温暖化ガス削減(京都議定書)の実行スタート
4月1日から京都議定書にもとづく温暖化ガス削減の実行期間(2008年~2012年)が始まります。それで温暖化ガス排出量を公表しました。
画像は日本経済新聞の3月29日号をスキャナーで取り込みました。
やはり鉄鋼・セメント、化学会社が多く温暖化ガスを排出しています。電力会社も多いようですね。
ここで欧州と日本の環境対策が大きく違っています。ドイツは太陽光や風力の利用を促進するために「再生可能エネルギー法」を施行しています。脱原発路線を定着、原発の新設も延命も認めない方針。
一方日本は風力や太陽光発電の比率は僅か。今後もドイツのように拡大する計画はないようです。日本は原子力発電を活用しようとしているからです。
狭い日本列島ですが、全世界の地震の10分の1が日本で起きています。その地震列島にこの50年で53基の原子炉を設置している日本。たまたまこの50年巨大地震が起こっていないだけ。太平洋側はプレート型巨大地震が100年周期。日本海側は活断層だらけで10年周期で直下型地震がおきています。これほど原発をこしらえて大丈夫なのでしょうか?
どちらが環境にやさしいのか。国民的な議論が必要でしょう。それには徹底した情報公開がなされないといけないと思います。
(クリックしますと画像はすこし拡大します。)
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