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2008年6月

2008.06.30

埋まるのか欧州と日本の差

 サッカーの欧州選手権はスペインが優勝しました。スペインは体格的には日本代表と同じ程度ですが、屈強で大柄なドイツと互角に渡り合い、玉際でも全く負けませんでした。

 早いパス回しや、ワンタッチパス、ゴール前での細かいパスでのつなぎなど、日本代表がめざしているだろうサッカーのお手本。ただ日本の場合はFWがきちんとボールを受けれない。おさまらない。囲まれたらすぐにボールを取られる。

 中盤の運動量が低く、後半は足が止まる。2006年のW杯のオーストラリア戦での惨敗は記憶に新しいところです。運動量が後半格段に落ちますし。スペインは最後まで運動量が落ちませんでした。

 今回の欧州選手権をサッカー少年達が見ていると思います。体力と技量をつけ、「キャプテン翼」の大空翼のように、世界で活躍していただきたい。

 陸上競技の100メートル走があります、日本記録と世界記録の差は歴然。サッカーの場合はそれほどの差ではないかもしれませんが、まだまだ世界のサッカーレベルからは大きな差があると思いますね。

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広大なとでんボウル跡地

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 長らく高知のボウリングの歴史を刻んでいた高知市宝永町にありましたとでんボウル。2月から解体工事が行われていましたが、このたび更地になりました。
 跡地はいきつけの理髪店主によりますと5階建てになり、2階までは駐車場。3階にボーリング場、あとはレジャー施設他とのことです。

 壊して見ると広いものですね。今までは2階建てでしたが5階建てともなれば、これはそこそこのものが出来ますね。

 この不況にお元気なのはやはり県外資本。今回の再開発ビルもラウンドワンとか言うボーリングやレジャー施設を手掛けている全国資本がこしらえるらしい。
 卸団地入り口もニトリとかいう家具の全国チェーンが店舗を建設しておりますし、高知はますます「植民地経済」の様相になりました。

 工事の様子は伊与田さんのブログを参照。

 1年ぐらいで完成するようですが、ボーリング以外になにができるのか楽しみです。
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無敵艦隊VSゲルマン魂の激突は?スペインの勝利

 ヨーロッパと言うか世界のサッカーの最高峰ユーロ2008の決勝戦は「ドイツVSスペイン」の組み合わせです。華麗な中盤の流れるパス回しでゴールを狙うスペインのサッカーか、無骨と言われながらも伝統のゲルマン魂で勝つ抜いてきたドイツ。注目の一戦です。

 全く個人的な意見にすぎませんが「世界の今後のサッカー」のためにはスペインに勝利していただきたい。そう思い試合は見逃せないので昨日は夕食を食べて歯磨きして即就寝。タイマーを午前3時半にセットしました。

 今までのスペインは代表チームとしてはまとまりが悪く、個々人の技量は素晴らしいが代表チームとしてのモチベーションが今ひとつでした。しかし今回の大会は監督の気合いなのか選手の気持ちなのか、チームとしての組織力も素晴らしい。個々人が技量があり、それが約束事をはっきりお互いが守る組織プレーをしたのででは相手チームはこれは勝てません。スペインは無敵です。

前半の立ち上がりから暫くはドイツが中盤で押し込み、スペインにスペースをあたえない。左サイドからの崩しでスペインを脅かしていたので、守る時間が多い。しかしスペインは守備がしっかりしていてマークを外さない。一度DFのパスミスから危ないシーンはあれど脅威はそれぐらい。

 試合が進むにつれスペインは中盤でのパスも繫がり始めドイツゴールへ迫るように。何度が惜しいチャンスもこしらえる。そうこうしているうちに前半33分フェルナンドーレスがDF2人に囲まれながら、GKをまたいでゴール!凄い得点。前半はスペインリードで終了。

 屈強な大男揃いのドイツ。スペインは明らかに小柄。サッカーは「走る格闘技」ですが全然負けていない。体格的には日本はスペイン並ですが、ボールのトラップ、扱いはまだまだ追いついていない。それに走る力はスペインが凄い。基本は負けない走りであることがわかりますね。日本は終盤へばりますし。体力と技量は追いついていません。

 結局最後までスペインの走力は落ちることなく、ドイツは良いとこなく敗れました。サイドからのクロスでパワープレーを当然ドイツは終盤狙っていましたが、スペインはそれをさせず、クロスをあげさせませんでした。衰えない運動量をボールを奪い、パスを廻し、ドイツゴールに迫りました。

