選挙も大事 民主主義も大事
昨年の東洋町長選挙。高レベル放射性廃棄物最終処分場文献調査に断固反対する沢山保太郎さんが圧勝したので、国側は正式に立地調査を断念しました。あれが推進派の候補者が当選していたら今頃は大変でした。
山口県岩国市ではこれ以上の基地負担の増加に反対する井原勝介さんが僅かの差で市長選挙に敗れました。基地の強化がどんどん図られています。
7月5日 午後2時より 高知市共済会館
「されど岩国は負けない」井原勝介氏講演会開催予定 参加費1000円
「迷惑施設を受け入れれば」巨額の交付金を地方自治体にばら撒く。小泉内閣時代の構造改革路線と三位一体改革なるものは、地方自治体を破壊し、国の言いなりにし、迷惑施設をひたすらおしつける政策の推進のオンパレードです。
ただそれは一応「民意」を問い、選挙で勝利を収め攻めてきます。そういう意味では東洋町長選挙は「パリコミューンに匹敵する成果」(沢山保太郎氏談)だったのです。短期の政権に終わることなく、環境との共生、住民自治という困難な地方自治を完成させるために沢山保太郎東洋町長は日々戦っておられます。エールを送ります。
ですので「選挙も」とても大事です。自己満足的な反対運動や、自分達の政治勢力拡大だけの「負ける選挙」では意味がありません。
政府が核廃棄物施設や米軍基地などの「迷惑施設」を地方自治体に押し付け、巨額の交付金で地方の自治を破壊するのであれば、選挙ではどうしてもその政策に反対する候補者に勝ってもらわないといけません。
日本は民主主義国が建前。銃火器で決着をつけるのではなく投票行為で決着がつくのであれば、昨年の東洋町長選挙同様に圧勝し民意を現さないといけないからです。
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