の代替にならないといけないのですが、石油より高ければ広まりませんね。残材ですから安く供給されないといけない。材材を山間部から出してこようとすると、林業の主要な担い手である森林組合などがその作業をしますと高いコストがかかります。そこがネックでありました。
 山に放置されている材木を集め、運搬する収集運搬するしくみが「コストの壁」がありシステムとして成り立ちませんでした。
Garabakosu01

(原木さえ運んでプラントまで来れば破砕し、チップ化しますので熱源や発電、木質ペレット製造のシステムは企業の技術開発でほぼ確立されています。後の利用は出来ます。1番の問題は中山間部の森林からいかに林地残材(切捨て間伐材や端材)をきちんと定量集め、安定供給できるのか。川上の部分が1番の問題であり、従来の木質バイオマスのしくみはそこがなおざりで高コスト体質。事業主体が常に補助金を搬出業者(主体は森林組合)に拠出続けないと維持できないしくみでありました。)

Rinntizanzai

西村 木質バイオマス地域循環システムの概略的なお話は聞きました。今ひとつわからないのは、間伐します、木が倒れます。多くはほたくり(放置)されます。理由は商品価値のない(用材として価値のない)木を山から運び出したところでコスト倒れになるからですね。
 中嶋さんたちは間伐した木を小さく切って、トラックに積み込んで運んでいって、エネルギー資源や発電資源に転換するしくみをこしらえられました。具体的な話をお聞きしますと仁淀川町でうまく稼動しているやに聞きました。
 そのあたりのしくみをお話ください。
Hansyutu2

中嶋  仁淀川町がバイオマスエネルギー地域システム化実験事業というものを、経済産業省の外郭団体NEDOの補助事業を受けました。実験事業ですね。
 木質バイオマスの事業というのは「林地残材」を燃料にする事業は全国どこも成功事例がありません。国が実験事業をして「成功に導きなさい」ということで全国7箇所で実験事業をしています。

 その1つが仁淀川町です。小規模な林業現場からどうやって林地残材を搬出してくるのか。そのしくみ、無理なくできるしくみを土佐の森救援隊に対して、仁淀川町からシステム化の依頼がありました。それを受けました。

西村 さきほど言葉がわからなかったのですが「林地残材」という言葉を使われていますね。これはどういう字を書いて、意味はなんでしょうか?

中嶋 「林地」に「残った」「」と書きます。

西村 「林」の「」面に「」った「」木だから、林地材材なのでしょうか?
Kanbatugo

中嶋 通常の林業では用材用(多くは建築用)として木を森から搬出します。木は切り倒しますと、根っこに近いところから伐採します。根っこにちかい部位は曲がっています。
 用材にならないので1メートルくらいは切り捨てられます。そこから上が用材になります。後先のほうですね。こちらも細くなっていますので、切捨てられますね。

 用材にならない根元の部分と、先の部分。これが「林地残材」です。(今までは大量に森林に放置されていました。)

西村 なるほどそれが林地残材ですね。野菜で言えば葉っぱも切り落とし、根っこも切り落とす。大根なんかも料理に使うのはそのなかの部位だけですね。材木もそうなのですね。
 中嶋さんたちの構想は「全部活用しよう」ということなのですね。

中嶋 それで結構です。

西村 それを仁淀川町ではそのようにして活用して上手く行っているのでしょうか?


中嶋 実は林業界では用材(建築用材)を山から出して来ても下手したら赤字になるという状況なのですね。それで言うなれば商品価値すらない「ざっとした」(そ雑な)材を、高性能林業機械を使って(グラップル等)出してきますと、当然コストがかかりますね。」(機械の焼却費用もかかりますし)
Gurapuru1

 林地残材ですので購入する側はなるべく安く購入したい。その安価費用以内で搬出出来るのかと言いますときわめて困難でしょう。だから林地残材の収集運搬が全国なかなかうまく行かなかったということです。

 けれどもわれわれは出せる人達がじつはたくさんいるのではないかと思いました。土佐の森救援隊はボランティアで間伐作業をしています。人件費がかかりません。林地残材を運ぶことが出来ます。

 しかしボランティだけではなかなかきちんとした量の林地残材を出せません。土佐の森救援隊では個人の山林所有者の人達が参加いただいています。山を所有しているが林業技術がない。将来は林業をしてみたい。山を活用したいという人達が土佐の森救援隊に体験として作業に来られています。結構数は多いのです。

 それで自分達は彼らと話をしましたら、どうもこうした「個人林業家の卵の人たちは自分で林地残材を山から出せるのではないか。」とそう思いました。

 では本当にそう思う人たちが仁淀川町に存在しているのかどうか調査してみたらどうだろうか。そういうところから最初取り組んでみました。

 やっているうちにかなりいるのではないかと感触を掴みました。
Hanyuugo

西村  確かに知り合いのなかにも個人で相続したりして多くの山林を所有されている人達がいます。昔はうらやましい存在でしたでしょうが、今は皆さん困っておられます。そうした人たちはみじかにいるものです。

 二葉町自主防災会の間伐ボランティアで行った山は香美市物部でした。確か民有林でした。好きに伐採して間伐してくれ、」切り倒しでもかまんき。とうことでした。

 さきほどの知り合いの山林所有者も「ほたくり」(放置)されていまして、山に手を入れたい(間伐したいが)がその経費がないし。山は荒れ放題。その人達が集り、やるきになればなんとかなるものでしょうか?

中嶋 それはわたしも感じていました。
 仁淀川町が町内の全所帯すべてに調査をしました。うち3分の1の人達が山林を所有しています。その山林主の人達が「山をなんとかしたい。」と言っています。山からの木の搬出も過去はかなりしていたそうです。
 「今後林業技術をきちんと教わったらたら材の搬出をしたいですか?」と聞きました。かなり多数の山林主の人達が「搬出したい」と回答いただきました。

 ボランティアに参加してもいいと言われる人もいました。調査で山をなんとかしたいという思いの人達が想像以上にいることがわかりました。

 それを専門家の人たちに報告いたしました。すると「そんな殊勝な個人がいるわけがない。個人で林地残材を山から出すのは無理どろう。」という反応でした。
 土佐の森救援隊として活動していますと、こうした個人林業家のひとたちや山林所有者の人たちはやる気があると思いました。仁淀川町での調査どうりなのか実証したいので「ぜひ林地残材の搬出の実験をお願いしよう」と取り組みが始った次第です。
Baiomasuplant0


| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008.03.29

最高のセーリング日和と早くも田植

Yasu3291_r
 今日の香南市夜須町のハーバーは絶好の晴天。しかし春休みになり夜須中学校ヨット部は練習が休みとか。高知大学生もいないので1人でヨットのぎ装(組み立て)をしました。

 散歩をしている地元の人達に次々に会いました。おむすびだるまで時々今はパートをしている人。「忙しい時に助太刀に行くだけですね。」とのこと。息子さんもお孫さんも一流のサーファーですし。海の事情に詳しい方ですね。
Yasu3292_r
 もう1人はリタイヤ後夜須に定住された人。ハーバー横の道路や最近は夜須川の上流の森林が荒れ果て大雨になると泥水が海へ流れ込むので環境破壊でいかんね。と嘆かれていました。とあれこれお喋りをしていると出るのが遅くなりました。

 最初は風は弱いものの波がないので、赤岡沖まで苦痛なくセーリングしました。夜須へ帰って来ますとそこそこの風に。私が出て1時間後にようやく1艇のシーホッパーが出てきました。Kさんでした。セールが新しいので早いこと。置いていかれました。

 2人でツーリングしているうちに風が出てきました。ハイクアウトしてヒールを潰すと私のヨットでもKさんに追いつけます。風が弱ると置いていかれます。1時間ぐらいバンバンセーリングしまして、腹筋も、背筋も腕も太腿もパンパンになりましたので上がりました。
Yasu3293_r

 お昼はいつものおむすびだるまで食べました。そしてヨットをかたづけました。
JAかみやすの店舗のとなりには、ヤ・シーパークの新しい店舗が建築中です。道の駅やすは大繁盛していますし。


 戻りに高知龍馬空港付近の田園を見ると早くも水を引き込み田植をしているようです。
Taue1_r
南国市の香長平野では、その昔「二期作」といいまして、お米が2度採れました。ですので桜が咲く頃に早場米を植えます。台風が来る前の7月末に収穫。そしてもう1度田植をして10月に収穫するという具合でした。

 国の減反政策で2期作はやめることに。でも今でも早場米は今頃田植しています。
Taue2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

介護事業所が減少するのは当然

Kaigoyobou01_2
 全国で介護事業所が減少しているらしい。介護の給付費が減少しているのも大きいでしょう。グッズウエルでしたか金儲けだけで介護分野に進出し滅茶苦茶にした会社もありましたね。

 訪問介護の現場へ派遣されるホームヘルパーなどの賃金が安すぎるのも大きな要因でしょう。人間の尊厳に関わる仕事でありながら、専門職扱いされていないので給与はとても低いのです。

 私も何年か前にホームヘルパー2級の資格を取得しました。一番きつい現業職です。しかし給与は安い。訪問介護は交通費も支給されないようですし。国の介護の方針は施設介護ではなく在宅介護に傾斜していますが、介護の実態とはかけ離れた役人の絵空事です。

 挙句の果てには日本に介護に従事する人がいないからアジア諸国から安い労働力を輸入するとかなんとか言っている。本末転倒もいいところではないか。何かがおかしい。

 介護は予防が一番。しかし従来から予防医学などは全然診療報酬の対象にならないようです。ですので予防のほうの専門家が育ちません。

 母が毎週商店街での活き活き100歳体操に張りきって言ってくれているので、元気になり助かっています。元気で長生きが一番です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.28

春本番のはりまや橋金曜サロン

Harimaya328_r
 花冷えの季節です。東京は桜が満開であると報道されていますが、「南国高知」はこの週末から、来週初めが見ごろではないでしょうか。堀川の「お花見巡航船」も4月3日からですからね。

 さて3月最後のはりまや橋サロンです。春も本番で和やかな雰囲気です。お昼はOPEN HERATさんたちのうどんとお寿司を食べました。後で海洋深層水のドリンクを購入しました。
Openhaart_r
 今日は路上詩人のはまじさんこと浜崎一途さんと話をしました。いつもはりまや橋商店街のシンボルとして溶け込んでいます。今まで話したことがありませんでしたが、爽やかな若者ですね。
Hamazi01_r
 はまじさんのホームページ

 絵でもないし、字ですが特色のある字を筆で書かれます。しかも路上で。2005年3月21日に321円だけをポケットに入れて東京までヒッチハイクをされたようです。人々との触れ合いや親切があったようでした。

 日本1周写真家の川村公志さんもそうですが、同様に若いけれども「熱い」人ですね。

 独特の世界がありますね。4月からの新番組「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」のゲストで出演いただく予定です。現在日程を調整しています。
Hamazi02_r

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東洋町の予算が通過して良かった

 一度東洋町議会で否決された来年度予算。ちょうど3月18日に仁淀川町に木質バイオマス地域循環システムを見学に行った時に、東洋町の幹部の人がこられなかったのは議会対策と聞いていたからです。結局その日の町議会で否決。調整を経て26日に再提出。今度は全会一致で可決されました。良かったです。

 そのあたりの意思疎通について沢山保太朗町長もブログでコメントされておられます。

 意思疎通について反省

 「核の補助金」に頼らない「いつまでも深呼吸ができるまちを子々孫々に残す為」様々な試みに東洋町はトライしています。従来「なあなあ」ですまされていたこと。「ええかげん」でまかりとうっていたことが白日の下に曝け出され、それにより多少の軋轢があるやに聞いています。
Uminoekitouyo

 白浜海岸に設置されました海の駅東洋町も、新しい試みで今までありませんでした。いいことであると思います。

 関連記事  充実する海の駅東洋町

Uminoekitouyo2

 爽やかな季節になりました。東洋町の山が川が、海が輝く季節です。いつまでも深呼吸できるまちに東洋町があり続けることが高知県民の願いです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

国境なき記者団を支持します

 世界中の人権抑圧と強権政治と国境なき記者団が全世界で戦っています。
 チベットでの強権抑圧政治に対して、ギリシャのオリンピアで24日、北京五輪の聖火採火式中に妨害行為があったが、騒ぎを起こしたのはジャーナリスト団体「国境なき記者団」(本部パリ)のメンバー3人だったようです。

 IOC(国際オリンピック委員会)は「政治とスポーツは別である。」との見解を出し、チベット地域での虐殺問題にはノーコメントの姿勢。だれが考えても虐殺している中国政府の態度はおかしいし、オリンピック精神に違反しているのは明白ではないか。
 中国当局の画像を見ましても暴動を起こしているというチベットの人たちは丸腰。銃も持っていまsねん。せいぜい石を投げる程度。鎮圧にあたる中国軍は戦車や装甲車が出ているし、体格の良い兵士が防護服をきちんと着こんで出てきています。どちらが周到に準備しているのか一目瞭然です。暴動ではなくチベット人民の虐殺を中国軍はしているとしか思えません。

 国境なき記者団は、インターネットの敵も発表しています。敵と認定されたのは、ベラルーシ、ミャンマー、中国、キューバ、エジプト、イラン、北朝鮮、サウジアラビア、シリア、チュニジア、トルクメニスタン、ウズベキスタン、ベトナムの13カ国。

 いずれの国も、政府が反体制派のサイトへのアクセスを遮断したり、インターネットカフェを監視したり、ブロガーを投獄するなどの取り締まりや弾圧を行っているようです。。

 国境なき記者団、“インターネットの敵”を発表

 またYahooやGoogleの大手検索エンジンが商売のために中国で当局に協力的で民主化を訴えるブロガーなどを警察当局に通報しているとして非難しています。

 「Yahoo!は中国警察の密告者」――国境なき記者団が批判

 これはインターネットの自殺行為と言えます。WEB関係者が独裁者や強権者の手先になるようではおしましです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

残念な沖縄の抗議集会

 3月23日に雨の中、米軍兵士による女子中学生暴行事件に対する抗議集会が沖縄で開催されました。沖縄県自民党は参加せず、超党派の開催にならず県知事も出席しませんでした。

 大雨の中県民大会(沖縄タイムズ)

 現在の治外法権的な米軍優遇策が、地元警察に犯罪者である米軍の捜査権も逮捕権もない現状。犯罪を犯した米兵が基地内に逃げ込めばどうしようもない現実。日本の国土でありながら基地の中は「租界」である。

 沖縄の基地のフェンスには「軍用犬放しがい」などと書いている。「警備」に獰猛なドーベルマン犬でも徘徊させているのでしょうか?全く日本人の人権を無視しています。

 沖縄自民党は「日米地位協定の改正を政府に強く要請する」などと言っていますが、なんか迫力がない。現地の集会が労組主導で「政治色がありすぎる」ので参加を見合わせたというが、こんな足並みを乱しては米軍仁足元を見られますね。
Henoko_thumb
(写真は沖縄県宜野湾市での辺野古基地反対集会の様子。)

また詳細は不明ですが、前岩国市長の井原さんが、7月5日(土曜日)に高知市にて講演会をするそうです。市民グループサロン金曜日の主催です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.27

毛沢東思想を信仰していた者として自己批判します

 チベット地域周辺市民、少数民族に対する中国当局の虐殺行為と強権的な弾圧、外国メディアに対する報道管制に断固抗議します。五輪を「政治的に利用」し、人殺しをしている中国はオリンピックを開催する資格はない。

 国境なき記者団がアテネで抗議したときの旗は5つの手錠で北京五輪を描いていました。実態はそのとおりです。酷い人権侵害であり、人民への弾圧です。

 私は中学時代毛沢東思想を信仰し、文化大革命に憧れていました。「造反有理」という4文字熟語を実践すべく活動していました。学校の勉強をせず1時期毛沢東の著作ばかり読んでいた時期もありましたし。

 しかし最近文化大革命のデタラメさ、残忍さを知りました。中国でも文化大革命に関わった人達がようやく重い口を開きだしました。元紅衛兵の人。元党幹部の人。追及した人、追及された人。40年の歳月が歴史を語れるようになったのでしょう。

 でもチベット問題のように異民族が絡む問題は、そういうわけにはいかないようです。このWEBの時代に中国政府と中国共産党は情報統制をしようとしています。それに対しYahooやGoogleが民主化運動の摘発の為に中国公安当局に商売の為協力しているようですし。酷い話です。

 中国のネット検閲をめぐって--「国境なき記者団」の考え

 元毛沢東主義者として一時的であれ、その思想を信仰したことを恥じます。人権を抑圧し、人殺しをする中国政府と中国共産党は間違っています。1989年の天安門事件でも反省していないし、抑圧的な社会を外資導入による経済発展でごまかし、矛盾を覆い隠してきました。そしてその「仕上げ」が北京五輪であることがわかりました。
Tenanmonpekin86
(1986年の北京。日本青年会議所の一員で行きました。3年後の1989年にこの天安門広場で青少年市民を中国共産党は虐殺した。勝手に憧れていた「人民解放の思想」は崩壊しました。)
 北京五輪には、サッカーや野球、女子マラソンや水泳など見たい競技もあり楽しみにしていましたが、人殺しをし人権抑圧している中国政府が主催するのであれば、見たくはありません。ただちに中止すべきです。

 人殺しをしている中国政府が「平和の祭典」である五輪を「政治利用」することは許されないと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

簡単でない道路特定財源の廃止

Gs08_r
 どうやらガソリン暫定税は廃止になるようですね。ところがどっこい「25円下がるからえいろう!」と喜べないようです。それはガソリン税が小売段階での課税ではなく、元売メーカーからの課税ですから。

 契約しているガソリンスタンドで聞きました。

「元売は在庫がありますね。それには暫定税がかかっています。いわば蔵出し税です。4月1日からすぐに下げられるものではないです。その在庫ががなくならないと下げられません。」

「4月1日に下がるのなら、なんかの連絡が元売からあるはずです。それがないです。税率がかわれば給油機横に納品書発行のシステムがあります。なにもシステム変更の指示が元売よりありません。今この時期にないということはないのでは?」とのこと。

 「ガソリンは4つの税がかかっています。軽油は2つだけ。重油は消費税だけです。それだけでもスタンドは大変です。値上の問題だけでなく、この問題があるから大変ですわ。」とのこと。

 簡単にはいかないことがよくわかりました。

しかし時間切れで「暫定税」は廃止になっても、5月に政府与党は再可決するようですね。そうなればまたまた25円の「値上」になりますね。一度減税を味わった国民が1ヵ月後に大幅な値上を認めるのでしょうか?そのあたりは不透明ですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.26

チベットの大虐殺を糾弾する!