 リードしてからも引いて守るのではなく、パス回しのスペイン流を貫きました。素晴らしいスペインの優勝でした。1-0でした。

 今までは「勝つための」「面白くない」守りのイタリア流サッカーがサッカーだと言われることがありました。やはりサッカー面白くないと。スペインのサッカーは面白いサッカーでした。これでサッカー界の流れも変わるでしょう。

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どうする耐震補強工事

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「高知の山も緑が消え、赤茶けた山肌が露出するでしょう。断層の上にある建物はどうしようもない。今回の岩手・宮城内陸地震の活断層についてはノーマーク。学会でも大変なことになっている。」と語るのは地震学者の高知大学岡村眞教授。

「南海地震については来るのは間違いない。来ることが予測で切るのは南海地震とトルコの地震ぐらい。ですので可能な限り対策をとらないと。」

「1番の地震対策は寝ているときに家具や自宅が倒れて押しつぶされないこと。命を奪われないこと。それに尽きる。高知市下知地区、二葉町は地盤が弱く震度は7が予想される。強い揺れは100秒続く(阪神大震災は13秒)。津波が来なくても高潮堤防は倒壊するので、地域は水没する。3階建て以下の家屋の人は、素早く3階建て以上の建物へ避難しないと助からない。」とも。

「高知市は断層の上の都市。道路は崩落。浸水、港は破壊されている。救援隊は暫く来ないことを前提に防災対策を立てるべき。それには最低限の自宅の耐震補強でしょうね。」

 防災避難グッズがどうのとか言われていますけれども、一番の耐震対策は、家具の固定と家屋の耐震補強です。それを「国策」でやらないと「国民の命と財産」は守れません。

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2008.06.29

大人のヨット教室

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(とにかく悪天候。雨も降っていました。)
 YASU海の駅クラブ主催で大人のヨット教室が開催されました。悪天候でしたので、今日は海でのセーリングはできませんが、座学と艇庫での講習会でした。参加者は5人でしたが皆熱心に聴講していました。
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 ロープワークの練習や陸上でヨットのセーリングのシュミレーション練習もしました。
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 大人のヨツト教室の間に子供達のマリン教室(B&G財団)も同時刻に開催されていました。子供達は元気で波で遊んでいました。雨にも負けずに。
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 大人のヨット教室は次回は8月3日。最終は8月24日の予定です。

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路上から見た街の姿

西村 今月の「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」のゲストは濱﨑一途さんです。濱﨑さんは路上詩人はまじとして金曜日のはりまや橋商店街など高知県下各地で活躍されています。

 独特のアートな字。一度見たら忘れることができません。また濱﨑さんは収益の1部を児童養護施設に寄付されています。
 独特の路上活動をされている濱﨑さんにいろいろ聞いてみたいと思います。

 今回のテーマは「路上から見た街の姿」でお話を聞きます。
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 濱﨑さんはアーケードなどで路上に座ってアートな字を制作される。何年ぐらい前からされているのでしょうか?
 また路上詩人はまじになる以前はどのような仕事をされていたのでしょう?

濱﨑 路上活動をはじめたのは4~5年前からです。路上詩人はまじになる前は高校を卒業して地元四万十市の物産を扱うお店で働いていました。今から約2年前に高知市内に出てきて営業の仕事をしていました。


西村 「路上詩人はまじ」になるきっかけは「ある人の助言から」と以前濱﨑さんに聞きました。路上に出られて「人生観が100%変わった」と言われていたことも聞きました。
 なにがどのように自分のなかで変化されたのでしょうか?

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濱﨑 あるひとの助言と言いますのは元吉本興業に所属していた軌保博光さんです。その方のアドバイスで路上を始めました。わかりやすい大きな変化で言えば自分自身物凄いマイナス志向でしたが
路上に出ていろんな出逢いや経験を経てプラス志向に変わっていきました。


西村 濱﨑さんは商店街(はりまや橋商店街など)で座られて通行人や商店街をじっくり観察されています。この2~3年の街の変化はどう思われますか?
 なんか商店街も元気がないと思われますが。
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濱﨑 確かに人の流れが少なくなった感じには思います。シャッターの閉まった店が目立ってきて明らかに元気がないなと思っています。

西村 濱﨑さんは筆と紙と机と敷物で、道行く人たちと対話されています。高知の商店街。どうすればもっと元気になると思われますか?

