歴史資源の新堀川 道路工事をやめさせよう!
3月末になり19年度の予算がなくなったので今は新堀川の道路建設による「破壊工事」は止まっています。新堀川の河床のコアマモは無残にも県により剥ぎ取られ、魚たちの隠れ家が新堀皮川に少なく成りました。
護岸もおそらく道路の強度を増すためという理由でしょう、石垣は壊され、鉄筋が打ち込まれ、型枠に生コンが流され護岸があたらしくできつつあります。これでは石垣の穴に生息していた小さなカニたちは行き場がなくなりました。
1971年に当時の高知の市民運動の先駆者達が浦戸湾を守るため汚染の元凶であるパルプ工場の排出菅に生コンを詰めてからそのパルプ工場は廃業し、汚染源はなくなりました。ひどい河川や浦戸湾は市民と行政のその後の努力で生態系が見事に回復し、高知市の中心街に近いところにあるにもかかわらず大変なことです。
これを県も市も観光資源として活用しようとしませんね。「中心市街地を死守せよ!」と叫んでいる商店街の人たちも無関心ですね。実にもったいないです。新堀川の道路工事はやめさせるべきですね。
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