 チベット地域での「暴動」が問題になっています。しかし画像を見るとチベット人達は丸腰。中国政府側は戦車や特殊部隊を大量に現地に派兵しています。そして情報機関を総動員して情報管理をしています。現地の情報を統制しています。
 YOU TUBEによるチベット暴動情報

 YahooやGoogleなどの大手検索エンジンが中国官憲の手先になり民主化運動を摘発していると言われています。

 
 「Yahoo!は中国警察の密告者」――国境なき記者団が批判

 これ以上中国政府に媚を売るのは日本政府はやめるべきでしょう。中国への経済投資もひきあげるべきです。経済支援もです。まして北京五輪に参加するなど論外ではないでしょうか。

 IOCは「スポーツと政治は別」とかどぼけたことを言っています。しかし五輪を「政治利用」しているのは中国政府ではありませんか。五輪がなくなることは残念ですが、人の命や人権のほうが大事ですから。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

やみ融資事件の民事での和解したらしいが・・・

Kenchou
(高知県庁本庁舎)

 県民の税金20数億円が闇に消えた「闇融資事件」当時の高知県庁幹部が知事にも県議会にも諮らずに公金20数億円をモード・アバンセという会社に融資し、全額焦げ付かした異例の事件。「改革知事」であった橋本大二郎知事時代の大きな汚点。

 この裁判で被告側の元県幹部と橋本元知事側が和解金を2000万円支払うということになりました。20数億円の被害額から言えば全然足りません。

 尾崎高知県知事は「県職員でなんらかの形でカンパしてでもお金を集め返却しないといけない。」との見解を出されました。これは良い傾向です。少なくとも橋本知事時代は職員も含目「損失補てん」をする気持ちも意識も全くありませんでした。

 「20数億円の欠損金を県庁と言う会社が出している」のに、またその損失金は県幹部職員が生み出したというのに県職員は他人事でのうのうと全額ボーナスを支給されていましたから。高知の民間会社の多くはボーナスすら支給されないというのに。実に県職員は「ノー天気」で問題意識が稀薄でした。その1部でも返却しようと言う奇特な県職員はただの1人も今までいませんでしたから。

 「県民との協働」とか時折県職員が言いますが、足元の闇融資事件の損失補填をしてからしてほしいと県職員に会うたびに会合のたびに言い続けてきた県民の1人として少しはましかなとも思います。

 
 過去に記述したコメントです。

 公務員の常識、社会の「非常識」

 高知県庁は変革されるのか?

 内部告発を奨励しよう

 やみ融資事件への高裁の判決について

 県職員に騙されちゃいました。

 コメントしたのは7年前から2年前にかけてですが、県職員の態度は一朝一夕には変わらないと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

歴史資源の新堀川 道路工事をやめさせよう!

Shinbori01_r
3月末になり19年度の予算がなくなったので今は新堀川の道路建設による「破壊工事」は止まっています。新堀川の河床のコアマモは無残にも県により剥ぎ取られ、魚たちの隠れ家が新堀皮川に少なく成りました。
Shinbori_r

 護岸もおそらく道路の強度を増すためという理由でしょう、石垣は壊され、鉄筋が打ち込まれ、型枠に生コンが流され護岸があたらしくできつつあります。これでは石垣の穴に生息していた小さなカニたちは行き場がなくなりました。

 1971年に当時の高知の市民運動の先駆者達が浦戸湾を守るため汚染の元凶であるパルプ工場の排出菅に生コンを詰めてからそのパルプ工場は廃業し、汚染源はなくなりました。ひどい河川や浦戸湾は市民と行政のその後の努力で生態系が見事に回復し、高知市の中心街に近いところにあるにもかかわらず大変なことです。
Shinborikaidann_r

 これを県も市も観光資源として活用しようとしませんね。「中心市街地を死守せよ!」と叫んでいる商店街の人たちも無関心ですね。実にもったいないです。新堀川の道路工事はやめさせるべきですね。

 それを「漫画」にされた人がいました。「高知遺産ー新堀川」と主張されています。
Shinboriisann

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.25

情報は発信すればするほど入るもの

 呼吸法と同じであり、情報は出さば出すほど、発信すればするほどたくさん入ります。よく見かけるのは情報は取り込むだけ取り込んで出さない人がいます。情報には「賞味期間」もあるようで、「持ち腐れ」になりますね。それでは。

 官公庁等に多いパターン。こちらのことは氏名や住所まで根堀葉堀り聞くくせに、自分はどこの部署の何者か名乗らない手合いが多い。こちらが名刺をだしているのに、名刺もくれない部署の人間もいる。大事なな話で公共性がある話は、必ずその本人を写真撮影することにしています。そうしないと自分の身は、守れません。

 そうした「ブラックホール」のような連中は実は情報があまり入らないのではないかとも思う。出さなければ入らないもの。また情報は「等価交換」されるものですから、頂くだけでお返ししないと(できれば倍返し)をしないとそのパイプは詰るしょうし。

 ですので可能な限り、その日の出来事で伝えたいことがある時は「速報」で書きブログにアップそいます。その記事は翌日になればまた別の出来事が起きるし、関心ごとも変わるのでかけない場合が多いし。

 ブログは人が見ようが見まいが書いております。なぜなら1番の読者は自分であるからです。そしてネットなど可能な限り「二次情報に」過度に依存しないようにしています。
 とは言いましてもチベット情報などはわかりませんし、真偽はともかくネットの方がたくさん出てはいます。

 今後も可能な限り、情報を仕入れて、どんどん情報を発信していきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

お花見遊覧船の季節に突入

 各地でサクラの開花が伝えられていますね。遅れていた高知のサクラもようやく昨日に開花宣言されました。さて今年も堀川べりの桜並木を船でクルージングをするという粋なお花見遊覧船が航行されるようです。
Ohanamiyurannsenn001

 今年の予定は4月3日(木曜)から4月20日(日曜)まで。なかなか粋なものであると思いますね。料金は大人1人が1000円。子供(小学生まで。保護者同伴)で500円とか。

西澤武さんの企画で、高知市九反田の堀川からゆっくり「お花見遊覧船」が堀川両岸に咲いているサクラのトンネルをゆっくりと船で航行するとても優雅なものですね。1度は乗ってみたいものです。これなど今ある高知の資源を最大活用した観光であると思います。

 行政や商業者の指導者は焦って「箱物」を作りたがりますが、足元を見ず、どこぞの大学の先生のたわ言をうやうやしく聞いて役に立たないことばかりしているのではないでしょうか。

 その点この「お花見遊覧船」は優雅でいいものであると思います。

 サイト お花見遊覧船

 連絡先 hanami@wing2.jp

 関連記事  桜とともに防錆塗装シーズン開幕です 。
Ohanamiyurannsen

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.24

どっちもどっち 政治不信の日本

 福田内閣の支持率は低下し31%。不支持は54%とか。では野党民主党の支持率はどうかと言いますと1%低下し30%。自民党の支持は1%上がり40%。自民と民主の差は10%になりました。
Ozawaakusyu
(野党党首にも迫力を感じません。小沢一郎氏もかつてのカリスマ性はなくなりましたし。)
 福田内閣ははやく退陣してもらいたいが、民主党もまた頼りない。そんなところでしょうか。年度末の「ガソリン税」の問題も内閣の決断が遅いからガソリンスタンド経営者は大変。既に買い控えが起きており、四月からはスタンドに殺到する事態もありえるし。

 ガソリン「値下げ」現実味 買い控えや品切れ懸念も(産経新聞)
Gsnakamura_r


 物価も税金も上がるご時世に、ガソリンだけでも下がることはええことや。50%が暫定税率廃止賛成となっています。でもことは単純ではない。よけい複雑にしているのは政治の混迷。

 日銀総裁の任命問題もしかり。指導者は歯切れがよくないといけない。

 自民党は支持があがっていると言うことは、まさかあの「ローゼン殿下」の放言政治家麻生太郎氏が総理総裁になるのでしょうか?福田首相は8月のサミットまで頑張りたいそうですが。
Asou1_r

(麻生太郎氏はサブカルチャー政治家としては面白いけれども・・・。)
 麻生太郎氏は漫画的には面白いけれども、「中身」があるとは思えないし。祖父の吉田茂氏ほどのしたたかさや、裏ワザがあるとも思えない。まさに今の日本は国難。戦後の混乱期に吉田茂氏の存在は大きかった。安倍晋三は壊そうとして自分が壊れた「戦後レジーム」は吉田茂氏がこしらえたもの。そのお陰で日本は再建され経済大国になったのですし。
Yoshidashonmm

 小泉ー安倍政権は「政治の放漫経営」が続き、例を見ない格差社会に。ひからびた日本社会になりました。本来の日本人のやさしさ、賢明さを取り戻すリーダーが必要です。

 戦争で疲れたアメリカ人にはオバマ氏はリーダーになりました。韓国も台湾も実利でリーダーを選びました。日本も日本人の自信を取り戻すリーダーの出現がのぞまれます。

(21世紀の初頭日本をだめにして格差社会をこしらえた人が諸悪の根源)
Koizumidonichirou

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日本人は大きな夢を持て

Kazenojin01_r
 週刊ヤング・ジャンプに本宮ひろ志氏作の「風の陣(JIN)」というヨットをテーマにしたマンガが掲載されています。コミック本で1刊が出ましたので早速購入し愛読しています。またYASU海の駅クラブにも購入図書であるようです。

 関連のヨットマンのYOU TUBE投稿記事

 4月3日号ではアメリカス・カップに挑戦する「鷲津真緒シンジケート」のスポンサー探しがなかなかうまく行かないことの会話から始まります。7社廻ったが門前払いとか。「アメリカス・カップは日本では商売にならない。」というのがその理由であるとか。

 ところが実は日本で開催されることになってういる。鷲津真緒はそのことは言わない。

「日本で開催されることを知ったら目先の現実で大騒ぎになると思うし、スポンサーも殺到するだろうけど。私許せない。」

「夢という言葉を簡単に奇麗事で使うくせに、夢なんて全然信じていないと思うの。今の日本人て。」

「日本の会社ってどこもサラリーマンから上がった社長が増えて目先の無難なことばかり気にしている感じね。思い切った決定って出来ないみたい。」

 と高校生のシンジケートのオーナーである鷲津真緒は言います。Scap2_r


 アメリカンス・カップはオリンピックより古い歴史があります。優勝しても与えられるのは銀の水差しだけ。名誉をかけて各国のヨットクラブが競います。過去日本は2度出場していますが、その後は資金難で出ていません。

 先進国だ経済大国だ言う割には、こうした夢のある事業に投資する企業が現れないのがとても残念ですね。

 本宮ひろ志氏はなさけない今の日本の社会に活を入れていると思います。そして青少年に夢をあたえていると思いますね。このマンガが「サラリーマン金太郎」のようにヒットしていただきたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

またまた高齢者いじめー後期高齢者医療制度

 4月から「後期高齢者医療制度」を導入します。75歳以上の高齢者からも保険料を年金から徴収するようですね。国民各層に反対の声が根強くありますね。

 後期高齢者医療制度

 医療費の削減が目的だそうだ。元気な高齢者は「けしからん」と怒ればいいのだが、既に治療を受けている人達の負担はどうなるのでしょうか?

 以前にも医療制度の改革で「リハビリは150日で打ち切り」という酷い制度改革がありました。ちょうど私が腰痛分離症で苦しんでいるころで、治療にあたった理学療養士が「150日でとても治らないと思うから、その場合は別の病気名で申請するしかないな。」と言うことになりますね。結果的に知恵を使うだけで医療費の削減にはならない。

 どうもこの国は小泉内閣以来高齢者をこれでもかと虐める国になったようです。個人資産の7割近くを所有している高齢者が財布の紐を締めれば、日本経済の6割を個人消費が占めているので不況になるのは当たりまえですね。

 4月からガソリン暫定税がなくなり25円下げるから少しは景気対策になるでしょうが。
Gsnakamura_r
(またまた値上の動きがある石油製品)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.23

荒天のヨットレース 荒れましたね

Nakamurakubota_r
(高松から来られた中村和生さんと東京から来られた久保田秀明さん。中村さん出艇前)
 今日は明徳義塾高校関係者の活躍が注目されました。夜須のスプリングカップinYASUのヨットレースの補助に行きました。エントリーはしませんでした。体調が今ひとつでしたし。そしたら物凄い風が吹きました。その間に明徳義塾高校は関東一高を3対1で破ったそうですね。4年ぶりの甲子園勝ち星ではないでしょうか。

 悪天候のせいなのか、さきほどテレビで見ておりましたが女子ゴルフで明徳義塾高校卒業生の横峰さくら選手はプレイオフで惜敗。一時的にでも高知にゆかりがあっただけに地元のゴルフ愛好家のおじさんたちも雨にも関わらず大勢見物に行っていたようですね。

 もう1人の明徳義塾高校卒業生である横綱朝青龍。横峰さくら同様に横綱白鳳との相星決戦。ここは踏ん張り勝利。4場所ぶりの優勝。今日の明徳勢は2勝1敗です。頑張れ横峰さくらさん。
323deru_r

(出艇風景。凄い風でした。
 さて肝心のヨットレース。荒れましたね。常時7メートルの風。夜須中学ヨット部は本部の判断で出艇禁止に。また「自信のない人はエントリーをしないでほしい。」との呼びかけ。私もげんきであっても躊躇するような風でした。(お正月も2月ももっと吹いていたようですが15分でセーリングは終わりましたし。レースともなれば少なくとも1時間は海面にいないといけませんし。)

 20年ほど前からお世話になっている高松フルートの藤沢逸郎さん。今年63歳になったとか。お孫さんと来られたいました。シーホッパーSRで颯爽と出艇されていきました。

 藤沢逸郎さんの関連記事(1989年の中学生ヨット教室)ですね。

 そのころから今日にいたるまで夜須ではヨットの歴史が続いています。高知国体もありましたし、その後障害者の皆さんのヨット教室などもあり、国体後は夜須中学ヨット部の活躍と、カヌーの活動と融合し、NPO法人YASU海の駅クラブも誕生し、継続事業になりました。

 20年は「あっというま」でしたが、藤沢逸郎さんのように変わらずヨット好きな先輩がいると励まされますね。「下手でもええんや。継続は力や。やり続けることやぞ。」と力をいただきました。

 勇気をもって出て行った17艇の人たちに拍手ですね。

 レースは結局1レースだけでしたが、怪我人もなく無事終了しました。何よりです。波が高いので着艇が大変でしたので、サポートしました。
Enraiehimegumi_r

323katazuke_r
(かたづけもヨットの一部。ぎ装解除しながら今日のレースの反省も。ヨット3艇積みは愛媛組)

  遠路きていただいた皆さん方は後かたづけもひと仕事。神戸から車にヨットを積んで来られ
た上田正夫さんは6時間かけて室戸岬周りでお帰りになるとか。
Uetaatamar_r

 一番遠くから来られた人は久保田秀明さん。東京八王子からでした。「僕は5メートル以上の風が吹いたらエントリーしません。」と。私もしませんでしたからハーバーで海面を眺めて話をしました。
Kubota_r

 夜須ヨット部保護者のお母さん達が、昨日に続き今日は、中華そばでおもてなしいただきました。雨の日は暖かいものは嬉しいものです。
Soba_r

 表彰式は和気会い合いに。優勝は島本・児玉組。兵庫県からの遠来組。優勝トロフィーともに副賞の夜須のメロンやスイカを受領され大喜びでした。
Simamotokodama_r

 ミスマーメイドさんもこられ俄然盛り上がりが。

 丸岡克典理事長も「特権」をフル活用され2ショット撮影です。
Maruokamarmeudo_r

 2008年スプリングカップinYASU成績表(PDFファイル)

「sp-yasu-08-seiseki.pdf」をダウンロード


| | コメント (0) | トラックバック (1)

どこでもブログの総括 3月28日(金曜)

西村 2006年4月からスタートしました「けんちゃんのどこでもブログ」。今月でまる2年になりました。これほど長く継続するとは思いませんでした。3月度は番組全体を総括する予定です。

 高知シティFMの戸田健史さんにもコメントいただきます。

 今回のテーマは「どこでもブログの総括」でお話させてください。


 2006年4月からのスタートでしたが、正直2年間も継続するとは思いませんでした。自分の予想を超えてブログが成長した体と思います。

戸田 当初の計画ではこの番組は「1年で」と言うことでした。ところが1年経過しました時点で、ブログはますます発展していましたし。容量も技術も進歩したのでまだまだ続ける価値はありました。今に至るわけです。

西村 そうですね。私がブログを始めた(2004年1月1日)から1年ぐらい経過してから、私のブログと当時の長瀬久美さんのブログ、竹村直也さんのブログ、大西みちるさんのブログなどが取り上げました。

 ローカル新聞やローカルテレビ局に1時的に話題になりました。あの種類の帰省メディア(地元新聞・地元テレビ局)が取り上げて報道されますと普通の出来事や現象は下火になります。ブームは終わるものです。ピークになって終わるものですね。
Blogshinbun

戸田 既成メデイァが取り上げていることで、流行も過ぎ去った。そういうことがありますね。

西村 ところがどっこいブログは成長し続けました。コンテンツも機能も充実させてきたのですね。それは驚きでした。とにかくNHKや高知新聞が「取り上げたら」終わりのはずがそうではなかった。

 日本は今や世界1のブログ大国です。英語圏のアメリカよりもブログの数が多い。300万ブログがあると言われています。
 300まんもあればその方向性がだんだん出てきたのではないかと思います。

 目的を持って、自分の世界に特化してブログを書けば、自分のネットワークが広がるのではないかと思います。

戸田 そうですね。1人の人がなにもひとつのブログしか書いてはいけないということはないですね。複数のブログを簡単にこしらえることができますし。
 いろんな活動をしている人達が、その分野、その活動領域にあわせてそれぞれブログをこしらえるようになりました。広がりのきっかけになるようですね。

西村 私もいまは5つ程度にブログを作成しています。それぞれ分野は違いますね。それはべつに苦痛でもなんでもないですね。毎日更新しているのではないので・・。
 ブログは切り口が多様ですから。今でも思いますのはブログはまだまだ可能性がると言うことですね。発展途上の過程であると思います。 

 動画の転送がもっと簡単になり、容量の大きなものを流せるようになりますと可能性を感じます。
 容量がもっと大きくなり、動画の処理が簡単になりますと「1人放送局」が名実ともにできるでしょう。個人の情報発信力が格段に高まるからです。
Pc1_5

戸田 技術面でもどんどん進歩してきています。なにも文字だけのブログではなくこういった形もあると。以前もいろんな技術があることをご紹介いたしました。
 投稿して音声が載せられるブログも紹介しましたが、今や全く姿を見ませんし。これに限らずいろんな技術がブログの周辺に出てきます。

 敷居が低くなりますとよりいろんな人をいろんな形で、情報発信できることになりますから、今後もブログはただ単に今までのブログという形におさまらないようにどんどん成長していくようになると思いますね。

西村 反省するとしますと、もっと多様なブログをしている人とのネットワーク造りが進展しませんでした。それは「どこでもブログ」がスタートした直後の2006年5月に途中体調不良に襲われたこともあります。2007年の9月頃まで体調画優れませんでした。
 
 腰椎分離症というやっかいな病気になりました。骨が外れてしまい。走れない、歩くのは苦痛。車にも乗れない。という頑張りが利かない状態でした。ネットワーク作りがうまく行きませんでした。

 そのあたり反省しています。

戸田 やる人自身の身体や健康はなにより大事ですね。

西村 いくらブログを作成する時はパソコンの画面に向っているとはいえ、取材をするとか、つくりこみをするとかはリアルな場に出かけないと面白くはありません。

 写真を撮影したり、話をしたことをパソコンの前で座って書くだけですので。そのあたりのフットワークが十分ではなかったと反省しています。

戸田 パソコンのまえだけで書いていると、やはりどこかおかしいぞということになります。

西村 そうなんですね。自分の世界だけで閉じこもるのではなく、人との交流がブログの道具です。自分がどんどん動いて、いろんな場所へ出かけそれをまとめて発信したほうが面白いのですから。
 読んでそのほうが面白いです。

