« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »

2008年4月

2008.04.30

たまらんガソリンの再値上げ

Gsorin125
(減税効果はわずか1ヶ月?)
 ガソリン減税で一息ついたのに、衆議院で与党多数で再可決されたらまたまた道路特定財源が復活しますね。ガソリン価格は160円を超えるでしょうし。5月の連休後半には影響が出ますね。

 運送業界なども大変です。燃料として重油や灯油を使っている製造業も大変。

 道路特定財源が復活すればまたまた無駄遣いが増えるでしょうな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.29

されど岩国は負けない

Iharaiwakuni
 山口県2区の補欠選挙は野党候補が勝利しました。「年金」「医療」「道路」に対する国民の怒りは、露骨な「利益誘導」を図る自民党の候補者を破りました。悪い傾向ではありません。しかし米軍基地問題は今回の選挙の争点にはなりませんでした。

 さて7月5日に高知市文教会館に、前岩国市長井原勝介さんをお招きし「されど岩国は負けない」と題した講演会を開催します。主催はサロン金曜日http://saron-kinyoubi.cocolog-nifty.com/。参加費は1000円です。午後2時から4時までの予定です。

 「迷惑施設」を受け入れるならば国は巨額の交付金を出す。民意で拒否すれば交付金を停止する。地方自治の破壊に対し井原さんは立ち上がりました。僅かな差で市長選は敗れはしましたが、戦いは未だに続いています。

 その現地の様子などを高知での講演会では報告いただきます。

「chirashi-type.pdf」をダウンロード

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.28

中国の「聖火リレー」騒動の総括

 アテネの献火式の騒乱から始まった北京五輪の聖火リレー。フランス、、ロンドン、アメリカでも人権擁護団体やチベット問題を重視する市民団体の激しい抗議活動がありました。

 中国の特殊部隊である「聖火防衛隊」なる一段の活躍が目立ちました。聖火リレー当事国の警備の警察官より際立った防衛活動をしていました。聖火がアジアにはいると現地の中国人留学生を大量に「動員」し、チベット支持者を数で圧倒「中国は1つ」「欧米メデァは真実を伝えていない」と言う批判者に罵声を浴びせる戦術に変更しました。

 長野でも大量に動員された中国人留学生がチベット支持者に罵声を浴びせる程度でだいたい終わりました。小競り合いで中国人留学生が負傷しました。日本では被害者の立場でありました。

 ところが27日の韓国での聖火リレー。こちらは韓国の脱北者支援団体が「中国は脱北者を強制送還する人権無視の国。五輪を開催する資格はない。」と抗議集会をしているところに、多数の中国人留学生が押しかけ、罵声だけでなく投石や暴行を繰り返し、韓国市民や外国市民や報道記者が負傷したということです。

 <聖火リレー>ソウルに中国人1万人 衝突相次ぎ警官ら負傷(毎日新聞

 ソウルの聖火リレー、脱北者めぐり中国人が赤マント騒動 報道陣に負傷者(産経新聞)

 こうなりますと「平和と友好親善」のための五輪の聖火リレーだったのか。そうではないと全世界の人が思いました。

 今までさして関心のなかったチベット問題に関心が高まり、人権無視の中国政府の行動履歴があからさまになりました。留学生を大量動員して、よけいに聖火リレー当事国の国民世論の反発を招きました。すべては中国政府の企画・運営の結果です。

 多額の費用をかけて「中国は人権無視の国です。文句は何一つ言わせません。北京五輪は中国のためだけの五輪です。」と宣伝したようなもの。

 今後は北京五輪に協賛している企業の製品を購入しないことです。身勝手な中国政府を支援している企業も同罪であるからです。

 五輪は地に落ちました。「商品価値」はゼロ以下ですね。平和や環境が今の世界のテーマであるのに全く逆の世界での北京五輪。そろそろ五輪も中止することをかんがえるべきでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

木質バイオマス地域循環計画がWEBラジオに

 「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」の4月番組ゲストは、中嶋健造さん(NPO土佐の森救援隊)。間伐ボランティ活動の傍ら仲間たちや仁淀川町、森林関係者、製造メーカーとの良好な関係で着想された「木質バイオマス地域循環計画」。

 4月番組がWEBラジオ(インターネット・ラジオ)になりました。
是非聞いてみてください。


木質バイオマス地域循環計画とは? その14月4日放送分

木質バイオマス地域循環計画とは? その2 4月11日放送分

本当の木質バイオマスとは? 4月18日放送分

木質バイオマス地域循環計画が地球を救う 4月25日放送分

| | コメント (0) | トラックバック (1)

山口の選挙ーやはり政府・与党に逆風が

 いくら保守王国で安倍晋三元首相の地元であったとしても「年金」「後期高齢者医療制度」「道路」の3点セットで広報されたら、勝ち目はないことが証明されました。NHKのネット・ニュースでは開票率0%で「衆議院山口2区補選平岡氏(民主)」当確(午後8時10分)に出ていましたから。

 与党候補者は国土交通省の事務次官であり、「利益誘導」型で露骨な選挙をされましたが、及びませんでした。今や「道路財源無駄遣い=国交省」は「悪者」の代名詞ですから。候補者の選定からして自民党は間違いでした。

 NKKに10分遅れてyahooニュースに讀賣新聞と毎日新聞のWEBで平岡候補(民主)の当確が出ていました。

衆院山口2区補選、民主・平岡氏が当選確実(讀賣)

<衆院山口2区補選>自民党、選挙終盤の戦略を見直しへ(毎日新聞)

 この山口2区は、先日の岩国市長選挙もあった岩国市も含めています。迷惑施設である米軍の増強受け入れを表明する「露骨な利益誘導市長」の衆議院議員を辞職して欠員ができた選挙区。本来は自民党の地盤。

 保険料の年金天引きに「NO」 お年寄りが崩した保守王国 山口2区補選・民主勝利(産経新聞)

 ただ民主党が圧勝(2万票差)だから良いのかというとそうでもない。先の岩国市長選で問われた米軍基地問題はほとんど語られていない。そもそもこの選挙は岩国市長選挙から始まったものですし。

 ともあれこれで解散風が吹き出すでしょう。30日の「ガソリン税」を強行採択し、5月に来日する中国国家主席に対し毅然とした態度を福田首相が取らなければ、一気に倒閣運動が与野党から起こり政局になるでしょう。

 そうなると6月解散ー総選挙になるやもしれませんね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

4・28沖縄デーは忘れない

Sfkouwayoshida
4月28日は沖縄がサンフランシスコ平和条約で、日本から切り離された日です。日本は講和条約で国際社会に復帰しましたが、沖縄はアメリカの施政権で統治されることになりました。それから長い本土復帰運動が展開されました。

 当時の吉田茂首相の決断は国際情勢や日本の国力、国内情勢から見て妥当だったでしょう。しかし「暫定駐留」であるべきはずの米軍の駐留が恒久化したやに見えるのは何故でしょう。

 「思いやり予算は米軍ではなく国民に使うべきです。」

 吉田茂首相が決断した当時の情勢を冷静に分析し、議論をしないといけないでしょうね。

思い出しますと「沖縄デー」で高校3年のとき初めてヘルメットを被ってデモに参加しましたね。高知大学から出発、旭を通り市役所前広場で集会。それからお堀横を通過しアーケードをあるいて中央公園まで行きました。

 結構な距離でした。1971年ですから37年も前のことですね。大昔ではないですか!
 その後沖縄出身の家内と出会い結婚しました。人生初めてのデモ行進が「沖縄デー」であったことでなんか縁があったのでしょうか?でも1971年当時は全然そんなことは全想像できませんでしたが・・・。
Tuiraku1_1
(サンフランシスコ講話条約締結以降、沖縄での米軍基地機能は強化され、市民生活の脅威は増大しました。3年前には普天間基地の米軍ヘリコプターが沖縄国際大学へ墜落炎上しました。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.27

中華思想の宣伝=北京五輪なんて

 さきほどの日本テレビの「バンキシャ」というバラエティ番組によると、長野へ中国人留学生を中国大使館が呼びかけていたという事実が明らかになりました。2000人募集の予定が4000人になっていたと言います。

 結局1万人近い中国人が長野に集り聖火リレーに「声援」を送りました。しかし昨日も今日もテレビを見ていまして、なんか釈然としないし、後味の悪さが残りました。

 私は若い頃毛沢東主義者でした。しかし1989年の天安門事件で民主化を叫ぶ青年・学生達を軍隊で蹴散らし弾圧する姿を見て中国政府に対し良い思いを抱かなくなりました。

 中国政府が隠して凄惨なチベットに対する弾圧行為が情報化の時代に全世界に発信されました。世界の国の人たちはチベットの人たちに同情的。

 それに対して「罵声を浴びせすことだけに」中国人留学生を大量動員する有様を見ていて、結局中国は自分さえ良ければ他人はどうでもいい。自分が世界の中心だから何をしでかせても良い・とでも思い込んでいるいるのでしょうか?

 その異常さを感じました。韓国でも聖火リレーをめぐり賛否両論があったとか。日本人以上に「熱い」国民ですからね。

聖火リレー、ソウルも混乱 中国人の一部が騒動(東京新聞)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今日のセーリングに感謝 海その愛

 4月の最後の日曜日。高知は爽やかな晴天です。朝方は寒いし、海はまだまだ朝は空気は冷たい。ですのでウェットスーツで今日はセーリングをします。風はそこそこ吹くでしょう。
Yaciic1_r
夜須へ行く途中で「ヤッシー・クリニック」の看板が。そういえば道の駅やすの駅長ブログで取り上げられていましたね。この医院の院長さんは昔アメリカにも留学されておられたとか。「ヤッシーパークの原点はアメリカ西海岸」のサイトの記事もみられたようで、正式に名称使用のお願いをされてこられたとか。ヤッシーパーク側には異存はなく医院の名称になっています。
Yacic2_r
 スポーツ医学が専門で、琵琶湖でヨットもされておられたようにも聞きました。いずれの写真も逆光で見えにくいです。

 今日は赤岡では「どろめ祭り」。午前中は漁船のパレードもあるようなので、赤岡方面へのセーリングは控えませんと。だいたいこの時期は結構風が吹きますので、ぎ装(ヨットの組み立て、フィッテング)も慎重にしませんと。
Yasu4271_r
 さて今日は大学生や社会人も出てきましたね。結構予想上に風が吹いて面白いセーリングでした。中学生はお休み。それでも私を含め13艇が海上に。

加山雄三の「海その愛」を大声で歌いながらセーリグしました。広い海では音痴の歌も誰にも迷惑かけることはありません。

海に抱かれて 男ならば
たとえ破れても もえる夢を持とう
海に抱かれて 男ならば
たとえ独りでも 星をよみながら
波の上を 行こう

海よ俺の海よ 大きなその愛よ
男の想いを その胸に抱きとめて
あしたの希望を 俺たちにくれるのだ

 何回も何回も繰り返して歌いました。しかし途中から風が意外に強くなり、優雅なセーリングではなく、結構ハードでした。先週に比べ波がありました。夜須は南西の風が吹くと波が立ちます。
Yasu4272
 三角波傾向で打ち付けられるので、そこそこで辞めました。2年前も今頃波が酷いときにセーリングをしていてその後腰椎分離症になりましたし。ほどほどが良いのです。

 ハーバーで片づけして、お昼はおむすびだるまへ。おかみさんにトマトと春キャベツをおすそわけしていただきました。道の駅やすの事務所でお喋りし、備品が乾く間ハーバーのフェンスのペンキ塗りをして戻りました。

 最高の天気でしたね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年の福祉機器展の特色は? 5月2日(金)

西村 今月5月の「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」のゲストは広汎な福祉分野の活動をされているうえるぱ高知の関係者の皆様です。
 うえるぱ高知の下元佳子さん。6月の福祉機器展実行委員長の福島寿道さん。県社会福祉協議会の白石研二さんです。

 今回のテーマは「2008年の福祉機器展の特色は?」でお話をお聞きします。

Shuroku2_r

 福祉機器展は2002年から始まったようですね。以前の番組「けんちゃんのどこでもコミュニティ」に下元佳子さんが出演されましたときに「エンドユーザーの立場から福祉機器が会場で比較検討ができること。専門職の福祉・医療関係者同士の情報交換の場である。」と言われていました。
 今回もそのねらいーコンセプトはお変わりないのでしょうか?

 参考記事「高知福祉機器展の成果と課題は」(2004年8月番組)

Fukushimass1
福島 コンセプトはその当時と全く変わっていません。当初から福祉機器展を高知でも都会で開催されている福祉機器展をやって、高齢者や障害者のみなさんにより多くの情報を伝えたいという思いでやっています。

 実行委員のスタッフの中で「もっとうまく伝える」を考えたりしたいます。「自分のかかわりのある領域のことだけではなく、みなの広い目で見てお互いを知ろう。」。ですので中味を検討し、運営スタッフも団結して伝え方を工夫しないといけないと思っています。そこは力をいれてやって準備をしています。


西村 わたしも何回か福祉機器展は見学したことがあります。来場者の多くは医療・福祉関係者が大半で、情報交換会の役目は十分に果たしておられると思います。
 ただ一般来場者が少なく、特に中学生や高校生など若者の来場も必要ではないかと思いました。福祉分野というカテゴリーの人たちだけで盛り上がっているようにも思いましたが、そのあたりは今年はどうなっているのでしょうか?

福島 毎回福祉機器展のほうでも専門学校(医療・福祉関係)の学生さんや大学生の方たちが多く参加いただいています。
 どうしても僕たちが医療・福祉関係社なので、宣伝や広報が医療・福祉関係のほうばかりに発信してしまう傾向にあります。そういう傾向は強いかもしれませんが、医療・福祉・介護に関心のある方であればどなたでも来て頂きたいと思います。
Wakamono

西村 さきほど少し申し上げましたが、中学生や高校生の来場などはどうなのでしょうか?

下元 そうですね。一般の中学生・高校生にも福祉機器展に来ていただきたいです。やはり障害を持っていることはどういうことなのか。福祉用具とはどういう道具なのか。来ていただきたいという思いはたくさんあります。

 やはりいろんなところを全部押さえるということになるとなかなか難しいところはあります。一番大事にしたいのは障害を持たれて困っている人が、気軽に福祉機器展に来場していただくことです。困っていることを相談で解決すること。そこが1番大事にしていきたいです。

 そう思いつつもいろんな人に来て頂く仕掛けはしていきたいですね。

福島 そうですね。

西村 今年で7回目になる高知福祉機器展。今年の福祉機器展の特色について実行委員長のほうからご紹介をお願いします。
Fukusip1_r

福島  会場となる高知県福祉交流プラザの1階の福祉機器常設展示場が4月1日に大幅にリニュアル(改装)されました。そのなかにありますモデルルームを活用しまして具体的な福祉用具の使い方を見ていただいてイメージを持っていただきたいです。

 その常設展示場で関心を持っていただき、イメージを掴んでいただいて、各ブース展示につながる流れをつくりたいと考えています。

 それから後、「ツアーガイド」を企画しています。一般の人で福祉・医療・介護に関心のある方にグループになっていただいて各福祉用具を置いているブースを廻っていただく。ツアーで各福祉用具の紹介をしていく企画をたてています。

西村 ツアー・ガイドですが、何10分コースとかに決まっているのでしょうか?

福島 約10ブースを150分くらいでまわりますので、2時間くらいで巡回するようには考えているところです。

西村  1日に何回かツアー・ガイドはされるのでしょうか?

福島 2回程度考えています。

西村 それはいいかもしれませんね。ただ目的なしにまわってもわからないですからね。

福島 専門学校生や大学生、高校生、中学生もたくさん参加していただきたいと思っています。

 そのほかに参考になる有料のセミナーや「おむつミュージカル」なども予定しています。

Shimomotoss1
下元  そのほかに土曜日(14日)、日曜日(15日)に障害をもたれている子供さんの専門相談コーナーを構えています。専門相談だけでなくて、ふだん生活で使っていただく座る椅子。いろんな姿勢でいい姿勢で寝てもらえるクッション。などをお母さんや学校の先生などでみんなでつくろうというコーナーもあります。

 ぜひ来ていただけたらと思います。

西村 福祉機器展ですが、わたしが見に行きだした頃(2004年ごろから)は、会場が高知市総合プラザーかるぽーとでした。
 昨年から高知福祉機器展は、福祉交流プラザへ移りまして、全館貸切のような福祉機器展になりました。それはどのような理油でそうなったのでしょうか?

福島 昨年から高知県社会福祉協議会の皆さんと一緒になって福祉機器展の準備や運営をすることになりました。そのいきさつにつきましては白石さんから説明をお願いします。

白石 最初からうえるぱ高知が福祉機器展をやっていたことは知っていました。民間やNPOの人達が自自分達で知って欲しい。使って欲しい福祉機器をボランティアで福祉機器展を開催している。凄く感銘を受けました。

 せっかく福祉交流プラザという立派な建物があるわけですから、ここを拠点にしまして展示会をやっていきたい。わたしがお願いをしまして実現するようになりました。

西村 それで福祉交流プラザの建物を全館借りきりの形で、3日間高知福祉機器展を昨年から開催するようになった事情は理解できました。
 今年は高知福祉機器展実行委員長の福島さんのほうから、いろんな特色があるよとわたしも聞きました。今までの福祉機器展の積み重ねからこういうこともしたいと企画などがあればご紹介いただきたいのですが・・。

福島 1回目の福祉機器展から続いていますけれども、福祉機器をカテゴリー別に見比べたり、使い比べたり展示し見ていただけるようになっています。
 それに合わせてお話したと思いますが、実行委員やスタッフのお互いの連携を強めて来場していただいた方々にもっとよりよく福祉用具をわかって知っていただくような工夫をしていこうと力をいれています。

西村 高知福祉機器展の会場である高知市朝倉の福祉交流プラザですが、自動車でしか来場できないうように思います。また来場方法ですが車以外に行く方法はありますか?シャトルバスなどは出ているのでしょうか?もよりの交通機関の情報などはどうなっているのでしょうか?

福島 昨年も実施しましたが、シャトルバスではないですが、送迎ができる車を用意していました。高知駅から電車道を南進、はりまや橋交差点を右折し、堺町から上町2丁目まで電車道を西へ進み、上町2丁目を左折し南下、河ノ瀬(ごうのせ)交差点を右折し土佐道路を西へ走行し、福祉交流プラザの会場へ到着するコースを1日に何便か送迎するコースを想定しています。

 外出困難なみなさんの送迎も対応しています。こちらは予約が必要です。福祉機器展実行委員会事務局まで連絡ください。

西村 なかなか見所のある高知福祉機器展であることはわかりました。見るのに半日近くかかるのではないでしょうか?時間がかかりどうですね。
 そうなると食事をするところとか、珈琲を飲むところは会場にあるのでしょうか?いろんな立場のかたがたが来場されると思われますが、そのあたりの対応はどうなっているのでしょうか?

白石 福祉交流プラザのなかにもレストランはあります。昨年に引き続き、高知女子大の方々がランチをこしらえていただきます。あとはNPOのひとたちがお弁当を準備してくれます。後は介護食の準備もしてくれています。

 食事介助をするスタッフも揃っています。

西村 以前はマッサージなどのコーナーもありました。今年はそのようなコーナーもあるのでしょうか?

下元 今年はマッサージのコーナーはありません。例えば視覚障害の人であれば、スタッフがマンツーマンで付きまして、会場の案内をしながら一緒に廻ります。説明もいたします。

西村 どのような立場の人が来られても、説明のできる展示やスタッフの応対になっているということですね。そのあたりは自信をもっていえるのでしょうか実行委員長。いかがでしょう。

福島 そうです。自信をもって言えますね。

西村 福祉について実体験もできるし、モデルルームでも体験できるし、福祉・医療・介護について総合的に来場者は福祉機器展で学べるのだということですね。

下元 第1回目からのテーマである介護。医療の必要な人達のニーズをに対応し、解決できる。
来ていただいて楽しい外出の機会になった。そういうイベントにしたいですね。


 第7回高知福祉機器展 

 6月13日 14日 15日 こうち福祉交流プラザにて開催


(参考) インターネット福祉機器展のサイト


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.26

放射能に汚染された大地で生きる人達ー映画「アレクセイと泉」

Aizumi1
 22年前の今日(1986年4月26日)旧ソビエト連邦ウクライナ共和国(現在ウクライナ共和国)チェルブイリ原子力委発電所は大爆発事故を起こしました。その原子力発電所から北東に180キロ離れているブジシチェ村。現在はベラルーシ共和国になっています。

 想像を絶する放射能汚染が近隣に蔓延しました。ベラルーシ共和国の映画の舞台になっているブジシチェ村なども爆発当時吹いていた南風によりもっとも放射能汚染の被害が大きな地域。この地域は黄金の穀倉地帯といわれた肥沃な土地(ナポレオンもヒトラーも略奪せんがために侵略した歴史があります。)は高度に放射能で汚染され、政府は移住勧告を出し、多くの人たちはその地域から去りました。

 ブジシチェ村は統計的に地図から消された村。しかし55人の高齢者と1人の青年アレクセイは村に残って生活を続けています。
 自給自足の生活。じゃがいもを育て、家畜を世話をし、衣類も自分でこしらえてします。周囲の環境が汚染されても村の中心の泉は放射能が全く検出されない「奇蹟の泉」でした。

 その泉水で人々はバケツで生活水をくみ上げ、家に運びます。洗濯場も泉を活用しています。夏でも過酷な冬でも人々の生活は変わらず続いています。

 映画は淡々と過疎高齢化の進行している村を描いています。近くの森から木を切り出し、洗濯場の囲いを修繕する作業も高い大工技術。コンクリートも一切使用せず泉の囲いがこしらえられてしまう。

 映画は毎日の生活を淡々と映す。しかし今でも(撮影が2000年頃)でも、放射能探知機には高い数値が記録される。村の人たちは淡々と生きている。泉をよりどころにして。泉の周りには十字架も立てられ、10年ぶりに牧師も来て行事も行われました。神聖な場所なのです。

 チェルブイリ原子力委発電所は2000年に閉鎖されました。しかし放射能汚染は人々に今でも脅威を与えています。

 日本は地震大国。世界の地震の10分の1が狭い日本で起きています。太平洋側ではプレート型巨大地震が100年周期で起きています。日本海側は直下型地震が10年周期で起きています。地震大国日本には現在53期の原子力発電所があります。

 有機農業をされている人が言われていました。「愛媛県にある伊方原子力発電所がチェルノブイリのように爆発したら放射能は偏西風に乗って高知へも来る。我々の田畑も無事ではない。危険なプルサーマル計画はやめてほしい。」と。

 奇跡的にブジシチェ村の泉からは放射能が検出されません。それは森林にしみ込んだ水が地下水に成り泉になって出てくるまでに100年かかっているからだと言われています。このあたりは「風の谷のナウシカ」のような話が現実にあったのです。

 多くの人達の無関心に支えられ、日本の原子力政策は進展しています。これほど日本に原子力発電が立地したのはほんの50年の間。その間巨大地震はありませんでした。それはたまたま「運が良かっただけ」なのではないのでしょうか?