濱﨑 はい。僕の個人的なアイデアと言うか意見なんですけれども。まず商店街のオーナーさんたちが前をどんどん向くことです。
前を向くことの一つとしてオーナーさんが口にすることのプラスの言葉をどんどんプラスの言葉をどんどん使うことです。

 そのことが大事やと思います。商店街というかたまりを「チームとして考えて」盛り上げていく意識に持っていくことが大事であると思います。

西村
 さきほど濱崎さんはプラスの言葉を商店主達は使うべきだと言われていました。「プラスの言葉」というのはどんな言葉のことを言われるのでしょうか?

濱﨑 「ありがとう」の言葉であったり、「素晴らしい」とか。商店街であれば「不景気」と言う言葉はマイナスの言葉です。そういう言葉を使うのではなくて「景気が良くなる」
という前向きな言葉がプラスのエネルギーを持った言葉であるということです。

西村 確かにそうですね。みんながみんな挨拶代わりに「景気が悪いね。不況だね。」「シャッターが閉まった店が多くてますます景気が悪いね」と言っていたらますます景気が悪くなりますね。
気もそぞろになって、商いに熱心さがなくなりお客はますます商店街から去っていくと言うことですね。たとえそうでも明るく前向きに元気でやろうということですね。
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濱﨑 そうであると思います。


西村 路上詩人活動で、「これは良いことで励みになる。力をいただいた。」ということはありますか?また嫌なことなどありましたか?

濱﨑 励みになった、嬉しいことはお客さんが喜んでくれる。お客さんが感動してくれる。このことは僕にとって嬉しいことです。また年齢関係なく、アドバイスをいただけることは僕にとって大きなことです。

 嫌なことは。2年ほど前に成人式の時に帯屋町にいました。成人式の日に成人式を迎えた男の子4人組がいました。僕の前を歩く時に吸っていたタバコを僕のほうに投げたことがありました。

 そのときは正直ショックでした。みんながみんな僕を評価してくれているわけではない。若者のその1つの行為はもっと頑張って名前も知ってもらわなくてはならないと思いました。


西村 路上で活動されている濱﨑さんに初対面の人が声をかける場合、どうすれば良いのでしょうか?
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濱﨑 よくお客さんがいないときはヘッドフォーンをして作品を描いているときがあります。その場合は直接声をかけられても聞こえない場合があります。
 そのときは肩をたたいていただくとか。していないときは直接声をかけてください。

西村 「路上詩人はまじ日記」の日誌(cgi)は毎日更新されているようですね。
 4月24日の日誌「連鎖反応」は印象に残りました。

 「人の想いは連鎖反応してしまう。言葉は連鎖反応を助長する。」

 「みんなが不景気やと口にすればお客さんは集るだろうか?
 空き店舗が目立とうが、売り上げが少し下がろうが、「景気よくなるね」と声をそろえたらどうだろう。変わるのは店主の意識やと思う」と書かれています。

 グループの「キーマン」の発言や行動も大事であるということなのでしょうか?

濱﨑 僕は言葉が現実をつくる。現実を変えていくと思っています。実際昔と比べましたら商店街の人通りとか売り上げとか減ったかもしれません。
 その流れでお店のオーナーさんやスタッフが「不景気でもう高知は駄目だ。」とかいう言葉を口にしたら、余計に連鎖反応が起こります。

 悪いほうに悪いほうに行くと思っています。そういう状況でだからこそ、オーナーさんはさきほど言いました「プラスの言葉」で。もっと良いエネルギーのもとで不景気であっても「景気は良くなるよ。」
「高知は良くなるよ。」とか言葉の使い方。

 言葉の内容を変える。それが僕は大事であると思っています。例えばお店であればオーナーさんや店長さんがスタッフを動かすと思います。キーマンの言葉がどうしてもスタッフに影響を与えます。
キーマンの方が前向きな意識を持つということでスタッフに良い影響を伝えていけるのではないか。と僕は思っています。

西村 確かに濱﨑 さんに言われてはっと気がつきますね。自分らも商人ですから相次ぐ値上で、「値上交渉ばかりで嫌になりますね。」とつい取引先との商談でも愚痴を言います。
そうではなく明るく前向きな言葉を意識して使用すること。
 今後気をつけたいと思います。どうもありがとうございました。
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2008.06.28