戸田 インターネットを使ってブログに限らず掲示板に書かれている皆さんにも言いたいことですね。


西村 ブログという分野はこの2年間の間に社会で確立され、既成メディアである地方新聞等で、橋本大二郎知事のブログや沢山保太郎東洋町長のブログが取り上げられました。2つのブログの作成に関与したものにしては良いことであったと自己満足しています。

戸田 橋本前知事にしましても、沢山東洋町長にしましてもブログを始めるきっかけはけんちゃんとの話や交流がきっかけでありました。そういう意味では大きな役割が出来たのではないかと番組を放送してきた会社としても自画自賛の部分があります。

 また沢山町長のブログは毎日というわけではないですが、ひじょうに中身の濃い情報が更新されています。「東洋町なんて関係ない。」なんていわず沢山町長のブログを見てください。

西村 まだまだ情報を沢山もっている自治体の首長や議員がブログをする人が少なく、この番組の2年間で始めた首長は沢山保太郎東洋町長だけでしたのは残念です。
 今後政治の世界でもブログが活用されるように、働きかけていく予定です。

 そういうことでよろしくお願いします。

戸田 この番組でも何度も申し上げました。政治家の人たちはいろんな形で政治活動の報告をしますね。それが演説なのか、パンフレットを配るのかありますね。
 その1つにブログを加えていただけるfだけで、随分と世界は広がると思います。

西村 市民活動をされている人たちもブログを有効に活用いただききたいですね。
 追手前小学校を存続させる会の人たちや高知女子大・高知短大の未来を考える会の市民グループの人たちとも知り合いになりました。

 まだブログを作成されておられません。「ブログ作成のサポートをしますよ」と申し入れをしています。チラシは作成して街頭などで配布されています。それを作成する労力でブログという媒体で情報発信ができればプラスですから。

戸田 今やチラシも皆さんパソコンで作成されています。簡単に言えばその作成した原稿をコピーしてブログに貼り付けてしまえばすむことですです。ブログを活用していただきたいものです。

 2年間ありがとうございました。

*4月からは新番組「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」がスタートします。1回目のゲストは「木質バイオマス地域循環システム」を提唱されている中嶋健造さんです。ご期待下さい。
Niyodogawa1_4

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.22

春のセーリング日和でした。国際交流もありました。

 今日は選抜高校野球も開幕し、土佐C・Cでは女子プロゴルフが開催されています。香南市夜須のいつもセーリングしている海では第19回スプリング・カップinYASUが開催されています。県内外からのヨットマン・ウーマンが参加絶好のお天気でセーリングしています。

 私も珍しく参加する予定でしたが、昨夜突然体調を崩し断念しました。ヨットの仲間の医師の先生の診察は急性腸炎とか。「サルモネア菌やぶどう状菌による食中毒は発熱があります。熱はないのでそれはない。ノロウイルスの感染には口から入って3時間後でしょうから、話からすると考えられないね。」とのことでした。

 「たいしたことはないからポカリスエットで水分補給し、おかゆや素うどんで胃腸を慣らしていけばいい。家庭に整腸剤(ビオフェルミン)などがあれば飲んでたらいいよ。」とのこと。「今日は上天気だから昼からレースへ出ればいいのに。」とのこと。

 レースは自分の体と相談してですね。明日体調がよければ出場しますが、お天気が明日は今ひとつのようです。

Scap1_r_2

昼から現地へ行きました。レースの間は夕方の懇親会の段取りの手伝いや、陸上のスタッフの補助をしました。レースが終わり次々とヨットが着艇しています。35艇ぐらいありますと、なかなか壮観なものですね。


 ぎ装(ヨットの組み立て)の解除をしています。今日は参加された人たちは気持ちの良いセーリングであったと思います。それだけに残念でした。

Scap2_r
 地元夜須中学校ヨット部のご父兄の皆さんが料理をしていただいています。さわらという魚をさばき、刺身にしています。とても美味しい魚ですが私の今日の体調では食べられないのが残念です。
Scapzimoto_r

 1988年に始まったこのスプリング・カップinYASUです。ほとんど裏方でして過去2回程度しか出場したことはありません。同艇種のヨットレースではなく、どんな艇(1人乗り、2人乗り)でも出場できるオープンレースなので久しぶりの素出場に順位はともかく楽しみにしていましたが・・。残念でした。

 夕方のシースポでのレセポションは特筆。YASU海の駅クラブ理事で、香南市議でもある斉藤朋子さんの知人である大枝さんがドイツの音楽家と親しいとのこと。。マンドリンとギターの奏者。聞けばアメリカのカーネギーホールでも演奏された実力の持ち主だそうです。
Doituooeda_r

 そのカーリン・ベッカー・ルッツさん。ビルギット・ツアハルリアスさん。ヘルムート・アイヘルさん。クラウス・ブッケルトさんの4人。大枝さんによりますとプロ演奏家は1人だけ。でも実力者揃いとか。教員などをしながら演奏活動もしているようです。
Doituongaku1_r


 出場者は夜須の海でセーリング。夕方は良質の音楽。そして地元の料理。交流会でもいろんな話題が花が開きました。高松からの参加者の方でそれこそ18年ぶりに再開した方もおられますし。なかなか盛り上がって交流会でした。
Konnshinkai_r
(ドイツの演奏家の皆さんも上手に箸を使われ、郷土料理を食べられていました。)

 体調が良ければ明日は海へ出たいと思います。
Konshin02_r


| | コメント (0) | トラックバック (1)

気休め以下の南海地震条例

Nankaizisintizu1
 高知県議会で「南海地震条例」なるものが成立したようです。一読もし、また高知県庁の危機管理の部署に関しては「全く期待」していません。問題意識が稀薄であるから役所仕事の延長で自主防災会を持て遊び、事務量ばかり増やし、現実の対策をしないミニ官僚主義の権化であるからだ。

 挙句の果てには「高知県に自主防災組織を平成23年には100%とする。」とアドバルーンを上げる有様。何を根拠に発言しているのか皆目不明です。
 南海地震対策に関しては高知県庁は市町村に「金だけ出してなにもしないでほしい」と自主防災会の立場で切に思いますね。

 南海地震条例

 自主防災会と市町村と県庁とを同列に論じ、空念仏である「自助、共助、公助」を唱えてもなにも変わらない。低地の海に近い軟弱地盤に居住する高知市下知地域の住民としては,もう少し実践的な行動計画を高知県庁は建てるべきでしょう。

 一体2年間何を議論したのか不明ですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.21

お彼岸のはりまや橋サロン

Harimaya01_r
 暑さ寒さも彼岸までといいます。今日は風が強いですが寒風という感じではなくなりました。春なので露店の販売する品目も変化しているようです。

 占い師の島本茂男さんも顧客相談をされています。
Huranai_r
 活き活き100歳体操も暖かくなりましたので少し参加者が増えて来たようです。体操する高齢者は元気ですね。
Ikiiki100sai_r
 サクラのつぼみも膨らんできています。来週あたりは高知はサクラの開花ー見ごろになるでしょうね。
Sakura0tubomi_r

| | コメント (0) | トラックバック (0)

鉄砲から政権が生まれるー五輪は中止すべき

「革命とはご馳走を食べることでも 踊を踊ることではない。1つの階級が他の階級を打倒することである。・・・・鉄砲から政権は生まれるのだ。」うろ覚えだが毛沢東はこのようなことを言っていた。

 中国国歌もまさにそうだ。義勇軍行進曲ですし。
 この歌は中国共産党が根拠地の瑞金を追われ、1万数千キロを戦いながら歩き行軍、延安に新しい拠点を設けるための行進曲ですので、フランス国家同様に勇ましい。

少年時代に中国の文化大革命に憧れ、毛主席語録も購入していましたね。30数年経過しても覚えていますから。その刷り込みは凄いと思いますね。毛沢東バッチも着用して学校へ行きましたし。

 人民解放軍の銃口は決して人民には向けられない。と毛沢東思想では学習しました。ところが1989年の天安門事件では兵士の銃口が青年・市民に向けられました。同時期チベットでは徹底した強権で市民運動を弾圧しました。弾圧した当事者は現在の中国のトップリーダーの胡 錦濤(こきんとう)主席ではないか。

 そして今年もチベットで人民解放軍の銃口が市民に向けられ多数の市民が殺害されました。「鉄砲」と「平和の祭典ーオリンピック」とは全く不具合です。チベットの人民は中国の国旗に火をつけ踏み付けていました。いかに弾圧され中国政府に対する憎しみが強いことがわかりました。

 中国政府は鉄砲で市民運動を弾圧するでしょう。そうなれば「平和の祭典」の五輪開催はふさわしくありません。返上し、国内の対話に中国政府は専念すべきでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.20

軍事力で平和は構築できない

Iraku_thumb_r

 うかつでしたが今日がイラク戦争が開戦された日でした。5年前のことでした。圧倒的な軍事力で米英軍はイラクを攻撃し、フセイン政権を打倒しました。ほどなく潜伏中のフセイン大統領を逮捕。イラクはアメリカの予測では平和に民主化される予定でした・・。

 しかし5年経過しても14万人の米軍が張り付いています。宗派間の対立と軍事衝突。クルド住民の離反。隣国の介入。テロと軍事衝突は沈静化しません。

 アメリカ大統領選挙では、民主党の2人の有力候補者ははっきりとイラクからの撤退を主張。共和党候補者は米軍の駐留継続を主張しています。
 5年経過して開戦時レベノン大使であった天木直人さんが言われていました「軍事力で平和は構築されない」というのは本当であったと思います。

 この5年間市民グループ「サロン金曜日」はイラク戦争に反対する立場で、フリージャーナリスト安田純平氏、元レベノン大使天木直人氏、経済同友会名誉監事の品川正治氏を高知市に招聘し講演会を開催してきました。代表の松尾美絵さんの頑張りには頭が下がりますね
 今一度この5年間を振り返り日本が進むべき道をはっきりと平和に舵をきるべきでしょう。(いずれもホームページとWEBラジオにしてあります。)
Yasudasetumei

 安田純平さんイラク現地報告会)

 
 安田純平さん講演会 
Shinagawakouenakai


 品川正治さん講演会について
 
 天木直人さん講演会が開催されました。
Amakikouenkai
 アメリカのブッシュ大統領は「イラク戦争は正しかった」と強弁しています。

 ブッシュ大統領支持率が31%と最悪に、イラク戦争後(CNN)

 アメリカの国論は2分されています。次期大統領にとってイラク問題解決は重要です。攻めるより撤退するほうが難しいのは兵法です。アメリカにはもはや「名誉ある撤退」はありえないでしょうし。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

友人は常に入れ替わるもの

 子供達はなんだか中学時代の同窓会、高校の同窓会などでせわしいようだ。はなはだしいのは小学校時代の同窓会なるものまであったようだ。なかなか世話好きの奇特な幹事役がいるものだとある意味関心するばかりだ。

 自分もかつて自分の番組のゲスト出演者・関係者を対象とした「番組出演者交流会を開催したことがあります。それは露店のはりまや橋商店街の広場で七輪懇親会でありました。段取り、買出し、後始末、金の集金など大変な労力でしたが、やるだけの価値はありました。それは正真正銘の異業種交流でしたから。肩書きや身分や思想信条が全く関係のないお互いへつらうことのない人間関係であったからです。
Kouryuu1_r

 学生時代の友人関係が継続することが不思議に思います。濃い関係は何年か続きますが、また違い人との関係に移行する。それが自然ではないかと私は思います。

 家内は「つい最近まである人たちと3日おかずに飲んでいたり、行き来したりオジサンたちの友情は呆れるほどだったのに、今年は全然交流はないようだがどうなっている?」といぶかしげに言います。
Dokodemo5_r

 その時期にたまたま濃い関係になっただけ。今は疎遠になっていても対立したりしているわけではありません。問題意識を共有した時期がある期間はあっただけで、いまはたまたまないだけなのです。

 こういえばわかりやすいかも。プロジェクト・チームのようなもので、ある時期同じ目的で一緒に行動します。目的が達成すればチームは解散します。それだけです。別のプロジェクトがあればまた別のメンバーでチームをこしらえます。

 ですので学生時代の関係が社会人になっても継続し、何10年も続く。そういう関係もあるでしょうし、否定はしません。でも私はそういう関係はありません。それだけのことです。

 親しい人達の関係が濃いでしょうし、長期間継続すると「マンネリ」になります。ですので私はふだん親しくない人たち、疎遠な人達との関係づくりは熱心です。思いがけない情報や発想は親しくない疎遠な人から頂くことが多いからですね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008.03.19

一瞬の輝きは人々を魅了した。でも2度と輝くことはなかった。

 週刊ポスト3月28日号の166ページに「現場の磁力 第78回千代田区・三崎町 一瞬の輝きから40年 元日大全共闘議長、秋田明大氏「4つの子ォと年金が不安やけん」というレポート記事が掲載されています。

 山藤章一郎と本誌取材班が執筆したレポート記事のようです。秋田明大氏にも何度も取材し、丁寧な取材をしているようです。
 あの頃20歳だった人も60歳。あの頃中学生だった私は立派な中高年親父になりました。

 社会運動としてみたら全共闘運動というものは、この記事の見出しのように「一瞬の輝き」であったと思います。その後は2度と現れることなく40年経過してしまったということでしょう。体験した当事者でないとわからない世界でしょう。

 「その時代」にミーハー的に勝手に憧れていたいた世代にすれば、「一瞬の輝き」を現実の世界で再現を求めることは無理であると思いますね。わたしの若い頃の時代にはそんな「一瞬の輝き」は全然ありませんでしたし。

 同窓会もありませんし、懐かしむ体験もありません。ただ記事を読んでいて淡々と生きている秋田明大さんですが、「一瞬の輝き」の頂点に短期間だけいたものしかわからぬ苦悩を感じました。もう良いのではないかとも思う。彼に「一瞬の輝き」時代のレッテルを貼ることは。

 またその種の懐古記事はなんの社会的意義もありません。当時の運動は何も生み出さなかったし、継承すべきなにもなかったのですから。

 NHKのバラエティ番組のなかで「その時代」の現象として表現されることでおしまいでしょう。それ以上でもそれ以下でもないことでしょう。

 今現実に起きていることをそのつど問題解決していく。それが今の私です。あまりに大きな「一瞬の輝き」があれば、なかなか生きることは大変であると思いました。もう秋田さんのことは忘れるべきでしょうし、そっとしてあげるべきでしょう。

 大変な現実が日本社会には横たわっていますし、年を取ろうがなんだろうが行動しないといけないことがたくさんあると思うからです。わたしには過去を懐かしむ余裕はありませんし。

 読後感は、なんだか虚しい。ということです。秋田さんは田舎で立派に生きているのではないか。それでいいと思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

小村神社前駅

Homura_r
 18日に仁淀川町へ行く途中、新しい駅「小村神社前」を通過しました。国道33号線沿いの日高村にあります。高知県が産業廃棄物処理施設を日高村に建設する見返りにこしらえたそうです。

 若い女性が1人ホームで列車を待っているようでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

やっぱり自民党はウソをついてしまった

Abe22
(この人は去年の参議院選挙のとき「年金問題の不明な件は3月末までになんとかします!」と叫んでいました。政治家の言葉は「軽い」という証拠ですね。

「来年3月までにすべての国民の年金記録を明らかにします!」と昨年の参議院選挙のとき絶叫していたのは当時の自民党総裁安倍晋三氏ではありました。まもなく3月も終わろうとしていますが、遂にできないことを厚生労働省が「自供」しました。

年金記録 特定困難2025万件 国会論戦の焦点に(産経新聞)

 参議院選挙のときの自民党の公約はどうなった?と誰も思うだろう。安倍首相の絶叫演説を信じて自民党に投票した人は良い面の顔ではないか。

 参考)参議院選挙の時の自民党の公約

 全く破綻しているのではないか。当時の首相の安倍晋三氏ははやくも政界に復帰している。自分の「公約」の責任すら取らないし。

 完全に自民党は賞味期限切れになりましたし、消費期限も切れているのではないのだろうか。地方に国の予算も取ってこれない自民党は存在価値はない。投票する意義はなんだろうか?
 自民党に投票すれば地方には核廃棄物施設や米軍基地のような「迷惑施設」が来るだけではないかと思いますね。「国策」の負の面を地方に押し付けるだけの政党。

 政界再編すべきでしょう。国民生活と政治とがこれほど乖離していることに危機感を感じます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.18

仁淀川町木質バイオマス地域循環システム施設を見学

Oosaki1_r
 3月18日午後1時に仁淀川町役場を訪問しました。木質バイオマス地域循環システムの提唱者である中嶋健造さんのご紹介で行きました。約束の時間より早めに到着したので役場周辺の大崎の街を散策しました。
Oosaki2_r
 仁淀川町は、旧吾川村、旧池川町、旧仁淀村の3つの自治体が合併しました。町の森林化率はなんと90%!。耕地面積は1・1%とか。人口は7400人です。高知市から車で90分。高知と松山市の中間にあるのが仁淀川町です。
Oosaki3_r
 確かに森林と山ばかり。畑はお茶の栽培をしているようですね。集落の中心地は小学校のようです。地域コミュニティの拠点は大崎小学校。小学校というものはどこでも簡単に廃校にしてはいけませんね。

 関連ブログ記事 追手前小学校を廃校にするのはおかしい。
Oosaki4_r

 午後からは木質バイオマス地域循環システムの説明会が役場会議室で開催されました。仁淀川町産業建設課木質バイオマス係長の片岡寛さんに説明していただきました。東洋役場からも2人の職員が参加されました。またある財団法人も3人が説明会に参加しました。

「事業の経緯を言いますと平成17年に、産業経済省の外郭団体NEDO(技術開発機構)のバイオマスエネルギー地域システム化実験事業に応募し、12月に事業採択されました。」

「仁淀川町は町の面積の90%が森林。うち75%が人工林です。戦後植林された杉や檜の森です。従来は森林資源は住宅建築用ばかり目が向いていましたが、もう1つの柱としてバイオマスエネルギーを利用したエネルギーの地域内自給システムを検討してきました。」

「山林に放置されている林地残材を対象とし、林業の規模と形態に応じた方法で効率的に収集し運搬して、プラントでチップ化し、ガス化ガスタービンコージェネーション設備と木質ペレットを製造、熱源と発電で地域内で最大活用するしくみです。」
Rinntizanzai
(林地残材と言いますのは伐採後、建築用途材として活用されない部分は森林に放置されていました。それを収集し、運搬するしくみは大規模、中規模、小規模の林業家によって異なるようです。資料提供仁淀川町)画像をクリックすると多少拡大します。

 来月からはじまる新番組「けんちゃんのいますぐ実行まちづくり」のゲストは中嶋健造さんでした。昨晩高知シティFMの収録で一応「予習」していましたから、仁淀川町片岡係長のお話も半分程度は理解できたと思います。
Mokuboirar1_r


 それから実際に使用されている現場を見に行きました。まず最初に行きましたのは、旧池川町にある「イチゴハウス」です。このハウスの熱源は木質ペレットを燃やしたボイラーです。それですべてのハウスの熱源を供給しています。
Mokuboirar2_r
Mokuboirar3_r
 今日はとくに暖かい日でしたので「種火」状態でした。知りませんでしたが,イチゴは苗の時期に、「山上げ」といって高地(山の上)へ持って行って涼しいところで育てるそうです。
そのかわりにペレットボイラーの熱源で吸収式冷却機を動かして涼しくするものです。 そのための冷房施設もこの木質ペレットボイラーの発電設備でハウスの一部だそうですが供給できるうようです。
Mokuhitigo_r
 東京方面のお菓子会社とイチゴの契約栽培していまして業績は快調のようだと片岡係長は説明されました。
Mokushituperechoto_r
 次に見学させていただきましたのは、ガス化発電・ペレット製造設備に行きました。この施設は高知県でも有数の規模の製材所に隣接されたプラントです。製材所の下に施設がありますので、施設の全景を撮影しました。