 地震の巣である日本海側。東南海地震(巨大地震)がひき起こされる確立は今後30年以内に80%と言われている太平洋側。多数の原子力発電所と日本人は共存できるのか?映画を見た後考えさせられました。
Aizumi2

Ikata
(伊方原子力発電所から高知県は180キロ程度はなれています。チェルブイリ原子力委発電所とブジシチェ村との距離と同じ程度です。)

| | コメント (0) | トラックバック (3)

高知のまんがあれこれ展が開幕

Mangaarekoreten
 今日から「2008高知のまんがあれこれ展」が高知市文化プラザかるぽーと内にある横山隆一記念まんが館で開催されます。6月15日(日)までの予定。入場料は無料。

 「まんが甲子園」「黒潮まんが大賞」「4コマまんが大賞」の入賞した作品の数々が展示されています。高知在住で活動されている作家やグループの作品も展示されています。

 高知は「まんが王国」と言われています。足元の高知のまんが文化を鑑賞することも大事なことであると思います。

 高知のまんがあれこれ展  開館時間は 午前9時から午後6時まで。休刊日は月曜日。

 お問い合わせは 横山隆一記念まんが館 

電話088-883-5029 

FAX088-883-5049  

URL http://www.bunkaplaza.or.jp/mangakan/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

諸悪の根源は小泉政治

Koizumi6_mm
 2001年から続いていた小泉内閣の「構造改革」これが日本社会を破壊し、格差社会をこしらえた諸悪の根源であると言えよう。

1)アメリカ追随外交と軍事協力を行うことで、日本の独自性を消してしまう。中東諸国やアラブ諸国の信用を大きく失墜させてしまった。

2)三位一体改革により地方自治体を疲弊させ、米軍基地や核廃棄物など「迷惑施設」を財政規模の脆弱な自治体に強引に押し付ける手法をとり続けた。それは地方自治の破壊であり到底許容出来るものではない。

3)大企業の株主と経営者には減税し優遇し、国民には医療費負担や年金の減額など負担を強要した。10兆円の勤労者の所得が減少。8兆円の所得増が株主や大企業の経営者にはあった。

4)人材派遣やアウトソーシングなど勤労者の待遇の引き下げ、身分の不安定化を「規制緩和」として押し進め勤労者の生活を破壊した。

5)アメリカの借金経済に頼り、中国の安価の労働力を活用した「バブル経済」。内需拡大を図ろうにも格差社会を日本でこしらえ、勤労者の賃金を引き下げたのでそれはありえない。

 福田内閣のあまりの不人気に小泉純一郎氏の再登板の話があるようですが、「とんでもない話」であります。国民はすべて「NO!]と言いましょう。
Madamano_3_thumb_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.25

4月最後のはりまや橋サロン

Harimaya084251_r
 今日はランチタイムにはりまや橋サロンへ。次週は5月の連休の合間になりますし。街は新緑の季節であり、暑くも蒸し暑くもなく1年で1番快適な季節でもありますね。

 さて季節のおりおりの産物が露店に並んでいます。今日のランチはOPEN HEARTさんたちのうどんとお寿司を購入食べました。

 古いパソコンが奇跡的に復活したので、久しぶりにフレッツ・スポットでブログを作成するため島本茂男さんところへ持参してきました。接続できなくてもブログはこしらえていただきましょう。

Harimaya084252_r
 それと今日はブログで交流しているナカちゃん が東京から帰省するそうで、島本さんと3人ではりまや橋商店街で会うことにしました。高知学研究所をつくろうという構想をそれぞれ持っていますのではりまや橋商店街で会談しました。

 お互い意気投合しました。ナカちゃんには初めてお会いしましたが、全然それを感じませんでした。ブログでの交流が役に立ちました。
Harimaya418ikiiki100sai_r
とてもよい季節になりました。活き活き100歳体操も17人参加され賑やかになっています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

中国は勘違いしていないか

 そもそもチベット問題は、少数民族の尊厳と宗教的な自由を中国政府が抑圧していることに対する命がけの抗議行動が今年3月に再燃したことから世界中で関心が高まった。抑圧されているチベットの人たちへの同情が集りそれが欧米諸国での聖火リレーへの抗議活動になりました。

 中国政府が「国威発揚に」五輪を政治利用していることは明白です。ですので聖火リレーを中国政府に抑圧されているチベット系の人達が「活用」することは、相手が中国政府である限りなんの差し支えもない。

 中国政府は特殊部隊で編成された「聖火防衛隊」が当事国の警察権を越権する警備活動への批判が多く集るや否や戦術を変更しました。今度は中国の留学生を大量動員し数の力で「チベットに自由のを!」と叫ぶ人達の抗議活動を「中国は1つだ!」の合唱でかき消しています。

 でもその活動は中国国内でやっていることを、わざわざ外国の聖火リレーの場所場所で行っていることです。明日日本の長野でも中国人留学生を大量動員して、チベットに自由の声を罵声を浴びせ消そうとしています。

 五輪は「平和と友好の祭典」であったはず。聖火リレーはみなで五輪を盛り上げるためのわくわくするような行事であるはず。遠い昔東京五輪の聖火が通過するときは、小学校の先生に引率され電車道まで見に行きました。大勢の人で聖火は見えず煙だけ見たものでした。

 東京五輪の聖火リレーに当時高校生で参加した人に会いました。大変名誉なことで今でも嬉しそうに話されていました。10年前の長野冬期五輪の聖火も見ました。これも大勢の人達でした。

 中国の留学生も情報が限られ、また政府に統制され、資金的に支援され動員されその場にいて、チベット問題を叫ぶ人たちに罵声を浴びせることだけに来るのであれば、無意味である。愛国的な行為ではなく、かえって中国の排外主義、人権無視の体質を公言しているようなもの。

 留学生であればチベット問題に正面から取り組み、きちんと対話することをその国々でやれば見直される。政府や大人同士の対話の前に若者同士が五論を通じて対話をする。それをすれば世界の世論は中国の懐の深さとして見直したでしょうに。

 チベット系の市民や同情する市民団体に罵声をあびせる目的で大量動員された中国の留学生の行動は全くいただけない。中国当局は反省すべきでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

映画「靖国」を見てみたい

 いろんな議論があるようですね。映画「靖国」。今のところ事情があって高知では見られないようです。とても残念です。

 映画を見てから、冷静に見た人が感想をのべあえばよいと思います。きっと様々な意見が出ると思います。

 またこの映画中国人監督が制作したというのも興味がありますね。そういう話題性もあるようなので、是非見たいと思います。


「駄作」「労作」…右翼系団体の活動家ら「靖国」試写会(朝日新聞)

 靖国神社へは行った事はないです。展示館がなにかと問題になっています。でも何処の国も自分お国の「歴史観」で都合よく歴史を説明するものです。
Zerosen88
(20年前に訪れたワシントンDCのスミソニアン航空博物館。本物のゼロ戦が展示してありました。)
 ワシントンDCにあるスミソニアン航空博物館へ行ったことがありました。そこには実物の戦闘機が展示されていました。ゼロ戦も見ました。

 確かミッドウエー海戦のジオラマや大きなパネルがあり、米海軍はかくのごとく日本海軍を打ち破ったと誇らしげに書いてありました。日本人として見るのはどうかと思います。
Koukuuhakubutukan0wdc
(アメリカの戦勝博物館。日本人として見学するには居心地の悪さも感じました。)
 新聞にあるように右翼系の団体の皆さんたちが冷静に映画を見て議論されたことはとてもよいことであると思いました。高知でも右も左も見て議論をすれば良いと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.24

有機農家の大変さ

Yukiyasai_r
 昨日はいつも水曜日に有機野菜を宅配いただいている南国市の有機農家(JASS認定農家)である井上正雄さんが来てくれました。午後10時近くに栽培されている野菜を宅配いただきました。

 今は田植えの時期で大変であるとか。日のあるうちは田畑で草取りや野菜の世話に明け暮れ、晩は野菜の宅配をされています。その合間に野菜をコンテナに詰めたり、サニーマートあぞの店様に野菜を袋詰めされたり作業もあります。

「JASSの認定もなかなか作業が大変。うちは30年以上も農薬を使わん農業でやってきたからね。けんど有機といえば聞こえはいいが、農薬を使う農業よりは収穫量は格段に落ちる。2割か3割しか収穫できんし、労力は数倍かかる。」

「このコンテナに野菜を詰める作業もそれぞれ離れた畑から野菜を収穫し、計量して詰め込む作業。労力はかかる。よほど単作農家になったら楽であると思うね。シシトウや、ピーマンだけ1つだけ大量に作るだけならなんぼ楽かと思う。」

「安直な有機農業を名乗る人もいるし。消費者ももっと研究してほしい。」

 中国野菜の危険性、毒性が問題になりました。では消費者が有機の野菜を愛用しているかといいますとそうでもない。見てくれを言い、値段を言い、結局スーパーで野菜を購入しています。有機農家を育て一緒に環境問題に取り組もうという消費者はまだまだ少ないですね。

 高知県は有機農家の多い県です。生産県ですからそうです。農協や県などに補助などをもらわず自らの信念で30年無農薬栽培をされてきた井上正雄さん頭が下がります。

 タケノコは昨晩ゆがきました。今日食べさせていただきます。

 有機農業にかける井上正雄さんご一家は「いごっそう」そのもの。

 井上いごっ農園の様子は、4月に島根県よりご一家でUターンされた息子さんの井上如正(ゆきまさ)制作のブログいごっそ農園で知ることができます。

 ブログ  いごっそう農園
Inouemasao
(井上正雄さんと有機栽培の田畑)

| | コメント (4) | トラックバック (0)

石油がまたまた高騰。歯止めが効かない状態に

Gsnakamura_r
(ガソリン価格は連休後に大幅に上がると予想されています。)
 NYの石油相場がまたも投機筋の資金の流入による買い付けがありまた上昇したようです。大変な事態になりました。産油国の油田が破壊されたわけではないし、戦争が起きているのでもないのに。

 「原油、130ドル台視野」――市場、先高観強まる(日本経済新聞)

 覇権国家であったアメリカの没落の証。記事によると日本の船舶がソマリアの海賊に襲われた事件の影響もあると言います。

 本気で省エネと代替エネルギーを開発しませんと。また小規模でもエネルギーの「地産地消」をするために太陽光発電、風力発電、木質バイオマス地域循環システムなどが必要となるでしょう。

 また沖縄西南諸島近くの海底油田も早急に開発しませんと。中国が盗掘しているようなので、きちんとそのあたりはしませんと。

 今ようやく連休前の値上交渉の最中であるというのに、この情勢ではまた夏ごろに値上げ交渉をしないと駄目なようですね。不況局面になりましたので、大変な世の中になりました。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

憲法9条は変えてはいけない

Kenpou9zixyou


 名古屋高裁の自衛隊の派遣は「「違憲である」判決の根拠は憲法9条でした。

国際貢献”揺れる評価 空自イラク派遣『違憲』 歓声、涙ぐむ原告(東京新聞)

安倍内閣時代は国民生活のことには関心はなく、ただひたすらに憲法9条の改正をするために狂奔していました。国民投票法案の強行採決もその表れでありました。

 「国際貢献をしないと、資源もなにも日本へはいってこなくなる」とひたすらウソの情報をマスコミを通じて流布していました。しかしそれは賢明な国民に見抜かれ、昨年7月の参議院選挙で与野党逆転を作り出しました。

 日本が敗戦後ここまで経済大国になったのも日本国憲法の力は大きい。反面暫定措置であったはずの米軍の日本駐留が長期化し歪がきています。岩国市長選挙などにその歪がでてきましたし。

 「かえる必要のないものは かえる必要はない」そう思います。

 国民投票をやるならやれば良い。わたしは日本国憲法を変える必要はないと宣言します。憲法9条は変える必要は全くありません。
Irakuheiwa1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.23

地元新聞の読者投稿欄をしなくなった訳

 たまに会う知人から「最近地元新聞の読者投稿欄で見かけなくなったが。どうなっちゅうがぜ?」と言われることが良くありますね。そういえば最盛期は月に2回掲載されたこともありましたし。
 原稿用紙に投稿文章を書いて、80円切手を貼り付け投函していました。

 主に社会ネタや地域のネタをとりあげ、当時は600字(今は500字)にまとめ精力的に投稿していました。

Haruna2
 投稿しなくなったわけは、投稿を見ている人達が高知シティFMでラジオ番組をやったらと声をかけてくれるようになったからです。2000年のことでした。毎日15分番組の小話を考えなくてはいけないので、週に5回、月に20回、年間120回分の小話を考えました。

 小話をただ電波に流してそれでお終いではもったいないと思いましたので、今度はそれをホームページにして記録に残そうと実行するようになりました。

 自作のホームページ

 けんちゃんの吠えるウォッチング

 けんちゃんのどこでもコミュニティ

 特にけんちゃんのどこでもコミュニティは、番組出演ゲストが毎週登場しますので、水曜日の夕方収録、日曜日は午前3時起床で収録テープから要約筆記。天気がよければ夜須でセーリング。戻ってきて画像処理やサイト作りをしていました。だいたい1週分のサイト作成には8時間程度かかりました。

 3年間継続しました。2006年から「けんちゃんのどこでもブログ」を始めました。これは2004年からはじめたブログが面白く、番組にしました。

 ブログは自分の思いのたけを直接世間に情報発信できる道具です。中学生時代は、ガリ版で新聞を制作、謄写版で印刷し、友人知人に配布していましたし。

 地元新聞の投稿欄は面白いのでまた復帰し、挑戦したいと思います。ただ余暇の時間は限られているのでそこまでの余力があるのかわかりません。

 以前の読者投稿欄の係りの人は熱心でした。電話がかかり私の書いた文章の数字を問いただされたこともありました。

 「君はアメリカのポートランドの人口は50万と表記しているが、僕が本屋で調べたら35万だった。数字の根拠はなんですか?」

「周辺人口も含めた数字であり、情報の根拠は〇〇です。」と答えました。

「それなら納得。掲載します。」とのやりとりがありました。

 今はその係りの人も退職されたこともあり張り合いがありませんし。ホームページやブログもしていますが、高知ではまだまだ新聞の影響力はありますので、再び挑戦してみようと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

歴史資源もぞんざいな扱いー新堀川道路工事

Shib6nakae1_r
 郷土の偉人である中江兆民の生家跡は新堀川沿いにあります。その生家跡を示す石碑は移動され、粗末なブルーシートにくるまれ、柵のなかに無造作に放置されています。
Tyoumindouri01
(郷土の偉人中江兆民生家を現す石碑でありました。)
 この扱いを観察しても高知県土木部高知駅前周辺都市整備事務所が、歴史資源をぞんざいにあつかい、新堀川のビオトープを破壊し、護岸をつるつるのコンクリートにして生き物が棲めない3面張りのどぶ川に多額の税金(多くは道路特定財源ではないのか)を使用してせっせと環境破壊をしています。

 こんな道路に道路特定財源を使用する必要は全くありません。必要不可欠の道路でもなんでもありません。

県道新堀川環境破壊道路」名付けましょう。

(フェンス上に「兆民どうり」という標識がかろうじてあります。歴史資源への「敬意」のかけらも県当局にはありません。)
Shinb4_r
Shinb3_r
 河床に次々とケーソンが打ち込まれ、生コンが注入され環境破壊されていきます。

 後世の人たちは、かつて江戸時代の町民たちが自分たちで資金を出し、労力を出してこしらえた運河である新堀川。江ノ口川と堀川を結ぶ水路としての役目はつい最近まで果たしていました。
 
 そして今は浦戸湾と江ノ口川の浄化に新堀川は大きな役目をになってきました。江戸時代の町民たちが町民力でこしらえた新堀川。今風で言えばPFI方式でしょう。

 その新堀川を道路特定財源の税金で破壊し、さして緊急性のある道路でもないものをこしらえようとする。高知県庁も高知市役所も物笑いの種になりました。
Shinboribiotop
(市民Sさんが描いた新堀川。遥かにましな都市風景であると思います。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.22

長州人は利益誘導されないでほしい!

 注目の山口2区の衆議院補欠選挙。27日が投票日。与野党とも党首が繰出し総力戦。注目すべきは自民党が国民の関心ごとである「医療制度」「年金」「ガソリン税」問題には触れず、ひたすら岩国軍民空港建設など200億円の地元投資を訴え利益誘導の作戦を行っているようです。

 
 福田山口補選200億円ニンジン作戦…露骨な利益誘導 (ZAKZAK)

 この手法は岩国市長選挙でも活用され、僅か1800票差で現職の井原さんが敗れました。岩国市長選挙におきましても米軍艦載機の受け入れを条件に市庁舎建設費用を交付し、露骨な地方自治への干渉を行いましたから。

 また今回の自民党の候補者が、元国土交通省のOBであることから旧来型の「ばら撒き」の手法で公共事業を引きこみ、支持を得ようとしているようです。

 長州(山口)の人たちに申し上げたい。どうか先祖の人達の心意気を感じ、草莽崛起(そうもうくっき)、利益誘導に囚われない長州人の意気込みを天下に示していただきたい。土佐人からエールを送ります。

 1年前の高知県東洋町長選挙。町の予算に匹敵する20億円の核交付金を東洋町の人たちは拒否しました。「子々孫々まで深呼吸できる町でありたい。」との心意気が巨額の交付金の誘惑を断ち切りました。

 27日は今度は長州の人達が、全国に草莽崛起(そうもうくっき)の心意気を示していただきたい。

Hatikin01
(東洋町の女性たちの心意気が核の巨額な交付金の誘惑を断ち切りました。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東洋町長選挙の歓喜から1年

Kannouraja01_r
Sawayamafdoi01_r


 まだ1年しか経過していません。でも大昔の出来事のようにも思います。2007年4月22日の東洋町長選挙で「高レベル放射性廃棄物最終処分場文献調査の白紙撤回」を掲げた沢山保太郎さんが、核廃棄物推進派の現職町長を大差で破り当選しました。

  Tousenn008_r

 東洋町長選挙レポート


 1年前にその様子を観察しと関係者を励ましに行こうということで、外京ゆりさんと、下司孝之さんと3人で東洋町へ行きました。
 昼間着いたので、東洋町内を散策。自然の美しさに感嘆しました。

 日本の流れを変えよう

 
  東洋町は初めて1つになりました


Kannoura7

(甲浦の港。やっしーさん提供)
 そして午後8時からの開票を現地でじっと待ちました。午後9時過ぎに沢山保太郎さんの当選が確実になりました。会場は歓喜の渦でした。よそ者の私たちも感動してしましました。全国ニュースでその様子は伝えられたことでしょう。

 これからは 「東洋町から新しい日本をこしらえよう」ということです。すでに白浜海岸に東洋町海の駅もスタートしました。多くの改革が小さな町でされています。日本は東洋町から変わっていくのですから。

25日(金)は高知県立美術館ホールで「アレクセイと泉」という核汚染を取り上げた映画が上映されます。関連ブログ記事です。

  チェルノブイリ原発事故を風化させない
  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.21

入札が不成立ー高知市

Nuysatuo1
(写真は入札風景。担当の職員についてどうのこうのはありません。仕事でしょうし。)

 午前中は高知市役所へ。入札があったので参加しました。何社か来ておりました。決まりどうりの説明を市職員がされ、「入札箱」と書かれた箱へ入札金額を書いた紙を投函します。参加会社全員が投函したところで箱を開けました。