盛況のオーガニック・マーケット

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 土曜日は旧大阪ー高知特急フェリー岸壁の駐車場でオーガニック。マーケットが開催しています。わたしは3度目の来訪。うち2度は雨の日でがらがら。今日は曇りでしたし、行く時間も遅めでしたので駐車場も満開状態。今日は家内と一緒に行きました。

 来場客もなかなか多いようですね。有機の無農薬の野菜や、お菓子屋パンの食品も、可能な限り添加物や農薬を使用しないことが出展の条件であるとか。表示がうそだっら直ちに撤去されるようです。
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 80店ぐらい登録していますが、今日は50店ぐらいが出ていました。農産品、水産品。加工食品。工芸品など。マーケットと言われる規模になっています。主催者側の新郎は大変なものです。
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 今日は井上いごっそう農園のゆっきーさんところで、井上さんところが栽培したきゅうりを使用したキムチを販売していたのでキャベツと一緒に買いました。
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 そのお隣では月に1度出店されている(高知暮らしの楽校と交代とか)「月1おウチカフェ Rism」にておこわご飯を昼食用購入しました。
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 それで今日のランチは別のブースで購入した玄米ご飯の弁当といなり寿司でした。

 こういう形態がもっと発展すべきであると思いますね。
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厳しいアジア最終予選

 オーストラリア、バーレーン、ウズベキスタン、カタールと同じ組になった2010年ワールドカップ南アフリカ大会アジア最終予選。このうち上位2組がワールドカップへ出れる。

 ランクから行けば日本とオーストラリアだろう。しかしバーレーンとは最近は1勝1負ですし。カタールともアジア杯で引き分け。相性が良いとはいえません。

 ウズベキスタンの存在は不気味。なんか順当に行きそうもないようです。

 特に中東勢。今日の日本経済新聞1面には「原油価格140ドル継続なら、米欧。アジアから200兆円の所得流失」との記事が掲載されています。中東の産油国はどこも金満状態で、監督、指導者、選手も金に糸目をつけず強化していますし。

 もっとも別の組の韓国、イラン、サウジ、北朝鮮、UAEはシビア、いずれも1度はW杯で出た国ばかり。こちらは俗に言う「死の組」と言えますね。

 どうなるのか最終予選も目が離せない。くれぐれもテレビ局の都合で試合時間をはやめたりしないようにしないと 。サッカーファンというものは、深夜であろうが、早朝であろうが、体調を整え、早寝をしてちゃんと見るものでから。

 日本もランク同様順当に予選を突破しないと、アジア枠が今後減らされると思いますね。欧州選手権のサッカーのレベルからすれば、欧州に枠を増やすべきでしょう。アジアがこれ以上ナめら内容に、選手も90分間走り、正確なプレーに心がけてほしいものです。

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土建屋を災害対策工事に活用を

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 国や自治体の存在意義は「国民の命と財産を守ること」にあるのです。この十年日本は間違った国づくりをし、国土と日本人の心を荒廃させてきました。このまま「財政再建」を優先させる政府の新自主主義を横行させれば日本の土建業者は倒産します。

 日本は7割が山。海岸線に囲まれ、自然災害も多く、地震大国です。この日本で住むのであればd災害の脅威はあります。

 耐震補強工事や災害対策は無限にしないと駄目なぐらいあるのです。でもこのまま土建業者が死滅するとそれも出来ません。なんとかしないといけないと思います。

 緊急国土保全計画をこしらえ、学校校舎の耐震化と、公共施設の耐震化をすすめることです。防災計画と連動すべきです。そしてその技術をそのままにおするのではなく「輸出」して外貨を稼ぐ仕組みを構築すべきです。

 新興工業国もアジアにあり地震や災害の多い国ですから、日本の技術やしくみがきっと役に立つと思いますので。
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(写真は新潟中越地震五の旧山古志村。西田政雄さん提供)

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2008.06.27

6月最後のはりまや橋サロン

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今日は梅雨の中休み、しかしまた明日から雨であるとか。そんななか今日のランチタイムははりまや橋商店街へ行きました。

