自分で銀行をこしらえようぜ
最近銀行は貸し渋りをして貸さない。ほいほい貸すと慎太郎銀行である東京都の銀行のようにたちまち不良債権ばかりになるようですし。銀行の理屈もわからんでもない。
しかしまともな企業や預金者が馬鹿を見る事態もあるやに思う。それはサブプライム問題で大損したりする銀行もあるのではないか。せっかく預けたお金が社会のために役立っていない。
一方人生の最後を過ごす介護のための施設が街中から隔離された場所にあり、画一的な介護サービスなんて受けたくない。そういう人が多いという。それならば自分のお金を社会に役立てる為に福祉ファンドがあれば出資し、その福祉ファンドで自分の住みたい老人のため施設をこしらえる。それはできないか。
(室戸市佐喜浜にあるデイサービス「むえんの舎ー老稚園」。木を豊富に使用して人にやさしい)
ある福祉関係の仕事をしている友人から聞きました。実際に神奈川県あたりで実例があるようです。
高知でできないだろうか。福祉ファンドが。また環境ファンド、エコファンドもこしらえてみたい。それと高知県物産公社はリンクできないものでしょうか?そう思うようになりました。
身動きの取れない大きな組織(行政)をあてにするより自分達の裁量で動けるしくみやファンドをこしらえるべきではないのでしょうか。
今の時代「お金至上主義」の世の中。金の亡者が石油や穀物を買占め生活に困窮している人達が世界に溢れています。今の時代銀行はなんのために存在しているのでしょうか?中小零細企業には貸し渋りをして融資をせず、サブプライムで大損した銀行は社会的公共性なんてあるんでしょうか?
経済は「経世済民」が元の言葉です。お金だけ儲けて、人々の生活がすべて亡んでしまうような新自由主義の経済やヘッジ・ファンドのような経済テロリズムの横行を許してはいけないと思いますね。
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