 暫くの沈黙。入札官が結果を発表しました。

「今回は入札は不成立になりました。入札予定金額より安い入札額がありませんでしたので、落札者はいないと判定いたしました。」と言うことです。市役所の落札予定価格を発表していましたが、到底採算が合う価格でもありません。

 今朝のブログ投稿記事で「4年間で2・2倍に上昇」と書きました。平均してじわじわ上昇したのではなく、世界情勢や社会情勢に価格は影響を受けますし。この1年間で15%も上がっていますし。

 市役所の落札予定価格は昨年の実績をベースにしたものでした。さすがに対応できる会社はありませんでした。あとで他の会社の人に聞きましたが、最近はこうした事例が多いとか。悩ましいことです。

 市役所などの行政側も予算の伸びはありません。それで前年度実績をベースに予算を組んで入札を組んだと思います。しかしこれほど社会情勢の変化で価格が上昇したので対応ができないようですね。

 市役所事情に詳しい知人に聞きました。

「建設工事なども単価が下がったようです。まともに受注できないようですね。赤字を出してまで施工する業者はいないでしょうね。」とも。

 難しい時代になりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

風の陣(JIN)はエネルギーを与えてくれる

Kazenojin2
 本宮ひろ志・作「風の陣(JIN)」(ヤング・ジャンプ連載中)の単行本第2巻が発売されました。早速購入しました。少年時代の陣がはじめてのヨットレースに参加しました。しかし荒天で中止に。

 鷲尾会長のところでは、アメリカズ・カップに挑戦する新艇の設計士が来日。一方日本の天才巣キッパー田丸は末期の癌。陣を誘い470(2人乗りディンギー)で猛訓練を3ヶ月行います。

 陣の類まれなるヨットの才能に田丸は驚きます。そして田丸は1人海のもくずとなるためにヨットを出し太平洋へ乗り出しました。「俺をしごくだけしごいて、自分は海の真ん中へ死にに行こうというのか!」と陣は怒り、泣きます。その場面で第2巻は終了します。

 4月20日のヨットは陣を意識し、頭の後頭部で風を受けることを意識しました。陣は風の道を瞬時に読む力があります。わたしははなかなか風を読めないへぼセーラーです。

 本宮ひろ志が日本ではマイナースポーツであるヨットを取り上げたのか。それは日本人に自信を与え、壮大な夢を共有する大事さを伝えようとしているのではないかと思いました。何10億かけようが勝者にあたえられるのは100ギニーの銀の水差しだけ。名誉だけの世界。

 140年の歴史があり、ビクトリア女王のことからの伝統あるヨットレースがアメリカズ・カップです。紅茶王リプトン卿も30年間莫大な私財を費やしますが勝てませんでした。

 日本は過去に3度挑戦しています。いずれも挑戦艇シリーズの準決勝で敗退しています。その後は資金難で参加していません。このあたりが情けないです。

 なんら見返りのない大きなスケールのヨットレース。[風の陣」を読んで国としての品格を上げるために日本は再び挑戦すべきであると思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

4年間で2・2倍に上昇

Gasorin157
(今後は一体いくらになるのか不明なガソリン価格。暫定税が再可決されると160円/Lは超えると言われています。)

 石油関連製品を販売していますが、データを整理して唖然としました。2004年の4月を100としますと、2008年の4月は220になっています。4年間で2・2倍になっているのです。

 その間こまめに値上が繰り返され、11回も値上している有様。4年間は得意先と値上の話が主要なテーマになってきていましたし。

 イラク戦争長期化の影響。中国やインドの新興国の旺盛な需要。ここへきてサブプライム問題でのアメリカ経済の衰退に伴う投機筋の石油投機への参入。原油などは4年前は27ドルであったものが、今や117ドルですからね。重油なども2・5倍になったとか。

 取扱い製品の値上だけではないですね。ガソリン価格も運賃も上昇していますし。近年食料品もすべて上がりました。税金も引き去り額も上昇。給与は上がらないが、物価も税金も何もかにもが上がってしまいました。

 そんななかスタートした「後期高齢者医療制度」。高齢者いじめの典型。この制度も郵政選挙で大勝した小泉内閣が自民・公明多数の委員会で強行採決したもの。この制度のおかげで大変な政策不況が始まることでしょう。

 無駄遣いをせずにしまかに生活しよう。皆がそう考え実行しますとますます物が売れなくなり不況になる。経済は難しい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

情報管理国家=中国の恐ろしさ

 中国各地で反欧米デモが盛んであるようです。チベット問題で聖火リレーに激しく抗議活動をしたフランスの市民。中国へ進出したフランスの量販店カルフールや中国の都市で反欧州をスローガンに愛国的な市民が街頭に繰出したそうです。

 仏カルフールへのデモ、中国10都市に拡大(日本経済新聞)

 中国の反仏デモ続く、当局は過激な「愛国」封じ込む方針(讀賣新聞)

 中国には政治的自由はない。政治活動、社会運動の自由はない。言論の自由もない。堂々と街頭に出てこれるのはそれは「官製デモ」だからでしょう。2年前の反日暴動も中国当局が扇動したようです。その謝罪も中国は行いませんし。

 政治的な自由のない中国でデモ行進することは命がけです。チベットの人達が丸腰で完全武装の中国軍に立ち向かったのです。世界の人たちはそのチベットの人達の真摯な訴え、血の叫びに共感し、聖火リレーに各地で抗議活動をしたのです。

 いくら中国の若者達が参加しても明らかな「官製デモ」としか思えません。堂々と街頭へ出て発言しても逮捕もされません。官製デモである証拠ですね。チベットであれば特殊部隊と装甲車が出てきたのに。画像では兵士は見かけません。ですのでやはり官製デモですね。馬鹿馬鹿しい。

 GgggleもYahooも規制してしまう国ですし。政府にコンとロールされた限られた一方的な情報でしか中国人民には提供されないのが現実。官製デモが盛んになればなるほど、中国の国際信用はますます低下するだけです。
 外国企業に抗議すれば、中国から引き上げる企業も増えることですし。

  1党独裁の共産党政権を1日も早く打倒しないとだめですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

どうなった中国毒入りギョーザ問題


 最近はチベット問題と聖火リレーが中国問題の主要な関心ごと。日本国民の健康に関する「中国製毒入りギョーザ」問題はどうなっているんのでしょうか?犯人もわからないし。再発予防対策や中国製食品を輸入するのかやめるのか。それすら不明。

 中国側は3年ほど前のサッカーアジアカップの反日扇動や暴動に対し被害者に謝罪も補償もしていないようですし。今回も例によって「悪いのは日本。ことさら騒ぎだてている。我々の品質管理は世界1。日本は因縁をつけている。」と言わんばかりの発言。

 こんな態度では今後中国製品と表示された製品はなるべく買わないようにしますね日本に敵意をもっている政府や人達の製品は信用できないからです。やはり友好関係でないと。

 市民大衆の好物の冷凍ギョーザ。15年以上前のグリコの対応を関係者は見習うべきであると思いますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.20

あるものを活用したイベントはいいぞ

Sitirinn4201_r
 今日は夜須でR君と快適なセーリングをしました。片づけをすませて、はりまや橋商店街の広場へ直行。

 新堀川界隈ネットワーク主催で歴史散策と、はりまや橋での七論サロンをされていましたので、見学にいきました。
Sitirin4202_r
 和気藹々と七輪を囲んで餅やにろぎ、芋などを焼いていました。ほのぼのとした催しでした。いいものですね。
Horikawaart_r

 帰りがけにかるぽーとを通りました。ホリカワアートミーテングというイベントをしておりました。堀川沿いにアートな露店が並んでいました。アイティストの中平順子さんもお店を出されていました。
Shiroshita1_r

 城下秀二さんもお店番をされていましたね。カヌー体験をされていたそうです。そういえば今日は大潮で大変であったとか。確かに夜須でもお昼前は大潮で着艇に往生しまたから。
Basutosabori
 税金で無意味な工事(新堀川の道路工事)や土佐堀を埋めた16億円のバス駐車場よりははるかにましば市民イベントであると思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

R君と久々のセーリング

Rintarou1_r
 R君は中学2年生からヨットを始めましたし。今年は高校3年。受験生です。今年はなかなか海へは出て来れないでしょうが、気分転換にはいいので機会があれば是非来て欲しい。海は雄大ですので自然から学ぶこともありますし。
Kazinozinn21_r
 久々のセーリングにすればいささか風が強い。本宮ひろ志作「風の陣」の世界の様です。風を後頭部に感じて強風をものともせずにセーリングすることにしました。
Kazenozin22_r
 その風の陣ですが、コミック本で第2巻が出ています。早速書店で購入愛読中です。本当にセーリングの参考になりますね。でも今回はいささかレベルの高いストーリーでしたが・・。

 またきょうはセーリング連盟の公認のヨットレースも開催とか。われわれは無関係にツーリングをするわけですが、海面にヨットがたくさんでていることは「情報がたくさんある」ので喜ばしいことではありますね。
Imgp2032_r
 午前中だけのセーリングでしたが、身体全体が筋肉痛になるほどでした。とてもよいセーリングでした。

Meta_r

 またウェットスーツに着替えているところを、夜須在住のM氏夫妻に見つかりました。「メタみたいに見えるが大丈夫かいな。」と言われショック。ウェットスーツは押し付けるので、着込んでいるうちは贅肉がボンレスハム状態に。言われると落ち込みますね。

 でもとてもよいセーリングでした。R君も受験の合間ですが、また来れば気分転換にあんるでしょうし。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

映画アレクセイと泉を鑑賞しましょう

Arekisei1
 市民団体原発さよならネットワーク高知主催にて、4月25日(金曜日)高知県立美術館ホールにて映画「アレクセイと泉」(本橋成一監督)が上映されます。私も見に行く予定です。

 以下主催者である原発さよならネットワークのブログより転載します。


 事故から22年目の日にチェルノブイリ原発事故から、もうすぐ22年たちます。地球汚染を加速した、あの大事故を風化させず、これ以上の放射能汚染をさせないよう、静かに訴える映画と写真展を企画しました。

22年目の4月26日に1日早い4月25日(金)、『アレクセイと泉』上映と写真展を、高知市の県立美術館ホールで開催します。

■『アレクセイと泉』HP

http://www.ne.jp/asahi/polepole/times/sosna/alec/

■映画は、14時、16時、18時、20時の4回上映

■写真展は、13時半から20時まで

■入場料、前売1200円、当日1500円、高校生以下は無料です。
前売は、高新プレイガイド、チケット・ミュージアムなどで好評発売中。ご予約は事務局まで、ご連絡を。

■主催、原発さよならネットワーク高知

■上映協力、原水爆禁止高知県民会議&高知県原水爆対策協議会

■第60回高知市文化祭参加行事です。


なお、会場で、

■海に空に放射能を流さないで署名運動(六ヶ所再処理工場本格稼働阻止)&高知県に核廃を埋め捨てさせない県条例制定署名運動

■「原発さよなら通信」の配布

■『ロッカショ』、『エネルギーと環境』、『腐蝕の連鎖』など書籍販売

を予定しています。

(文面■映画は、14時、16時、18時、20時の4回上映

■写真展は、13時半から20時まで

■入場料、前売1200円、当日1500円、高校生以下は無料です。
前売は、高新プレイガイド、チケット・ミュージアムなどで好評発売中。ご予約は事務局まで、ご連絡を。

■主催、原発さよならネットワーク高知

■上映協力、原水爆禁止高知県民会議&高知県原水爆対策協議会

■第60回高知市文化祭参加行事です。


なお、会場で、

■海に空に放射能を流さないで署名運動(六ヶ所再処理工場本格稼働阻止)&高知県に核廃を埋め捨てさせない県条例制定署名運動

■「原発さよなら通信」の配布

■『ロッカショ』、『エネルギーと環境』、『腐蝕の連鎖』など書籍販売

を予定しています。ブログ「それがたまるか」から転載しました。
Arekisei2

| | コメント (3) | トラックバック (0)

木質バイオマス地域循環計画が地球を救う  4月25日(金)

Baiomasuplant0
(佐川町にある木質バイオマス地域循環システムのプラント)
西村 今月の「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」のゲストはNPO土佐の森救援隊で間伐作業をされている中嶋健造さんです。
 今回のテーマは「木質バイオマス地域循環計画が地球を救う」でお話をお聞きします。

 大きな話しになりましたが、この「木質バイオマス」という言葉ですが、最近はあちらこちらで耳にします。中嶋さんたちが提唱し実践している以外にもいろんなところで耳にします。
 ところがそのしくみが異なるようです。

 中嶋さんたちは地域の人たちの「全員参加型」であります。山を所有している人。間伐ボランティの人。地域の個人商店のひと。あるいは女性や子供たちまで関わります。当然企業もです。多くの人にメリットがあり損をする人は誰もいないしくみのようです。

 どうもそうではない。「木質バイオマス」のシステムがあるようにも聞きました。そのあたり本物とまがい物の見分け方はどのあたりにあるのでしょうか?

Nakazima1_r
中嶋 見分け方ですか・・。
 木質バイオマス地域循環システムでボトル・ネックになっていましたのは、「林地残材を収集運搬するしくみづくり」でした。大手の林業経営会社や森林組合では林地残材を収集し運搬するコストが引き合わないとされてきました。

 それを克服することは無理ではないかと多くの林業関係者や専門家に言われたものでした。

 ですのであちらこちらで実験はしますが、なかなか上手く稼動しないようです。

 そうしますと林業関係、森林の活用で環境を守ろうということでの補助事業はたくさんあります。目的を違えた形で補助を受けよう。利用しようというようなことがあるのではないか。。

 例えば、関係する団体が設備投資のために、機械を導入することが目的になっている団体などもあるようです。本当はそれは「手段」のはずですが。
 機械を導入するだけでその団体は「得をする」わけですね。

 補助を貰うことが目的になってしまって、導入した機械がうまく機能するシステムをきちんと構築することができていない団体などもあるようです。結構そういう事例を聞きます。
Hansyutu002


西村 よく聞きますのは、行政の補助金で「箱物」を建築したら、箱物で大赤字を出してしまったとか。ホテルを建てたものの、お客が来なかった。
 機械を導入したけれども動かなかった(稼動しなかった。)

 そういう事例をイヤと言うほど見聞しています。そういう悪しき事例になるような「木質バイオマス」計画もあるのでしょうか?


中嶋 そういうのがこれまでは多かったようではないでしょうか。
 仁淀川町は「どうしてもこの木質バイオマス地域循環システムを成功させる。」という強い意志があります。一致団結しています。やっとここまでたどり着けることが出来ました。

 特に林地残材の収集運搬のしくみを、きちんと稼動させ、無理なくきちんとまわるしくみを構築しつつあります。

西村 そのなかで整理したいと思います。
 木質バイオマス地域循環システムが成功する条件をいくつかあげてください。

中嶋 成功する条件を申し上げます。

1)地域住民の全員が参加できるしくみでなければならない。ある特定の団体だけがシステムを担うのではなく地域全体で循環する仕組みでないといけないと思います。地域住民全員を巻き込んでさらに地域の外の住民まで巻き込んでいくような「地域システム」にすべきです。

2)エネルギーを活用する施設や企業をきちんと最初に決めておかないといけません。「エネルギーの地産地消」はとても大事です。


3)木質バイオマス地域循環システムですから、木質バイオマスも循環させますし、地域の経済も循環させます。そういう仕組みをこしらえるべきであると思います。そこにディカップリング政策による地域通貨券などを活用することにより、地域の商店まで参画していただく。

 他CO2の排出権取引により最大限の付加価値をこしらえること。

 その3つの事柄を実行できるシステムが本当の「木質バイオマス地域循環システム」であると私は思います。
Mmokusitubaiomasusoisutemu

西村 そういえば全然その話と別の話しです。つい50年ほど前は、山間部にも、地方都市にも。大都会にも同程度のお金持ちがいました。山間部は山師と言われ、地方都市には旦那衆がいました。昔は地方都市にも歓楽街があり料亭もありましたし。
 大都会には銀座がありました。それが田舎や地方都市は疲弊し、見る影もありませんね。

 中嶋さんの構想、今成功している仁淀川町を中心とする木質バイオマス地域循環システムは、「昔の夢をもう一度」まではいかないでしょうが、中山間部や地方都市を元気にする方策になりますね。

 格差社会をはてしなく生み出す「新自由主義」とは全く異なるシステムになるでしょうし、日本の環境保全やCO2の削減に大きな役割を果たすと思いますね。今まで放置されていた森林が活用されますから。
 実際に山の持ち主も元気になったという動きはありますか?

Kanbatusagyou

中嶋 実は木質バイオマス地域循環システムは山林所有者に今までなかった新たな収入源を提供することになっています。
 いままで山の所有者でありながら山に無関心で捨てていた人2人が稼動林業家になると宣言したようです。いままでは休眠林業家でしたし。これは凄いですね

西村 それは凄いことではありませんか。木質バイオマス地域循環システムが成功しつつある事例であると思います。
 以前の番組「けんちゃんのどこでもコミュニティ」に出演いただきましたときに、「焼畑の効用」をお話いただきました。
 間伐と焼畑の実施は山のためにはいいことであるとも言われていました。そのあたりの関連性はどうなのでしょうか?
Yakihata9


中嶋 焼畑が絶対に必要であるというわけではありません。山に住んでいる方が林業だけで活用するのではなく、山をいろんな形で活用する。それと連携されていくことです。
 林業と焼畑は昔から連携されています。「焼畑林業」という言葉もありますし。セットで実施されていたようです。

 そういうやり方をしていくことも今後の木質バイオマス地域循環システムの発展過程のなかで視野に入れていく必要性がありますね。

西村 木質バイオマス地域循環システムと言うものと、今流行しているエコツーリズムグリーンツーリズムという言葉がありますが、これらと連携は可能であると思いますが。

中嶋 十分可能です。実際に土佐の森救援隊では、林地残材を収集運搬する作業に都市部から人を呼んで体験していただいています。また実際に林地残材を出した人には地域通貨券を渡しています。

 実は「C材で晩酌を」という事業です。
 ようするにC材と言うのは商品価値のない「ざっとした」(粗末な)材のことです。
Czabansyaku

 C材を収集運搬をして晩酌代を稼ぎましょう。ということで地域通貨券を渡します。地域通貨券を貰った人はこれを活用していただいて地域内で買い物をしていただく。

 都市の人たちはグリーン・ツーリズムとして来ていただきます。こういうように都市部の人たちとの交流は増やすことは可能です。

 都市と中山間部とのネットワークづくりとは?(中嶋健造さん)

 また都市の人にアルバイトをしていただいて、アルバイト代を地域で使っていただく。いうような面白いグリーツーリズムが現在展開しています。

西村 木質バイオマス地域循環計画の話を聞いた方からこういうことも言われました。
 「今まで地域で働けない人達が、働ける場が出来るかもしれない。例えば障害があったり、仕事が事情があってできない人たちも働けるようになり雇用の場ができるかもしれない。

 そういう立場のひとたちに希望を与える可能性があるとも言われています。その可能性についてはいかがでしょう?
Kanbatuunpan

中嶋 大いに可能性はありますね。用材(建築用材木)のように3メートルや4メートルに切る必要はありません。林地残材は手に持てるところまで切って短くして搬出すればいいのです。
 非常に単純な作業であります。でもいい空気のなか、森林のなかで自然と接触しながら作業をするのでたいへん気持ちのいいものです。

 小学生でも実際に作業が出来ました。多少障害があるひとでも仕事としてやれます。新たね雇用をあらゆるところに生むことが可能ではないのでしょうか。

Kodomo1

西村 さきほど「癒し」の効用があるようにも言われました。森林浴としての。
 そういえば大昔ですがわたしなど小学生の時に「林間学校」があり体験学習として森林体験をしたことがありました。それは木質バイオマス地域循環計画のような間伐体験などではありませんでしたが。

 山道を歩き、植物や樹木を観察し、川で泳いだり、飯ごう炊飯をしたりしました。

 確かに雇用の機会の今までなかった人達の雇用の場の提供にもなりそうですね。またなにかとストレスなどでお疲れになっている都市部の人たちに癒しの効果もあります。
 多様な面がありますね。

Shizennkyouiku

中嶋 森林環境教育として小中学生に体験していただく。グリーンツーリズムとして都市部の人たちに体験いただくことも想定しています。都市部の人達との交流事業などいろんな形ができると思います。

 例えば都市部のサーファーの人達がサーフォンの合間に山で仕事ができる。サーフィンができない時に山へ入る。そういうことが出来るのではないかと思いますね。

西村 それは東洋町はうってつけ。木質バイオマス地域循環システムの適地ではありますね。海で波がいつもたつわけではありません。波待ちは結構ありますね。風が吹きすぎますとサーフィンはできませんし。

 私もヨットしていますから海の条件は理解できますね。サーファーは体力がありますから、山へ入り林地残材を収集し運搬することによって木質バイオマス地域循環システムの一翼を担うことになりますね。

 白浜海岸に将来は温浴設備をこしらえたい。という計画も現在海の駅東洋町の仮設店舗の発展形態として東洋町から聞いていますし。その熱源として木質バイオマスを活用したボイラーがあれば、最高ですね。

 参考ブログ記事「充実する海の駅東洋町

中嶋 地域に開かれた木質バイオマス地域循環システムであれば、そうした地域外のサーファーの人たちとの交流もまたより深まりますね。決して一部の団体だけが担うという閉ざされたしくみでは発展性がありませんし、地域循環にはなりません。
Ikumisafu1_r

 それが最終的には「地球環境保全」になるのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.19

自民・公明に投票してはいけない。

Abe22
(やはり安倍晋三氏の言動は軽いし、信頼できません。)
 年金問題が「3月末までに全てを明らかにします。」と昨年の参議院選挙で絶叫していた安倍晋三首相(当時)。結局言っていることはうそでした。

 道路特定財源でガソリンだけは値下げになりやれやれかと思いきや、「後期高齢者医療制度」の4月からのスタートで父母は年金が減額されたので怒り狂っています。政府は取れるところから取るというおとなしい日本人からはとことん搾り取るようですね。

 これで大不況は確実。完全な政策不況になりました。これ以上自民党・公明党政権を存続させれば日本は立ち直れないような経済不況になります。国民経済は壊滅します。小泉以来のアメリカ追随社会=格差社会はもうたくさんです。ええかげんにやめさせましょう。

 福田内閣は支持率が最低の30%台。しかし野党第1党の民主党も人気がない。支持率があがりません。どうなることでしょう。

 ただ確実にいえることは、国民各位は次回の総選挙、自民党と公明党だけには投票しないことです。他の政党へいれるべきでしょう。どこでもええですよ。そうすれば世の中変わります。

 「ねじれ国会」が悪いという人やメデイァもいます。指導力が発揮できないとか。でもねじれのおかげで年金のいいかげんさ、道路特定財源の無駄遣いがわかりました。政権交代こそが最大の行政改革になるでしょうし。

「天下分け目の山口2区補欠選挙」。報道では自民・公明推薦候補が優勢であるとか。この選挙区の自民党の議員が辞職し、岩国市長選挙に出馬、基地受け入れ、拡張受け入れの岩国市長になりましたし。
 安倍晋三の地元だそうですので、必死で選挙戦をしているでしょう。だから長州人は意地をみせてほしい。

 「国のいいなり、アメリカの言いなり」にならないところを見せてほしいと思う。

 みなさん次回の総選挙では自民・公明候補者には入れない投票行動をおこしましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.18

4月18日のはりまや橋商店街サロン

Harimaya4111_r
 今日はお昼前後に相次いで来客があり、またサイトへの問い合わせもあったため、ちょうどお昼の時間帯でしたので、やや遅いランチタイムになりました。

Harimaya4182_r

 高知市は桜も終わり、新緑の季節が来ています。郊外では田植えが盛んであるとおもわれます。また最近ブログを開設された「井上いっごっそ農園」によりますと、たけのこ堀のシーズンであるとか。
Harimaya418takenoko_r
 露天市でもそうした春を感じさせる農産物が出ているようです。活き活き100歳体操は今日は16名の参加があったようです。

 新年度。新学期にもそろそろ皆なれてくる時期ですね。来週1週間が終わると大型連休ですね。
Harimaya418ikiiki100sai_r_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

自衛隊のイラクでの空輸活動は憲法違反だ!

