ラジオでつなぐ防災フォーラム交流会
5月30日の夕方は高知シティFM「ラジオでつなぐ防災フォーラム」の交流会(実は懇親会)に参加しました。防災がテーマの会合でありましたので、わたしは二葉町自主防災会の立場で参加しました。
主催者は番組を制作している西やん(防災寺小屋塾長)こと西田政雄さん。男ばかりの17人集まった会合でしたが、メンバーは多彩。学校教員や会社経営者、政党関係者や報道関係者など。国会議員や県会議員も参加されていました。みなさん西やんの番組のゲストの人達でありました。
「政敵?」であるはずの福井照さんと植田壮一郎さんが仲良く懇談されているのも西やん主催の交流会ならではのものでしょう。
植田壮一郎さんと言えば2003年の高知県知事選挙のときに大丸前での街頭演説会の司会進行されておられました。
それにふぁーまー土居さんが加わっていますので、政治家の皆さんも「濃い」取り合わせでした。実務派の参加者の皆さん方ですので、懇親会の2時間はあっという間に終わりました。
福井照さんといえば、昔「けんちゃんの吠えるウォッチング」時代にゲスト出演いただいたことがありました。
2002年の3月頃の話。質問項目しかないので福井照さんの回答された様子を記事にしていないのが残念ですね。ドイツの環境先進都市であるフライブルクについても言及されていました。建設官僚時代に現地を訪れ、研究されていたようですし。
「高知市は環境都市宣言をしましたね。おそらく指定されるでしょう。その場合のモデルはドイツのフライブルク市であると思います。」と言われていました。
福井照氏は引き出しの多い人物。後期高齢者医療制度についてもこのような逸話を、もとに説明されていました。
「みなさん姨捨山のお話を知っている人はいますか?45歳以上の人でしょう。年寄りが60歳を超えたら領主の命令で山へ隔離する命令がある領地でありました。
息子が母親を背負い山道を歩いていました。母親は白い切れを道に落としたり、木の枝を追ったりしていました。
息子は母親が自分達のところへ戻るためにしているのかと問いただしました。母親はこう言いました。「お前が帰り道を迷わない為にそうしているんだと。」息子は己の行為を反省し母親を連れ戻し、家の床の下に隠して生活していました。
あるとき隣国が攻めてきました。隣国の領主はなぞなぞが好きな人で3つ難問を出しました。なぞに回答すれば攻めるのはやめようと言う条件。国中の識者も領民も回答できませんでした。
息子は隠れている母親にその話をしますといとも簡単にその謎の回答を見つけ出しました。急いで息子は領主に進言しました。そのおかげで隣国の侵略を免れました。
領主は息子に「誰もとけなかったなぞがそうしてお前がわかったのか?」と問いました。息子は実は領主様の命令で口減らしのため母親を姥捨て山へ連れて行きましたが思いとどまり、家に隠していました。どうか許してください。なぞは母親が回答したのです。と言いました。
領主は改心し姥捨て山政策を放棄しました。年寄りの知恵が国難を救ったのですから。」というのが「姥捨て山」の話の真相であると福井照氏は言いました。
「評判の悪い道路特定財源ですが小樽運河も道路特定財源でできたものです。一杯そういう事例はありますよ。」とのことでした。
日頃の後援会活動や政治活動まして選挙運動では語られない話。今一度「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」のゲストに出演をお願いしました。日程調整中ですね。実現できれば面白いとは思います。
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