 降りていきまして、最初にバイオマス受け入れホッパーを見学しました。ここは集られた林地残材を砕いてチップにしたものを投入する場所です。
Mokushitugasuhatudenp_r

 搬送コンベアでバイオマス流動層ガス化発電設備に供給され、ガス化炉を経てガスタービン発電をします。
Peretsutokengaku_r
 隣接するペレット製造設備へもチップは運ばれ、チップ乾燥機を経て圧縮されペレット化されて出てきます。600キロ入る袋に詰められ、木質ペレットボーラーを活用しているユーザーに配送されます。
Mokushitupereto2_r

 製材所の熱源や電気の一部も木質バイオマスです。
Kengaku_r
 最後に見学しましたのは、前処理段階の集積所です。ガスタービン発電機&排熱ボイラとペレット製造設備にチップを供給する場所です。製材所を経由し、山の上にあります。
Tankorokengaku_r
Tankoroyama_r

 山と積まれた林地残材です。小規模林家やNPOなどの人達が頑張り、予想以上の林地残材が間伐した周辺部の森林から運ばれています。仁淀川町のシステムの優れているとことは、「いままで邪魔もの扱いされた山林に放置されていた林地残材を集める画期的なしくみです。

 特定の企業や森林組合だけに林地残材の供給先を頼るのではなく、小規模林業家、里山林業家(農家と兼業)や間伐ボランティをしているNPOなどにも門戸を開放していることです。そのことにより予想を上回る林地残材を集めることに仁淀川町は成功しています。

Garabakosu_r

 ガラバコスという愛称の木材破砕機です。投入口に林地残材を放り込みます。そうしますチップ化してでてきます。それをトラックに載せさきほどのバイオマス受け入れホッパーのところまで運搬します。

 実際に木質バイオマス地域循環システムを実験段階ですが稼動させている仁淀川町へ来まして、完全ではありませんが、そのシステムの概要が理解することができました。

 間伐作業で輩出された林地残材を活用すること。

 移動距離は30分程度のところに、林地残材受け入れ施設とプラントは必要。

 いわばエネルギーの「地産池消」であります。地域内で熱源や電気を消費する施設も必要です。

 インプットとアウトプットを念頭に置きながら、もよりの地域にこしらえることは必要であると確信しました。仁淀川町の実験はあと2年で終わるそうですが、その間に東洋町をはじめ高知県下のいくつかの自治体にこうした木質バイオマス地域循環システムができると思いました。企業への導入も可能ではないかと思いました。

 また環境問題に関心のある企業と連携して「排出権取引」や「カーボンオフセット」の活動も将来はリンクするのではないかと思いました。
 わたしの今のところの理解度はその程度です。また理解度が深まりましたら、また報告したします。今日のところはこのへんで。
Yunomori2_r
(温泉施設「ゆの森」。木質ペレットボイラーでお湯を沸かしています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ヒット・メーカー勝間和代氏の格言もどき

 先日なんとなく高知シティFM を聞いていますと、Jウェーブの番組になっていまして、トーク番組勝間和代なる大変元気のある女性がしゃべっていました。わたしは知りませんでしたが、大変能力のある女性で、ベストセラーを連発されているとか。

 まだ30歳だということ。そういえば高須の宮脇書店に独自のコーナーがあったような。その頃は知らなくてなんかハウツー本のような気がして通り過ぎていました。著作自体はおっさんはあまり読む気がしませんし。「油濃い料理」のような感じがしまして・・。

 ただラジオでのトーク番組はなかなか良い事を言われていたので、とっさに書き留めました。

1)人生グーグル化

2)アウトプットーインプット 50%計画

3)集中力=体力   5000字の文章は1時間で書かないといけない。

  1日30分のエアロビックス。週に2回の筋トレで体力を維持。
  体力がなければ集中力は維持できない。

  睡眠時間は6時間は確保せよ。


 仏教の3毒(してはいけないこと)

 おこる

 ぐちる

 ねたむ

 これをしているとつきが逃げる。


*目の前の仕事を懸命にやりぬくことで活路は開ける。困るところから打開はある。


*自分をメディア化すること。ネットなどの二次情報に頼らない。常に観察して予測する。街歩きには自転車が最適。

*すぐブログに書いてあらわす。そこからの出会いもある。毎日書くこと。


 なるほど若いけれども言い事は言っている、間違ったことは言っていない。支持者が多いのは自分で実践しやりとげているからでしょう。

 こういうこともすぐ自分は忘れるでブログにメモしておきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

県道路課の本音を土佐弁で言うと

 おんし(お前ら)ら県民はわしら(県庁職員)の苦労も知らんと、無責任に新堀川を守れなんて騒ぎゆう。

 わしらあ(我々は)は国に頼み込んでようやく道路特定財源で新堀川に蓋をして自動車道路をこしらえる予算をつけてもろうたとがよ(もらったのだ)。

 20年前からわしらの先輩職員が営々と国に陳情ようやく3年ばあまえ(3年ほど前に)に本格的な予算がついたがや。

 そやき今更「時代が変わったきに」というて「道路はいらんき」言うて道路特定財源を返上できんがよ。

 高知駅の高架工事も40年前に返上したきに、丸亀や今治より後になったがよ。高知市は踏み切りで南北に分断された状態やった。

 少々新堀川の自然や歴史資源が壊れたところで、殆どの県民は関心がないろうし。

 わしらあは土建屋さんの食い扶持も確保せんといかんきに(いけないから)。公共の存在はそうやき。高知県は20万人の県民が土建業と関わりがあるきに(関わりがあるので)。

 とにかくせっかく国に拝み倒してついた道路特定財源による新堀川に蓋をする工事をとやかく言わんといてや(言わないでくれ)。


 六ヶ所村の人が言いよりました。反対するがやったら「声を張り上げて反対せんといかん」と

「傍観したり動かん人は、賛成していると同じや」と。
 
 県庁職員も「国から道路特定財源をとることはええこと」と組織をあげて仕事にしている。こういう存在の高知県庁は強い。無敵であります。

 20年前にはとでん西武百貨店も映画館も高知市中心街にありました。中心地の商店街も今より遥かに元気でした。

 20年前にはイオン高知も北部環状道路もありませんでした。

 現実が大変化しているのに目をつぶり、ただただ国に追随して「新堀川をつぶして道路特定財源をもらわんといかん」と大合唱する。そのことをホームページに書く。

 高知県民として高知県道路課の姿勢は「恥」だと思う。
Rokashomura

| | コメント (0) | トラックバック (0)

高知県道路課は特定財源存続要望の姿勢を改めよ

Shinbori12251_r
(新堀川の「破壊」も特定道路財源があってのこと。)
 高知県土木部道路課。こちらのホームページを見て仰天。道路特定財源存続のための1大キャンペーンを張っているではないか。

 道路特定財源の暫定税率維持に理解を求める広報活動について

 道路特定財源 Q&A  

 一読しても新味はないし、どうして高知県庁が県民の税金を使用して自民党の主語主張を広報しているのかがわかりません。

 3月9日にも市民有志が参加して新堀川界隈の歴史資源のウォークラリーが開催されました。明治維新前後に活躍した武市半平太、岡本寧穂、板垣退助、河田小龍、坂本龍馬、中江兆民らの史跡が新堀川沿いに散在しています。

 その歴史的資源を高知県土木部都市計画課高知駅周辺整備事務所は、埋め立て暗渠にし、4車線の自動車道路にしようと河川を破壊しています。

 これも道路特定財源で国からの補助が出たので、歴史資源があろうが、ビオトープがあろうが埋め殺して道路にしてしまうとういうことになるのです。「諸悪の根源」は道路特定財源。市民の声を聞かず、全く無駄な道路を多額の建設費用をかけてこしらえるだけのこと。

 タダで道路がつくれるから良いように県当局は言っているようですが、維持管理費用は出ないと思いますね。新堀川は浦戸湾最深部。ということは海です。当然塩害も想定しないといけない。

 わたしは防錆管理士だからとくにそのあたりに関心があります。橋梁構造の道路ですが、いくらコンクリートで被覆しても20年経過すれば錆が出て大規模な修復をしないといけなくなるでしょう。そのコストまで県当局は試算しているのでしょうか。

 将来発生するコストを考えても新堀川を破壊する道路工事は即刻中止すべきでしょう。
Sabisabi515
(この橋はダム工事の見返りに建設された橋。無償で自治体に譲渡されましたが、財源不足の自治体は修繕費がありません。時は過ぎて今や錆だらけの橋になっています。新堀川の工法も「橋」であること。海であることを考慮しないといけないですね。)

 海の近くで錆対策を考慮しなければ、このような状態になります。錆は簡単に公共建築物を脅かします。現在は立ち入り禁止になっています。

Hasira2_r


  参考 こうなる前に錆対策を

| | コメント (0) | トラックバック (1)

沖縄自民党も統一行動せよ

 沖縄での米軍兵士による女子中学生暴行事件に抗議する県民大会に沖縄自民党県連は参加しないという。個人の参加は認めるようですが、政党組織として参加しないというのはいかがなものかと思いますね。

 自民、不参加再確認議員総会 超党派開催 不可能に(沖縄タイムズ)

 自民党の内部事情も理解できなくはないが、許されない破廉恥行為を一方的な被害者としうけ続ける沖縄県民の怒りの意志は統一しないといけない。

 いくら日米同盟が大事とはいえ婦女子に暴行を加え続ける米軍の横行は、自国民の安全にはつながらないことをアメリカ政府に本気で思わさないと駄目だ。

 「卑屈な」沖縄自民党県連を批判する。ちゃんと抗議集会へ出てくるべきです。本気で日米安保体制を堅持するつもりなら、抗議集会をむしろ主催してやる気概が必要です。
Henoko_thumb_1
(超党派で強烈な抗議集会をやるべきです。卑屈になれば米軍になめられます。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.17

チベットの暴動はよほどのこと

 よくは知りませんがチベットでは地元のチベット仏教の信徒が殆どであると言われています。仏教には輪廻転生の考え方があり、温和な人たちが多いのではないかと想像していました。

 中国公安当局の公表した今回の暴動の画像を見ますと、漢人の商店を次々と襲い、車を燃やしています。なかには僧侶服の人たちも暴動に参加されています。普段は温厚な人達がここまで行動するとはよほどのことでしょう。

 中国公安側は一方的な被害者であるような報道を国際社会にしているようです。しかし冷静にあの画像を見れば、暴動の全容が明らかになっていないのは明らかです

 そもそも胡 錦濤(こきんとう)主席は、1989年にチベット暴動を情け容赦なく弾圧したご功労で出世した人物。今回も残忍な弾圧行為をするでしょう。国際社会は監視をしていかないといけないし、中国の強権的なやりかたを容認してはならないと思う。

 そういえば昨年の11月にチベットの宗教指導者ダライ・ラマ14世が来日していました。その頃にチベットで大弾圧があったようです。その伏線があり、積もりに積もった中国政府への怒りが表へ出てきたことなのではないでしょうか。

 言論の自由のない、政治的な自由のない中国で、市民が街頭に繰出すことは命がけの行為です。昨年のミャンマーでも軍事政権が残忍行為で市民の抗議行動を弾圧しました。今回全く同じ事を中国政府はチベットで行っています。

 日本人として無関心であってはならないと思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

自衛隊を海外派兵するな!

 「訓練は国内での活動を前提としている。海外活動は想定外。訓練する教官も経験がない未知の領域。もし自衛隊がイラクへ派遣されることがあれば約束が違うので僕は自衛隊を辞めると思う。」と2002年の高知国体セーリング競技で一緒に救助班を組んだ海上自衛隊の人はきっぱりこう言いきりました。
Kokutai5
(国体のセーリング競技には海上自衛隊の貢献はとても大きい。)
 海上自衛隊にはいろんな役目があるようでした。高知国体に来ている人達は広島県呉市から来ていました。当時は神戸空港と松山空港付近の工事のため、海底に沈んでいる二次大戦中に米軍が投下した爆弾の不発弾処理を担当されていました。

 潜行して不発弾を水中で爆破する仕事をしたり、海上の投棄物(機雷なども含む)を除去する仕事をされていたとか。主たる活動エリアは日本の領海内とか。専守防衛の日本ですから当然といえば当然。

 「不審な外国船舶を見つけても僕らには拿捕したり、臨検する権利がないのですね。追跡するだけ。その権限は海上保安庁にあるし。厳しい訓練しても虚しくなることもありますね。」

 「ですので政治家の思惑で訓練をしたことのない海外での活動は神経が休まらないと思う。僕はそれに耐えられないと思うから、そういう事態になれば自衛隊を辞める。」

 その言葉を今回のイージス艦と漁船の事故で思い出しました。ハワイ沖で弾道ミサイルを追い落とす厳しい訓練をし、日本へ帰国する寸前の事故。新しいシステムや海外勤務でのストレスなどが艦内全体にみなぎり、基本である見張りや、手動操船を日本近海では行うことが疎かになっていたのでしょう。

 ですので今回の事故は起こるべきしておきました。自衛隊は政治家のおもちゃではありません。あくまで専守防衛のための軍事組織です。国民を守るための組織であると思います。十分な訓練と国民的な合意もないまま海外へ派兵することは間違っていたと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008.03.16

海の散帆とまちの散策

Iyasu1_r
 3月も半ばともなりますとさすがに南国土佐は暖かい。夜須などは17度ぐらいになったと思う。でも海の上はドライスーツで調度ぐらいだったから季節はまだまだ春本番は先でしょうね。

 今日は高知大学ヨット部は岡山の大会へ遠征中。それでハーバーから出艇したヨットは、夜須中学が7艇と社会人と高校生、それと私の10艇程度でした。
Yasu2_r
(ぎ装(ヨットの組み立て)も暖かく楽に成りました。)
Yasu3_r
(中学生たちも今日は午前中で終わったようです。)
 例によって午前中のセーリング。風は弱いものの波がなく海面がフラットなのでヨットは進みます。今日は赤岡沖まで遠征しました。

 戻ると11時半を過ぎていましたし。片づけしてお昼はいつものおむすびだるま。やっしーも来たので一緒にランチをしました。

 それから戻り、備品の片づけして「新堀川草の根観光まつり」の後半の部分へ参加しました。
Saennba_r

 自転車で5分ほどにあるさえんば商店街の来楽座を目指しました。日曜日はさえんば商店街は「シャッター通り」になっています。普段も殆どの商店は午後6時に閉店するそうですし。個人商店にはもっと頑張って欲しいです。個人の要望に過ぎませんが。
Sitirin_r
 こちらはいつもの七輪サロンがさえんば商店街で展開されています。御餅をご馳走に成りました。参加者は前半の「新堀川界隈と九反田歴史探訪」に参加された人が多いようでした。
 新堀川界隈は土佐の偉人の宝庫です。板垣退助,河田小龍、武市半平太、岡本寧穂、中江兆民ゆかりの史跡が点在し、歩いて散策できます。

 ウォーク風景は新堀川知行合一塾 ブログ参考
Kirakuza_r

 「新聞の葬式」というのは自由民権運動の主義主張を掲載していた当時の高知新聞が当局側の圧力で発刊停止になりました。市民はそれを「新聞の葬式」として一大イベントに仕立て喪服を着た市民数千人が街中を練り歩いたという史実がありました。
Kirakuzasetumei_r
  来楽座主人の開設に寄れば「土佐人が一番歴史上で土佐人らしかった時代は自由民権運動のじだいである。ユーモアと反骨精神は見習わないといけない。
 新堀川近くに武市半平太の道場があり、そこへで土佐勤皇党が結成され192人が土佐から脱藩して維新のために戦いましたが、板垣退助ら数人を除き皆死んでしまいました。

 明治政府の実態は薩摩と長州の藩閥政権であり、知事以下の役人はすべて藩閥政府に統制されていました。これではいけないということで自由民権運動が土佐から起こりました。
Sinbunnosousiki_r
 新聞の葬式という演劇は、高知市民プラザのかるぽーとで上演したそうです。実際に演劇に参加したひとたち50人ほどで史実を再現して新聞の葬式をしたようです。

 20人の市民が鑑賞しました。先祖のたくましさをあらためて感じました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ブログをメディアに 3月21日(金曜)

西村 2006年4月からスタートしました「けんちゃんのどこでもブログ」。今月でまる2年に成りました。これほど長く継続するとは思いませんでした。3月度は番組全体を総括する予定です。

 高知シティFMの戸田健史さんにもコメントいただきます。

 今回のテーマは「ブログをメディアに」です。

このテーマでは何度か取り上げました。ブログを始めてまる4年が経過しましたが、その間の進歩には驚きです。文章と写真ブログは最初は有料でも30M程度。写真は縮小しないと駄目でした。今や無料ブログでも最低2Gはスペースがあります。
 デジカメから撮影した写真を縮小せずにそのままブログに貼り付けても、ブログの容量は大丈夫になりました。無料で大きなスペースを各プロバイダーが与えてくれていますし。

戸田 そうですね。この番組でも何度もお話させていただきましたが、ブログに限らず、無料で提供されるサービスの増大はめまぐるしいです。
 代表格で言えばGoogleのやっているGメールでしょうか。スタートから2Gでした。業界に衝撃を与えましたが、今やどんどん使える容量が増え続け、5Gや16Gになりました。

 こういう無料の開放スペースの増加は技術の進展もあるでしょうか、驚く限りです。

西村 昨年あたりから動画の対応もブログでもどんどんやっています。有名なYOU TUBEなどとのリンクは文章を書けなくても映像の情報伝達力は格段に多いものですし。
 まさに「百聞は一見にしかず」をブログは実践しています。これは凄い時代になってきたと驚くばかりです。

戸田 最近はコンピューターで動画が簡単に扱えるようになりましたね。昔、例えばWindows95の時代であれば、インターネットこそつながるようになったものの、動画なんてとてもとても野時代でした。
 例えばどこかに動画がアップされても、自分のパソコンへおとすには1晩かかる時代でしたし。今はあっというまに取り込めます。

 そして映像、動画の与えるインパクトはいつの時代も変わりません。

 古い話ですが1960年に当時日本社会党の浅沼稲二朗委員長が右翼の少年に演説会の最中に刺し殺された事件がありました。当初ラジオで先に伝えられました。
 やはりテレビで放映された後の反響の大きさ、影響の大きさは格段でした。よく言われる話です。映像の力は凄いと思いますね。

 コンテンツは今後ますます個人レベルでは増えますし。

西村 確かに携帯電話で撮影した画像がネット上のブログで流され、アメリカの中間選挙で共和党の有力上院議員が差別的な発言が流れ、1日5万件を越える凄いアクセス数になり、地元紙や地元テレビ局までが後追い報道し、全米にまで流れて結果落選しました。

 やはりブログがメディアになり、社会的な影響力をまさしく持ち出した証拠ですね。

戸田 そうですね。昔であればこんなことは出来ませんでしたね。

西村 出来ませんし。なかなか簡単なことではないと思います。昔は。

戸田 世間知らせる簡便な方法は昔はありませんでしたし。

西村 イラクのフセイン元大統領の絞首刑の画像ですね。刑場に携帯電話を持ち込み撮影し、それをネット上に掲示され全世界に流れてしましました。
 最近はテロリストとか言われている人たちも、動画を最大活用して全世界に情報を発信しております。活用のしかたが多種多様で大変なものになりましたね。
 