 晴れ間になるとぎらぎらと暑いのが今頃の高知です。紫陽花の花も近所で見ますと精彩がなくなったようですので、案外梅雨明けは近いのかもしれませんね。
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 お昼はOPENHEARTさんたちのコーナーで、うどんとお寿司を購入。谷ひろこさんのお店でお菓子と珈琲をいただきました。

完全な夏モードです。でも明日からまたお天気は下り坂になるようですね。梅雨明けは近いでしょうが未だのようです。
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市民映画祭を鑑賞

 高知市文化施設のかるぽーとで昨晩映画会がありました。今朝の早朝ユーロのサッカー準決勝「スペインVSロシア」の大一番があるので、映画で居眠りをすれば良い程度に考えていました。サッカー観戦の感想を先に書きましたが、久しぶりに見た映画の感想も書いてみます。

 どうせ家内の好きなマニアックな字幕スーパーの外国映画だろうと。たぶん寝てしまうからサッカー観戦には睡眠不足にはならんだろうと思いこんでいました。

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 最初の映画は「ディスタービア」という2007年のアメリカ映画。作家の父と息子との会話で始まり渓流釣の場面が。帰りの車で母親と電話で会話中に事故に遭遇。1度正面衝突して車は横転。怪我するが何とか。と思いきやまともや激突。父親は死亡してしまう。

 うつろな気持ちで高校の授業を受ける主人公ですが、授業中に教師に馬鹿にされたことから顔を殴ってしまう。3ヶ月の保護観察処分。自宅待機が3ヶ月。自宅から30メートルが行動範囲。それを出ると足につけられたセンサーが反応警察官が駆けつける。更に処罰が加算されるというもの。

 激突シーンと自宅軟禁処分の異様さで眠らずに見てしまう。することがないので、自宅周辺の家屋を双眼鏡などで覗きをするようになる。隣の美少女。前の家ではポルノ番組をいつも見ている子供達。すぐ近所の1人暮らしの中年男はしょっちゅう女性を連れ込んでいる。やがてその男の動きが怪しい。

 テレビでは連続殺人事件の犯人の情報が。似ている。やがて訪ねてきた友人や隣の美少女まで巻き込んだ事件に。中盤あたりから恐怖のホラー映画のようになる。主人公は「ホームアローン」の少年が高校生になり、ハイテク時代にITを屈指して犯人を追い詰めるところも。結局居眠りすることなく全部見てしまう。

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 2本目は「4分間のピアニスト」(2006年ドイツ映画)。刑務所に収監され、いつも暴れている若い女性には実は類まれなるピアノの才能があった。ピアノ教師として刑務所にいた老婦人もナチスの時代に屈折した若い時代を過ごした人。

 才能と人格は両方持ち得ないという実例。主人公の少女・ジェニー。心がささくれているが、その音楽性は素晴らしい。このピアノ教師の老婦人は「才能のある」人しか興味がないらしい。けなげな少女のピアノ指導などは断ってしまう。

 最後はドイツのオペラホールでコンクールの課題曲ではなくオリジナル曲をジェニーが演奏。演奏後観客は総立ちで拍手。そして警察に逮捕されて映画は終わり。老婦人と刑務官の手引きで刑務所から脱獄させてコンテストに出場していたようでしたし。

 この映画も演奏が見事でしたし、なんか自分勝手な人格同士がぶつかりあう場面が多く、居眠りが出来ませんでした。

 4時間も座るとさすがに腰が痛いですね。それにしてもかるぽーとの大ホール。無駄につくられていますね。あれほどの大空間で僅か1000人しか収容できないとか。これまた無駄な文化施設に腹が立ちました。

 2000人ホールがあればコンサートなどに応用できるのに。高知市の文化行政の貧弱さ(というか考え方の浅はかさ)に腹立たしく思いますね。当時言われていたのはオペラを上映するためにホールをこしらえたとか。馬鹿げています。

 県民文化ホールが1500人。他のホールは500人規模が多いので、1000人ホールを市民でワークショップで決めたとか。そのワークショップにはDUKEなどコンサートをしている関係者は含まれていませんでした。というか最初から意識的に排除されていたのです。無駄で使い勝手の悪い大きな施設をこしらえたものです。

(挿入の写真はかるぽーとのホームページより転載させていただきました。)
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無敵艦隊VS北の帝国の激突はスペインの圧勝

