レジ袋削減より車利用の抑制を
最近他人の話を全く聞こうとしない「環境全体主義」「環境原理主義」がまたまた台頭しています。それで最近の目標とやらは「レジ袋」を辞退しましょう。という運動とか。
富山県ではレジ袋を全県有料化した結果、マイバック率が80%を超え、多大な成果を上げたようです。テレビでその様子を写していました。消費者は大型量販店へ車で乗りつけ、スーパーの買い物籠と違う色の買い物籠を持参。料金清算後にその持参の買い物籠でそのまま車へ積み込みました。
「袋からいちいち詰め替えしなくていいから便利。袋も無駄だし。不要だし」とのことで、その買い物客の女性は、良いことをしているという顔でさっそうと車に乗り込みました。
(車で買い物をしてレジ袋を辞退しても二酸化炭素の削減にはなりません。まやかしです。)
はたしてレジ袋を使わないことがとてもよいことののでしょうか?車を使用して買い物にくれば二酸化炭素を出します。まして大型量販店は全国からものを仕入れています。運動時にただいなに二酸化炭素をだしています。
それに店内の冷暖房と照明。電力を太陽光や風力発電、木質バイオマス地域循環システムでまかっなっているのでしょうか?石油を使っていたり、電力の供給をうけていたら多額な環境負担をかけています。
そうしたライフスタイルの根本的な見直しをせずに、「環境に優しい」なんて言うのも恥ずかしいし、おこがましい。
せめて自動車を使用せず、店内の冷暖房は木質バイオマス地域循環システムでしていますとでも言って見ればどうでしょうか?
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