戸田 良いほうにも、悪いほうにも使われています。良いほうにだけつかうのが人間の知恵ですね。

西村 これからの問題ですね。

戸田 活用方法ですね。

西村 しかし一般市民が更新しているブログでは1日の平均アクセスが3000を越えるブログは極少数でしょう。タレントや有名な政治家ブログではないブログがアクセス数が3000を超える理由もありませんし。

戸田

西村 社会運動や市民運動にもブログは活用はされつつあります。しかしまだアメリカほど劇的に活用はされていません。何度もとりあげましたが、大統領選挙にもブロガーが関与しているアメリカに比べてまだまだ日本ではブログは政治の世界では認知度が低いですね。

 アメリカでは大統領候補者とネットを通じて討論会を行い、議論を戦わせていますね。後追いでテレビ局が放映する有様です。
 しかし日本では認知度が低く、政治家でブログを作成し、更新している人はまだまだ少数派ですね。
Sawayab1
(沢山保太郎東洋町長のブログは読み応えがあります。9

戸田 たしかに政治家の人たちはホームページは開いてはいるものの、ブログまではまだまだと言う人が多いようです。
 なかなか一概に全部とは申しませんが、日本の政治家とインターネットはつながりが薄いなと思いますね。

 何かとそのあたり例に挙げていますのは、携帯電話の迷惑メールの規制です。あれもさんざん世間で騒がれていました。ちっとも規制がなされない。しかし政治家の携帯電話にも迷惑メールがどんどん来るようになりました。「これはけしからん。」ということで、規制をせねばということで、規制の法律が出来たということですので。

 どこか日本の政治家とインターネットの接点はまだまだというところでしょうか。


西村 光より情報量の多い大容量通信の可能性が将来出てくるようになれば、テレビ媒体同様のメディアにブログがなる可能性が出てきます。反面弊害もあるので、[放送法」のように国家からの規制がかけられる可能性もあります。

戸田 技術的なことはおきまして、放送法の話しもでました。日本では電波を使用するにあたり、情報を放送局が伝達しています。電波は国のものですから放送局がその1部を使用して放送しているという定義です。

 ですからインターネットの通信網も国民全体の共有財産ということになると、国が管理してそれを法律で規制してということにもなりますね。ただ問題は技術的なところです。今野放し」状態になっているネットの世界を規制できるのか。法律をかいくぐる人もできるのではないか。

 すぐに法規制とはならないでしょうが、現在の迷惑メールの多さから考えますと、将来ありえるのではないかと思います。

西村 前回のお話しで戸田さんが10代の人たちは携帯で情報の受発信を活発にしている。1日万単位のアクセスしているというのであれば、その人達が社会性を持ち、市民活動をしていけば、影響力を持ち、地方政治や国政が大きく変わる可能性だってあります。

 そういうことになると「日がちになって」(必死になって)対策するなり、考えると思いますね。まだまだですからね現状は・・。まだまだ政治に関与していないから政治かもまじめに考えないと思いますね。

戸田 当事者ではないと言うことでしょう。政治家は。

西村 動画の迷惑メールというか迷惑動画がどんどん来るのは想像しただけでも嫌ですね。今の文章が来る迷惑メールでも「うざったい」のにたまりませんね。画像(いかがわしい。おぞましい)画像がどんどん勝手に送られてきたらそれこそ大変ですね。想像しただけでおよけない感じですね。

戸田 それでは子供に安心してネットを使わせることもできなくなります。

西村 インターネットは国境を越えています。
 そのあたりの対策なども含めサミット(先進国首脳会議)のテーマにしていただきたいですね。

戸田 迷惑メールなど、将来迷惑動画が来るなんてこともありえるですしょうし。
 ニュースから話題ですが、「初音ミク」という現在音楽ソフトがあるようです。

 これは音階と歌詞を入力するとその音楽ソフトが歌ってくれます。これで公序良俗に反する歌をこしらえてネット上に流したことを会社側の要請で削除されたというニュースがありました。

 つまり子供には見せたくないものが、現実にはネット世界では簡単にできてしまう恐ろしさ。インターネットを子供に使わせる親は必ず知っておかなければならないことであると思います。
Pc1_5

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.15

どうなるチベット問題

 毒入りギョーザに、大気汚染、軍備拡張ときて、ついに植民地支配しているチベットで暴動が起きました。漢民族の商店が焼き討ちにあい、中国国旗が燃やされ自動車が路上でひっくりかえされています。

 暴徒の画像のみが世界配信されています。おそらく公安が撮影したのでしょう。警察や兵士の姿が写っていません。どうなるのでしょうか。

 20年前の1989年もチベットで大規模な暴動が起きました。そのとき戒厳令を交付し、情け用もなく弾圧したのが誰あろう今の中国の国家主席になっている胡 錦濤(こきんとう)です。その彼が平和の祭典であるオリンピックをしようというのですから歴史の皮肉です。

 1989年といえばあの天安門事件があった年です。ベルリンの壁が崩壊した年でもありました。中国政府の恐怖心は凄く、西欧諸国の非難をものともせず徹底して弾圧しました。そして開発独裁的な手法で経済発展し、オリンピックまでやろうとしているですから。

 1950年にチベットを侵略した中国。漢民族を入植させ昨年は省都ラサまで鉄道を開通させ観光にも力を入れていました。しかしチベット人民は忘れてはいなかったのですね。自由への戦いを。

 チベットの暴動を伝える報道

 チベット騒乱!僧侶が五輪開催に抗議 弾圧で死者も(産経新聞)

 中国公安の画像(YOU TUBE)

 暴動で秩序が破壊した姿を見せ、後に徹底弾圧することを正当化するつもり。悪いのは暴徒であるとの情報操作ではないのか。

 匿名巨大掲示板2ちゃんねるでも論議は活発です。

 関係ブログも出ています

別の画像もあるようです。

 YOU TUBEの画像

| | コメント (2) | トラックバック (0)

高知女子大・短大の未来を考える第3回懇談会

Joshidai3_r
 午前中は今日は仕事。荷物の受け入れとサイトの作成をしていました。そんなこともあり「高知女子大・短大の未来を考える第3回懇談会」へは少し遅れ見学に行きました。懇談会の代表世話人である田中きよむさん名で案内状も来ていましたので様子を見に行きました。関係者50人が集っていました.。
Joshidai2_r
 今回のテーマは「県立大学における人材育成のありかた」ということで永国寺キャンパス251教室での懇談会でした。スピーカー予定者は高知女子大学生活科学部。文化学部の堀内和美さん。橋尾直和さん、高知短期大学の玉置雄次郎さんでした。

到着した時は前半の部分が終わり、高知女子大学名誉教授の松崎潤子さんが「廃校の危機も、教員、職員、学生、卒業生が一体となって回避した時代もありました。今まさにそういう時期です。」とのお話をされていました。

 生活科学部の堀内和美さんからは、大学の現状や卒業生の進路などの説明がおこなわれました。また橋尾直和さんは、大学と地域とのつながりについての説明をされていました。後で挨拶しましたら、かつて「けんちゃんのどこでもコミュニティ」に出演された西森美菜子さんの担当指導教官であったとか。

 焼畑での活動などで中嶋健造さんや上田孝道さんなど一緒に行動されているそうです。

Joshidaipanfu_r

 高知短大の玉置雄次郎さんからも短大の歴史や現状の報告もありました。その後、質疑応答の時間に成り会場からも意見が出ました。

「将来がどうなるのか不安である。情報がよく入ってこないのでなんとかしないといけない。」

「OG会であるしらさぎ会としても大学の行く末は気になりますが、あまりにも情報がないので正直どうすれば良いのかわかりかねています。」

「私も随分前の女子大のOGです。しかも国文学部でしたので、学生時代は社会とのかかわりを意識したことはありません。でも学生はそんなもんです。後からわかるということもありますし。」

「大学関係者は構成員としての役目を示すべきだ。高知は貧しいが貧しいという意識がない。貧困を考えるのも大きな仕事である。」

「県外の県立大学は地域での大学の役目が明確。県民も大学を意識している。高知女子大や短大のにはそれが見えない。今日の話しは普段県民が知ることのない大学の内輪の話でそれなりに貴重でしょうが、家へ戻れば忘れてしまうようなものだ。」

 それに対して大学関係者の意見も述べられました。

「地域との関係で言えば生活デザイン科は、ストーリー・ファッションショーなどもしています。建築デザインなどでも地域と連携していますよ。」

「教官で1人で情報発信されている方は何人かおられます。学科や学部で全体でどうかというと弱いかも知れません。それを今後は意識したか活動をしたい。」

文化学部ではホームページもありますし、メールマガジンなどでも情報発信をしています。」

 坂本県議、米田県議、岡崎邦子市議も参加されていました。

 最後に田中きよむ代表世話人がまとめました。

Tanaka_r

 「大学の図書館は県民が利用できます。でもそれを多くの県民は知りません。大学に閉じこもって、資格を取る学習をするだけでなく、むしろ地域の人たちが講師役になって教員や学生と交流することも大事であると思います。

 今後は大学当局や県当局にもこの懇談会への参加を呼びかけ意見交換するようにしたいと思います。事態はのんびりできないかもしれません。6月県議会、9月県議会がポイントではないかと思いますね。」と総括されました。

 次回第4回懇談会は4月26日(土曜日)に高知女子大学池キャンパスで「県立大学に求められる人材育成のありかた」ということで懇談会が開催される予定です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

39年前に考えていたこと これからも考えていくこと

 そういえばちょうど今頃の季節でありました。中学を卒業し、進学する高校は決まった春休みでしたが、私の気分は晴れず中学の恩師の先生の自宅を訪問したことがありました。

 その年は東京大学の入試が学園闘争で中止になり、全国の大学や高校で学園闘争が盛んにされていました。田舎の学生であっても「時代の子供」ですから当然社会を意識していました。

 先生のご主人が先般逝去された三浦良一さんでした。当時から郵便局へ勤務されながらも小説を執筆されておられました。たぶん青臭い発言を私はしていたことでしょう。今でも忘れませんが三浦さんはこういわれました。

「とにかく書くことだよ。文章にすることで自分を相対化できるから。」

「世の中のいろんな考え方があるので、読書して批評をどんどんすることだ。」

「批判を恐れず発言することだ。行動することでいろんなことがわかるから。」

 今となっては正確な文言は覚えてはいませんが、たぶん三浦さんにそのようなことを言われたのではないかと思います。

 当時は革命戦士になって世の中のために死ねば本望と思い込んでいたことでもありましたし。今思えば実に偏狭な考え方で行動していたと思います。でも自分は当時は必死でしたし。

 その後高校や大学で活動し頓挫し、いろいろありましたが、39年前の春に三浦邸を訪問したことは覚えていますし、心の支えでありました。

 この4年ほど前から何回も訪問し、三浦良一さんが病床にあっても何度も見舞いに行きました。たぶん自分の思考の原点を見直す作業をしたからだと思います。少年時代に強く信仰していた自分なりの独自の共産主義理論が間違っていたことを悟ったこともありましたね。

 かつて仲間と思っていた人たちとの考え方の違いが明確になりました。やはり自分は「過去の思い出の中では生きられない。現実の中でしか思想は語れない。」と強く思ったこともありました。そしてきっちりと自分の過去と決別しました。

 それには1昨年から1年間苦しんだ腰痛分離症でのしんどさがマイナスではありませんでした。自分の人生の中間総括の時期になったからです。病気も悪くはないですね。車検であり総点検できる時期でしたし。

 三浦良一さんに39年間影響を受けました。いつも意識する存在でした。わたしには三浦さんのように巧みに文章で表現する力はない。技量もない。だけど文章をどんどん書くことだけは出来る。今体験したこと、感じたことをすぐに文章にすることだけはできる。ブログはそれを可能にしてくれた道具。

 これからも「しょうもない」文章を書くことでしょう。おじいになっても。少年時代からそれは変わらないし、これからも変わらないと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

自分で銀行をこしらえようぜ

 最近銀行は貸し渋りをして貸さない。ほいほい貸すと慎太郎銀行である東京都の銀行のようにたちまち不良債権ばかりになるようですし。銀行の理屈もわからんでもない。

 しかしまともな企業や預金者が馬鹿を見る事態もあるやに思う。それはサブプライム問題で大損したりする銀行もあるのではないか。せっかく預けたお金が社会のために役立っていない。

 一方人生の最後を過ごす介護のための施設が街中から隔離された場所にあり、画一的な介護サービスなんて受けたくない。そういう人が多いという。それならば自分のお金を社会に役立てる為に福祉ファンドがあれば出資し、その福祉ファンドで自分の住みたい老人のため施設をこしらえる。それはできないか。
Muennnoya1
(室戸市佐喜浜にあるデイサービス「むえんの舎ー老稚園」。木を豊富に使用して人にやさしい)
 ある福祉関係の仕事をしている友人から聞きました。実際に神奈川県あたりで実例があるようです。

 高知でできないだろうか。福祉ファンドが。また環境ファンド、エコファンドもこしらえてみたい。それと高知県物産公社はリンクできないものでしょうか?そう思うようになりました。

 身動きの取れない大きな組織(行政)をあてにするより自分達の裁量で動けるしくみやファンドをこしらえるべきではないのでしょうか。

今の時代「お金至上主義」の世の中。金の亡者が石油や穀物を買占め生活に困窮している人達が世界に溢れています。今の時代銀行はなんのために存在しているのでしょうか?中小零細企業には貸し渋りをして融資をせず、サブプライムで大損した銀行は社会的公共性なんてあるんでしょうか?

 経済は「経世済民」が元の言葉です。お金だけ儲けて、人々の生活がすべて亡んでしまうような新自由主義の経済やヘッジ・ファンドのような経済テロリズムの横行を許してはいけないと思いますね。

 そういうことで自分達で銀行をこしらえましょう。
Muennoya2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.14

資源なのかゴミなのか

Funebutu1_r
 今日は月に一度の町内の不燃物資源の収集の日。ちかくの図書館前の道路は早朝6時から資源が集ります。家電製品やビンや缶類。ふとんや新聞。雑誌、蛍光灯や電池や机などが持ち込まれます。当番で皆が番をして担当します。
Funenbutu2_r

 寒さも1段落で楽に成りました。本当に資源なのかごみなのかわかりませんね。
Funebutu3_r

Funenbutu4_r

| | コメント (0) | トラックバック (0)

春の雨の中のはりまや橋サロン

Harimaua1_r
 今日は霧雨のような雨模様。お昼前に二葉町自主防災会の用事で高知市役所へ行きました。お昼はそれでいつものはりまや橋金曜市へ行きました。

 OPEN HERATさんところでうどんを購入。谷ひろこさんの露店で珈琲を頼みました。するとなにやら若者グループが音楽が。谷さんのお知り合いの男性ディオ「まほろば」の森本氏と市村氏だそうです。
Harimauadeo2_r

 オリジナル曲を何曲が歌っていました。ストーリー.ライブで鍛えているのかもしれませんね。なかなか声量がありました。谷さんところで珈琲を飲みながらしばしライブ演奏を聞かせていただきました。雨の日はいいですね。
Harimayatani_r

 雨にもめげず活き活き100歳体操は開催されています。うちの母も2年ほど前から参加しています。お陰さまで健康を維持できています。関係者の皆様のお陰であると感謝します。今日は県外の雑誌関係の人達が活き活き100歳体操の取材に来ていました。
Ikiiki100saiharimaya_r

| | コメント (0) | トラックバック (0)

誰が排出権取引を認定するのか?

 最近の話題で「ミステリー」なのは今話題の「排出権取引」。二酸化炭素が増えると地球の温度が上昇し温暖化が促進される。それを防ぐ為には二酸化炭素の排出削減が必要。そのためには森林が二酸化炭素を吸収するので、取引が成立するとのこと。

 いわゆる排出権取引のことですが、これが文言を丹念に読んでもよくわからない。

 排出権取引(NTT)

 排出権取引とは(Wikipedia)

 文面を読みますともっともらしいですが、正直よくわからない。だれが決定し、認定するのかもよくわかりませんね。

 原子力発電所が二酸化炭素を発電時にださないので環境にやさしい。と言われても(?)と思うことですし。まじめに読んではいますがよくわかりませんね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

中国は今後大丈夫なのか?

 衛生用品を取引している大阪の商社があります。その会社は韓国や中国に提携会社があり輸入して国内に販売しています。昨日その会社の営業の人が訪ねてこられこう言いました。

「実は今中国で衛生用品関係の需要が逼迫しています。五輪を控えよけい衛生環境に神経質になっえいるからそうなるのでしょう。日本への輸入の割り当ては厳しいとは思いますね。」とか。今後品薄状態は続くとの事です。先行して仕入れをしないといけないことに。どこも衛生には気遣いますし。日本も中国も同じでしょう。まして中国は五輪を控えているし・・。

 ユニクロや中国野菜や冷凍食品だけでなく日用品や衛生用品など中国製品は日本社会に浸透しています。しかし中国の企業は今までは継続取引をしていても、少しでも有利な取引先があると鞍替えするので有名ですし。信義も何もなくドライな面もあるとか。

 順調な時はそれでもいいが、今は例の毒入り冷凍ギャーザ事件で中国製品の信用が落ちたところでもありますし。日本の事件の前にはアメリカで中国製のペット食品でペットが死亡したり、子供用のおもちゃ玩具で有毒な鉛が塗料に使用されていたとか。

 毒ギョーザ事件でも捜査中なのに「中国側での毒物の混入はありえない」などと中国公安当局が
言いたい放題。それに対して日本政府の対応の生ぬるいこと。国民の安全は二の次の態度には腹も立ちますね。

 政府は生ぬるく、中国政府にはへこへこしているようにも見えますね。隣国との友好は大事ですからそれも外交交渉の手段ではありましょう。でも日本の一般市民は違いますね。「中国製品は怖くて食べれないし、使用できない。」という印象が今回の事件と中国政府の居丈高な態度で確立してしまいました。
 
 そうなると中国製品は日本では売れませんでしょう。特に食品関係は。雪印のような優良企業でも廃業しましたから。消費者は絶対に不祥事を忘れませんからね。危ない企業は忘れません。今回食品では「中国製品は危ないブランド」として日本の市民大衆に刷り込まれましたから。大変。

 五輪前にマラソンの世界記録保持者のエチオピアの選手が「大気汚染が心配だからマラソンには出場しない」と宣言し、世界配信されました。今後そういう事例がでると思いますね。

 中国は世界の強国だ。先進国になったんだ。と中国政府はオリンピックで宣伝したいのでしょうが、どうも今のままでは逆効果のように思えますね。毒ギョーザ事件をそれこそ得意の独裁的権力で解決し、トップリーダーが日本へ来て被害者の家を訪問し、謝罪し「2度とこういうことはおこしません。中国食品は安全ですから日本の皆さんよろしくお願いします。」とでも言えば、人好しの日本の市民はすぐに中国を許すでしょうが・・。たぶんプライドだらけの中国指導部はしないでしょうね。2年前の反日暴動での謝罪も補償もしない国ですし・・。

 国際的な信義もなにもない国がオリンピックが開催できるのか。一方で軍事費を増大させているようですし。「平和の祭典」を粛々とできるのか心配ですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