 昨日の4月17日に名古屋高裁は自衛隊のイラクでの空輸活動は、多国籍軍の武装兵員を戦闘が行われているバクダットへ空輸する活動は、武力行使を行ったとの評価を受けざるを得ないとの判断を出しました。

 元レベノン大使の天木直人さんたちが原告の訴訟です。訴えは不適法だということで原告側の控訴を棄却したようですが、憲法9条に違反すると1審同様の踏み込んだ憲法解釈をしました。

 天木直人さん講演会「軍事力で平和は実現できない。」
Aamakikouennkai

  空自イラク輸送活動、名古屋高裁が「憲法違反含む」と指摘(讀賣新聞)

 やはり小泉政権のアメリカ追随外交が著しく国益を損ねています。世界はいつまでもアメリカ中心ではありません。日本は平和国家としてのスタンスを放棄するのは間違いです。
 ただちに航空自衛隊はイラクから撤収すべきです。
Irakuheiwa1
(高知で平和活動されている人も原告団のお一人でした。)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

中国・韓国の近代化は植民地の歴史から

Sensou1
(戦争は日本と中国両国に取り不幸な出来事・歴史でした。)
 中国の近代史はアヘン戦争から始まると言います。当時の中国の清帝国にイギリスは無理難題を吹っかけ、アヘン戦争をひき起こしました。その後義和団事件で衝突し、各国の軍事介入を受け、中国は植民地化、分割された歴史があります。

 関連サイト記事「中国人の意識をどう理解すべきなのか

 日本は長らく鎖国をしていましたが、アヘン戦争で大国清が敗れた情報は入っており、様々な形での政治勢力が日本再編に動きました。諸外国の開国への圧力は当時の常識から言えば即植民地化の恐れもありました。

 倒幕、戊辰戦争、明治維新政府の成立。条約改正、軍事大国化は当時の世界水準仁短期間でおいついた先人達の功労でしょう。

 韓国の近代化の歴史は日本による植民地化から始まります。もともと韓国は中国に朝貢していた属国。チャングムの誓いでも支配階級はすべて中華風でしたし。ただ日本のように内発的に近代化はできませんでした。ロシア、中国、日本の植民地に一時的になるし当時は選択肢はなかったのでしょう。

 民族的気概や民族のプライドは強烈な中国と韓国が自己主張したがるのは理解できる。また日本は一足先に近代化し、当時の植民地主義の片棒を担ぎ、同じアジア諸国を植民地化してしまったので恨みつらみを買うのはまた当然。

Ishibashihon
 戦前も石橋湛山氏のように「小日本主義」という戦後日本が歩んでいたことを予言するエコノミストもいましたが、主流にはなりませんでした。とても残念ですがそうです。

関連ブログ記事 いでよ平成の石橋湛山

 最近安倍晋三政権のあたりから中国や韓国の民族主義に対抗しようという排外主義が台頭しているようです。それは3国にとって不幸です。民族主義の過ぎたる自己主張はお互い不利益を生み出します。

 日本・韓国・中国・東南アジア諸国が緩やかな経済統合をすればEUをしのぐでしょう。でもそれを阻止したいのがアメリカでしょうし。悩ましいことです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.17

メタ検診と道路建設との関連は?

S1_r
 1年に1回の健康診断の時期が来ましたね。今年から中高年には「メタ検診」になり、生活習慣病の予防ということで、肥満度を測定するようです。なにやら項目がありあるようですが、「腹囲が85センチ以上。コレストロール値220以上」はイエローカード(要治療・服薬)が必要らしい。

 この基準でいけば、ストレスだらけで普段から飲んだくれている中高年親父はすべてひっかかることになる。介護保険や後期高齢者医療費を削減するためには、介護予防とその前のメタ予防ということらしい。

 狙いは間違いはないとは思いますが、身近にトレーニングする場所もないし、スポーツを楽しめる環境にないものはどうなるのでしょうかね?社会環境の整備を合わせてしないと予防効果はないのではないでしょうか。

 つまり自動車ばかりこしらえ、歩くこと、自転車で移動することを苦痛にし、困難にし、メタ検診で「あなたはメタ」とレッテル張りをされてもどこで運動しスポーツをするのか明確ではない。
 製薬業界との癒着もあるのかもしれませんね。勘ぐりたくもなりますし。

 新堀川を破壊し、自動車道路をこしらえる公共工事(主体は高知県土木部高知駅前周辺都市整備事務所)も、車での移動を県民に促し、結果的に「メタの県民」を増やし医療費負担を増加させるだけの効果ではないのでしょうか?

 それとも排気ガスだらけのコンクリート道路脇で庶民はジョキングをしなさいとでもいうのでしょうね。
S3_r

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東洋町長選挙公示日から1年

2007年4月17日の今日、東洋町長選挙は公示されました。当時私は腰痛分離症で苦しんでおり、決死の覚悟で東洋町へ友人たちと一緒に支援に行きました。
Kannoura02

 東洋町長選挙レポート(2007年)

 今思えば沢山保太郎候補は有効投票の7割を獲得し、圧勝しました。そのことがとてもよかったのです。これが55対45のような辛勝であれば、町内のしこりは解消できなかったでしょうし、原子力発電環境整備機構も諦めなかったでしょうから。
Sawayama422m

 沢山保太郎町長は、高レベル放射性廃棄物最終処分場への応募を正式に取り下げ、国にも認めさせました。これは大きな出来事でした。

 NUMOが文献調査正式にを断念

 でもくれぐれも油断はできません。資源エネルギー庁と原子力発電環境整備機構は諦めていません。全国各地で高レベル放射性廃棄物最終処分場の広報活動を多額の予算をかけて行っています。

 高レベル放射性廃棄物ー国は真剣だし必死

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008.04.16

井上いごっそう農園ブログが誕生

 かれこれ20年来のお付き合いになる南国市の有機農業を営む井上正雄さん。毎週宅配の有機野菜でお世話になっています。このたび県外におられた息子さんの井上如正さんが奥さんと子供さんともども戻られました。

 現在井上正雄さんは奥さんと如正さんのお姉さんと妹さんとで農作業と店舗への配送、宅配、県外消費者への有機野菜の配送と多忙な状態でした。NPO土と命の理事長もされています。

 これからは如正さんも加わり戦力アップです。農業の経験はないそうですが、理工系の大学へ進学され土木関係の会社に勤務されておられたので、パソコンの操作は得意です。また1年間は子育ての為「主夫」の経験もあるようなので、有機農業と家族、子育て、環境などの分野で活躍されることであろうと思います。

 実は先週パソコン選びから始まりました。知り合いのパソコン販売店を紹介しました。昨日選んでいただいたパソコンが井上さん宅へ設置。ネット回線へも?がったと連絡を受けました野で、早速夕方ブログの開設のサポートに行きました。

 お父さんの井上正雄さんの軌跡や、家族の思いをディスカッションしました。そして如正さんなりにまとめられ、ブログを開設されました。ブログ名は「いごっそう農園」です。

 いごっそう農園

 これから有機農家も情報発信力が必要です。有機農業の作業と販売、そして情報発信となかなかお忙しそうですが、ますます井上家のご家族の皆さんもパワーアップされると期待しています。

 また井上如正さんには「けんちゃんのいますぐ実行まちづくり」に出演いただくことになりました。7月頃の収録を予定しています。その頃までには「井上いごっそう農園」ブログも充実していることでしょう。
Inouemasao
(井上いごっそう農園の一部と井上正雄さん)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

商品価値のない北京五輪

 五輪は世界の人達が見る巨大なスポーツの祭典。サッカーワールドカップと双璧ですね。でも今年の北京五輪ですが「商品価値」はないに等しいですね。

 「人権なくして 五輪なし」の精神がIOCになければ多額の費用をかけて開催する意味はありません。

 チベットであれほどの人権侵害をしている国が、世界の平和の祭典を主催することはおかしいと思う。日本は参加すべきではないと思いますね。

 スポーツ選手には気の毒ですが、代替で東京でスポーツ・イベントをすれば良いと思います。

 世界的企業も北京五輪のスポンサーから手を引くべきです。商品の価値が上がることはありません。人権侵害の国の五輪のスポンサー企業は果てしなく企業の価値は低下するからです。

 長野の聖火リレー、スポンサー企業が広告車参加を辞退(讀賣新聞)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.15

もっともらしい常識論はおかしいぞ

 昨日ブログに「八千代西高校入学式問題」で、「入学式ぐらい出席してやれよ」と記事を書きました。そうしたら最近珍しくアクセス数が増加しました。普段の倍位の人が見ていただきました・

 それできになるので、ブログをキーワードで集めている「KIZASI」を見ました。だいたい年齢的には私より若い世代が書き込んでいると思いますが、「保守的」で「常識的」な見解が多いようでした。

 Kizasiによれば「4月14日(月)に語られた県立八千代西高校といえば…」のキーワードで関連ブログが集められています。

  県立八千代西高校といえば

 イラク戦争のときもそうでしたが、意外に保守的な記事が多いですね。社会運動や市民運動の経験がなく、情報収集をネットなどの「二次情報」に依存しているからでしょう。

 高校生の問題は私自身が「落第生」であった経緯もありとても他人事とは思えませんでしたし。

 入学式ぐらい出席させてやれよ

 ですね。

 多感な時期。人生で何度もない入学式。入学室の最中に「別室で隔離した」措置には「教育的配慮」を感じませんね。試験で合格しているのですからね。高校のスタート時点での高校側の「配慮」については一生忘れない思い出てなるでしょうね。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

大手の車販売店の車検・点検は実にいい加減

Keitora1
私の愛車の軽トラ。海へ行くのはこれで上等)

 私は自動車に関しては、若い頃から興味がありませんでした。当時は確か「ケンとメリーのスカイライン」とか流行していましたが、車の免許こそ大学生時代に取得したものの、全然乗らず、卒業後も東京勤務でしたし、営業でも車は必要ありませんでしたし。電車で移動できましたし。

 高知へ戻ってから車の必要性があり乗りだしました。でも型式や車については興味はなく、「車は走れば良い」という認識でした。

 高知で何年か生活し中高年のおっさんになりました。やがて県外の大学へ通学していた子供が高知へ戻り、郊外の父母の家から車で職場へ通勤するというので、わたし個人の車が取り上げられ、わたしは軽トラが愛車になりました。別に支障はありませんね。

 じつはその子供が乗っている車が今月車検になりました。2年前の車検は今まで点検・車検でお世話になっていた近所の修理屋さんではなく、その車を購入した自動車販売会社に出していました。

 でも結局は修理の腕は悪いし、価格も高いので、再び近所の修理屋さんに先日車検を依頼しました。さて車検の予定はいつになるのかと思いきや修理屋の大将がこう言いました。

「この車には車検証明書とリサイクル証明書が書類一式に入ってないですよ。これでは車検が受けられません。再発行してください。」」とのことでした。更に見れば車検をした後にフロントガラスに貼る車検検査済みのステッカーも貼っていません!

 でもこちらはその自動車販売会社に車検も1年後の定期点検も依頼しておりました。車検証明書がないとかステッカーをフロントガラスに表示していないということであれば、定期点検時にわかるはずなのに。
 
 私も車に無頓着ですから全然関心がありませんでした。今日近所の車の修理屋の大将に指摘されてはじめてわかるという体たらく。参りました。

 幸いにも子供は慎重運転。2年間無事故・無違反。交通事故になれば、警察の現場検証が必要ですので当然車検証明書は必要になりますね。そうならなかったから誰も気がつかなかったのです。
 
 結局自動車販売会社が車検時に紛失したていたことを認めました。陸運局へ行き、向こうの費用で行政書士に依頼し車検証明書を再発行するそうです。全くとんでもない話でしたね。

 無条件に自動車販売会社を信用しては駄目ですね。大きな優良会社だから任せきりではいけないですね。自動車販売会社がそんなにいい加減であるとは知りませんでした。

 「大手の自動車販売会社は車を陸運局に持ち込みません。自社の工場で車検を自分達で行い、書類だけ陸運局へ持参し、車検に合格します。うちのような個人経営の修理屋は部品をばらしたり、整備し、タイヤも点検交換します。洗車し陸運局へ持ち込みます。」

「大手自動車販売会社では、そんな車検ですので1時間半程度で作業はおしまいです。ですので1日車検が可能なのです。」とも。

 修理屋の大将の話を聞いてだんだん大手自動車販売会社に腹が立ってきました。本当に市民を馬鹿にした話ではありませんか。自社で検査しているのであれば、本当は何も点検していないかもしれませんね。陸運局も車を見ない点検しないというのも本当であれば驚きですね。

 電話で車検検査証書がないこと、リサイクル証明書が入っていないと大手自動車販売会社に指摘した。「そんなはずはない。おたくが紛失したのでしょう。」とでも言えば出るところへでてやろうと張りきっていました。ところがあっさり非を認め、再発行手続きをすると言いますし。

 電話でやりとりしていても、驚きました。とにかくその種の「クレーム処理」は慣れているようで実に迅速に対応しましたから。たぶんきちんとした苦情処理マニュアルがあるようですね。おかなし名話でありました。昨日はその話で1日振り回されました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

メタ検診の目指すもの?

Ikiiki100sai

(活き活き100歳体操。今の時代高齢者は健康管理に積極的ですね。)

 今年4月から中高年の健康診断の基準が大きく改定されたようです。腹囲85センチ以上であるとか、血圧が「130-80」以上であれば、イエローカードが医師から出るようです。

 これでは殆どの今の日本の中高年はアウトですね。皆メタになります。問題は警告を与えられても効果があるアドバイスができるのか。通用するのかでしょうか?

 だいたいお酒や過食、運動不足がたいていの原因。中高年になり体の代謝機能がだんだん衰えてくる。食べる量や飲酒量は変わらない。むしろストレスでより飲酒し、過食になる。運動は殆どしない。これでは病気になりますね。

このメタ検診ですが、悪評の後期高齢者医療制度と実は一体化しているとか。介護状態になる高齢者を減らすために介護予防の対策も含まれているようですね。確かに生活習慣病を予防できれば、介護予防になるのは間違いありませんし。でもなんか釈然とはしませんね。

 警告だけではなく事後処置や、対策を社会でかんがえるべきでしょう。それがないうようですし。地域に公園であるとかスポーツジムを整備するとかそういう構想もありませんし。
(活き活き100歳体操。今の時代高齢者は健康管理に積極的ですね。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.14

入学式ぐらい出席させてやれよ

 千葉県八千代市の県立八千代西高校(生徒339人、大迫太校長)が、8日の入学式で、入学金を持参しなかった新入生の男女生徒2人について、滞納する可能性があるとして式に出席させず、別室で待機させていたと報道されていました。

 千葉の県立高校、入学金未納の生徒を入学式に出席させず(讀賣新聞)

 入学手続きの説明会で保護者に、入学式当日に入学料や教材費を持参するように説明、分割納入も可能であると言ったのに生徒が持参しなかったというので、入学式に出席させなかったとか。
 随分冷たい学校ではないのか。

 説明で保護者も納得して期日までにお金を持参しなかったのはそれは保護者の責任。商売でも期日までに支払いができなかったらそれは信用問題。約束手形の引き落とし日に落とせなかったら会社は倒産しますし。

 だけど人生に何度もない入学式に出席させない罰則処置を生徒にしなくても良いと思う。試験に合格し、後からでも結果的に保護者は入学金を支払っているのですから。

 自分も立場が違いますが苦い経験があります。

 高校生時代卒業できなくなりました。担任教師は「もう一度留年しても無理だから退学し、大検で大学進学しなさい。」と自宅へ来て勧めました。頑として母は拒否し「もう一度留年させます。そして大学へも行かせます。」と言いました。

 当時5人留年しましたが、転校や退学や就職したためもう一度やりなおすのはわたし1人になりました。担任の教師がそういう態度でしたので、高校側からなんの連絡もなく春休みは過ぎました。
 そして4月になり登校日に高校へ行きました。職員室に行きますと教師達が「何しに来たんだ」との発言。「もう一度留年して高校生をやり直すために来ました。」と答えました。

 ちゃんと高校の制服を着て来ましたし。「お前を受け入れる準備が出来ていない。職員会議で担当主任を決まるまで校長室で待つように」と言われ、30分ばかり待たされました。

 結局担任教師が決まり留年が正式に許可されました。ホームルームを既にしていて、担当教師に紹介されて新たな高校生活が始まりました。しかし前の担当主任が何の連絡もしてくれないので、体操のユニフォームも教科書も違っていました。教科書は購入しましたが、体操服は買いませんでした。

 当時は、前年取得した単位に関係なく、すべてもう1年間すべての単位を取得しないと卒業できません。結果はなんとか卒業し、大学も合格しました。

 わたしはすべて自分の責任で留年し、担任教師の「親切」が結果的にいじわるになる目に遭いました。しかし千葉の高校入学予定者は保護者の責任。生徒は入学する能力もあった。罰を生徒に与える高校側のやりかたはおかしいと思いますね。

 入学式には出席させ、式の後に、別室で待たせて保護者がお金を持参した後で、正式な入学通知を発行し、保護者ともども校長室で「入学式」をやってやればいいのに。なんともセンスのない教育者だなあと思いました。

 わたしの高校ではその後「後に続く」者がいたそうです。同様に卒業できず留年し進学した者。2年生で留年し修学旅行を2度した者など。それだけに若い頃の経験は大事です。
 ですので「入学式ぐらい出席させてやれよ!」というのはかつての高校留年組の意見です。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

岩国前市長の話を聞きましょう

 岩原前岩国市長が7月5日に高知で講演会を開催します。主催は市民グループサロン金曜日松尾美絵代表)です。過去に安田純平さん。品川正治さん。天木真人さん。前田博司さんなどの講演会を運営してきました。

されど岩国は負けない」という表題で講演をいただきます。

 国の露骨な干渉。交付金をちらつかせた予算のしめつけ。地方自治を平気で破壊することで選挙戦を岩原さんは戦いましたが僅かの差で及びませんでした。

 でも岩国市民の戦いは終わったわけではありません。選挙の翌日沖縄で米軍兵士による女子中学生暴行事件がありました。その後横須賀市でタクシー運転手が米軍兵士に殺害されました。基地がある限り犯罪は多発します。

