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2008.04.09

聖火リレー報道とメディア・リテラシー

Kinmonhasi1
(よくぞ昇りました。足場も何もない橋のワーヤーに)

 ロンドンやパリの北京五輪の聖火は激しい抗議行動にさらされました。それが中国のメディアにかかると何事もなかったように伝達されているようです。

 北京五輪:聖火、ロンドンでのリレー終了しパリへ(中国情報局ニュース)

 「チベット独立」分裂勢力による聖火リレー妨害について(人民網日本語版)

 こういう記事を見ると「マスコミは真実を伝えるが、真実の1部しか伝えない」ということがよく理解できます。とても良い実例です。社会勉強になります。しかしわたしたちは中国を笑いものにすることができるのでしょうか?

 ダライ・ラマさんのほうが遥かに冷静な発言をされています。

 ダライ・ラマ法王の声明~チベット人のみなさんに向けて~(日本代表事務所)

 民主主義国であっても「マスコミは真実の1部」しか伝えないものです。確かに時間の制約や紙面の制約もあり、また編集方針や時の政府の圧力もあるからです。中国人監督が制作した映画「靖国」が上映されない事態も一時期ありました。

 議論をせずに全人格を否定する言葉があります。「非国民」「反日的」「アカ」あるいは「反革命」「反共分子」「分裂主義者」などなど。中国のメディアにはレッテル貼りが未だに目立ちます。民主主義の成熟度がない証拠です。

 それにしてもロンドンやパリでの抗議行動は凄い。聖火ランナーをトレーナー姿の中国の特殊部隊の兵士が伴走。その内側に現地の警察、消防士が。更に民間警備員。沿道には柵があり容易に近づけない。

 フランスはさすがに革命の国。その伝統は生きていますね。アメリカのサンフランシスコの金門橋によじ登って抗議の横断幕をかけたことも物凄い。垂直に伸びる橋のワーヤーによじ登り、横断幕を垂らすとは。高い登山技術の持ち主。

米サンフランシスコでも抗議 金門橋に横断幕(毎日新聞)

 あそこは年中風が強いところですし、よくぞやりましたね。

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コメント

■北京オリンピックで、中国は分裂へのアクセルを大きく踏み込んだと思った人々?
こんにちは。中国の壊れ具合ますますひどくなってきましたね。一人当たりのGDPが日本の1/10に達するまでに、今の経済成長率を維持したとしてあと20 年かかる発展途上国、中国。本来他国を侵略したり、オリンピックを開催することなどできないはずです。毛沢東を国家統合の象徴にできない、中国中央政府の苦悩! 統一国家統合の象徴のない中国には、いつも一端瓦解すると、とめようがないという危機が常につきまとっています。私は、現代中国このままでは、すまないと思っています。中国は今後早ければ10年以内、遅くても20年後には分裂すると思っています。私のブログでは、中国分裂の筋書きを何回かにわたって掲載しています。今回は、私の他の人で中国崩壊の予測をしている人たちの記事の内容を集めてみました。是非ご覧になってください。

投稿: yutakarlson | 2008.04.09 13:12

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» 本の交流 04112008 [つき指の読書日記]
 日本にとって近くて遠い、その国が何を意図し、本当のところは何を求めているのか、訳のわからない苛立たしさを感じさせるのは大陸中国ではないか。靖国神社に対する内政干渉、あれだけの巨額な有償、無償の援助、ODAにもかかわらず、感謝の礼もない。平気で反日目的の捏造された歴史記念館をこれでもかこれでもかとつくる。戦前同様の北京政府が陰で操る反日デモもある。今回の毒入り餃子での非科学的な態度、隠蔽体質、いったいどうなっているのか。SARS問題もあの不衛生さならば、まだまだ起こるだろう。そして今回のチ...... [続きを読む]

受信: 2008.04.10 19:13

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