頑張っている天木直人さん

 そういえば最近ZAKZAKの記事で天木直人さんが積極的な発言をされているのを見ました。

福田政権これが致命傷…元外務官僚天木氏が痛烈批判
胡主席訪日「中止になれば…」
(ZAKZAK)

 天木さんが言われるように何かと「事なかれ主義」の福田首相には耳の痛い直言ではないかと思いますね。
 天木直人さんは以前サロン金曜日で「軍事力で平和は実現できない」という演題で講演していただいたことがありました。大変気さくな元外務官僚の人でした。

 講演会 軍事力で平和は実現できない
A1_r

天木直人さんのように地位のある人達がどんどん発言しないと。勇気のある人であると思います。外務官僚という特権階級を投げ捨て市政の市民となり発言され続けています。尊敬できる人間の1人ですね。
Habotan
(講演会終了後高知市の居酒屋葉牡丹で。実に気さくな人でした。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.13

人間を解放する思想の支配性について

 人間を解放する思想のはずが人間を徹底的に管理し、支配する。それが「社会主義」だった。ソ連型でも中国型でも日本共産党でも新左翼でもみな同じようなもんやった。

少年時代に心酔していた毛沢東思想もそうだった。大学生の時にはブント(共産主義者同盟)の考え方の中に思想家吉本隆明氏に影響を受けた一派があり、比較的自由な雰囲気ではあったが1976年に解体し消滅した。以後再登場せず30年が経過しました。今の時代を相対化できない思想性であったのですね。その程度のものだったんです。残念ですが・・。

 人の自由な経済活動を保証し、とことん能力次第でいくらでも報酬が得られるという建前の「新自由主義」。これは19世紀型の自由主義以上の悪質な思想。経営者だけに都合がよく勤労者の権利は破壊、賃金水準も国際化され大幅な賃下げと待遇の悪化が社会の格差を生み出しました。

 20世紀の資本主義が社会主義との対抗上、社会保障政策や勤労者対策を行い、ニューディール政策のような修正資本主義で雇用対策を行って社会不安をなくしてきました。新自主主義は経済学は異端のハイエクあたりの考えでしょうが、1980年代のレーガン・サッチャーあたりで台頭し、2001年に遅れて日本へ導入されました。小泉内閣は日本を格差社会にし荒廃させました。

 小泉ー安倍政権の成果は極端な格差社会の到来。教育現場の破壊。年間3万人の自殺者。国は何の対策もせず金持ちと株主だけを優遇し、勤労者の待遇をアジア諸国並に切り下げました。ニートや不正規労働者が多く少子化問題が叫ばれても政府は無関心。アジアの労働力を活用し「賃下げ圧力」をすれば大企業は際限なく儲けるからですね。

 それでいて安倍晋三は愛国心を叫んでいました。「空気が読めないボンボン」だったので政権を投げ出さざるを得なかったのでしょう。格差社会に喘ぐ国民をないがしろにし、アメリカ軍に「思いやり予算」をつける日本政府はやはり異常な存在だと言えますね。

 「社会主義」は、もともと不十分な社会性が破綻し、独裁国家ゆえに民主主義も発展しませんでした。だからロシアや中国でより情け容赦のない資本主義が導入され、人間の尊厳も環境も破壊されつつあります。社会主義の祖国は見るも無残な格差社会に成り果てました。

 わたしが大学へ入学した1973年当時は従来のソ連型、中国型の社会主義に異を唱えた初期のマルクスの思想を研究することが盛んでした。イタリアの思想家で異端とされたアントニオ・グラムシや、レーニンと同時代に対立したドイツの革命家ローザ・ルクセンブルクなどが注目され研究されていました。

 陰惨なセクト同士の内ゲバに嫌気がさしていたので、図書館にこもってある時期必死で読んでいたこともありました。今でも多少その時代の思想の影響はあります。でも初期マルクスは社会の表面からは消えてしまいましたね。どうなっているのでしょうか?

 60年代初頭の人たちのように理論や党活動から社会主義運動に入っていません。高校や大学や街頭運動のなかから社会主義の運動体に触れました。でも新旧左翼の多くは人を解放すると言いつつ、人を支配する組織原理で動いている運動体が殆どでした。諸悪の根源はレーニンの「民主集中制」という独裁主義も大きな要因ですね。党内民主主義をすべて否定しましたから。

 当時からサブカルチャーは台頭していたから思想面でこけても癒されることはありましたね。学生時代は吉本隆明や埴谷雄高、鮎川信夫、高橋和巳、内田義彦、大塚久雄、高橋亀吉、丸山真男、島尾敏男、谷川雁、なんかを寝転んで読んでいましたね。

 東京での社会人時代は営業が面白くてひたすら走りまわっていました。家庭の事情で高知へ戻った当初はスランプでしたので、文学全集をちかくの市民図書館で借りて読んでいました。

 1987年あたりから再びまちづくりに興味をもち、社会主義的なアプローチではなくアメリカの市民運動のやりかたに興味を持ちました。専門外の都市計画や建築関係の本を取り寄せ読みました。そのばあい社会主義運動をしている連中は都市論がないことに気がつきました。「快適都市」という概念は田園都市構想の英国の社会思想と「アメニティ」という言葉から発案したものでした。
Kaitekitoshihon

 せっかくパリコミューンの経験があるのにレーニンあたりが矮小化して(「国家と革命」)などで「社会主義者」は都市づくりの議論を馬鹿にしていると憤りました。ほいたら自分で都市論をこしらえちゃると力んで1990年前後はそれなりに勉強し、セミナーもしました。都市再開発セミナーですね

 市民参加の梯子段。この図式は優れもの。高知県庁が多用する「県民との協働」などと言いますが、それはどの段階なのか、市民参加は保障されているのかを見抜く場合の指標になりますね。

 そして今に成りました。いろんな経験。失敗もしました。でもそれは隠し味。全部プラスに考えています。そして「与えられた」条件を最大限に生かして面白おかしい地域をこしらえてみたい。本気で最近はそう思っています。

 今年は「なにがしか」のことができるような気がしています。根拠のない強がりかもしれませんが面白おかしく行動してみようと思いました。
Siminsanka5ehashigodan_thumb_3_thum

| | コメント (0) | トラックバック (0)

幻想を抱くのをもうやめよう

Syomei2_r

 社会運動は過去がどうであったのかの検証や思い出に浸ることよりも、今ある現実をどうするのか。その「問題解決手段」であり即行動することであると思う。
 肝心要の時にいたり動かない政党や労組という存在は、もはや社会運動体とは言えない。

 具体的な現実で言えばつい1年前の高知県東洋町での高レベル放射性廃棄物問題でありますね。多くの政党や労組は統一地方選挙組織内候補者の支援を名目に東洋町の反対運動に支援を殆どしませんでした。

 わたしとて僅かの支援しかできませんでした。でも懸命に支援活動を手弁当でしていた市民活動の有志の皆様やサーファーや徳島県の皆さん方の支援が大きかったと思います。またなにより東洋町の町民の皆様が巨額の交付金の誘惑に負けずに「いつまでも深呼吸のできるまちでありたい。と頑張っていただいたことが何よりも大きい。

 東洋町町選挙のレポート

07touyousenkyo1

 高知県全体が揺れていたのはまだつい1年前のことでした。街頭で週末に署名活動をした程度でした。体調も今ひとつでしたし。むしろ核問題が一段落してから東洋町をサポートしようということで、東洋町サポータークラブの活動に今は重点に置いています。
Hatikin01_4
(高知県民は東洋町の皆さんに恩義があります。)
 核の交付金に依存しないまちづくりができることが東洋町が発展する道であるし、環境と共存したまちづくりになると思うからです。高知県に生きるものはただ国に依存し交付金や補助金にすがるのではなく、高知県の「あるもの」「あるべきもの」を最大活用して人間として誇れるまちづくりをしたいと思います。

 実践的な社会運動に関わっていきたいと決意いたします。「話しの話し」や「思いで話」とは決別することを宣言いたします。

だれかが言うていました。「見えない関係が見え始めた時、両者はたがいに深く決別している。」その言葉は正確がどうかはわかりませんが、今思い出しました。強風の海へ繰出す躍動感を感じています。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

自主防災会の運営も結構大変です

Futababousaimap
(実践的な内容の防災マップです。)
 1昨年末に誕生した二葉町自主防災会。昨年から今年は実質的な活動時期で、世帯調査、まち歩き、防災マップづくりと実績を重ねました。そして今年の3月9日には「防災炊き出し訓練」をしました。

 そして先日市役所で「決算報告」に。領収書、レシートのすべてと購入した防災備品の数々の写真を照合して市役所でチェックしていただきました。パソコンを持ち込みました。防災対策課の職員の人にサポートいただきながらようやくOKをいただきました。2時間程度かかりました。

 細かいチェックは公金を取扱いをするので当然。それにしてもそこそこ事務量がありますね。照合に休日の1日はつぶれましたし。

 高知県下100%自主防災会を結成する。高知県庁はそう宣言しています。現実はなかなか難しいとは思いますね。これほど細かいチェックがありますと。

 うちの町内会をモデルケースにして備品購入のリストも公開すれば良い。それがモデルに成り、他の自主防災会も参考にしていただいたらいいのだから。こうした情報は共有化し、できるだけ事務量を軽減し、実質の訓練をしないといけないからです。

 二葉町自主防災会防災備品購入リスト PDFファイル参考

「2008_version_1.pdf」をダウンロード


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.12

知事は民意とずれた態度を何故とるのか?

 「道路特定財源の継続よりも廃止」が国民の70%は望んでいる。中央官僚の裁量権で地方の意見をろくに聞かず無駄な道路がつくられている現実を国民の多数は知っている。それよりも景気対策でガソリン価格を下げていただきたい。

 クロネコヤマトもとうとう3月1日から運賃を一律50円アップしましたし。これは宅配便利用者には大きな負担。その主要な原因は燃料費の値上によります。現実の燃料費をどうにかしないと物価負担のしわ寄せは国民全体の不利益になる。

 道路建設は特定の土建業者の利益になるだけですし。最近は土木工事も機械化されているので雇用誘発効果はさほどありません。それより燃料費を下げて物流費用を削減することが国民全体の景気対策にはなります。それは農林水産業や商業や工業全体の利益になるからです。

 全国の知事達は自民党と歩調をあわせ道路特定財源死守を叫んでいる。理解できません。廃止して一般財源にすればいいのでしょうに。いつまでも中央官僚の裁量権を残した税金を残してはいけない。特権と政治腐敗はセットもの。一体化しているからだ。

 選挙で選ばれた知事が、選挙で選ばれない中央省庁の官僚の特権維持に手助けするという構造は到底高知市の1市民には理解できるものではありません。
Sabisabi515
(高知県の中山間部には道路特定財源とは無縁の生活道路で打ち捨てられた道路や橋がいたるところにあります。これらは小泉構造改革(格差拡大政策)で打ち捨てられました。)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

環境になにがやさしく、やさしくないのか?

Ikata
 原子力発電は「二酸化炭素を出さないので環境対策になる。」とか言うことを主張する人達が一部にいるようです。しかし物事はトータルに考えないと「一部だけ取り出して環境にやさしい」とか言い出すとわけがわからなくなりますね。

 原子力発電の最大の欠点は「処理方法が世界中で確定していない。」事に尽きます。一部で「地層処分は安全だ、」と言われていますが、応募する地域はありません。安全であるならば電力消費賞の多い東京に埋設するのが筋と言うものですね。それはしない。やはリ危険であるからではないのか。

 となると原子力発電は環境に優しくないでしょうね。それと地震大国(世界の地震の10分の1がこの狭い日本で起きている)ことからも危険極まりない。この100年間巨大地震は日本ではおきてはいないが、いつおこるかわからないのも事実。
巨大地震の起きていないここ50年で53もの原子力発電所をこの狭い日本列島にこしらえてしまったことも事実です。否応なしに日本国民は原子力発電所と巨大地震との問題を考えなければならないのですから。

 環境にもやさしくないし、地震の脅威を受ける原子力発電。しかしそれを日本は「国策」で推進しようとしているし、このままでいいのでしょうか?クレージーではないのかと最近とくに思うように成りました。
Nankaizishin_thumb
(1946年の昭和南海地震は「小規模」でありました。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.11

室戸市佐喜浜の山村風景

Sakihama_r
 今日は上天気。暖かい1日でした。行楽日和というぐらいの上天気。高知県物産公社構想の調査に室戸市佐喜浜の村田憲典さんをお訪ねしました。そして土佐備長炭を製造されておられる杉本さんをお訪ねしました。
Sumiyaki1_r
 国道から車で20分程度山間に入ったところですが、広い敷地に炭焼き小屋があります。一時期炭焼きも減少していたようですが、最近は炭ブームもあり、すこし仲間が増えているとか言われていました。
Sumiyaki2_r
 杉本さんが凄いのは自力で炭の博物館である「炭の家ほのぼの」をこしらえていることです。土佐備長炭の歴史や種類が一目で理解することができます。炭焼きの工程の写真や、炭の効能などが書かれています。
Sumiyakihonobono_r
「やはり炭は焼き鳥屋や焼肉屋などで燃料として消費していただくのが良いですね。工芸品などは長続きしませんし。」

「お米を炊く時に備長炭を入れて炊いたら美味しいでしょう。」
Sumiyaki4_r
「消臭剤として炭は活用されていますし。またパンにいれて販売しているところもあるようです。」と高知県物産公社構想を推進する前田正雄さんは言われていました。

 里山に囲まれた杉本さんの作業場で1時間程度お話しましたが、癒されました。高知県もなかなか豊かな地域がいくらでもありますね。
Sumikounou01
(クリックすると少しは拡大します。炭の効能を書いています。)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

今すぐ実行まちづくり

 2000年4月の高知シティFMの開局から続いている「けんちゃん」シリーズですが、4月から番組タイトルが変更になります。
 「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」というタイトルになります。

 名前のとうり。実践的なまちづくりをされている人に声をかけ、お話を聞いてみます。どこぞの真似や事例紹介に終わることなく、うまくいこうがいくまいが、とにかくまちづくりに汗を流している人たちをとりあげてみたい。

 「話しの話し」やいわゆる「御用市民」「御用NPO」などの偽者のまちづくりが横行しているようにも思えます。国側も露骨にこうした御用市民を活用するような発言も最近目立ちますし。
 「なにが本物で、なにが偽者なのか」をはっきりさせる意味でも必要なのではないかと思いました。

 あくまで高知市の1市民の立場で取材し、聞き手となって本物で実践的なまちづくりの担い手を見つけ出して行きたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

走りながらブログを書いて

私は「走りながら」文章を書いていますので、多くは「変換ミス」でそのまま書いてしまうことが多くあります。今閃いたことを、今伝えたいことをブログにしないと「忘れて」しまうからです。

 じっくりとブログを書いている人もおられます。内容はそちらが深く、安心して読めるでしょう。でもわたしのブログ記事ははあわてふたいて書いていることが多いので、おそらく内容は誉められるものではないでしょう。

 わたしのブログは昔の知り合いで普段交流のない人達が読んでいただいているようです。先日も数年ぶりに青年会議所のOB会で何人かの知人に会いましたら、「ブログであいかわらず吠えておるな」と言われました。

 先週金曜日もはりまや橋交流七輪サロンでも1年ぶりに会った女性から「読みゆうきに。もっとがいに(きつく)書かんといかんぜ。」とも言われました。激励をいただいたようです。

 多くの「読者」の皆さんは、わざわざ私のブログにコメントをしてくれたり、トラック・バックをかけてきたりはしてれくれません。でもそれでいいのです。

 また1年以上経過してからコメントをしてくれる人もおられます。おそらく検索エンジンで私のブログやホームページの記事がひっかかったのでしょう。
 インターネットではそういう「出会い」があります。

 年齢も性別も経験も関係ありません。そういう関係もあっても良いのかなと私は思います。「またあのおんちゃん書いているぜ」と揶揄されてもおるでしょうし。何かの「きっかけ」になれば良いとは思います。

 どんどんどんどんブログを書いていますと「見えないものが、見えてきます。」それがとても楽しい。最近では毎日の日課にもなりましたし。散歩をするようにブログを書いています。生活習慣になりましたし。
Blog

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.10

使用済み核燃料問題は子供ニュースで

  いささか旧聞ですが先週の3月8日のNHK週間こどもニュースでは「使用済み核燃料」についてレポートしていました。

 どうする?使用済み核燃料(3月8日放送)

 NHKの番組は社会的な影響力が強い。特にこの週間こどもニュースは、こどもだけでなく大人たちがよく見ている番組でもありますし。

 施設を見学して出演の子供たちがレポートする内容だった。それだけでは不十分でしょう。地震との関連とか。安全性とか申しすこし掘り下げた番組であると思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

マラソンは難しい

 昨日は地元町内会の防災炊き出し事業http://futaba-t.cocolog-nifty.com/blog/cat6667016/index.htmlへの関わりがあり、名古屋女子マラソンをテレビ観戦することはできませんでした。結果は新人2人が台頭し、実績のある高橋尚子選手は惨敗してしまいました。

【マラソン】尚子、北京遠く…Q極ランナー目指しやめません!(サンスポ)

 トラックで実績のある福士選手も前回の選考レースでうまくいきませんでしたしなかんかマラソンは難しいですね。
 ただ日本の女子マラソンも1992年、96年、2000年、2004年といずれもメダルを獲得していますし、レベルは高いと思います。それだけに選考レースも過酷ですね。

 本当に調子を最高潮に仕上げるのが難しいと思いました。持久力は女子選手はあるでしょうが、女性特有の生命維持活動もあり、体調を管理することはとても難しいと思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ネットが低年齢化し危険になるのは当然

Pc1
 ネット文化は適合性のある小学生や中学生の玩具になるのは当然でしょう。自分らはアナログ世代であるが、やはり中学時代はゲームが好きでわざわざ自転車で郡部から高知市内へ遠征し、ゲームをしにきてていたぐらいだし。

 社会人に成りたての頃にインベーターゲームがあり、各種のゲームセンターが流行した。テレビとゲームが一体化したのは20年ほど前だろうか。それからの進歩がある。今はインターネットの時代だからもっと早い。

 大人の常識では子供世界を仕切れなくなった。携帯電話を「預かる」という処置しかしょせんはできないことですし。アラーム音が鳴れば停学処分の学校もあるとか。でもこれでは本格的な解決にならない。

 相変わらずアナログ的な政治の世界には呆れる。だが政治家の皆さんが幾ら嫌っても世の中どんどんハイテク化している。情報は巨大化し誰もコントロールできないようになっている。

 子供を本気で守るつもりなら、恐れず子供の世界にはいること。そして対話をすることでしょう。それができなければ説教なんぞしても効果はない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.09

二葉町自主防災会炊き出し訓練を実施

Ftakadashi5_r

 3月9日の日曜日は二葉町自主防災会の炊き出し訓練です。青柳公園の二葉町自主防災会防災倉庫前に集り、炊き出しの準備をしました。食器などを洗い、まず準備。ガスで火も起こします。
Ftakidashi1_r

 メニューは無洗米を袋に入れて蒸す。アルファ米の試食。その程度か。

 チェーンソウの使い方を二葉町間伐ボランティア隊の人達が実演。自分は1度しか行けずにまだまだ初心者。
Ftakidashi23_r

今日はのべ100人の人達が参加しました。水を汲み、お湯を沸かし、薪を切り、それぞれ分担して事業を行いました。幸いお天気にも恵まれ、寒くなく良い気分転換にはなったと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