 巨額な交付金を提示し、地域全体を買収し、高レベル放射性廃棄物最終処分場を東洋町へ受け入れさせようという動きもありました。

岩国市の出来事は他人事ではありません。地方への交付金を国は一方的に減らしますが、一方で米軍基地や核廃棄物などの「迷惑施設」をい受け入れる自治体には豊富に交付金を出しています。

 しかし地元の住民の発露によらない交付金が来たところで、「百害あって一利なし」の状態になりますね。7月5日はじっくり話をききましょう。

 PDFファイルを参考下さい。

「chirashi-type.pdf」をダウンロード

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.13

仁淀川町ひょうたん桜を見ました

Niyodogawatyou_r
 高知市から車で1時間半。仁淀川町といえば木質バイオマス地域循環システムですが、今日は母と家内とでひょうたん桜を見に行きました。国道から3k程度入ったところですが、道が狭くて普段こういう道を運転しなれていない人には大変。自分は仕事でよくこうした山道は行きますが、やはり対向車が来ますと緊張します。
Yamamiti_r
 桜は満開をここでも過ぎていまして、花吹雪から葉桜状態。先週が見ごろだったyとうですね。でも来たかいがありました。なかなかの景観です。高い山並みにも家屋があり、道路があり人々の営みがありますから。
Hyoutansakura1_r
 有名な桜は樹歴が500年以上であるとか。ほうぼう「修理」はされていますが、元気で生きているようです。新芽もでていましたし。
500nensakura_r
 この公園。簡単には改造は無理でしょうが、高齢者向きに斜路をこしらえていただきたいですね。

 一緒に来た母も家内も喜んでいましたし。高知のような地方でも都市部にはない体験ができました。

 仁淀川町は90%が森林。美しい自然の宝庫でもあります。森で今日は癒されました。母も喜んでくれたのでなによりでした。


 暫く散策しまして大渡ダムへいきました。巨大な人口構造物には圧倒されますね。こちらも桜も終わっていました。
Ootodamu_r
 ランチはゆの森へ行きました。入浴に来られる人が多いようで人気があるようですね。料理も美味しかったです。(カメラを車に放置し撮影できず。)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

本当の木質バイオマスとは?  4月18日(金)

Yunomori1
(仁淀川町の温浴移設「ゆの森」。熱源は木質バイオマスボイラーです。)

西村 今月の「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」のゲストはNPO土佐の森救援隊で間伐作業をされている中嶋健造さんです。
 今回のテーマは「本当の木質バイオマスとは?」でお話しをお聞きします。今まで木質バイオマス地域循環システムのお話を伺いましたが。自然生態系の中での循環システムである。とお聞きしました。

 実際に地域社会の中で地域経済が循環していく。そのようなシステムになっている。そういうことを中嶋さんに聞いたことがあります。そのあたりの話しをお聞きします。

 林地残材という木材としては商品価値のない材を収集し運搬する。あるいは農家が兼業でされる。零細な林業家の人が収集運搬していく。運んで持ち込んで。終わり。と思いますけれども、それだけではない。実はその先にストーリーがあるやに聞きましたけれども。

Nakazima1_r
中嶋  この仁淀川町の木質バイオマス地域循環システムは国から補助金を貰ってやっているシステムです。時期がきますと当然補助金は打ち切られます。

 その後補助金がなくなっても持続可能なシステムであるかどうかがポイントです。当然地域経済として廻る形。そうでなければいけないのです。そこでひとつアイデアを出しました。

 実際今実験をしています。ほぼそれはうまくいっています。実は仁淀川町は林地残材を収集運搬してきた人に対して、1トンあたり3000円支払っています。この値段は林業界でいいますと非常に安い値段です。

 いつまで持続できるのかどうか不安です。実際に木材チップの業者などではトン当たり4000円程度の値段で取引されているようです。これは安い。安けれども今は出ている。これを持続可能になるためには、なんとかしないといけない。

 木質バイオマス地域循環システムは、実は大きな要素に森林整備がセットになっています。森林整備をすることによって、CO2の吸収効果を高めるということが1つです。

 それが燃料になって、石油などの化石燃料の代替になること。CO2の排出削減になること。それが2つめです。その2点がセットになりまして、地球環境保全を実施している。ということが言えると思います。

 それを成り立たしていただいている林地残材を収集運搬していただいている人に対して、環境保全、地球環境保全の「直接支払い」をお金ではなく「地域通貨券」で出すことにしています。(デカプリング政策と言えます)
Morikenn2

 関連記事「地域通貨の可能性は?」(今城逸雄氏)

 実は土佐の森救援隊は以前からモリ券を発行していました。地域通貨券もどきです。これをモデルにしまして仁淀川町に提案しました。現在のトン3000円はそのままにして、それとは別に環境支払いとして地域通貨券を発行したらどうだろうか。仁淀川町側はそれは面白いのではないかということになり、今実験中です。

西村 地域通貨券というのは地域マネーですね。日本銀行券ではないですのでどこでも使えるものではない。その地域の中でしかつかえない金券ですよね。

中嶋 例えば現金3000円とは別に、3000円分の地域通貨券を出す。これは地域の商店でしか使えません。このしくみのなかに地域の商店まではいってきます。それがぐるぐるまわれば地域の経済も活性化します。地域経済の浮揚効果にもなります。

 出る量、流通する量は最初はたいしたことはないでしょうが、実験ですので。
Hansyutu2

西村 地域通貨券は仁淀川町内でしか使えないものですね。

中嶋  そうです。

西村 そうしますと仁淀川町の商店もしくは施設はメリットは大きいですね。

中嶋 例えば地域通貨券を使えるお店が、使っていただくのであれば、地域通貨券の原資を出資しようかと。そういう風な話しになるのではないかと。

西村 地域ファンドのようなものも、エコファンドも可能性が将来でてきますね。

中嶋 今現在は当面は仁淀川町が一般財源で出そうと言うことですけれども、将来はこれを企業に求めるということを考えています。

西村 経済の話しでいきますと「サブプライム・ローンがどうした。」とか「石油の投機があり高騰している。」とか。エネルギー資源の高騰で日本経済に打撃を与えているというけれども、木質バイオマス地域循環システムは、環境生態系の循環だけではなく、地域通貨券により地域社会、地域経済も循環していく。

 その話の中でお金を集めてくる。投資をするエコファンドのような可能性も出てくるんではないでしょうか?企業の感心などはどうなのでしょうか?
Niyodogawamori

中嶋 このしくみはCO2の吸収が増大する効果があります。それとCO2の排出削減がセットになっております。
 CO2を排出している企業がありますね。今話題になっているのは二酸化炭素をオフセットにする。「カーボンオフセット」の動きがあります。

 カーボンオフセット とは

 これがおそらく「排出権取引」ということになります。CO2を排出している企業。排出量削減を義務付けられている企業に取りましては大変魅力があるしくみではないでしょうか?

 このしくみがCO2削減効果があるということになれば、このしくみを買いたいと言う企業もあるでしょうし。高知県はこういうしくみがいくつもあるということですとこれを金融商品という武器に出来るのではないのでしょうか。

 これはまだまだでしょうが、そういう時代が目の前まで来ているのではないでしょうか。

西村 中嶋さんは東京などへ行かれていろんな大企業の環境問題担当の部署の人たちと接触されたと聞いています。そのあたりの感触はいかがでしょうか?

中嶋 それは凄いですね。大手自動車会社なども山林をどんどん購入しています。自動車メーカーですから製造する段階でもCO2を排出します。完成品の自動車も常に排出しています。

 そうしたメーカーが山を買っているとか、今まで山を所有していた企業も山を活用していなかったようです。お荷物だったようですね。それを再度見直そうという動きが大手の企業から出てきています。

 ほんのこの前ですがある大手商社にそんな話を聞きました。

西村 環境問題ということで、森林の保全と涵養、山を守ろう。環境と言うことは地球全体のこと。多くの世界経済に関わる問題になってくるようです。
 環境の面でグローバルな観点から、木質バイオマス地域循環システムを見ていくことも大事ですね。
Mokushitubaiomasu01

中嶋 日本は森林の国です。これは世界に対して大きな武器になります。それを最大限に活用しないといけないのではないのでしょうか。
 
西村 日本人のご先祖が守り育てていただいた森林と言うものを本当にこれから将来にわたり、子々孫々のために最大活用する。地球の為、地域のために森林を活用する時代が来た。そうなるのでしょうか?

中嶋 高知県は全国有数の森林県です。他にそれ以外資源はありません。そうすると高知は「森林を保全して上手に活用する、」しくみづくりがとても大事になります。
 高知県はそういうしくみをつくる使命があるようにわたしは思います。

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2008.04.12

海から人生を考える

Scap1_r
 テーマのような気の利いたことを考えながらセーリングしているわけではありません。わたしにとってヨットはスポーツではありません。癒しなのです。今週は仕事でいろいろと大変なことがあり、精神的にとても疲れていました。海でのセーリングは充電タイムなのですね。

 ぎ装(ヨットの組み立て)をしている時に、どんなセーリングになるのかと思いをめぐらせますね。日常生活から海でのセーリングにスイッチが切り替わっていくことを楽しみます。ぎ装が終われば着替えです。

 風向きや強さを考えてどういう服装でセーリングするのか。ウェットスーツにするかそれともドライスーツか。考えます。

 夜須の温度も予報では20度にならないでしょう。暑いかもしれませんがドライスーツにしました。今日は夜須中学ヨット部と高校生、高知大学ヨット部も海へ出てきました。久しぶりに艇数のそろったセーリングになりました。社会人も出ていましたので20艇が海へ出ました。

 いつものようにだるまで昼ごはんを食べました。夜須のいろんな事情を聞きました。その後道の駅やすの事務所を訪問。そこで最近ブログに目覚めている「スタッフ日誌」の人と暫く雑談。

 それから帰り際に何人かの知人に遭遇。雑談をしました。時計を見ると午後3時過ぎ。片づけをしまして、もう一軒知り合いを訪ね懇談をしました。そしたら野良仕事をされている人がいまして声をかけられました。なんとかつて銀行の支店長をされていた人でした。夜須の出身と聞いていましたが。
 リタイアされて介護度3のお母さんの介護をされておられるとか。つもる話をしました。

 仕事とはまるで無縁な夜須での人との関係ですが、海ともども癒されました。
Yasu402

| | コメント (0) | トラックバック (1)

仕事をしない職員ほど誹謗中傷する

Kenchou
(高知県庁本庁舎)

 わたしはことさら県職員を追及し、攻撃しているわけではない。県職員は難関の試験をくぐり抜けた優秀な人材であると思っています。ただ「組織」としての高知県庁は私たち県民とは異質な企業風土があるようです。

 どんな風土と言いますと「県民を馬鹿にし、無視し、抑圧した人は出世し、より早く管理職になる。」のです。県民のために仕事をした県職員は出世ラインから外れます。だいたいそうです。

 「県民との協働」などと口走る職員には注意したほうがいい。本物か偽者か判定をしないといけない。多くの場合は汗をかかず「ごっこ」や「あやかり」で自己満足している場合が多いからですね。

 わたしと公共電子掲示板「ぷらっとこうち」で対決した県職員は出世し、今や管理職でどこぞの課長です。必死でわたしを誹謗中傷していた人が管理職ですから。すべてを物語っていますね。

 関連ブログ記事 ぷらっとこうち問題一覧

 以下の記事などこれなど本質がよくわかる記事です。どこの誰だかわからない記事なのに「当事者」である県職員は、その記事を自分が批判されたと論じ、私をぷらっとこうちから追放する根拠にしていました。

 県職員に騙されちゃいました

 こうした狡猾な県職員が出世し管理職になるのですから。

 高知県庁に巣食う悪とは徹底的に戦います

 彼らから1県民を誹謗中傷したこと。名誉を傷つけたことに対する謝罪が未だにありません。ぷらっとこうちを廃止したからといってすべてが清算されたわけではないことです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.11

知人の訃報を悲しむ

 一昨日知人が逝去した。元気になったという情報を1ヶ月前に聞いていただけにショックである。昨年は縁のある人が3人も亡くなった。心に影響を与えた人たちの死は辛い。

 業界こそ違え、一時期「合宿」状態でともに考え、ともに行動していました。知人は頑強な肉体で行動的な人物だけにとてもその逝去は残念であると思いました。

 知人のお通夜はその人柄を偲んで大勢の人達が来られていました。席に座ってその人との思い出に浸っていました。昨年はともに人をそれぞれ集め、新たなセンターをつくろうと誓ったばかりであるのに。とても残念でなりません。

 僧侶の祈祷と参列者の焼香が終わりますと、知人の後輩職員がてきぱきと焼香台などをかたづけてスクリーンを設置しました。そして元気だった頃の知人の映像も上映されました。スクリーンには十八番のカラオケを熱唱する姿やご夫婦で海外旅行される映像が映し出されました。自然と拍手や笑い声が参列者から出ました。亡くなった後も皆を明るく励ましていると思いました。

 あれほどはつらつとして元気な人だったのに。お酒が好きでも乱れることもなく、明るい大酒飲みでした。でもその記憶は多くの人々に残ることでしょう。知人は表へでしゃばる人ではありませんでしたが、多数の後へ続く人たちを育て上げました。

 彼と一緒に「平和・護憲・反核」の社会運動体をこしらえることはできませんでした。でもお互い合意に至った壮大な構想は決して間違ってはいないと思います。立場は違うけれども私は構想を実現するように行動しようと思いました。

 訪れる多数の参列者の1人1人を見つめても義理で来ている人はいませんでした。皆悲しみに打ちひしがれ涙を浮かべていました。知人はとても人徳があったのだとあらためて思いました。久しぶりに知人と時間を共有してそう思いました。

 時間を共有していた人の逝去は辛い。でも生きていくものが志を継承し、また後に続く人たちに伝承する役目があります。これからはそうしないといけないと思います。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

工事は小休止の新堀川

S1_r
 高知県土木部高知駅周辺整備事務所の道路工事「県道はりまや橋ー一宮(いっく)線により、歴史的資源とビオトープの新堀川が破壊されつつあります。
S2_r
 ここも堀川でのお花見遊覧船同様に、「あるべきものを活用する」という考え方であれば、このような多額の税金で道路を建設する(さして経済効果も何もない。緊急性のある道路とは到底思えない)ことはないからです。
S3_r
 道路特定財源がなくなったので工事は小休止しているのでしょう。このままずっとなくなってしまったほうが良いですね。
S4_r
 道路ばかりよくして街が亡ぶ。自動車至上主義では街は亡んでいまします。
S5_r

| | コメント (0) | トラックバック (0)

4月半ばのはりまや橋サロン

Harimaya4111_r
 桜の花も花吹雪から葉桜模様。最高気温も20度を超えた高知市ですね。初夏を思わす陽気です。
 お昼はopen heartさんたちのお寿司とうどんを食べました。
Harimaya4112_r
 賑やかに人通りも多いようです。
Ikiiki100sai_r
 また活き活き100歳体操も今日は14人も参加者が。介護支援センターしんぼりの大塚理江さんが指導していただきました。今日はうちの叔母も初参加です。高齢者も元気でなくてはやっていけませんし。
Ikiiki100sai2_r
 帰りに土佐堀を埋め立てて建設された観光バスターミナルを見ました。16億円かかったとか。しかし旅行会社も、バス会社も無関心のようですね。現在の得月楼前のバスの乗り降り(空港連絡バス・長距離バス)の降りることが少し便利になるだけ。
Basus1_r
財政が破綻するなどと高知市は言っているらしいが本当に無駄な施設を平気でこしらえますね。
Basus2_r

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ブログで過労死とは

Pc1
 アメリカでは著名ブロガーたちが死亡相次ぐというYahooのニュースには注目ですね。

 米国で著名ブロガー死亡相次ぐ 日本でも「ドクターストップ」発生(J-CATニュース)

 確かにインターネットのインフラ整備で、個人ブロガーであっても、通信社や新聞社、テレビ局に対抗して情報を発信できる時代にはありました。でも対抗しようにもしょぜんは「組織」対「個人」なので無理もありますね。その先駆的な事例ですね。

 日本のブログは「アクセスランクを上げる」と称して、なんの基準かわからないサイトもいくらでもありそこまでいったようにはないですね。なんとかブログランキングとかいうものです。あれで上位になってなんの価値があるのでしょうか?基準もまるでわかりませんし。アホらしい限りですね。

 フリージャーナリストで通信社や新聞社に張り合って、取材しブログを作成することはそれこそ24時間営業になります。とてもできるものではないでしょうし。
 プロの報道関係の人たちを何人か知っていますが、自分の時間がないと皆嘆いておられます。自宅にいても事件があれば呼び出されますし。情報の整理で常に会社に夜は残業しているようですし。過酷ですね報道現場は。

 日本では「土左日記」以来の日記文化が電子化したブログが主力でしょうし。自分などは謄写版印刷の新聞がブログになっただけ。あくまで自己表現の手段にすぎませんし。
 動画や音声も掲載で切るようになったり、速報性は抜群ですし。昔は個人放送局は夢物語でしたが、今ではほぼやれますし。

  今は過渡期の時代でしょう。無理なくフリーの市民がネットワークし、次々と信頼できる情報を提供する仕組みを構築することのほうが大事のように思います。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

人権なくして五輪なし

 サンフランシスコの聖火リレー。歓迎の市民に見守られることなく隠匿され、裏道を走り、中国の特殊部隊(セキュリティ・ポリスという聖火と併走して走るトレーナー姿の兵士達)に守られたそうですね。

 チベット問題に抗議する市民を避けたとの措置で無事に終わったとか。
これではなんのための聖火リレーなのか。聖火の安全よりも人権が大事であるというのがオリンピック精神であると思う。

 長野での聖火リレーに中国はいろいろ難癖をつけているとか。特殊部隊(セキュリティ・ポリスの派遣を認めろとか、沿道を反中国的な横断幕などを規制しろとか申し入れしているらしい。とんでもない話。それこそ五輪への政治介入ではないか。

 チベットの人達の人権を抑圧し、民族浄化や文化的な侮蔑行為を中国政府は日常的に行っていると世界の心ある市民は訴えているようです。そうでなければ金門橋の上によじ登るなんて決死的な行動ができるはずもないです。

 北京五輪は、治安の不安、食の安全不安、大気の汚染などの不安要素が多すぎますね。有力選手はかなり不参加になるでしょう。そうなると五輪の価値がなくなるし、スポンサー企業も大金を投じてマイナスイメージが増幅されるだけになるでしょうし。

 世界の企業がスポサーから引いても、そこは華僑の力で補填はできるでしょう。でもそれは中国の将来イメージは最悪になりますね。

 聖火リレーの妨害問題だけが注目されていますが、それはチベットでの中国政府の人権抑圧政策があったからでしょう。対話も何もしない。抗議行動は軍隊で暴力で押さえ込む。今は情報は世界に飛びますので中国政府は自己批判し、態度を改めないと世界の市場を北京五輪の強行で失うことになるでしょう。

 国威発揚がかえって中国国内に混乱を生むだけになりやしないか。その場合また「反日キャンペーン」が中国政府によって扇動されやしないか。そのあたりが心配ですね。

 チベットでの弾圧中止求める決議を可決、米下院本会議(CNN)

 ダライラマさんが日本へ昨日来ておりました。きちんとしたメッセージを出していました。実にメディアの使い方は上手。強権的な捏造情報を発表する中国政府の報道官とは対照的。あれではすべてが信用できないことを世界に露呈していることがわからないようですね。

 日本の国会はなにをしているのでしょう。それこそ昨日などはダライラマさんに国会でスピーチしていただき、「チベット問題での平和的解決を願う」と決議をすればよかったのにと思いますが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日米地位協定を改定し国民を守れ

Tuiraku1_thumb

(沖縄普天間基地での米軍ヘリコプター墜落事件。基地がある限り脅威はあります。)
 横須賀米軍基地の兵士がタクシー運転手を殺害した米軍兵士は、調べるとナイジェリア出身であるとか。テレビの報道によりますと「グリーカード兵士」であるそうです。

 なんでもアメリカでは移民や不法入国者であっても、米軍に志願すれば半年で。戦場に志願して行けば1ヶ月でアメリカ市民権(グリーンカード)が得られるそうです。それで犯罪がより多くなったのではないのでしょうか。

 通常なら5年からるアメリカ市民権が1ヶ月で交付されるのならと、外国人が米軍に入隊しているらしい。2002年にブッシュ大統領が法律を制定したようです。なにより「テロとの戦い」で米軍の役目が拡大し、兵員が不足したことによります。

 こんな話を聞くとアメリカも末期症状ですね。
 日米地位協定を改定して日本で犯した犯罪は米軍兵士でも日本の法律で対処できるようにしませんと。いつまでも治外法権では駄目です。

 アメリカ軍の日本への駐留も「暫定」であることを忘れてはいけないでしょう。

 7月5日は高知市共済会館で午後2時より、日米両政府の横暴と戦ってこられた前岩国市長井原勝介さんをお招きし講演会を開催いたします。主催は市民グループサロン金曜日
 
 テーマは「されど岩国は負けない」です。詳しくは下記PDFファイル参考。

「chirashi-type.pdf」をダウンロード

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.10

高知のまんがあれこれ展

20072
今年は4月26日(土曜)から6月15日(日曜)までの予定にて、高知市の横山隆一まんが館展示室にて「高知のまんがあれこれ展」が開催されます。入場料は無料。

