日本人は大きな夢を持て
週刊ヤング・ジャンプに本宮ひろ志氏作の「風の陣(JIN)」というヨットをテーマにしたマンガが掲載されています。コミック本で1刊が出ましたので早速購入し愛読しています。またYASU海の駅クラブにも購入図書であるようです。
4月3日号ではアメリカス・カップに挑戦する「鷲津真緒シンジケート」のスポンサー探しがなかなかうまく行かないことの会話から始まります。7社廻ったが門前払いとか。「アメリカス・カップは日本では商売にならない。」というのがその理由であるとか。
ところが実は日本で開催されることになってういる。鷲津真緒はそのことは言わない。
「日本で開催されることを知ったら目先の現実で大騒ぎになると思うし、スポンサーも殺到するだろうけど。私許せない。」
「夢という言葉を簡単に奇麗事で使うくせに、夢なんて全然信じていないと思うの。今の日本人て。」
「日本の会社ってどこもサラリーマンから上がった社長が増えて目先の無難なことばかり気にしている感じね。思い切った決定って出来ないみたい。」
アメリカンス・カップはオリンピックより古い歴史があります。優勝しても与えられるのは銀の水差しだけ。名誉をかけて各国のヨットクラブが競います。過去日本は2度出場していますが、その後は資金難で出ていません。
先進国だ経済大国だ言う割には、こうした夢のある事業に投資する企業が現れないのがとても残念ですね。
本宮ひろ志氏はなさけない今の日本の社会に活を入れていると思います。そして青少年に夢をあたえていると思いますね。このマンガが「サラリーマン金太郎」のようにヒットしていただきたいと思います。
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