市民ブロガーの心得 3月14日(金曜)

西村 2006年4月からスタートしました「けんちゃんのどこでもブログ」。今月でまる2年になりました。これほど長く継続するとは思いませんでした。3月度は番組全体を総括する予定です。

 高知シティFMの戸田健史さんにもコメントいただきます。

 今回のテーマは「市民ブロガーの心得」ということでお話させていただきます。


 私はブログによる自由民権運動ができないのだろうか。と模索しています。日記風の文章だけではなく、記事であり、報道であり、論評であるブログ。双方向を意識した市民の目線からの提案など。必要性がありますね。

戸田 そうですね。高知で自由民権運動が展開されていたときは、新聞が広報手段でした。それを現代に置き換えるならばまさしくブログがその役目を担います。

 双方向で出来るところが、新聞とは大きな違いですね。沢山の意見が瞬時に集ってくるところもそうですね。大きなうねりがブログを介在して出来ると思いますね。
Blogshinbun
(一時期は地元新聞にもブログは取り上げられた時期もありました。)

西村 ブログのルーツはアメリカですね。アメリカでは2001年の「9・11」以降の狂気の戦争賛美になびく3大ネット局やCNNに反発した市民たちがブログを積極的に情報発信のツールとして最大活用しました。当初からアメリカはブログには「社会性」がありました。
 「専門家」の解説よりも市井の市民の意見をより多く聞きたいという時代になりつつあります。ブログはその道具でどんどん活用されています。

 日本でもそうではないのでしょうか?まだまだブログは日記ですね。4畳半ブログとは言いませんが、ちまちました生活のことを書いているだけ。面白おかしく書いているのが受けるようですし。日米の差を感じますね。

戸田 ジャーナリズム的なブログがないというわけではないですが・・。どうも未だに日本人は大きなメデイァを完全に信じ切るようですし。「メデイァ神話」的な傾向も根強いようですし。

 新聞に書いてあるから、テレビが言っていたから100%信用していい。まだまだどこかにあります。これをそのままインターネットにあてはめますとまたまたとんでもないことになります。

 新聞にしろ、いろんなメディア、インターネットやブログにしろ例えば会社の方針、その人の考えがあった上での記事である。そういうところを見ておかないと日本ではなかなかアメリカのようにはならないでしょうね。日本のブログの未熟なところでしょうか。

西村 そこはあれほど食品偽装があった。大きな企業がインチキをした。暴露しまいしたね。ということは大きな新聞社、大きな放送局もウソがあるかもしれないのですね。それを市民が見抜かないといけないのです。

「メディア・リテラシー」という言葉はまだまだ日本では定着しておりません。自分が情報の発信者になることで、情報の意味や価値がわかります。相手を見る目が出来てきます。

 市民ブロガーは堂々と自己主張すべきでしょう。またリアクションを恐れずに発言すべきでしょう。ブログで発信することでリアルな付き合いもできたりします。
そして時には可能であればリアルな交流もすべきでしょう。より自分のネットワークや人脈を広げるためにブログを活用すべきであると思います。良い道具になります。
Blogharimaya

戸田 情報において「僕食べる人」でずっといるということは、今や時代遅れと言えます。自ら進んで行動することで新たな情報を知ることが出来るのですから。
 もっと市民ブロガーなど社会的なことを書いている人が増えてきていただきたいと思いますね。

西村 個別メディアのブログがどんどんネットワーク化され、マスメディアと違う発展をするのではないかと思います。その傾向が最近強くなってきたように思われますね。

戸田 といいますと。

西村 良き言われるれるようにアメリカのように現実の政治にブロガーが関与し、動かすだけのパワーが市民ブロガーとしてほしいですね。
 市民ブロガーが大統領候補者の討論会を主催してネット中継をしています。テレビ局がその様子を後追い報道していますし。全く報道のあり方が逆転した事態にまでなっていますし。

戸田 日本はなにかとアメリカに追随しますが、そういうといころはないですね。

西村 それには今まで以上に情報発信力を高めないと駄目でしょう。
メディアを自分のものにする執念をアメリカ市民は強く持っているようです。
 アメリカの大統領候補者のオバマ氏もブロガーの人達の支持が大きいようです。
 ネット献金で1口500円で30数億円集めましたし。ヒラリーさんは昔の組織からの献金、お金持ちからの献金が多いようですし。
 オバマさんの場合は支持者に若い人が多いので、ボランティアもネットの呼びかけで何10万も集るようですし。新旧世代の対決のようです。

戸田 それでその後の結果にどうなるのかが楽しみですね。

西村 あくまで個人の意見です。私の個人ブログなどは1日最低3000アクセスを超えることはあまりないですね。それが1つの目安なのかなとも思います。

戸田 3000アクセスと言う数字がでました。
ページビューでいうなら数千や数万の数字は今の時代は意外と簡単なようです。
 これは私の個人的な意見と調査も含めています。

 いろんな若い人にブログのアクセス数はどうなの?と聞きますと、「3000,4000すぐいくよ」と言いますね。ここで1つ統計の数字があります。

 若い人は携帯電話を情報メデァアで活用していますね。平成18年度末の携帯電話・PHSの加盟契約者総数は1億169万となっています。国民の普及率は79・6%です。

 これだけの人が携帯をもっているのです。その道具としてブログなどインターネットに参加している人は多いと思いますね。
 また若い人は携帯電話のほうが、パソコンより使い勝手がいいようです。携帯小説まである時代ですし。

 これも10代の人口でいきますと平成18年度末で、男が633万にん、女が602万。あわせて1236万です。人口の9.6%が10代。高齢化社会の中ではその割合は少ないものですね。

 その人達が皆携帯電話でいろいろやっていると思いますと、アクセス数をそこそこかせぐのは簡単では。と思いますね。
 また若い人が開設しているブログはたわいもない内容が殆ど。日常のことを書いている。こんなことがあった。こんな人に会ったとか。それにコメントを返す。また返事する。

 そのたわいもないやりとりが楽しかったりするものですね。となるとアクセス数は増えるんですね。アクセス数だけではどうかなとは思いますね。

西村 そうですね。人気ブログというのもたいした事を書いているわけではない。そのブログにコメントやトラックバックをかけてくるブロガーのブログもたいして面白くいはない。
 自分が親父世代だからでしょう。それは。世代を感じます。

 匿名ではなく実名で交流できるブログでありたい。そうした「善意のインターネット」としてブログが活用されれば、日本の市民社会も成熟するのではないのでしょうか。アメリカや韓国ではネット上では実名でどんどん交流しているようですし。ネット先進国も傾向には注目ですね。
 日本ではまだまだ匿名掲示板で誹謗中傷するのが流行っているようなので、そこらへんが違うと思いますね。

戸田 韓国の大手ポータルサイトは最初の登録の時には、いわゆる住民登録番号を入れないと書き込みが出来ないようです。それがネットのセキュリティのことからそうなったのでしょう。

 日本は技術だけが先行し、匿名性が高いネット社会になっていますね。だから迷惑メールもどんどん来ます。そこをなんとかしないと日本のブログの進展はないでしょう。

西村 だから無関心では駄目でしょう。でも無関心であり続けていたほうが都合がいいぞ。と言う人が日本では多数いると思います。ブログに関しては。
 政治や経済のコメントをブログで出してもらうと困る。1市民ごときがと。そぅいいう動きもあるやに感じます。ですのでアメリカの市民ブロガーのように情報発信力を高めることが必要です。交流することが必要であると思います。
Henoko1
(市民運動とのリンクがますます必要になるいでしょう。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.08

ガソリン暫定税をやめたらどうだ

 どうやら日本経済は景気後退局面になったようですね。小泉構造改革=格差社会の拡大路線のおかげで、個人消費が上がりません。。賃金が下落しているのに物価は上昇。とくにガソリンや石油製品の値上は食品の値上にも直結。消費できるはずもない。

 ですのでガソリンが少しでも下がると景気浮揚対策になりますね。宮崎県のそのまんま東知事が自民党と一緒にになって「道路特定財源の反対」を叫んで要る理由は不明。全然理解できませんね。

 道路特定財源で建設される道路は公開審査で市民との懇談でできたためにはない。多くは密室で決められたもの。ほとんど要らない道路もおおいのではないのか?

 ですのでこのさい道路特定財源は廃止したほうが景気対策になるとは思うのだが・・。
Gsnakamura_r

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2008.03.07

おきゃくのなかのはりまや橋七輪サロン

Harimaya3071_r
 だらだらと高知の行事を羅列した「とさのおきゃく2008」。「関係者」だけが異様に盛り上がっているようですが・・。そのなかでも評価できるイベントは、もう終わりましたがららら音楽祭とおびさんマルシェ。それとはりまや橋商店街での七輪交流サロンです。
Harimaya3072_r
 高知市のどまなかでアナログの七輪でいろんな食べ物を焼いて食べるはりまや橋商店街七輪サロンは別格。これは郊外型商業モールのプラスチック空間では再現は不可能。
Mimaseyahimono
みませやさんお干物は最高に美味しい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

米軍がいる限り犯罪はなくならない

 いくら「反省」期間を設けようが、外出禁止措置をしようが、米軍兵士による犯罪はなくならない。日本に米軍基地がある限りは。
 とにかく「暫定処置」で駐留したはずの米軍が巨大な施設を日本に作り上げ、日本政府も「思いやり予算」(自国民には格差社会を押し付けながら)で甘やかすものだから増長したのである。

 ネオコン・ブッシュ政権に追随し、米軍再編に加担し、交付金で地方自治体の民意をずたずたにして岩国市の地方自治を破壊してまでも米軍に忠誠を誓う日本政府。日本民族としての誇りはないのかと申し上げたい。「親米愛国」などということはありえない。

 とにかく法外な規模の米軍の駐留は遠慮してもらわないといけない。普天間基地は撤去すべきであり、代替基地を名護市辺野古へ建設するのも論外であるので中止すべきです。
Henoko1
 民意を無視したことをすべきではない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

土佐のおきゃくはなぜ面白くないのか?

 おそらく県外観光客の増加のために「官民あげて」「多額の税金と企業の協賛金」をつぎ込み開催している「土佐のおきゃく」一体なにが面白いのでしょうか?
イベントの当事者以外は全然盛り上がらない。ようするにつまらないからだ。

 そのなかでも良かったのは「ららら音楽祭」と「おびさんマルシェ」の2つのイベント。マイペースでセンスの良いことをしているから。お金をさほどかけず、きちんとしたセンスでお祭りを盛り上げている。節度がある。

 それにひきかえ「とさのおきゃく」のだらしのなさはなんだろう。ただお酒をくらって仲間うちで飲んでいるだけ。周りはしらけるだけ。土佐人はこれほどひとりよがりな人種ではないとは思うが・・。

 10月末には高知自動車道路が待望の4車線に。川之江ー南国間の山岳ハイウエーでは画期的。それを高知は活用しないといけない。でもまだその「効果」は十分に出たとは言えない。インフラは出来てもつかいこなせないのが高知の観光の水準なのでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.06

風邪から回復しました

 日曜日の夕方から月曜日の昼過ぎまで昏々と眠っていました。なんだかんだで疲れが溜まっていたようです。うちは超高齢の両親と同居しているので医院で診断しました。その先生はヨット仲間で、今月の夜須でのスプリング・カップの話題でお終い。

 熱はないのでインフルエンザではないとのこと。翌日の火曜の夕方はだいたい治っていました。老師の整体での診断は体のゆがみがあるとのことで、体調を整えていただきました。体の体液の流れが良くなったのか急速に体調は回復しました。

 水曜日はほぼ回復。夕方はお酒を飲まずに懇親会へ参加。3時間もヨッパライ相手に話をするのは正直疲れます。でも飲みたいのを我慢しました。その成果もあり、今日に成りほぼ回復しましたね。

 夕方床屋へ行きました。帰りに信号が交差点で点滅しましたが、とっさに走れるようになりました。2年ぶりですねダッシュができたのは。
 体調は「V字」回復してきたようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

だからネットが悪いと言う問題ではないだろうに・・

Pckeitai
 またまた話題の巨大掲示板に殺人予告まがいの書き込みが・・。
書き込んだのは小学生の女子児童であるとか・


 面白半分、目立ちたい…低年齢化止まらぬネット犯罪 ’ZAKZAK)

 教育現場や地域社会よりもネット社会が子供達に大きく現実味がある証拠。大人達が追随できていないことでもありますね。

 ネットの「メデイァ・リテラシー」を教育界は真剣にやるべきでしょう。しかし安倍晋三などは教育現場を破壊し、親米愛国教育を導入しようと画策するばかりでした。わけのわかない教育改悪が事態を放置し、悪化させました。政治が教育に介入する場合は、教育はより荒廃します。

 ただ携帯電話を学校側が預かるとか、使わせないとかという処置をしても、いくらでも使える環境があり、テレビCMでも煽っているのですから無理と言うもの。
 この問題に正面から向き合わない教育改革論議はすべて偽者であることだけは間違いありません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

小浜でobamaの熱烈応援には好感

 悪乗りもここまで徹底するとほほえましい。福井県小浜市がアメリカ民主党大統領候補者オバマ氏を熱烈応援している有様は滑稽だが悪くはない。遂にはW杯日本代表並みの応援も。

オバマ氏へ市民ら熱い声援 小浜で開票番組観賞会 (福井新聞)

 その様子をロイター通信やCNNまでが配信したと言うから、小浜市にとっては便乗で世界に名前が売れました。あやかり商法もここまでくれば立派といえますね。国内外から約40社150人近い報道陣が詰め掛け、市民の盛り上がりぶりを熱心に取材していたと伝えられておりますので・・。

 人気の低迷するサッカーの日本代表やU-23代表もこれほどの熱気で応援されれば、「決定力」も向上するでしょうし。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

電子メールに未来はあるのか?

 2日間風邪で寝込んでいただけで、電子メールの受信ボックスは迷惑メールで埋め尽くされていました。その数は2000に迫るもの。数としては多くはないでしょうが、いちいち見ないと「まともな」通信メールも混在しているので、大変な労力です。

 送信するほうは自動的に外国からのサーバーで送りつけてくるようです。受信側はまともなメールもあるので、(先日はミスで大事なメールを削除してしまいました)大変です。

 こんな記事もYahooニュースで見ると将来は悲観的にもなります。


電子メールに未来はない」--米国のウェブ専門家らが指摘(Yahooニュース)

 便利な道具が、不心得者により占拠され「不要」になるとは。誰がこの事態を予想したのでしょうか・嘆かわしい事態と言えますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.05

”気”を常に取り入れないと

 昨日は老師の指導を受けました。テーマは「気を使い切るばかりでは死んでしまう。充電することも考えないと。私の整体の師匠も60代で亡くなりました。他人に気を使いすぎ、自分に受電しなかったから寿命を使い切ってしまったのでしょうから。」とのこと。

 風邪は代謝異常であり、やはり体に凝りが発生している。同じ治療なのに昨日はことさら痛みを感じました。どこかに体の使い方に偏りと悪癖があるのでしょう。それを日頃の観察をきちんとして発見しないといけないと思いました。

 丹田呼吸法とか、腹式呼吸とかそれなりのノウハウがあるようです。それも少し研究してバランスが崩れそうになると復元する工夫が必要であると思いました。
 自然の中で復元する工夫を取り入れないといけないと思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

メタの基準が厳しくなるようですが・・

 血圧は130以上、85以上で高血圧。コレステロールは230以上でイエローカード。ウエストは85センチ以上でメタ診断であるとか。実にシビアな判定ですね。
そのほか内臓脂肪蓄積100cm以上とか、空腹時高血糖110mg以上もメタとしてひっかかるようです。

 これではほとんどの中高年はひっかかりますね。皆ストレスだらけで運動不足で、過食気味。生活習慣病予備軍ではないか。警告としては強烈ですが、正しい食生活や生活習慣の指導する体制はあるのでしょうか?

 ちゃんとしたケアがなければ「言いっぱなし」でおしまいです。

 そもそもこの「メタ予防」は生活習慣病防止とつながっているようで、医療費の削減ともからんでいます。都市の中で手じかに運動できるスペースや施設づくりもありませんと「警告」だけで終わってしまうでしょうから。

 中高年が1番スポーツに親しむ機会が乏しい。ゴルフなんかは運動にならないでしょうし。自分はメタには縁がないと思い込んでいましたがさにあらず。メタでないほうが難しい世の中になりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.04

遅れて高知駅前レポート

 Kst4_r


既に開業騒ぎは地元マスコミの皆さんや多くのブロガーによって報道されております。旧聞になりましたが、1市民として高知駅をレポートしてみました。
Kst3_r

一応入場券を購入し高架ホームがどんなものか見学に。
Kst2_r

 ホーム自体はどうってことはない。普通の駅のホームに過ぎませんね。
Kst1_r

 高知県産の杉を集成材として使い込んだという大屋根のホーム。別に感動はありません。この程度の建築物に1億円もの設計費用をある設計士に支払ったそうですが・・・。
Kstion_r

 高架ホームから見ますと高知駅北口方面から、今や高知市の中心市街地商業街になったイオン高知はすぐ近くにありますね。
Kstkitaguti_r
Kstkitagutiseiti_r

 北口は未だ整備中ですが、北口の東側にバスターミナルが出来ます。そして国の合同庁舎も出来上がります。そのうちこちらが高知駅前の中心になるでしょう。

 一方の愛宕商店街。完全に車の「通路」状態になりつつあります。
Atago01_r

 愛宕商店街でユニークな古本屋があります。「猫目堂」というそうです。今日もかつてのベストセラーを3冊600円にて購入しました。「ソフィーの世界」(2500円)+「邪馬台国100問勝負」(1365円)+「こころ・と・からだ」(五木寛之・1200円)合計5065円のもの。
Ataggfyuruhonnya_r

 この猫目堂さんには頑張っていただきたいと思います。庶民の味方として・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

久しぶりに風邪をひきました

 以前風邪をひいたのが忘れるほど前に。日曜日に海から帰りがけにひきこんだらしい。おびさんマルシェの時は風邪ではないかと指摘をされていましたし。それから昏々と寝ていました。それで月曜日は殆ど寝てしまうことに。

 まぶたを閉じると幾らでも寝てしまうように。そういえば昨年10月から毎日緊張が続いていて、日曜日に少し暇になったこともあるし。それで油断をして風邪をひいたのか。どうなのか。

 今週は予定が立て込んでいました。それも月曜日はキャンセルに。明日からもどうなるのかわからない。風邪は結構難病。予防が第1で予防をしてきたが、いざかかるとなかなか治らないもの。生産性は格段に落ちます。

 うちは高齢者が家族にいるので風邪はタブーです。それで自分は暫く(記憶にないぐらいに風邪をひいたことはない)症状が出ることはありませんでしたが・・。
 ダウンしたことで差しさわりがいくつも出ていますが、無理に日程調整はしません。体調が治れば自然に動けるでしょうし。そう思いますのであわてないことにしました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

なんくるないさあ

 沖縄の方言で「なんくるないさあ」(なんとかなるさ)があるようですね。
昔クレージーキャッツの植木等が、「金のない奴おれん所へ来い。俺もないけど心配するな。見ろよ青い空。白い雲。そのうちなんとかなるだろう。」と唄っていりました。

 植木等仁象徴される高度成長時代は、「サラリーマン天国時代」。「タイムレコーダーかちゃんと押せばなんとかなる。」無責任だよサラリーマンと言える時代。それが今はどうだ。派遣社員に臨時雇用。残業代を支払わないせこい経営者が続出。格差社会の到来でワーキング・プアの社会ではないか。

 とは言いましても、人間は必ず死にます。大金持ちでも貧乏人でも死は訪れます。ですのでくよくよ生きても仕方がない。確実に死に向っているのですから。

 なんくるないさあの気持ちで明るく人生を過ごしたほうが健全ではないかと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.03

次期アメリカ大統領はマケイン氏なのでは?

