16億円の無駄遣い
良いカメラで撮影された写真は迫力がありますね。知人が撮影したはりまや橋バスターミナル(というかバス降車場と、タクシー乗り場とバス駐車場)の施設でなんと高知市は「財政難」だというのに16億円をかけて全く無駄な施設を建設したものです。
しかも年間維持費は2000万円ほどかかるとか。気絶しそうな無駄な話です。高知市長と高知市議会には良識があるのでしょうか?全く不可解極まりない。活用法すらろくにないとのこと。呆れる。
背景に見える大きな建物はかるぽーとという高知市が建設した文化施設。これまだ無駄な権化であり、建設費用が200億円で、維持管理費が年間数億円とか。素人がみてもわかりますね。西向いてガラスがはめこまれているので、西日で暑いのでこれだけで空調費用がかかります。実に冷暖房効率の悪い設計。
正面入り口には急勾配の階段がそびえていてこれだけで、高齢者の人たちは萎縮してしまうようです。「ひとにやさしくない」建物であり、設計思想が間違っています。
高知市が本当にしなければならないことは「市民の命と財産を守る」ことです。このような無駄遣いをあらため、ただちに地震対策、浸水対策に全力を尽くしていただきたい。
(1946年の南海地震。かるぽーとより東の高知市下知地域は家屋の倒壊と浸水で甚大な被害がでました。)
間違っても「お金がない」ということは言わないように。これほど無駄遣いをする市役所に金がないはずがないから。本当にないならこのような不用な施設は売却して市民の命と財産を守るための事業をすべきであります。
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