 「まんが甲子園」の優秀作品や、「黒潮マンガ大賞」の受賞作品の原画や複製作品、その他いろんな分野で活用されているまんがが大集合します。
20073


 高知はまんが王国と言われています。高知出身で中央で活躍されている漫画家が多いだけでなく、地元でも活躍されている漫画家や漫画愛好家もたくさんいます。


 写真は横山隆一まんが館より提供いただきました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

諸悪の根源は小泉純一郎

Madamano_3_thumb_1
(マッド・アマノさんの指摘は全くそのとうりでした。日本人の魂をアメリカへ売り渡した首相でした。)
 後期高齢者医療制度は日本を不況のどん族に落とす可能性があります。それはたぶん日本の個人所得の7割に近いところは65歳以上の高齢者が所有していると思います。
 土地家屋、株券、不動産収入、役員報酬など。

 後期高齢者の年金を狙い撃ちにした後期高齢者医療制度。小泉内閣時代に厚生労働委員会で自民・公明が強行採決したのですから。そして4月1日から施行されましたし。これで高齢者の財布の紐が完全に閉まりました。

 日本経済の6割りは個人消費。その半分以上は高齢者による消費であると思います。それが財布の紐を締めたら日本は大不況ですね。政府の無為無策でその可能性はあります。


 ようするに小泉俊一郎元首相は「自民党をぶっ壊す」と叫んでいました。でもぶっ壊したのは国民の生活でした。なんでもかんでもアメリカの真似をしているだけ。アメリカ以上の格差社会に日本はなりました。

 アメリカの奴隷であった小泉純一郎下元首相。日本民族のよさを破壊しようといました。所得だけではありません。」日本人は故郷を愛し、隣近所と力を合わせて物事を進めてきました。

 アメリカの真似をしてもアメリカにはなれません。日本は。むしろ日本は独自を価値観を世界に情報発信すべきでしょう。
 一刻も早く小泉内閣時代の悪癖を一掃し、排して、健全で明るい日本社会をこしらえましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ついに内閣支持率が26%とか

 4日の共同通信の調査では福田内閣を支持する人は26%。不支持は60%であるとか。完全に危険水域ですね。

 年金問題も昨年7月の参議院選挙での安倍前首相の「3月末までに年金問題は1人いたるまで明らかにし解決します。」と絶叫していたことがまるでウソでしたし。

 またガソリンの暫定税率の再議決に反対の人は69%で7割になっています。なんでもかんでも上がるので生活必需品のガソリンの値下げは市民には朗報。
Gsorin125


 財源の不要な景気対策になるはずです。大型連休前に再値上げなんぞできるはずがない。もし強行するなら解散・総選挙になればいいでしょう。与党を過半数割れにしたら良いのですから。

 なにか「ねじれ国会」が悪いように言うメディアがあります。でもそのおかげで攻勢労働省の年金のデタラメや、国土交通省の暫定税の使い込みなどが次々に情報公開されました。与党が多数を衆参両院で占めていればこういう事態にはなりませんでした。いかに税金を無駄遣いしていたかということですね。

 民主主義はコストがかかります。アメリカとて1年以上の大統領を選ぶ選挙を全国各地でしています。でもそれが民主主義国です。

 1部メデイァが高く評価していた小泉首相時代に今問題の後期高齢者医療制度が自民・公明の与党で強行採決されましたし。
 これほど内閣支持率が下がったら総辞職するか、解散総選挙するしかないでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.09

沈(転覆)しながらヨットは覚える

Yasuschool


 ディンギーヨットは1人乗りタイプでもマストの高さは5メートルぐらいありますが、ヨット本体の厚みは20センチもありません。長さは4メートル以上あり、幅も1・4メートルぐらいありますし。セール面積は7・7㎡といわれています。

 不安定なのはあたりまえ。自分で不安定な海の上でバランスをとらんとだめです。風が吹けばもっと不安定になります。座って楽そうに見えますが、ひっきりなしに体重移動を意識しないとすぐに沈します。
Kazenojintin


 ただ沈したばあいには陣が言うように風の向きを考えてヨットを起こさないとまたチンという事態になります。
Yacttin


これは陸のうえでは再現できませんので、海の上で自分で会得するしかありません。なんとかなるものですよ。

 わたしの場合はおっさんですので、マストの上に浮き袋をつけています。こうすれば、沈したとき横倒し状態(半沈)ですむからです。それがないともたもたしていますと完沈状態(転覆)状態になります。そうなると結構労力がかかりますし。
Yasu2163_r

 まあ無理せずたのしくセーリングすればいいことですので。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

聖火リレー報道とメディア・リテラシー

Kinmonhasi1
(よくぞ昇りました。足場も何もない橋のワーヤーに)

 ロンドンやパリの北京五輪の聖火は激しい抗議行動にさらされました。それが中国のメディアにかかると何事もなかったように伝達されているようです。

 北京五輪:聖火、ロンドンでのリレー終了しパリへ(中国情報局ニュース)

 「チベット独立」分裂勢力による聖火リレー妨害について(人民網日本語版)

 こういう記事を見ると「マスコミは真実を伝えるが、真実の1部しか伝えない」ということがよく理解できます。とても良い実例です。社会勉強になります。しかしわたしたちは中国を笑いものにすることができるのでしょうか?

 ダライ・ラマさんのほうが遥かに冷静な発言をされています。

 ダライ・ラマ法王の声明~チベット人のみなさんに向けて~(日本代表事務所)

 民主主義国であっても「マスコミは真実の1部」しか伝えないものです。確かに時間の制約や紙面の制約もあり、また編集方針や時の政府の圧力もあるからです。中国人監督が制作した映画「靖国」が上映されない事態も一時期ありました。

 議論をせずに全人格を否定する言葉があります。「非国民」「反日的」「アカ」あるいは「反革命」「反共分子」「分裂主義者」などなど。中国のメディアにはレッテル貼りが未だに目立ちます。民主主義の成熟度がない証拠です。

 それにしてもロンドンやパリでの抗議行動は凄い。聖火ランナーをトレーナー姿の中国の特殊部隊の兵士が伴走。その内側に現地の警察、消防士が。更に民間警備員。沿道には柵があり容易に近づけない。

 フランスはさすがに革命の国。その伝統は生きていますね。アメリカのサンフランシスコの金門橋によじ登って抗議の横断幕をかけたことも物凄い。垂直に伸びる橋のワーヤーによじ登り、横断幕を垂らすとは。高い登山技術の持ち主。

米サンフランシスコでも抗議 金門橋に横断幕(毎日新聞)

 あそこは年中風が強いところですし、よくぞやりましたね。

| | コメント (1) | トラックバック (1)

呆れ果てる中国政府の厚顔無恥

 毒入りギョーザ事件でも十分な調査をしないまま安全宣言し、責任を日本側に転嫁するようなことを平気でする中国当局。きちんと真相を解明しない限り金輪際中国の食品は一切購入しないことを宣言したい。

 またチベット人に対する迫害や弾圧は目に余る。丸腰のチベットの人達が街頭へ出てきて抗議行動することは命がけ。よほど彼らに侮蔑的な態度をとったに違いない。

 昔チベットへ旅行した知人が言っていました。

「ダライラマの写真を所有しているだけで官憲に逮捕されたようですね。

「2年前ラサまで鉄道が開通して漢人が増え、観光客相手の店が増えた。しかしチベット人は何の恩恵もない。学校ではチベット語が禁止され、民族浄化が行われている。焚書坑儒かなんか強権的なことを中国当局がしたと思うね。」とも

 よほどの抑圧的なことを中国政府はしたと思いますね。こんな人権無視の国が平和の祭典を開くほうがおかしい。五輪の政治利用をしているのは中国ですね。

 今回は返上すべきでしょう。平和になってからまた開催すればいいことですので。食の安全も定かではない。治安も不安定。人権も平気で無視する。大気汚染も心配。五輪開催は冷静に考えて無理であると思いますね。

 しかしやはりフランスは「革命の国」。独裁者の聖火リレーを途中でやめさせましたから。革命の伝統は健在であったことは嬉しい。日本はどうなるのでしょうか?星野仙一が聖火ランナーとは。提灯持ちの民放アナウンサーがテンションを上げて絶叫するのでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.08

橋本大二郎です blogを読んで

Geshimakino
(2004年3月20日のブログサロン。ブログ「だいちゃんぜよ」はこの10日後に開設。橋本前知事の右隣はブログ開設をサポートされた槙野秀俊さん。)

 ようやく4月4日に前高知県知事の橋本大二郎さんが個人blogを再開されました。タイトルも「だいちゃんぜよ」から「橋本大二郎ですに変更されています。
今日(8日)は2回目の投稿があぅたようです。

 また知事時代のブログ「だいちゃんぜよ」はコメントは受け付けていましたが、(トラックバックは途中から受け付けなくなりました。)今回のブログはコメントもトラックバックも受け付けないブログになっています。

 初回の投稿記事は「リハビリを終えて」でした。
 知事時代は県職員である公設秘書が航空券の手配や東京での地下鉄の乗り換えの切符の手配などをしてくれていたようです。知事を退任してから1人ですることになってから、いろいろと苦労された顛末を書かれています。これは実感があって面白い。

 確かに最近東京へ行っていないのでターミナルの違いや、新しく出来た地下鉄のアクセスなどはとまどうでしょう。少年から大人になった一番多感な時代を東京で学び働いていたわたしも「ど田舎もの」ですからね。

 橋本大二郎さんは東京生まれの東京育ち。高知県知事16年間の間に高知に「土着」したようですね。悪いことではありません。

 2回目の「せんたく」に選択 という記事もなかなかのもの。
 「のけもの」になるのかようやくわかりました。議論をし始めると、しわい(結構熱くて強引な)橋本大二郎さんですし、「話題」をさらわれる可能性もあるからでしょう。

 東国原宮崎県知事が「道路族」の露払いを努めておられるので、むしろ参加しないほうが良かったと思います。なんか100人ぐらいに規模になり、片山さつき議員までおらっるとか。無原則な会ではありませんか。「何をやろうとしているいのか」わかりませんし。

 3回目の投稿は「社会実験のチャンス」という記事ですね。

 わかりにくい「暫定税」「道路特定財源の一般財源化」などの区別と地方にとっての意味合いを平易に書かれています。なるほど知事はどうして暫定税廃止に反対するのかがようやくこの記事を読んでわかりました。

「地方に移すかが、一番の課題になりますので、全国知事会などでは、地方共同税という配分方式を提案していますが、地方の中にも、企業などが集中をした大都市部と、そうでない地方との間には、条件に大きな違いがありますので、すべての税収にわたって、一度に配分方式を決めることには、多大の困難が予想されます。」

 「その前段として、道路特定財源を試金石に、一般財源化をしたうえで、地方の取り分は、地方団体が主体的に、配分の仕組みを考えるように、試みてみては思います。」

 このあたりは橋本大二郎さんの政策になり、国政で実行すべき課題でしょう。ですので今後個人blogで政策をもっとどんどん発表すべきでしょう。

 今まで書き溜めたものもあるでしょうから、どんどんブログへアップしていけば良いとは思いますので。

 ただ国政に「市民派」議員を意識して参加される意志があるのであれば、ご自身のブログへはコメントもトラックバックも受付るべきであると思います。 中高年以上の人たちは地元新聞の影響が強いでしょう。しかし若い人たちは新聞を読まない人が多いし、購読すらしていない人たちも多い。

 でもブログであればパソコンや携帯電話からも閲覧できますし、その人達の「民意」をコメントやトラックバックで受け付けることは新しいタイプの政治家を意識されている橋本大二郎さんであれば当然実践すべきではないでしょうか。

 そうなれば政治が身近になると思います。
 4年前の3月20日にブログ開設をお薦めした者の1人としてそう思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

特殊部隊で「聖火」を守る五輪は無意味

テレビなどで見ますとロンドンの北京五輪の聖火に対する抗議活動はなかなか激しい。警備の警官とそっくりの服装で近づく人。聖火を消そうと消火器を持ち出す人。ギリシャだけではない現実があるようですね。

 中国は屈強な特殊部隊の人間を聖火の周りにトレーナー姿で配置に一緒に聖火ランナーを守っているとか。

 中国が“聖火防衛隊”をロンドンに出動、パリにも同行へ(讀賣新聞)

 記事では「国外警備員」となっていますが、1日に40キロ走る能力で、格闘能力もある人は特殊部隊でしょう。五輪もこの人達が出れば良いと思います。

 パリでも大規模な抗議行動が計画されていると言います。世界各地で抗議の声は収まりそうもありません。中国は政治的に五輪を行うようですが、実際は逆効果になっているようにも思えます。

 中国は国内問題に専念すべきでしょう。きちんと対話し、情報を公開し、社会を民主化すべきでしょう。それからでも遅くはありません。ですので今まさに戒厳令を強いてまで五輪を開催する必要などないからです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

配慮のないゴルフ談義

 最近ではスモーカーの人たちも「タバコ吸っていいですか?」と遠慮がちに訪ねることが多くなりました。灰皿のないところも多くなりましたし。交通機関は禁煙が多いようですし。無遠慮にたばこをぷかぷかはできないご時世。

 それにくらべてゴルフ愛好家の皆さんの周りに配慮しないゴルフ談義には閉口する。ゴルフをしない大多数の人達のことなど眼中にないはしゃぎぶり。「あのホールでどうしたこうした」と自分達だけで盛り上がっている。

 だいたい経済的余裕のあるお金持ちが多いようですが、どうして周りが見れなくなるのでしょうか?自分などはヨットが趣味ですが、会話の相手に押し付けがましいことは言わないし、自分たちだけで盛り上がることはしない。

 「人格が壊れる」とまでは言わないまでも、周りに配慮しないゴルフ談義は聞きたくない。ゴルフはプロまである面白い競技でしょうが、全く無縁な人たちも多いということを認識していただきたいものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.07

国境なき記者団を支持

 世界中の人権抑圧と強権政治と国境なき記者団が全世界で戦っています。
 チベットでの強権抑圧政治に対して、ギリシャのオリンピアで3月24日、北京五輪の聖火採火式中に妨害行為があったが、騒ぎを起こしたのはジャーナリスト団体「国境なき記者団」(本部パリ)のメンバー3人だったようです。

報道によればロンドンでも抗議の人達が大勢いたようで、警官隊ともみ合いになっていました。注目すべきはデモ隊の半数以上は地元のイギリス人であることです。抗議の広がりが見られます。

 IOC(国際オリンピック委員会)は「政治とスポーツは別である。」との見解を出し、チベット地域での虐殺問題にはノーコメントの姿勢。だれが考えても虐殺している中国政府の態度はおかしいし、オリンピック精神に違反しているのは明白ではないか。

 国境なき記者団は、インターネットの敵も発表しています。敵と認定されたのは、ベラルーシ、ミャンマー、中国、キューバ、エジプト、イラン、北朝鮮、サウジアラビア、シリア、チュニジア、トルクメニスタン、ウズベキスタン、ベトナムの13カ国。

 いずれの国も、政府が反体制派のサイトへのアクセスを遮断したり、インターネットカフェを監視したり、民主化を要求するブロガーを投獄するなどの取り締まりや弾圧を行っているようです。

 国境なき記者団、“インターネットの敵”を発表

 またYahooやGoogleの大手検索エンジンが商売のために中国で当局に協力的で民主化を訴えるブロガーなどを警察当局に通報しているとして非難しています。

 「Yahoo!は中国警察の密告者」――国境なき記者団が批判

 これが事実であればインターネットの自殺行為と言えます。大手検索エンジンが独裁者や強権者の手先になるようではおしまいです。YahooやGoogleの大手検索エンジンがイラク戦争時のCNNのようになっては彼らの未来はありません。

 確かに中国のYahooなどでは「天安門事件」や「法輪講」などとキーワードを入力しても「そのデータはありません」との回答がでるようです。今回の「チベット」も同様の扱いになっていると国境なき記者団は指摘しています。

 MSNによるYahooの敵対的買収が話題になっていますが、本来のインターネットの本質とかけ離れた企業買収は双方に利益を与えないと思います。政府や強権的政治には無縁の個人のネットワークこそが本来のネット世界のありかたであると思うからです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

虚業経済の破綻

 賃金は上がらない。売り上げは伸びない。社会的な身分保障がないから、個人消費は極力切り詰める。車には乗らない。デジタル家電も買わない。お酒を飲むのも控える。日本経済の6割を占める個人消費がどんどん縮小するでしょう。

それにいけないのは「後期高齢者医療制度」。高齢者の年金からも徴収するやりかた。みな年金支給額を見て仰天します。高齢者が財布紐を締めたら日本は大不況になりますよ。道路関係の土建屋どころの騒ぎではないですね。

 今まで政府は好景気であると宣伝したきた。その原動力はアメリカ。アメリカ市民は住宅価格の上昇を背景に借金を重ね、贅沢三昧をしてきました。かつて日本では金融機関がしてきたことをアメリカ市民大衆がしておったようです。

 でもわかりきったことですが、住宅バブルは崩壊。わけのわからないサブプライム問題が世界に蔓延しました。全く迷惑千万としか言いようがない。おかげでアメリカへ投資していたオイルダラーやヘッジファンドの連中がいっせいにアメリカから引き上げ、確実に需要が在り値上が見込まれる生活関連物資である石油や穀物の投機に資金をつぎ込みました。

 それで物価は急上昇しました。日本の企業で今まで儲けていたもう1つの核は中国関連でした。強権的な人権無視の政治的自由のない独裁国家ですが、豊富な外国資金と北京五輪特需でインフラ投資に沸き立ち、日本の素材産業関連は潤いました。

 またアメリカや日本国内向けの製品を中国で製造。これまた労働基準法無視の長時間低賃金労働で安い製品を大量につくりだして利益を得ていました。しかしこの「虚業」もそろそろ破綻するでしょう。

 日本の労働市場を「構造改革」し、大量の低賃金労働者(パート,派遣、)などを生み出し、国内でも長時間低賃金労働を強い、大企業は正社員を解雇し、労働をアウトソーシングしただけで巨額の利益を得ていました。これまた虚業。「人を食い物にしてきた悪行」といえるでしょう。

 それで今年へ珍しく賃上げだと思いきや、アメリカと中国の「虚業経済」の崩壊の予兆があり、その虚業に大きく依存する日本経済も不況に突入かということになりました。

 とにかくアメリカや中国のように「虚業」や多くの日本の大企業のように「人を食い物」にしてきた悪行がそろそろおしまいになることです。
 不況は「経済の調整期」といわれています。その時期にはいりました。こころして生き抜いていかないといけないと思いました。


 「経済」は「経世済民」と言います。市民のための経済をとりもどしまししょう
Ikiiki100sai
(高齢者をいじめる政治は必ず破綻するでしょう。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.06

お花見遊覧船の立役者達

Yuurannsen4063_r
 高知の堀川の両岸の桜並木を歩行者の速度より遅く航行するお花見遊覧船
 不思議な船です。双胴船(カタマラン)になった船体。そのうえに乗船部分と船外機が置いている船。スピードはでませんでしょう。完全な「宴会船」ですね。
Katamaran_r
 宴会舟といえば屋形船ですが、あれは普通の船であり、乗り降りのときに、ローリング(揺れ)ますね。このお花見遊覧船はほとんど揺れません。たいしたものですね。安定性は抜群ですね。
Tateyakusya2_r
 この写真の4人の人達が今年の「お花見遊覧船」の立役者です。

 今日は堀川の桜はほぼ満開ですね。98%の開花です。明日は生憎の雨と成りそうです。今日は立役者の人徳で晴れましたし。
Enkaibune_r
 貸切でお花見遊覧船を楽しんでいるグループもおられます。確かに気分は最高ですが、一応船ですから安全には気をつけてください。
Sakuraennkai_r
(両側の岸辺はお花見で大賑わいでした。)

 新堀川界隈ネットワークの西岡謙一さんが動画でお花見遊覧船を撮影されていました。そのブログ記事です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

沖縄での清明(チーミー)

 この週末に沖縄でのチーミーが行われました。東京から義弟夫婦や義母や子供も参加しました。うちの家族代表で沖縄の学校へ通学している子供が出席しました。一族のお墓の前で食事をし、先祖との交流を深めます。

 普段は会わない親戚が集りお墓も前で交流を深めます。納骨堂の前は畳6畳ほどの広さ。当日は折りたたみテーブルも持ち込んでのチーミーだったようですね。料理は牧志市場で調達してきたのでしょう。
Photo
 家内と結婚し沖縄へ行った時にまだ健在であった義父に連れられてこのお墓に来たことがあります。義父が話してことは沖縄ではいかに先祖供養が大事であるか。男はまずすることはお墓をこしらえることであり、家はその次であるといわれいました。

 確かに当時の義父の家は中古の平屋。お墓の敷地は70坪あり、コンクリート造りでした。私は高知で僅か1・5坪のお墓を今年はこしらえる予定ですが、それでも結構なコストがかかります。ちょっと想像できませんが、沖縄では墓作りがたしなみであるそうです。ですので義父のこしらえたお墓もそのサイズの墓は沖縄では普通だそうですし。
Okinawahaka1
 多分義父はそのときご先祖に、この男が娘の婿ですと紹介いただいたことでしょう。