 なにやらチャレンジャーの民主党候補者の関連情報が予備選挙の間は圧倒的に多いようですね。ヒラリーVSオバマの民主党候補者の争いは夏の党大会までもつれるようです。8月あたりに決まる可能性もあ大接戦ですね。

 一方共和党はマケイン氏で指名はほぼ決まりのようですね。ロムニー氏の動きもありましたが大勢を覆すにいたらないとは思います。

 共和党と言えば、リンカーン大統領もそうでした。もともと進歩的な草の根政党という印象がありますが、最近はキリスト教原理主義の影響が強くなり、イラク戦争へ突入するなど米国の威信を低下したことによる反発も米国民からは感じます。

 民主党もオバマ氏、ヒラリー氏どちらが党代表に指名されても、民主党筋が「一致団結」するのには程遠いと思います。マケイン氏は今一時的に勢力増しているキリスト教原理主義者には攻撃されていますが、彼らがいくら強くても国民の大半の支持を得る時代ではなくなりました。

 マケイン氏はベトナム戦争当時、撃墜され5年間も捕虜生活を体験しています。アメリカとベトナムの国交回復や両国の交流に貢献したようです。
 自分で勝手に「マケイン氏はアイゼンハワー大統領に雰囲気が似ている。」と思い込んでしまいましたし。

 ヒラリー氏は中国寄りで、イスラエル寄り。外国的なバランスが崩れそうです。オバマ氏は外国的には未知数。不安が大きい。どちらも日本にはよくない大統領にも思える。共和党のほうが日本にとっては良さそうな感じですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.02

3月のおびさんマルシェを見学

 海から戻るとなにやら風邪なのか花粉症やらわからん症状が出ました。この20年ぐらい風邪をひいたことも、花粉症にもなったことがないのでわかりません。あんまり調子が良くないので簡単に視察する程度にしました。

 そうは言いましてもららら音楽祭とおびさんマルシェが重なったイベントは貴重。昨日中央公園で主催者の大西みちるさんにも会ったこともあるし。義理もある。それで歩いて見に行くことにしました。
Rarara_r

自宅から歩いて行きました。最初にはりまや橋商店街でららら音楽祭りに参加しているグループが楽しそうに演奏したいました。中央公園を抜けておびさんマルシェ会場へ。
Mimase_r

 そこにみませ干物屋の城下秀二さんご夫妻を発見。干物とお吸い物と十穀お結びを注文して食べました。海で体が干乾びていたので美味しくいただきました。
Himonoya2_r

 隣のブースではこうち暮らしの楽校の松田高政さんがおられました。以前お店で購入した四万十栗羊羹が母に好評でしたので,早速購入しました。
Matuda_r


 そうこうしているうちにおびさんマルシェ実行委員長の大西みちるさんが、ダースべーダーさんと一緒に歩いておられましたので撮影させていただきました。
Oonishidb_r


 おびさんマルシェとららら音楽祭は実にセンスの良いイベントですね。高知の街が楽しいステージになり、フードコートになり、アートの広場になるからです。
Rarara2_r

 変な商業施設をこしらえなくても、良いセンスの人たちは沢山おります。妙にずれたイベントに行政や経済界の指導者は力をいれておりますが、昨日の上田正樹1人で昨日は得したようなもの。それがわかっていないので高知の未来に危機感を抱いてしまいますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

久々にセーリングを堪能

 今年へ入ってから休日は西高東低の冬型の気圧配置。とにかく風が強くて、いくじなしの私は長時間セーリングができませんでした。

Yasu3021_r
 3月になりましても朝は寒い。でもドライスーツを着こんでいれば寒くはない。春の海からエネルギーをいただきました。やや風邪ぎみでしたが海から元気をいただきました。

しかし先週と異なり今日は海上では殆ど風のない状態。海は本当に表情がありますね。しばらく海面に漂っていましたが、風が吹かないので午前中で切り上げました。
Yasukataduke1m
 片づけしていつものおむすびだるまへ。おむすび定食を食べました。帰りにポンカンをいただきました。
Imgp1406_r

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ブログは人なり 3月7日(金曜)

西村 2006年4月からスタートしました「けんちゃんのどこでもブログ」。今月でまる2年に成りました。これほど長く継続するとは思いませんでした。3月度は番組全体を総括する予定です。

 高知シティFMの戸田健史さんにもコメントいただきます。

 今回のテーマは「ブログは人なり」ということでお話いたします。

 世間では「文は人なり」という言葉があります。書いている文章をじっくり読みますとその人柄が表れるというものです。文章にも人格があるのでしょう。
 ブログは「WEB上の日誌」という語源ですので、よけいにその傾向が出るもんであると思いますね。

戸田 そうですよね。やはり言葉で話すことも当然ですが、文章を書くということに成りますとその人の人柄は「濃く」出てきますね。いかにもあのひとらしい文章。なるほどと思われる文章をよく見かけます。

 またしゃべり言葉とはまた違う部分を見せてきますね。文章を書く場合はある程度自分のなかで推敲します。ここはやめよう。ここはどうしようと。書き換えようとしたり。

 やはり普段の喋り言葉とは違う文章が出てきますね。それでもやはりその人の個性が強く出てきますし。それでまさしく「文は人なり」と思いますね。

西村 そのなかでも、文章ががしっかりしているブログは読み応えがあります。地方自治体のトップリーダーである東洋町長・沢山保太郎さんのブログ「ヤスタロウの東洋町長日誌」は、リーダーでないとはいらない情報などもさりげなく記述され、また文章もしっかりしているので読みごたえがあります。

戸田 やはり社会運動をかつてされてきた人が町長になったのですから、ひじょうに「読み応え」があるブログになっています。毎日とはいいませんが、このごろはかなり頻繁に更新されtれいるように観察しています。

 それに情報公開を前提とされている。というのはぱっと見て思います。これだけ今やブログがメジャーになってきましたけれども政治家のブログがまだまだ少ないですね。高知県内でも数えるしかないようですし。

 そういえば前高知県知事橋本大二郎さんは、それこそけんちゃんの発言がきっかけになってブログ「だいちゃんぜよ」を立ち上げましたね。知事を辞められる前に更新を停止することを表明されて以降、ブログはされていませんね。
Geshimakinoblog
(だいちやんぜよは当時高知大学生の槙野秀俊さんがサポートされ作成されました。)
西村 そうですね。昨年の8月16日書き込み「7月31日付け」から「忙しくなるのでブログはしばらくだいちゃんぜよブログは休止します。」と休筆宣言をされて以来書いておられませんね。

 12月6日に正式に高知県知事を退任されました。その後はブログでは橋本大二郎さんは消息を明らかにしていませんね。

 関連ブログ記事「だいちゃんぜよの復活は?」

戸田 現在橋本大二朗さんが何をされておられるのか、あまり伝わってきませんね。そういう意味ではブログでなにかを表明されても良いのではと思います。次の衆議院選挙に出られると言うことですのであれば尚更ですね。

 こういうことを考えているとかいうことをブログで表へ出していただきたいですね。今のままではなにをされているのかわからないですね。

西村 確かに「もったいない」し、市民派とか草の根とか言われていましたし、県民の圧倒的な支持を得て5回(16年間)も高知県知事をされてこられた人ですし。そのあたり今はどうなっているのか。わかりませんね。

戸田 尾崎知事もブログを開設する動きもありませんし。

西村 尾崎知事も若いし、能力もある人ですからブログなんかは簡単に開設はできるでしょう。まだまだ現在は業務多忙でそれどころではないようですね。

戸田 就任してすぐですので無理なんかもしれませんね・・・。

西村 また市民運動のブログでは、外京ゆりさんのブログ「それがたまるか」は、原子力発電の是非を考える時に見逃せないブログになっています。反対意見だけの掲載ではなく、原子力発電関係の情報が満載されているからです。

 NUMOや原発推進官庁の情報などもリンクされています。原子力発電とはなんなのかを知る貴重なブログになっておりますね。

戸田 科学面や技術面での資料を探す手がかりにも外京ゆりさんのブログはなっております。情報を得るには便利なつくりになっています。
 何分にも原子力発電と言うことに成りますと、とにかく難しいことが多いなか、こういう情報満載をまとめて掲載されていますので、自分で判断する材料になりますし。これは貴重な存在です。

西村 県外におられる高知県人のブログも注目しています。ナカちゃんという人の「土佐ローカリズムちや 」は文章が土佐弁で書かれています。筆者は東京におられますが、コメントしてくる人も高知在住と思われるほど高知県人に徹しています。わたしよりかなり若い人で東京で商売をされています。高知の出来事や事情もよく知っている人です。

 文章もすべて土佐弁で書かれているし、よく勉強もされていますし。内容も濃いし注目のブログですね。読み応えがあります。


戸田 このブログを拝見していますと、うっかりしていますと高知在住の高知県人も見逃している事柄を書かれていますね。
 土佐弁で書かれているのもユニークですね。言葉と言うもの文字と音声があって、あまり土佐弁を文字で表現していることはあまりないですからね。

 文字で書かれていますと「これは?」と。まず高知県人なら惹き付けられますね。そういう要素があって面白いブログであると思います。

西村 商業ベースで土佐弁辞典のようなものもありますね。読んでみてもちっとも面白くないですね。土佐弁の特性は「議論をするための土佐弁」のようにも思います。

 勤皇の志士とか自由民権運動などで、「天下はどうあるべきか」など議論の時の土佐弁でナカちゃんのブログは書かれています。
 彼のブログにこちらもコメントを入れて、行ったり来たりしていますが、ひじょうにリズミカルに物事が廻っていくことを思い出しました。
 かれのブログのおかげでこちらも「活性化」したような感じに成りました。

戸田 なるほど。このブログが標準語で書かれていたらそこまでのことはなかったと思いますね。まさに土佐弁でナカちゃんのブログが書かれていたからこそこれだけ印象深く伝わってくるのでしょう。

西村 沖縄県久米島在住の人のブログ「ホタルの国から~久米島・南西諸島  沖縄の小さな島~ 」は写真がとにかく美しい。環境問題に毎日仕事(久米島ほたる館職員)でも家庭でもとりくまれている人だけに説得力がありますね。3人のお子さん(男の子)を持つお母さんブロガーでもありますし。ほのぼのとしたブログです。

 生活観がありガッツを感じるブログです。最近久米島にも本土から移住し定住するひとが多くなることは良いのかもしれませんが、マンションの建設とかにより赤土が海に流出し、生態系が駄目になるとか。清水に生息する蛍の存在が危ういとかいうことを美しい写真を使われてブログに書かれています。

 ひじょうに説得力のあるブログです。

戸田 見ました。美しい写真が多くブログに掲載されています。久米島ならではの風景画がブログで見られますね。環境問題だと言っても堅苦しく表現するのではなく、まずこの美しい久米島の風景を見るだけでも楽しめます。

 環境問題を考えるだけでもこうした部分から導入していけばひじょうにわかりやすいと思います。うまいつくりであると思います。


西村 また県外在住のベテランブロガーでは「川越たより」でしょう。元教員の人で60代の男性の人です。2人の人が書かれています。きちんとした味わい深い文章はひきつけられます。

 さすがに2人とも元学校教員でして、(私などと異なりきちんとした文章を書かれています。室戸市の出身で埼玉在住。高知に対する思いもあります。)
 教職時代に関わられた社会問題に対するコメントもあります。わたしのブログにトラックバックをかけてくれたりもします。そうした分野での交流もありました。


 また昨年の夏はブログでのやりとりで、室戸市で中学校の総見で教え子のアーティスト朴保さんのコンサートへ行くようになりました。それもブログの縁です。
 朴保さんは在日コリアでして、そのブロガーの方の教え子。声量があり歌唱力のある人。メジャーデビューも決まっていましたが、ご自身のルーツを探訪したいということから断念されたように聞きました。

 それからアメリカへ渡りいろんな音楽体験をされてから帰国し、アーテストの活動をされているとのことです。多様な音楽性があるので是非可能であれば聞きに行ってほしいとのコメントがありました。

 ブログ記事 朴保(パクポー)さんトーク&ライブin室戸

Paku1_r


戸田 ブログでの交流からリアルな交流につながったということですね。

西村 ブログ「川越だより」の人には未だ会ったことはありません。朴保(パクポー)さんにお会いしまして人柄なども聞きました。
 実際台風接近中に室戸に苦労して行きましたが、ネットのブログの付き合いがリアルな交流につながることは感動的でした。

戸田 ネット上でのつきあいにととまらず、実際の人と人とのつながりまでにいたる。これがまたブログの面白さと言えるでしょう。

西村 ホームページ時代にもありましたが、ブログはフットワークが良いですからね。ホームページは「構えないとできない」ですが、ブログは帰ってきてすぐその日に更新できますし。そのあたりの速報性はいいですね。

 いろんな人のブログを読むことでいろんな交流があることをご紹介させていただきました。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008.03.01

上田正樹が中央公園で熱唱ライブは良かった!

高知で花・人・出会い博なるイベントが今日から始まったようです。全くおもしろくなさそうなので、今日は出かけるつもりは全然ありませんでした。家内が中央公園で上田正樹が出演するようなので見に行こうとの提案が。

 「悲しい色やねん」とか言うブルースぽい歌を唄うアーチストでもあるし。行こうかと思い自宅から家内と2人で歩いて行くことにしました。
Uurannsen_r

 途中堀川で遊覧船を目撃。浦戸湾クルージング船のようです。これは優雅であって1番優れものではないかと思いました。
Opengyouzi_r

 中央公園へつきましたがなにやら延々とセレモニーが。知事やら市長やらイベントの関係者のおっさんのお歴々がハッピを着こんで鏡割りをするとか。寒い中その人達の自己満足をたってひたすら我慢して見ていました。

 それが終わると100人ぐらいがいなくなり、入れ替わりにどっと人が詰め掛けました。上田正樹のライブ。ブルースですね。
Uetamasaki2_r

「俺は1970年代の終わりから80年の初めまで高知にいた。商業音楽と違う音楽が生きていた時代だ。ブルースは心の唱。商業ベースでないローリング・ストーンという唱を唄うぜ。」

「売るためだけの唱ではなく、心に響く歌を唄う。B・Bキングやレイチャールズなんかの前座もしていたし。魂を彼らから学んだ。」
Uetamasaki_r


 上田正樹はトークも面白い。時間はかなりオーバーしてステージをしていたようです。かれを見れたのでおっさんたちのセレモニーはまあスポンサーだがらこらえようと思う。

 ライブが終わると帰りました。

 情報では明日も午後1時から高知市中央公園で上田正樹のライブが見られるかも知れません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

悔しい思いでは忘れないようです

 公立高校は今日が卒業式のようですね。
 遠い昔のことですが、私は高校を卒業できない日々を送りました。出席日数も評価点も足りずに原級留置(つまり留年)したのです。

 高校の場合は、大学と異なり落とした単位だけとれば良いというものではありませんでした。すべての教科を再履修しないといけないルールになっていました。

 主任の担当教員は「君は学校へ来たところで絶対に卒業できない。男なら大検を目指し、卒業資格を取得し大学受験を目指しなさい。」と言われましたね。
 結構当時は大検は難しかったし、頭も良いほうでないのでそうするつもりはありませんでした。

 卒業式の日。私を含めた卒業できない5人が集り協議しました。「どうするのか」という事。

 「俺は将来松下幸之助になるので、高校は辞めるからな。」と言いました。かれは喫煙を注意されて時に「タバコは社交のための道具。青少年が喫煙して何が悪いんでしょうか。」と話すなかなかの理論家ではありました。その後彼がどうなっなたのかは知りません。

 大阪の私立高校へ転校するものが1人。室戸市の高校へ転校するものが1人。自衛隊へ入隊するものが1人ということでした。もう一度高校を再履修するというものは私以外にいませんでした。

 当時一緒に活動していた別の高校の仲間達ですが、2人は素行不良もあり退学処分に。うち1人は今は北海道で手先が器用なので家具職人になっています。
 私同様に留年した2人は2人とも退学し、大検を1人は目指し、資格を取得し大学へ進学しました。卒業後自治体職員になりましたが、昨年急逝しました。もう1人は市役所の臨時職員になり、今は正職員になり勤務しているようです。

 ともかく苦い思い出の3月1日でした。

 4月の登校日に学校へ行くと主任の教員が「もう一度来る」というのが想定外であったらしく、「何しに来たんだ」との声を発していましたね。
 「留年したので登校しました。」と言いますと教員達は皆驚いていましたね。だれも私が来るとは思わなかったようです。その高校では留年は珍しいことでしたから。

 暫く校長室の応接室で待たされましたね。臨時職員会議が開催され、30分待たされてうようやく所属のクラスが決まりました。
 結局制服も、教科書も体操服も変化していました。教科書は購入しましたが、制服も体操服もそのままで1年間押し通しました。「連絡しないほうが悪いから」と。

 1年後なんとか卒業できました。でも進学先の下宿を探すため3月1日は帰郷できませんでした。結局高校の卒業式は出席せずに終わったようです。

 それから何10年後となりうちの子供も同じで、現地で合格発表を見るとか言うて居残っていたので、親だけが保護者と教員の懇親会に出ていましたし。なんか当事者でないので落ち着かない気持ちでしたが・・。

 3月は移動の季節。年度もかわりますし。変化の時。
 なんか悔しい思いでは何年経過しようが、つい昨日のことにように思い出されます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

暫定処置でいる米軍を撤退させよう!

 日本国民は政府の格差拡大政策で生活にあえいでいると言うのに、日本に駐留するアメリカ軍関係者には1戸当たり7000万円で住宅が建設されると言う。いたせりつくせりの「思いやり」予算には呆れる。

 日本では自国民を格差社会にしてまで、アメリカ軍関係者に媚びへつらわないといけないようです。岩国では市民自治を破壊してまで米軍艦載機の受け入れを交付金をちらつかせて住民を深刻な分裂に追い込みました。

 米軍兵士が犯罪を犯しても基地内に逃げ込めばご安泰。いつも被害者は日本人。治外法権がある。不平等条約時代の明治初期のような状態。不良兵士は逮捕し、さらし者にしなければ犯罪は減少しない。

 日米地位協定を改正し、不良米軍兵士を日本で懲罰をあたえるようにしないといけない。不良米軍兵士を日本から追放しないといけない。
 彼らに「反省」を要求しても無益。はなから日本を馬鹿にしている。植民地とでも思い込んでいるだろう。「思いやり予算」でいたせり尽くされだからそう思い込むのは当然。

 米軍基地も「暫定処置」にすぎない。日本を日本の軍事力だけで守るならあれほどの広さと規模の米軍基地は不要。日本から撤退させるべき運動を根強く展開しないと。そして広大な米軍基地の跡地開発こそが景気浮揚につながるからです。
Tuiraku1_thumb
(沖縄普天間基地での米海兵隊ヘリコプター墜落事故。常に基地は住民生活の脅威である。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »