中国は今後大丈夫なのか?
衛生用品を取引している大阪の商社があります。その会社は韓国や中国に提携会社があり輸入して国内に販売しています。昨日その会社の営業の人が訪ねてこられこう言いました。
「実は今中国で衛生用品関係の需要が逼迫しています。五輪を控えよけい衛生環境に神経質になっえいるからそうなるのでしょう。日本への輸入の割り当ては厳しいとは思いますね。」とか。今後品薄状態は続くとの事です。先行して仕入れをしないといけないことに。どこも衛生には気遣いますし。日本も中国も同じでしょう。まして中国は五輪を控えているし・・。
ユニクロや中国野菜や冷凍食品だけでなく日用品や衛生用品など中国製品は日本社会に浸透しています。しかし中国の企業は今までは継続取引をしていても、少しでも有利な取引先があると鞍替えするので有名ですし。信義も何もなくドライな面もあるとか。
順調な時はそれでもいいが、今は例の毒入り冷凍ギャーザ事件で中国製品の信用が落ちたところでもありますし。日本の事件の前にはアメリカで中国製のペット食品でペットが死亡したり、子供用のおもちゃ玩具で有毒な鉛が塗料に使用されていたとか。
毒ギョーザ事件でも捜査中なのに「中国側での毒物の混入はありえない」などと中国公安当局が
言いたい放題。それに対して日本政府の対応の生ぬるいこと。国民の安全は二の次の態度には腹も立ちますね。
政府は生ぬるく、中国政府にはへこへこしているようにも見えますね。隣国との友好は大事ですからそれも外交交渉の手段ではありましょう。でも日本の一般市民は違いますね。「中国製品は怖くて食べれないし、使用できない。」という印象が今回の事件と中国政府の居丈高な態度で確立してしまいました。
そうなると中国製品は日本では売れませんでしょう。特に食品関係は。雪印のような優良企業でも廃業しましたから。消費者は絶対に不祥事を忘れませんからね。危ない企業は忘れません。今回食品では「中国製品は危ないブランド」として日本の市民大衆に刷り込まれましたから。大変。
五輪前にマラソンの世界記録保持者のエチオピアの選手が「大気汚染が心配だからマラソンには出場しない」と宣言し、世界配信されました。今後そういう事例がでると思いますね。
中国は世界の強国だ。先進国になったんだ。と中国政府はオリンピックで宣伝したいのでしょうが、どうも今のままでは逆効果のように思えますね。毒ギョーザ事件をそれこそ得意の独裁的権力で解決し、トップリーダーが日本へ来て被害者の家を訪問し、謝罪し「2度とこういうことはおこしません。中国食品は安全ですから日本の皆さんよろしくお願いします。」とでも言えば、人好しの日本の市民はすぐに中国を許すでしょうが・・。たぶんプライドだらけの中国指導部はしないでしょうね。2年前の反日暴動での謝罪も補償もしない国ですし・・。
国際的な信義もなにもない国がオリンピックが開催できるのか。一方で軍事費を増大させているようですし。「平和の祭典」を粛々とできるのか心配ですね。
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