どうなるチベット問題
毒入りギョーザに、大気汚染、軍備拡張ときて、ついに植民地支配しているチベットで暴動が起きました。漢民族の商店が焼き討ちにあい、中国国旗が燃やされ自動車が路上でひっくりかえされています。
暴徒の画像のみが世界配信されています。おそらく公安が撮影したのでしょう。警察や兵士の姿が写っていません。どうなるのでしょうか。
20年前の1989年もチベットで大規模な暴動が起きました。そのとき戒厳令を交付し、情け用もなく弾圧したのが誰あろう今の中国の国家主席になっている胡 錦濤(こきんとう)です。その彼が平和の祭典であるオリンピックをしようというのですから歴史の皮肉です。
1989年といえばあの天安門事件があった年です。ベルリンの壁が崩壊した年でもありました。中国政府の恐怖心は凄く、西欧諸国の非難をものともせず徹底して弾圧しました。そして開発独裁的な手法で経済発展し、オリンピックまでやろうとしているですから。
1950年にチベットを侵略した中国。漢民族を入植させ昨年は省都ラサまで鉄道を開通させ観光にも力を入れていました。しかしチベット人民は忘れてはいなかったのですね。自由への戦いを。
チベットの暴動を伝える報道
チベット騒乱!僧侶が五輪開催に抗議 弾圧で死者も(産経新聞)
中国公安の画像(YOU TUBE)
暴動で秩序が破壊した姿を見せ、後に徹底弾圧することを正当化するつもり。悪いのは暴徒であるとの情報操作ではないのか。
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コメント
TAMO2 さんコメントありがとうございます。
>それにしても左派と人権団体の本件での動きの悪さよ。
中国革命と中国共産党に未だに「幻想」があるからでしょう。彼らはファシストですから。人権もなにもないファシストです。
フランスの野党党首は「ボイコットだけでなく関係も見直すべきだ。チベットの人達が命がけでアイデンティをかけているのに我々はオリンピックを楽しんではいけない」とも
投稿: けんちゃん | 2008.03.22 08:49
お久しぶりです。それにしても左派と人権団体の本件での動きの悪さよ。
個人レベルでは色々動いている方もおられるのですが。
また、赤旗は中共の言い分を垂れ流しですね。情けない限りです。
投稿: TAMO2 | 2008.03.20 11:16