 昨晩はかるぽーとでの市民映画祭を家内と鑑賞。帰ってから食事をしたので就寝したのが午後11時過ぎ。しかし今日は午前3時半には起床。今回のユーロ2008の準決勝である「スペインVSロシア」はなんとしても見ないといけなかった。

 じつは予選リーグで対戦しています。そのときは4-1でスペインの圧勝でした。ただこの試合ロシアのエースであるアルシャビンが累積警告で出ていませんでした。ですのでことこのの試合に関しては関係ないように思います。ロシアがどこまでやれるのかがにも期待していました。

 しかし試合が始まりますとスペインの華麗なパス回し、トラップ力が凄い。前線でも味方ゴール前でもあわてない。しっかりとボールをキープし失わないから近くに味方の選手が来て、連動しての試合運びになります。

 スペインはシャビ、ガイサ、シルバがいずれもつなぎの華麗なパス回しからの得点。慌てないし皆落ち着いて決めました。スペインがきちんとボールをキープし、早くまわすから、さすがのロシアも何も出来ませんでした。オランダ戦で大活躍したアルシャビンもきっちり押さえられていましたし。

 スペインのサッカーは理想。日本もそのサッカーを目指していたかもしれない。でも現状ではスペインが100とすれば、日本のサッカーは45程度でしょう。前線でFWがボールをキープできない。すぐに取られる。中盤でも囲まれたらボールを失う。

 あれだけパスがつながるのは、スペインの選手は走力があるから。基礎体力があり、トラップが正確にできるから、結果華麗なサッカーができるのでしょう。

 今日の準決勝を突破してスペインは壁を超えました。決勝の相手はゲルマン魂のドイツ。対照的なサッカー対決です。ゲルマンVSラテンの対決です。この対戦も見逃せませんね。

 サッカー少年達も今日のスペインのサッカーに憧れ、意識し、プレーに励んでいただきたい。いつ追いつけるのかわかりませんが、今のサッカーの理想が今日のスペインでした。


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成功しつつある東洋町海の駅

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 今年1月4日から正式にオープンした東洋町海の駅。風光明媚な白浜海岸にある小さな10坪足らずのプレハブ小屋の店舗。沢山町長のブログによりますと出展者数は95名、売り上げも順調であると言います。

 (続)議会質問とそれへの応答

 やはりこの場所にはこうした地場産品店舗は必要でした。それだけ地元の人たちや周辺の人達の期待が大きい証拠です。高知県庁もバックアップすべきでしょう。なにせ東の高知県の入り口ですからね。

 やはり地元で誇れるものを評価いただき販売していくことが正道です。「迷惑施設」を誘致して交付金でなんとかしようというになっていればこのような地道な取り組みはありえないことでした。

 宿毛市長が米軍施設でまちづくりなどと「危険な」ことを模索しています。自分の足元の資源を見ろち言いたい。「迷惑施設」でまちづくりなどありえないのですから。
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2008.06.26

ハイパーインフレへの恐れ

 「地球温暖化対策」などさして効果の上がらぬ、生ぬるいことをしている間に日本経済はいよいよ大変な局面になりそうです。不況にもかかわらず物価上昇に歯止めが聞かないハイパー・インフレになりそうな気配がするからです。

 サミットのテーマは差し変えて各国で真剣に経済対策をしませんと世界経済は失速し、戦争と内乱の危険性は拡大するでしょう。それだけ緊急事態になってきました。

投機資本が参入し滅茶苦茶な高騰が継続している石油市場は、そろそろバブルが破裂する時期ではないでしょうか。そうなった場合はどうなるのか?これまた予測がつきませんね。

 自国通貨が紙くずになるハイパー・インフレが発生する可能性も高まって来たようです。大変な時代になりつつあります。その兆候は大金持ちの人達がお金を使わなくなってきたということです。外車が売れないそうですし。これは危ないです。

 松下幸之助さんが言われていたように、不況の時期こそお金持ちの皆さんは家を建て、外車を購入し、装飾品を購入しないといけないと思います。その行為は立派な社会貢献なのですから。

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岩国の問題ー高知の問題

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 宿毛の市長が岩国へ移転する問題の米軍艦載機の後方支援基地に宿毛市がエントリー出来るのであればするようです。世界中で嫌われているアメリカ軍をわざわざ土佐へ「誘致」しようというのですからね。