 その義父は20年前に他界。義母も10年前に逝去しました。普段は東京にいる義弟が跡取りで墓守をしています。お天気も持ちました。沖縄尚学高校が高校野球で優勝したこともあり、沖縄各地のチーミーはさぞ盛り上がったことでしょう。

門中墓に親族勢ぞろい/清明入り最初の週末(沖縄タイムズ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

木質バイオマス地域循環計画とは? その2 4月11日(金曜)

Mokushituphaikan_r


西村 今月の「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」のゲストはNPO土佐の森救援隊で間伐作業をされている中嶋健造さんです。
 前回に引き続き今日は「木質バイオマス地域循環計画とは? その2 」についてお話をお聞きします。

 全国にも木質バイオマス地域循環システム構築をめざす実験プラントがいくつかあるなかで、高知県仁淀川町がうまく稼動しているという話でした。
 零細な規模の林業家、山林所有者や間伐ボランティアの人達が山林に倒木している切捨て間伐の木を小さく切って、トラックに積み込んで運搬して、木質バイオマスのプラントまで持って来ているように聞きました。
 個人林業主や山林所有者、間伐ボランティの人達が山林から林地残材を搬出運搬することは、専門家に寄ればとても難しいだろうから量も少ないだろうと言われていたそうですね。
 それがとても順調に推移しているようですがそのあたりの経過はいかがなものでしょうか?
Rinntizanzai

中嶋 もともと仁淀川町のしくみも大規模に施業している企業や団地化したような間伐施業している森林組合という2つの組織で林地残材http://wbi.main.jp/web/8/8.htmの8割から9割を拠出する計画でありました。残りの1割から2割を小規模林業者、個人山林主、間伐ボランティなどに拠出していただければよいという当初の計画でありました。

 いざ事業を開始しますとやはり企業体になっているところは、人件費やいろんなコストがかっていますので、なかなか林地残材を山から出すことがしんどかったり、まとまった量が出せなかったりしました。

 それに比べまして、我々は特定の企業や森林組合だけではなく、山から林地残材を収集運搬するのはのは地域住民全員が対象ですよと言い続けて着ました。誰でもいいから山林所有者の方。山林所有者でなくても林地残材を出せる方に呼びかけました。
Zentaihansyutugurafu

 その推進策を実際に実行してみました。するとそうした小規模な林業家、山林所有者、個人の人達、間伐ボランティアの人達が当初の予想を上回る林地残材を収集運搬し始めました。登録されている方だけで40人を超えるようになりました。

 この木質バイオマス地域循環システムが順調に稼動するためには、月に160トンかた170とトンの林地残材が必要です。そうすれば100%稼動になります。今年1月はそのうちのなんと150トンを個人の方だけが収集運搬されたのです。
Mokuzai

(プラントには林地残材が山と積まれています。)

 沢山の林地残材を出す方がいますと、安定供給にもつながります。林地残材を個人の収集運搬する方が増えたために「これはこのシステムうまくいくのではないか。」と関係者が皆思い始めました。


西村 仁淀川町の木質バイオマス地域循環システムの実験プラントでは当初は林地残材を持ってきてくれる人達がいるいのだろうか。心配していたところが、中嶋さんたちが予測したとおりに、個人林業主や山林所有者、間伐ボランティの人達がどんどん林地残材を収集運搬してくれるようになったのですね。

 こういう事例が成功事例になれば、高知県下の他の自治体や他の地域、あるいは企業などでも応用が可能なシステムではないのでしょうか?

 
Nakazima1_r
中嶋  実施しているうちにこの木質地域循環型システムは、林業をなさっている人達だけでなく、女性や子供達であっても林地残材を収集運搬できるのではないか。そう考えるようになりました。
 なぜかといいますと林地残材は短く切りまして運びます。1度子供達に収集運搬の作業をやってもらいました。

 そしたら小学4年生のグループでたくさん山へ来てくれましたが、3トンほど林地残材を集めてて運搬することが出来ました。
Kodomo1
 そして今仁淀川町のしくみがほぼ完成に近づいています。中山間地に住んでいる人がいれば、山を所有されている人がいれば、どの地域で実践しても成功すると思います。そう確信するようになりました。
Kodomo2

西村 「木質バイオマス地域循環計画」は現在高知県では、仁淀川町が先駆的事例でしょうか。また関心を示している自治体はあるのでしょうか?そのあたりの反響はどうなのでしょうか?

 東洋町での木質バイオマス地域循環システムの説明会

中嶋 現在仁淀川町への視察が急増しています。嬉しい悲鳴だそうです。あっちこっちから問い合わせもあるようです。
 我々ははこうした小規模な搬出の仕組み(林地残材を山から収集運搬する)を考案しました。直接私のところへも連絡が来たりします。是非見に行きたい。どのようになっているのかと。そのような連絡が最近は頻繁に入るように成りました。

西村 高知県下の自治体でも関心あるところが増えているのではないでしょうか?

中嶋 自治体では東のほうの東洋町です。昨年核廃棄物を拒絶しました。自然系のエネルギーで自給をすることに強い関心を示されています。(実際に3月18日に東洋町の職員の方は仁淀川町に視察に来られました。)

西村 確かにこれほど石油価格が燃料であれ、原料であれ、石油関連製品であれ上がってきますと、いろいろ皆考えるようにりますね。地球環境がどうした。温暖化がどうしたとか。
 高知県は県の面積の82%以上が森林です。どの自治体、市町村でも木質バイオマス地域循環計画は導入できますね。それは可能ですね。

 その場合導入可能な「必要十分条件」は何でしょうか?そのあたりはいかがでしょうか?
Niyodogawamori


中嶋 まず森林がないといけません。またこの林地残材を遠くから運んでくると言うことになりますと運搬時のCO2の排出も気になるところでよろしくないです。
 近場で「自給する」という形になります。最終利用するエネルギー(熱源・電気)の利用先が必要です。電気ないし熱ですね。

 熱の場合は木質ペレットにするので運搬は可能です。やはり地元で熱源を利用できるところがあればいいですね。電気利用する施設があればいいですね。
Mokuboirar1_r

 それとその地域に林業が多少あって、山林所有者がそこそこおればいいのです。高知県はたぶんどこでも木質バイオマス地域循環システムの導入は可能であると思います。

西村 これは大きな話になりますが「エネルギー革命」になりますね。昔は高知県は森林県で日本1の木炭の産地でした。当時はエネルギーの「地産地消」が可能でした。
 今の時代は石油は遠く中東から運んでこないといけません。原子力発電とて原料のウラン鉱石は外国から運んでこないといけません。
Ikatagenpatu

 発電設備は火力も原子力も海の近くに立地し、送電コストもかかる。それが今のエネルギーとか発電の現状ですね。そうではなくて「エネルギーの地産地消」というようなことも聞こえますがそういうことになりますね。

中嶋 昔は木をフルにエネルギー利用していましたね。(薪であるとか木炭であるとか。)
 今はエネルギーに木を使わないのは石油のほうが安くなったからですね。最近は石油が高騰しまして、逆に木を使えるようになりした。

 ただ木は限界のある資源です。使い切ることはできません。ある程度ですが活用可能です。昔のクリーンなエネルギーがもう一度今の時代に蘇ると。そういう時代にとうとうなったのだと。喜んでいます。
Kanbatuhanssyutu01

西村 そうしますと昔話の桃太郎の話でしたでしょうか。「おじいさんは山へ芝刈りに行きました。」というところがありますね。木切れを拾って薪にして燃料として使用していた時代が日本にはありました。

 燃やしたところで木ですのでダイオキシンは出ませんね。燃やせば灰が出来ます。その灰も木を燃やしてできたものですから、有機農業にも活用できそうですし。

中嶋  木質バイオマス地域循環システムでは林地残材を活用します。木質ペレット化して燃料化させますが、それはピュアな木を燃やしますですので全然有害ではありません。灰も有効利用できます。
 この仕組みでは捨てるものはありません。損する人はいません。本当の循環システムになりますし。いいことづくめです。
Mokushitupereto2_r

西村 燃料にするためにむやみに森林を伐採して(皆伐)して、かえって山が荒廃してしまうのではないか。禿山になるのではないかとも心配されるひとが一部にいます、その心配はないのでしょうか?
Hageyama01

中嶋 その可能性はあると思います。故に行政側が歯止めをかけないと行けないと思います。限度がどこなのか。調査をしないといけないと思います。
 林地残材がどれ位あって、どのたりまで収集運搬が可能なのか。

 この事業は全山皆伐(全山伐採)してまでやる事業ではありません。それは行き過ぎです。そこの歯止めの仕組みはなんとかしないといけないと思います。
 循環利用というのはそのなかで活用する。限度のなかで活用すべきものであるからです。

西村 だから「地域循環型」というのは、「再生可能な資源として」森林を再生し、活用するための事業です。

中嶋 個人の人が林地残材を収集運搬しますとお金になります。全部伐採しますと、それで「終わって」しまいます。長年にわたり収入を得たいと言うことでありましたら、今林業界では「長伐期施業」というものを提唱しています。

 100年伐期、120年伐期とか非常に長いスパンで山を管理していく。そういう観点で山を管理しますととてもいい森林保全・水源涵養になります。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008.04.05

大忙しのお花見遊覧船

Sakuramankai08_r

 今日は夜須でのセーリングを済ませ、片付けをしてから近所の堀川の桜が気になるので散歩に行きました。昨日乗せていただいた「お花見遊覧船」も気になるし・・

Ohanamihorikawa_r

 今日は土曜日と言うこともあり堀川の両岸の桜並木の土手ではお花見の真っ最中。

 午後5時の最終便に乗られる方で何人かお知り合いがいましたし。お天気は生憎の曇り空ですが、今日は雨の心配はありません。

 このお花見遊覧船ですが、昨日は高知シティFMでもレポートをされていました。ローカルTVのさんさんTVとテレビ高知が夕方のニュースで様子を放映していましたし。予約はお陰で満杯状態であるとか。

 予約の調整をされていた豊後克典さんに聞きました。
「やはり電話がどんどんかかってきましたね。今日は朝から休みなしで、弁当を食べる暇もありませんでした。」とのこと。わたしとお喋りしている間も電話がかかってきています。

 予約状況については「お花見遊覧船のブログ」に掲載はされています。でもお電話して確認されたらいいですね。

 お花見遊覧船 連絡先  080-3924-0642 です。(1人1000円)
Ohanamiyuurannsennbunngo_r

 最終便を見送り散歩し家路に着きました。明日は雨とか。堀川の桜は9割5分咲きですので、多少の雨でも持つでしょう。来週もまだまだお花見遊覧船はたのしめるでしょう。
Ohanamiyuransen405_r

 船を運航されている西澤武さんですが、「今日の1便は自由民権運動研究会の皆さん方。板垣退助ゆかりの丸山台へ上陸され皆さん感激されていましたよ。」とのことでした。確かに丸山台は公園なんですが,船でないと上陸できませんね。

 西澤さんも今日は休みなしでフル運行。これで最後かなと思いきや知り合いの方が現れ、「30分でもいいので乗りたい」と懇願されていました。どうなったのでしょうか?

 お花見遊覧船は高知の1番の観光資源であると思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

セール番号9709は元気です

97092_r

(画像はクリックしますと少し拡大します。9709のヨットも大学生に混じりセーリングしました。)

 私のディンギー・ヨットであるシーホッパー2のセール番号は9709です。実はこのセールは頂き物です。2002年に高知国体がありましたが、その前にいろいろお手伝いなどしていました。今と同様冬でもセーリングしていました。

 継ぎあてだらけのセールでヨットをしていましたので、当時の夜須町の職員の方が気の毒がってこの9709のセールを譲渡いただきました。

 先日スプリング・カップがありましたが、それに参加されているかたからメールをいただきました。「高知のヨットの振興のために使い古しのセールを供出したことがありました。高松の仲間と一緒に。その私のセールが今でも現役で活躍しているのに、驚くとともに嬉しいことです。」とのことでした。

97091_r
 わたしのブログで発見されメールを頂いたということです。今日もそのセールを使ってセーリングしました。ウルトラマン・スーツのようなつなぎのドライスーツを着込み、スキー帽を被ってセーリングしました。

 今日は高知大学のヨット部の470が2艇と、レーザーが1艇出てだけ。高校生のR君は3年生となり受験生なので今年は海へはなかなか出れないでしょうね。
 過去夜須でセーリングしていた小学生・中学生は立派になっています。水産大学へ進学し航海士の資格も取得、日本郵船へ去年入社されている人もいます。もう1人は昨年東京大学へ入学し、ヨット部へ入部したとか。夜須での体験が忘れられんからだと知人は言うていました。芝藤敏彦さんは大後輩ができたので嬉しいようです。

 今日の夜須の海は風が弱かったです。でも波がなかったので、風をうまく受けると意外にすいすいと帆走しました。日差しこそ暖かいですが、風はまだまだ冷たい。ドラースーツでまだかまわないですね。
9709up_r


 テープを何箇所も貼り付けていますが、9709はまだまだ現役で頑張っておりますので。今年はお正月から強風が続いていました。強風にも耐えましたし。まだまだセーリングは続けます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

沖縄集団自決は軍が関与は歴史的事実

 大江健三郎氏の「沖縄ノート訴訟」で、大阪地方裁判所は沖縄での集団自決は旧日本軍が深く関与しており、出版差し止めを求めた元隊長の出版差し止めと損害賠償の請求を棄却しました。

 この裁判は「教科書検定」にも大きな影響を与えました。元隊長の「証言」を政府・文部科学省は手際よく「政治的」に活用しました。沖縄の集団自決に軍が関与したという記述を削除し、歴史を偽造しようとしましたから、今回その根拠が崩れました。

検定意見の根拠否定/執筆者ら再訂正へ(沖縄タイムズ)

 党派を超えて抗議した沖縄の人達の真摯な声が、歴史を偽造しようとした文部科学省の方針を転換させることでしょう。

 日本軍がいなかった島では島民の集団自決はおこっていませんし。日本人はきちんと「歴史に向かい合わないと」いけないです。歴史に向うことができないリーダーは安倍晋三のようにひ弱なリーダーにしかなれません。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008.04.04

遂にお花見遊覧船乗船!

Mannin_r

 今年は宣伝が行き届いたせいか、4月3日にスタートした「お花見遊覧船」です。今年はオープン以来満席状態。かろうじて金曜日の午後出航便に空席がありましたので乗りました。
H0_r

 ライフジャケットを着用し、出航です。いつもはボードウォークの浮き桟橋から眺める堀川とはまた異なる風情です。子供や高齢者の乗船者も皆海から見た桜並木の風景に満足しておりました。
H1_r


 この堀川べりの桜並木。昭和54年に農人町町内会が植樹したようです。翌年は対岸の九反田町内会が植樹したそうです。桜は175本あるそうで、桜の開花するこの時期には見事な景観を形成しています。
H005_r

 またこのお花見遊覧船。もともとは商売で始まったわけではないようです。船主の太平洋マリンが関係者の「宴会用」「お花見用」に低速で運行する船を購入したのが始まりとか。あまりに楽しそうにしているので、それを見た人達が乗せてくれということになり、期間限定でお花見遊覧船として3年ほど前からはじめたようです。
H007_r

 情報を高知シティFMにも連絡しましたら、昨日藤井パーソナリティが取材に来られたそうです。それで今日は夕方のローカル局のニュースでさんさんTVとテレビ高知でお花見遊覧船の様子が放映されていましたから、予約で大変であると思います。
H006_r

Ohanamifunre01_r


 わたしは鏡川大橋の下部はどうなっているのか気になっていたので、防錆管理士の立場で錆状態や旧塗膜を観察することができました。さすがに国管理の橋ですね。県管理の土佐清水市の窪津橋とは大違い。きちんと管理されています。錆は出ていますが、窪津橋のように酷くはない。
Koohashisabi_r
Ko2_r

 鎖があるのは耐震補強用とされているようです。昨年橋が大地震でも落下しないように工事をしていましたが、海から見ると工事の概要がわかりました。
Nakanoshima_r

 中の島の石油基地を横目に見まして、丸山台を目指しました。意外に風が強いので島の近くで引き返しました。丸山台は明治維新直後、高知出身の板垣退助が外国訪問し、高知へ戻った時に当時は丸山台に料亭があり大宴会をしたとか。
Tamashima_r

 堀川の両岸辺の桜は九分咲。満開にはもう一歩ですね。満開のお花見遊覧船は素晴らしいですからね。おそらく週末から来週の始めに一番の見ごろであると思います。
Ohanamiyuransensakura_r_2


 歩く速度より遅い遊覧船。桜のトンネルが堪能できましたし。約40分の船旅で1人1000円ですが、得難い経験をさせていただきました。


 お花見遊覧船 連絡先  080-3924-0642 です。

予算をかけて「得体の知れないイベント」をするよりも、「今ある高知の資源」を最大活用している「お花見遊覧船」
。運営者の人達がもともと自分達で楽しんでいたことをみんなに分けていただいたので、大変良いことであると思います。
Sakuramankai_r

 これこそ「今すぐ実行まちづくり」のテーマでもありますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

橋本大二郎さんがブログを再会

 はりまや橋商店街でランチし戻りました。 今しがたパソコンを眺めていますと「だいちゃんぜよ」改め「橋本大二郎です」というブログが開始されていました。
 アドレスは「だいちゃんぜよ」と同じ。4月2日に記者会見をし、出馬表明したことですし、そのうちブログも再開するだろうと思っていましたが、それが今しがたでした。

 ブログ「橋本大二郎です

 ブログでありながら、コメントもトラックバックも受け付けない設定にしています。これはブログの魅力は半減。とても残念ですね。

 「せんたく」の問題や「道路特定財源」への論評など橋本大二郎さんならではの文章もあります。

 このブログよりまえの記事ですが、私もブログでコメントしました。

 良くも悪くもスーパースターの橋本大二郎さん

| | コメント (0) | トラックバック (0)

4月最初のはりまや橋サロン

Harimay081_r
 桜も満開状態のようですね。堀川の桜は九分咲き。満開は水曜日あたりか。今日はお花見遊覧船へも乗船する予定です。

 さて4月最初のはりまや橋金曜サロン。なにか人通りも多いような気がします。
Harimaya082_r
 さて何度も新しくなり、大手の企業や役所は人事異動も一段落した週末。なんだか春本番で日差しも暖かく気分が勝手に高揚しますね。
Harimaya40508_r
いつもも谷ひろこさんたちの屋台でぶっかけうどんをチラシ寿司をい食べました。食事後はホット珈琲とベルギーワッフルを食べました.。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

海抜0・2メートルの地域の住んで

Kaibtu02m_r
 地盤が弱くて海に近く、海抜0・2メートルの自宅周辺。地震学者は大地震がおこれば2メートル程度地盤沈下するだろうと。どうなるのであろうか。

 脱出したいと思いますがなかなかできるもんではありません。1昨年地域の人たちと自主防災会をこしらえ参加しました。

下知(しもじ)という地名からしましても、河川の堤防よりも低いところに家屋が建っています。過去台風や大雨で浸水してきましたし。それに地震が来れば・・・。

 なんとかしないと思いますが。、なんともならんですね。
Suimenka_r
(川より地域は低い。堤防をオーバーフローして水が地域に流れ込んできますね。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ふりーじゃきに同窓会

Ftosa21
 もう20年も大昔のこと。1988年8月13日に高知県最大の野外ロックコンサート「ふりーじゃきにTOSAビックロックフェスチィバル」が春野運動公園球技場で開催されました。
M1_r
 その頃、日がちで(必死で)準備し、諸問題解決のために奔走していたメンバーが某日高知市の居酒屋万太呂へ集りました。いわば小規模な「同窓会」ですね。3年ぶりの開催でした。
M4_r
 居酒屋万太呂は開業25年目であるとか。ご夫婦で店を切り盛り。集合時間は午後7時でしたが予約していなければ入れないほど満席状態。ここはいつもそうですね。やはり料理が美味しいし、価格も適正だから市民の支持を集めるからですね。

 刺身の盛りあわせも美味しそうです。
M2_r
 たけのこやかぼちゃ、だんこんの煮物も美味しくいただきました。また焼きサバのお寿司は寿司が暖かくとても美味しくいただきました。
M3yakisaba0sushi_r
 おっさんたちはビールで一段落したら、すぐに焼酎のお湯割り。この料理であれば日本酒が合いそうであると意見もありましたが、だれも日本酒を飲みません。日本酒文化も亡んでしまいました。
Shoutu_r

 「まあ日本酒は宴会のお酒。美味しいと思ったことはないし。」という意見が今回のメンバーの意見の集約です。
M6menew_r
 料理のメニューも豊富。日替わりで変わるようですし。

 今回の「同窓会」は6人。孫が出来た人あり、再婚する人あり、還暦を過ぎた人あり。うるさいおっさんの集り。
M7_r
 Hさんと、Hさん、Kさん。
M8_r
 Mさん、Kさん、Sさん。皆さん白髪が増えましたね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日本は民主主義国なのか?

