遂にお花見遊覧船乗船!
今年は宣伝が行き届いたせいか、4月3日にスタートした「お花見遊覧船」です。今年はオープン以来満席状態。かろうじて金曜日の午後出航便に空席がありましたので乗りました。
ライフジャケットを着用し、出航です。いつもはボードウォークの浮き桟橋から眺める堀川とはまた異なる風情です。子供や高齢者の乗船者も皆海から見た桜並木の風景に満足しておりました。
この堀川べりの桜並木。昭和54年に農人町町内会が植樹したようです。翌年は対岸の九反田町内会が植樹したそうです。桜は175本あるそうで、桜の開花するこの時期には見事な景観を形成しています。
またこのお花見遊覧船。もともとは商売で始まったわけではないようです。船主の太平洋マリンが関係者の「宴会用」「お花見用」に低速で運行する船を購入したのが始まりとか。あまりに楽しそうにしているので、それを見た人達が乗せてくれということになり、期間限定でお花見遊覧船として3年ほど前からはじめたようです。
情報を高知シティFMにも連絡しましたら、昨日藤井パーソナリティが取材に来られたそうです。それで今日は夕方のローカル局のニュースでさんさんTVとテレビ高知でお花見遊覧船の様子が放映されていましたから、予約で大変であると思います。
わたしは鏡川大橋の下部はどうなっているのか気になっていたので、防錆管理士の立場で錆状態や旧塗膜を観察することができました。さすがに国管理の橋ですね。県管理の土佐清水市の窪津橋とは大違い。きちんと管理されています。錆は出ていますが、窪津橋のように酷くはない。
鎖があるのは耐震補強用とされているようです。昨年橋が大地震でも落下しないように工事をしていましたが、海から見ると工事の概要がわかりました。
中の島の石油基地を横目に見まして、丸山台を目指しました。意外に風が強いので島の近くで引き返しました。丸山台は明治維新直後、高知出身の板垣退助が外国訪問し、高知へ戻った時に当時は丸山台に料亭があり大宴会をしたとか。
堀川の両岸辺の桜は九分咲。満開にはもう一歩ですね。満開のお花見遊覧船は素晴らしいですからね。おそらく週末から来週の始めに一番の見ごろであると思います。
歩く速度より遅い遊覧船。桜のトンネルが堪能できましたし。約40分の船旅で1人1000円ですが、得難い経験をさせていただきました。
お花見遊覧船 連絡先 080-3924-0642 です。
予算をかけて「得体の知れないイベント」をするよりも、「今ある高知の資源」を最大活用している「お花見遊覧船」
。運営者の人達がもともと自分達で楽しんでいたことをみんなに分けていただいたので、大変良いことであると思います。
これこそ「今すぐ実行まちづくり」のテーマでもありますね。
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