 「迷惑施設」を受け入れれば巨額の交付金を出す。拒否すれば決まっていた交付金も凍結する。露骨な地方自治の破壊が行われました。昨年高知県東洋町においても高レベル放射性廃棄物最終処分場を受け入れれば町の予算に匹敵する交付金を出すというのもそうでした。

 宿毛の海の美しさや大月や柏島の自然の美しさもあります。宿毛市長や商業関係者も「ないものねだり」をして「とてつもない」ものを誘致に走るより自分達の足元を見つめていただきたい。

 7月5日に岩国市前市長の井原勝介さんの講演会を開催します。

 午後2時より 高知市共済会館にて  参加費1000円  です。

 多くの市民の参加を願います。

「chirashitypeb10.pdf」をダウンロード

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ライトダウンとグリーン・ウォール

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 6月21日の夏至の時にネオンサインの一斉消灯が一部の地域でおこなわれたそうです。「キャンドル・ナイト」の運動と同様にCO2の削減を願う運動らしい。

 グリーウォールというのは緑の壁のことで、夏場につる植物をはやして
少しでも冷房費用の削減を図る運動とか。うちはすでに昨年からプランターでゴーヤを植えています。今年は5月に種まきしました。しかし暑いものは暑いし。

 道路を見れば殆どの車は窓を閉め切りエアコンをかけて走行。ガソリン高騰も何のその。スーパーでは寒いほどに冷房をかけています。これらの資源の無駄遣い。

 暑さに体を慣らすべきです。地球上で人間だけが特別の存在であると正当化するのは思い上がりも甚だしいと思いますね。
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(筋交いを入れまして、将来ゴーヤが生い茂り「たわわ」になっても柵が倒れない工夫をしました。)

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2008.06.25

正確な情報を集め政治に関心を持ち行動しよう

 7月になると大幅なガソリン値上が予想されています。原油価格に歯止めが効かず、市場原理に「お任せ」すればするほど石油の価格は高止まりしますね。無為無策というのはこのことでしょう。サミットで議論しないと大不況になります。環境問題どころではないでしょうに。

 一方でガソリン税を固定化し、未来永劫徴収すべきであるという声が自民党を中心に出ています。田舎の土建業者を動員して、各地で集会を開き盛り上げに必死。しかし特定の議員や土建業者を除いては盛り上がらない。無理というもの。

 確かに高知県などでは80万県民のうち20万人がなんらかの形で建設業界に関与しています。うちの会社もその中に含まれます。しかし先日もコメントしましたが役所の入札などでも採算がとれず、入札が成立しないこともよくあるようになりましたし。

 正確な情報を入手せずいきなり街頭へ出て騒げば、先の聖火リレーに現れた中国人留学生のように実に「こみともない」(みっともない)状態になりますね。国による情報統制に無自覚な連中の行動は危険であり、有害無益でありますね。

 ガソリン税を徴税し続けたほうが国民のためになるのか。それとも廃止したほうが国民のためになるのか。どうなのか。情報を集め精査する必要があります。

 わたしの個人的な意見はガソリン税はあまりに税金が高いので廃止する。一時的な減税になり景気対策になるからです。環境対策については別途議論する。

 防衛省、厚生労働省、国土交通省などの無駄遣い、効率の悪い組織のありかたを議論し、情報公開するしくみを確立しないとむやみに税金を徴税することは無駄遣いの推進になるからです。そのあたりが明確になり、国民が納得するしくみにならないかぎり増税などとんでもないとわたしは思います。

 正確に、できるだけ感情をいれずに情報を集め、近い将来ある衆議院選挙の選択肢に活かすべきでしょう。決して棄権することなく国民は投票行動で意思を表明すべきでしょう。

 従来型の自民党の土建業者動員型組織選挙は崩壊しました。小泉政治が続いた為「地方は切り捨て」られました。お金も来ない、仕事も来ない。では動員型選挙は有効性を失いました。

 有権者1人1人がマスメディアの情報に惑わされることなく判断し、格差社会を生み出した小泉政治と明確に決別しないと日本は再建されません。
 先日NOVAの悪徳経営者が逮捕されました。これなども小泉規制緩和政策の「あだ花」経営者でしょう。
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(小泉追随者の片山さつき議員などは「太田総理」の番組で「日本は未だに労働生産性が低い」とより格差社会の進行を促す発言を繰り返しております。呆れました。)

