簡単でない道路特定財源の廃止
どうやらガソリン暫定税は廃止になるようですね。ところがどっこい「25円下がるからえいろう!」と喜べないようです。それはガソリン税が小売段階での課税ではなく、元売メーカーからの課税ですから。
契約しているガソリンスタンドで聞きました。
「元売は在庫がありますね。それには暫定税がかかっています。いわば蔵出し税です。4月1日からすぐに下げられるものではないです。その在庫ががなくならないと下げられません。」
「4月1日に下がるのなら、なんかの連絡が元売からあるはずです。それがないです。税率がかわれば給油機横に納品書発行のシステムがあります。なにもシステム変更の指示が元売よりありません。今この時期にないということはないのでは?」とのこと。
「ガソリンは4つの税がかかっています。軽油は2つだけ。重油は消費税だけです。それだけでもスタンドは大変です。値上の問題だけでなく、この問題があるから大変ですわ。」とのこと。
簡単にはいかないことがよくわかりました。
しかし時間切れで「暫定税」は廃止になっても、5月に政府与党は再可決するようですね。そうなればまたまた25円の「値上」になりますね。一度減税を味わった国民が1ヵ月後に大幅な値上を認めるのでしょうか?そのあたりは不透明ですね。
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