 言論の自由と政治的な自由のない中国で市民が街頭へ繰出しデモ行進することは命がけのことです。中国政府高官は平和的な抗議行動を「暴徒」と呼び、戦車と特殊部隊を繰出し市民を逮捕し虐殺しています。

 のんきな日本は民主主義国なのか?最近民主主義社会を脅かす事態が4つありました。

1つは「立川自衛隊官舎ビラまき逮捕」事件です。自衛隊官舎のポストに「自衛隊のイラク派兵反対」の趣旨のビラを投函したちして市民が逮捕され有罪判決が出されました。
 宅配ピザの投函はOKで自衛隊派兵反対のビラが何故いけないのか?統制の臭いがしています。

2つ目は「西武プリンスホテルの日教組大会の使用断り事件」。直前の会場変更が出来ない時期にキャンセルされたら主催者側は全国大会は出来ないし。あらかじめわかったうえでの西武の行動であるとしたら極めて悪質な経営者であるといえますね。

3つめは「映画靖国を上映する映画館がなくなった。」ことですね。中国人監督の独自の視点で描かれた映画靖国。個人的には鑑賞してみたい。中国政府のチベット人への弾圧行為もあり国民感情を配慮しての映画館側の事なかれ主義でしょうが、中国政府と同様の態度を日本がしてはいけないですね。

4つめは「迷惑施設の受け入れと交付金」を露骨に国側が地方自治に干渉し、受け入れ反対市長を選挙で追い出した岩国市の事例。地方自治の破壊でしかない。選挙の翌日沖縄で米軍兵士による女子中学生暴行事件がありましたし。地方自治と人間の尊厳をお金で売り渡すことはできないと思います。

 7月5日にその岩国市前市長の井原氏が高知市で講演会を開催します。サロン金曜日の主催です。

高知市共済会館で午後2時から講演会。会費は1000円。(高校生以下は無料。)

 PDFファイルを参考下さい。

「chirashitypeb03.pdf」をダウンロード


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.03

どこもかしこも閉店と改装中

Heiten08_r
 うちの町内ですが、だんだん店舗が閉まり「過疎化」しています。周囲の隣接する幹線道路は車の交通量こそ高知県1になったようですが、街中は寂れてきています。

 こちらの元コンビニエンストアと酒販業のお店。昨年7月に閉店して以来、このまま荒れ果てた状態に。後を引き継ぐ商売人もいないようで、だんたんど廃墟になりつつあります。まだ建物が新しい(築7年程度)なので荒れはしないでしょうが、なんとかならんもんでしょうか?
Hoterutokiwa_r
 また対岸のビジネスホテル。「経営者が変わる」ということ今週の月曜日(3月31日)に閉まりました。「1週間程度改装して、オープンします。」ということのようです。このホテルには時々朝のモーニングサービスを食べに行っていましたので、再開が待たれます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

絶好調島耕作と風の陣(JIN)

 週刊モーニングに連載中の「専務島耕作」(弘兼憲史・作)ですが、とうとう社長になるそうです。今週号でその決意表明をしました。次号はお休みし、その次から「社長島耕作」で再スタートするようです。
Shimakousakumm08

 これにはマスコミも話題にしていました。漫画がテレビや新聞のニュースになるので日本も変わったようですね。悪いことではありません。

 島耕作、社長就任へ(MSN産経ニュース)

 昔の漫画田河水泡の「のらくろ」と同じパターン。確か3老兵からのらくろは出世して最後は連隊長になったと思いますが。

 子供の頃近所に貸し本屋があり、そこで読んだ記憶がかすかにあります。サラリーマンから大企業の社長に。島耕作難局を乗り越えられるのか?見ものですね。

 島耕作よりはもっとメジャーになってほしい漫画は本宮ひろ志作で週刊ヤングジャンプに連載中の「風の陣(JIN)です。ヨットというマイナーなスポーツに光を当て、なにかと自信を失いかけている日本に活を入れる漫画です。
Kazenojin08

 以前の物語でアメリカス・カップのオーナーのになった鷲津真緒が、

「夢という言葉を簡単に奇麗事で使うくせに、夢なんて全然信じていないと思うの。今の日本人て。」

「日本の会社ってどこもサラリーマンから上がった社長が増えて目先の無難なことばかり気にしている感じね。思い切った決定って出来ないみたい。」

 といわれていましたね。

 参考ブログ記事「日本人は大きな夢を持て

 サラリーマンから社長になった島耕作はアメリカス・カップの趣旨を理解し、支援を決断できるのでしょうか?
 プロ野球やJリーグの大物新人や落ちこぼれ、不良などが荒天の海でディンギーをやり「心を1つにする」ことをしています。

 ヨットが自分を支え、癒し、鍛える道具であることは23年だらだらしているわたしゆえにとてもよく理解できます。もっとこの漫画読んでいただきたい。

 風の陣単行本第2巻は4月18日発売だそうです。
Yacttin
(ヨットは沈(転覆)し、自分で起こしてセーリングして身体で覚えるものです。夜須で)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

お花見遊覧船スタート

Horikawasakura40308_r
 高知市九反田ー堀川の桜堤のトンネルを遊覧船で優雅にクルージング。今年もお花見遊覧船が今日(4月3日)からスタートするそうです。
 腰痛改善のリハビリのウォーキング中に出航準備をされている西澤さんと豊後さんにお話を聞きました。
Ohanamiyurannsen081_r「お花見クルージングも定着し、。今年は桜の開花が自分達の予想より早まりましたし、正直焦っています。週末は満杯状態。今週であれば明日の金曜日の午後3時から、午後4時からの時間帯が空いています。」

「乗り合いの乗船や貸切も可能です。空席状況につきましては連絡いただけますとすぐに回答いたしますので。」と豊後克典さん。
 以前「けんちゃんのどこでもコミュニティ」時代に出演いただきました豊後彰彦さんはお兄さんだそうです。

 堀川の桜は8分咲。それこそ明日から1週間は見頃でしょう。

Ohanamiuuransen082_r

 堀川の桜は8分咲。それこそ明日から1週間は見頃でしょう。

 連絡先は以下のとおりです。

 電話 080-3924-0642 (予約状況もすぐにわかります)

 
 参考記事 過去のお花見遊覧船の様子のレポート

Horikawasakura4082_r

| | コメント (0) | トラックバック (0)

良くも悪くもスーパースターの橋本大二郎さん

 4月2日に前高知県知事橋本大二郎さんは次期衆議院選挙に高知1区から無所属で出馬されるとのこと。「選挙後政界再編になるのでリベラルと構造改革派の接着剤的な役目を担いたい。」との決意を表明したと報道でそう伝達されました。
Hashimoto

 橋本大二郎さんの個人ブログ「だいちゃんぜよ」も県知事時代の昨年8月から休刊しています。どうなっているのか気になりましたので、先日高知市堺町に開設されている橋本大二郎事務所をお訪ねしました。
Daityanzeyomm

 橋本大二郎さん本人は訪問当日は不在でした。お訪ねした理由を説明し、スタッフの人に「個人ブログを再会してほしい。」と申し上げました。そして橋本さん本人宛のメッセージを書いた手紙を渡しました。

 事務所には3人のスタッフが常駐されていました。私も名刺を差し出し、名刺をいただきました。橋本大二郎事務所秘書の肩書きの人に話を聞きました。

「県知事16年の間高知県民の皆さんにお世話になったので、知事退任(昨年12月6日)以降は高知県下一円を挨拶回りをしています。それが終わればどの選挙区から出るのか表明します。今のところはお答えできません。」とのことでした。

 その事務所をお訪ねしたのは3月上旬でした。1ヶ月前のことでしたが、4月2日の記者会見での正式な出馬表明も発言して事柄は予想される範囲のことですね。

 昨年12月6日以来、知事時代の親しい後援者やマスコミには姿を見せておられるようですが、市民の前には姿を現していない橋本大二郎さん。個人ブログも再開していませんし。
 それは橋本大二郎さん一流の作戦だと思います。いろいろ噂を流させ話題になり、良くも悪くも注目させる。登場する時期を狙って、その時期が来ると躊躇なく颯爽と登場する。それが昨日であったとは思えませんが・・。

 2003年の厳しい局面の県知事選挙のときも、表の後援会事務所の雰囲気では大丈夫かな?という状態でした。しかし水面下で政界工作していた橋本大二郎さんは1人だけ政治のプロでしたし。そのくせ県民の前の街頭演説では絶妙で市民大衆からエネルギーを吸い取り元気になる政治家そのものでした。

 2003年高知県知事選挙の総括 (けんちゃんの吠えるウォッチング)
Hasimotofusai

(はりまや橋商店街での高知ファイティング・ドックスを励ます会での橋本夫妻)
 吉田茂氏が「政治家は人を喰う」と言ったそうですが政治の申し子である橋本大二郎さんはそのものです。

 先日も高知県のある郡部へご夫婦で来られていたとか。「知事さんが奥さんと一緒に来られ、サインをもらった。」「写真を一緒に撮りました。」とそのご婦人は興奮気味に話されました。事情を聞くと突然の訪問であったそうです。その奥さんは地域の知人友人、親戚にその場で携帯電話をかけまくり地域中の人たちを集め大歓迎会を即席でしたそうです。高知県下にはでしゃばらないこうした橋本大二郎ファンが(しかも地域のリーダー)がまだまだ大勢いるようです。

 退任して3ヶ月余。まだまだ橋本大二郎ブランドは健在ですね。出馬会見が全国ニュースになるぐらいですし。橋本大二郎さんの話題を説明。その後「高知1区では現職も含め自民、民主、共産の候補者が出馬予定です。」とその他大勢の扱い。マスコミは露骨でありますね。

 橋本大二郎さんに関してはいろんな良い噂、悪い噂も流れています。自民党高知県連は「橋本大二郎対策班」までこしらえていますし。そりゃそうでしょう5回の県知事選挙で4回も党公認、党推薦候補が橋本大二郎さんには連続の総力戦で負けていますから。党の面子もあるでしょう。

 「よくも悪くも政界のスーパースター」である橋本大二郎さん。政界再編の旗手になるのか、過去の栄光の人となるのかまもなくその答えがでるでしょう。

  また政界筋にはこういう見解もあるようですね。

 「第二の細川」か 橋本大二郎が政権を獲る日!?

 この記事あたりが橋本大二郎さんに期待する政界の一般論でしょうか。細川さんも同様に期待されながら8ヶ月で頓挫したこともありますし。細川さんよりタフそうですが、こればかりはわかりませんね。

 自民党も民主党も大衆を引きつけるリーダーはいません。永田町の手垢のついていない橋本大二郎さんは、当選後いきなり首相なんてこともありえるかもしれませんね。

 そういえば以前こうも言っていましたね。「僕は陣笠議員になるつもりはない。クリントンのように州知事から大統領になるような機会があればそうなりたい。」とも。なんかそうなるような気がします。

 解散の時期が連休前か、夏か、秋か。どちらにしても橋本大二郎さんは政界再編の目玉になるでしょうから。
Hasimoto1senkyo
(とにかく選挙には強かった橋本大二郎さんでした。衆議院選挙ではどうなるでしょうか?)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

タバコは1箱1000円ぐらいにすれば

Tabakozihanki02_r
 週に2回ぐらいゴミの回収日の朝に自宅前の道路の清掃をしています。2回清掃しているのに、タバコの吸殻がいつも落ちています。僅か100メートルの間に50個から多いときで100は落ちています。

 タバコを吸い人の罹病率は高くなるし、その分国民全体の医療費負担が上がる。それもあるので、タバコを1箱1000円にすればやめる人が増えるだろうから、道路も綺麗になるし。

 医療費も削減になるだろうし。税収はかわらないだろうし。1箱300円は安い。珈琲代も田舎でも400円しますし。タバコは1000円にすべきでしょう。

 またタバコの自動販売機を見ますと、成人でないと自販機でタバコが変えないようになるとか。キャンペーンをしていますね。

5月からtasupoというカードが導入されるようですね。成人識別カードだそうですね。住所と氏名や電話番号を記入、3ヶ月以内に撮影した写真と本人確認書類(運転免許書、健康保険書、住民票など)のコピーをtasupo運営センターへ送付し、tasupoカードが送付されるので、それを使用しないと自販機で購入できないようです。未成年は購入できないとか。

 たばこの自販機を設置している知人は「これは自販機メーカーが儲けるだけのシステム。未成年が自販機でなく店舗へ購入に来た場合もカードの提出をしないと売らないと言うことだが、徹底できる保障はないし。」とのこと。ざるのような感じですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.02

窪津漁協は活気がありますね。

Kubotubashi1_r
 友人の車に便乗して土佐清水市窪津へ。ここは21年前窪津橋の塗りかえで防錆システムを提案し何回か日帰りで来たことがありました。
Kubotu4_r
 しかし近海に漁場があり頻繁に漁船が橋の下を通過するので、漁業無線のアンテナが高いのできちんとした吊り足場が仮設できず、錆落しと工期に問題がありました。

 それで数年ぐらいは大丈夫でしたが、10年ぐらいするとやはりそのあたりが不十分で錆がでたそうですがクレームにはなりませねんでした。それで橋を見ました。なんとめちゃくちゃ錆びています。やはり21年も経過すると仕方がないなと思いました。
Kubotu_r
Kubotubashi5_r
 しかしそうではない。2001年に他社の防錆塗装システムで再塗装されていますが、錆が酷い。全然防錆になっていませんでした。もったいない話ですね。こちらからまた提案してみようと思いますね。

Sakana1_r

 さてそれはともかく橋を渡った対岸にある魚市場へ行きました。そしたらちょうど大敷網の漁から戻った漁船が魚を水揚げしている光景に遭遇しました。

 漁船からクレーンで魚の網を釣り上げ魚を台の上に置きます。手早く市場の男集が魚をより分け、魚別に籠へ入れていきます。
Sakana3_r

 多かったのは飛び魚です。秋刀魚もいました。アジも鰹をいました。なにせこれほど大勢の男性たちが揃った荷揚げしている風景は頼もしい限りです。
Sakana2_r
Sannma4_r

 4月1日に高知県漁業は県下7割の漁業組合が合併して誕生しました。窪津漁協は合併せず頑張っているようです。活発な荷揚げや、きびきび働く漁協の職員をみていますとここは大丈夫であると思いました。

Imgp1848

| | コメント (0) | トラックバック (0)

市民は安いガソリンを圧倒的に支持しています

Gs125_r

 幹線道路沿いの高知市内のあるガソリンスタンド。ガソリン1Lの表示価格は125円。31日まで150円だったそうですので25円下がっているようです。友人の車に同乗させてもらい給油風景を眺めていました。

 スタンドには常時5台が給油し、待機している車が行列状態。遂には幹線道路にもはみ出し1車線をふさぐ状態。市民はやはり生活防衛をしていますね。

 用事で土佐清水市へ行きました。こちらは160円の表示。四万十市でも155円の表示。こちらは給油している車は見かけません。友人は満タンに給油し、45L入れたそうです。土佐清水市との価格差は35円。1575円も得した勘定。これは行列しますね。

 さて問題は一度値下げの味をしめた庶民が再び25円の「値上」を1ヵ月後に認めるのでしょうか?なにもかにも上がっているので諦めて認めるだろうという意見と、そうではないという意見があるようですね。
Gs127_r
 近所のスタンドも127円の表示が。父は昨日152円で満タン給油したそうです。いやはや混乱しております。家族でも。

 連休前のガソリンスタンドも大変になりますね。これでは。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

トラックバックは受け付けてほしい

 最近「トラックバック」を受け付けないブログが増えている。知人などもそうで、なぜかと聞くと「スパムが多いのでうざったいし」とのこと。でもそれはもったいない。

 コメントは相手のブログへ出向いて書かないといけない。トラックバックは相手の記事が気に入り、過去に自分のブログに似たような記事や、同じ問題を書いている自分の記事をそのまま転送できる特色がありました。ブログがブログたるゆえんはトラックバック機能です。

 それをみすみす使えなくすることは、ブログの特色の大半を失うことになります。私のところも、毎日しつこくトラックバック・スパムは来ます。でもそれは一応規制はできますし。ブログサービスにはスパムを禁止設定にすることもできますし。完璧ではないにしろ。
 自分の記事に対するきちんとしたトラックバックまでは禁止にするのは実にもったいないと思います。

 ブログのやりとりのなかでトラックバックがきっかけになり交流している人も現在何人かいますので特にそう思いますね。あったこともありませんし、今後もなかなか会う機会はないでしょうが、ブログを通じた交流で気持ちが通じることはとても良いことですし。
Pc1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

とりえのない中高年親父でも人生がある

 社会的地位はないし、名声もない。お金もないし、とりたてて才能もない。異性を引きつける美貌とは無縁。多分若い人からは「むさくるしい」オッサンと見られていることでしょう。

 身長こそ180センチありますが、典型的な胴長短足体型ですし。文章を書くのは大好きですが、才能はないし。人を感動させる文章は書けないですね。お金ももらえませんし。

 けんどなんかを感じる力はあるようですし。人と人をつなぐことは得意。1人ではたいした成果は上げられないが、チームをこしらえたらなんとかなりそうです。いくつか成功事例もあることですし。今度ももっと大きな事業をしてみたい。

 大好きなヨットも今年で23年目ですが進歩しませんね。でも「継続は力」ですね。70歳まではディンギー・ヨットは続けたいと思いますし。「老人と海」の世界に憧れていますし。
Yasu012005
爽やかにセーリングが出来る季節になりましたね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.01

反故にされた与党の選挙公約

 昨年7月の参議院選挙のとき、時の首相で自民党総裁安倍晋三氏は「不明になっている年金を3月31日までに必ず照合します。最後の1人まで照合します!」と絶叫していました。その熱意にほだされ自民党に投票した人もいたことでしょう。

 ところがです。昨日その期限が来ました。とうとう公約は果たされませんでした。マスコミは「ガゾリン税」の問題や猟奇的な事件、三浦和義氏や大リーグ、プロ野球、高校野球、朝青龍と忙しく、我々市民もいささか「情報過多」状態でうっかり忘れることが多い。

 年金問題:公約「守った」に野党猛反発 厚労相の謝罪求める声(毎日新聞)

 しかしこの「年金問題」は人生の後半期の生活手段だからとても大きいし、興味本位的な事件とは異なる。しかも今日から悪法と言われ、高齢者いじめでしかない後期高齢者医療制度がスタートする。

Abe_top
(公約を簡単に破った政治家として未来永劫記憶すべきです。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

温暖化ガス削減(京都議定書)の実行スタート

 4月1日から京都議定書にもとづく温暖化ガス削減の実行期間(2008年~2012年)が始まります。それで温暖化ガス排出量を公表しました。
 画像は日本経済新聞の3月29日号をスキャナーで取り込みました。

 やはり鉄鋼・セメント、化学会社が多く温暖化ガスを排出しています。電力会社も多いようですね。

 ここで欧州と日本の環境対策が大きく違っています。ドイツは太陽光や風力の利用を促進するために「再生可能エネルギー法」を施行しています。脱原発路線を定着、原発の新設も延命も認めない方針。

 一方日本は風力や太陽光発電の比率は僅か。今後もドイツのように拡大する計画はないようです。日本は原子力発電を活用しようとしているからです。
 狭い日本列島ですが、全世界の地震の10分の1が日本で起きています。その地震列島にこの50年で53基の原子炉を設置している日本。たまたまこの50年巨大地震が起こっていないだけ。太平洋側はプレート型巨大地震が100年周期。日本海側は活断層だらけで10年周期で直下型地震がおきています。これほど原発をこしらえて大丈夫なのでしょうか?

 どちらが環境にやさしいのか。国民的な議論が必要でしょう。それには徹底した情報公開がなされないといけないと思います。

(画像は日本経済新聞2008年3月29日号)
Co2sakugenshinbun

(クリックしますと画像はすこし拡大します。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

新堀川隣接道路はコミュニティ道路に

Yaemon01_r
高知市の土地区画整理をしている弥衛門地区では都市化が進んでいます。そのなかで曲線を車道に取り入れた「コミュニティ道路」があります。曲がっているゆえに自動車はスピードがでませんし。

 歩道部が広くゆったりしています。ベンチなんかも置かれています。こんな工事をしているのであれば、新堀川と隣接している県道播磨や橋ー一宮(いっく)線をこのようにすればいいですね。
Yaemonn03_r

 新堀川の親水空間は貴重な都市中心部のビオトープ。歴史資源もあります。それを道路特定財源から工事費が出ることをいいことに、4車線道路で自然景観も、歴史資源もすべて破壊しようとしています。実にばかげた公共工事です。
Shinborihakai

 後世の高知県民に笑われますね。このままでは。では解決策はあるのか。あります。

 新堀川と平行して走る県道播磨や橋ー一宮(いっく)線を「コミュニティ道路』化し、ビオトープと歴史資源と道路を共存させることでしょう。実に簡単なことです。

 川縁に日陰茶屋や、ベンチを置き、石積み護岸をおいて、ゆっくり街中からの散策ルートをこしらえればいいのですね。そのアイデアは新堀川の歴史資源を残そうと呼びかけている市民グループから提案されています。

 夜須のマリンタウン計画の時もそうでしたが、高知県庁の土木部は民間人の提案を受け付けません地元事情を知らない。国のひも付きコンサルタントの意見をそのまま県民に対して話しているだけですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »