幻想を抱くのをもうやめよう
社会運動は過去がどうであったのかの検証や思い出に浸ることよりも、今ある現実をどうするのか。その「問題解決手段」であり即行動することであると思う。
肝心要の時にいたり動かない政党や労組という存在は、もはや社会運動体とは言えない。
具体的な現実で言えばつい1年前の高知県東洋町での高レベル放射性廃棄物問題でありますね。多くの政党や労組は統一地方選挙組織内候補者の支援を名目に東洋町の反対運動に支援を殆どしませんでした。
わたしとて僅かの支援しかできませんでした。でも懸命に支援活動を手弁当でしていた市民活動の有志の皆様やサーファーや徳島県の皆さん方の支援が大きかったと思います。またなにより東洋町の町民の皆様が巨額の交付金の誘惑に負けずに「いつまでも深呼吸のできるまちでありたい。と頑張っていただいたことが何よりも大きい。
高知県全体が揺れていたのはまだつい1年前のことでした。街頭で週末に署名活動をした程度でした。体調も今ひとつでしたし。むしろ核問題が一段落してから東洋町をサポートしようということで、東洋町サポータークラブの活動に今は重点に置いています。
(高知県民は東洋町の皆さんに恩義があります。)
核の交付金に依存しないまちづくりができることが東洋町が発展する道であるし、環境と共存したまちづくりになると思うからです。高知県に生きるものはただ国に依存し交付金や補助金にすがるのではなく、高知県の「あるもの」「あるべきもの」を最大活用して人間として誇れるまちづくりをしたいと思います。
実践的な社会運動に関わっていきたいと決意いたします。「話しの話し」や「思いで話」とは決別することを宣言いたします。
だれかが言うていました。「見えない関係が見え始めた時、両者はたがいに深く決別している。」その言葉は正確がどうかはわかりませんが、今思い出しました。強風の海へ繰出す躍動感を感じています。
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