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奇麗事と金儲け主義の環境対策を批判する

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(いつも「悪者」になるレジ袋。瑣末な問題よりもっとしなければならない問題があるだろうに。)

 毎日の生活が崩壊しそうになっているのに「環境問題」どころではないろう。
 それにこの食糧問題は「人間の欲望」が原因です。

大干ばつや天災が原因ではありません。投機であり、売り惜しみが原因です。
 飢餓状態におかれている人達が大勢いる反面、大儲けをしている連中がいるのです。
 市場原理主義か、新自由主義か、規制緩和かなにかしれませんが、食うや食わずの人たちを大勢こしらえているのは先進国の石油市場であり、穀物の先物取引です。

 サミットで「投機はやめろ」と合意し、大儲けしている業者を逮捕し、資産を没収し開発途上国の食料として先進国は緊急支援すべきです。

 「環境問題」を冷房の効いた部屋で議論しても無意味でしょう。やるなら途上国の熱帯雨林か砂漠を会場にして環境問題を議論すべきでしょうに。サミットで皆どんな服装で会議をしているのか。また会議室にエアコンなんか入れているのではないか?そうであれば偽者環境会議ではないのか。

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2008.06.24

宿毛市長は国際化を広い視野で

「宿毛や柏島の自然は国際級。珊瑚加工や刃物の加工なども素晴らしい。お城も日曜市も食べ物も国際級。高い評価を受けるはずなのに高知の良さはドイツでは全く知られていません。」

 ドイツの事情に詳しい知人が、ドイツから来られた来訪者を高知県各地へ案内して言われたそうです。「国際級」と言う評価はなにかと理屈好きであまり他国を誉めないと言われているドイツの人の評価だけに注目すべきことでしょう。

「国際観光地にするためには、あらゆるインフラ整備が必要。標識から案内板。地図。情報インフラの整備。言葉の問題。今はゼロ。せっかく良いものがあっても世界が知らないし、現状では高知へ来てもビシターは移動することも困難ですし。」と。

 宿毛市長は「まちおこし」のためと米軍艦艇の寄港を歓迎し、岩国基地の米軍機の一部を宿毛へ誘致し飛行場の整備をおこないたいとの見解をしめしている。とんでもないお話。
 今や世界の「迷惑」となりつつある米軍をわざわざひきこむことはない。

 国際的な目も意識すべき。ドイツの人達の目は冷静で物事の本質を言われているように思います。アメリカ軍も外国ですが、アメリカだけが外国ではありません。まして軍事施設を誘致するなどとんでもない話、ただちに「構想」を撤回し、再構築すべきです。
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(沖縄米軍基地でのヘリコプター墜落事故は3年前でした。)

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サッカー親父の心配事

 6月22日のバーレーン戦の日本代表の試合ぶりからして果たしてこれで、ワールドカップ予選を突破できるのか不安になりましたね。2010年の本大会で欧州や南米の強豪国と互角の試合ができるとは到底思えません。

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 オシム前監督がいつも言っていたように「90分間走れる体力が基礎の基礎」であるという理屈の正しさは、欧州選手権のオランダVSロシア戦でよくわかりました。ロシアが延長120分でオランダに走り勝ったのですから。

 1968年のメキシコ五輪で釜本選手の活躍に触発されサッカーボールを蹴り始めた世代。当時は中学にサッカー部はなく同好会をこしらえ自転車で対外試合に行っていました。高校でもサッカー部へ入部するも、上級生はタバコを吸い体力がないこと甚だしいが、無意味な練習ばかり強要するので衝突してあえなく退部。

 当時は社会運動も忙しいので高校生反戦会議などで街頭行動で運動していましたね。日本リーグが発足し、当時のサッカーマガジンを愛読していました。その後長らく日本サッカーも低迷期に入り、自分の関心も薄れていました。

 一度だけ大阪勤務時代に会社のサッカー部へ参加し試合に出ましたが、3-0で負けました。半年で東京へ転勤になったので、実際にプレイすることもなくなりました。80年代はもっぱらマンガの「キャプテン翼」を読むぐらいでした。ワールドユースで日本が優勝するなど夢のまた夢でした。

 1990年代に入り、日本サッカーのプロリーグが出来るようになりました。その頃は子供達も幼児でありサッカー観戦など田舎にいるので出来る筈もありませんでした。
 1993年の「ドーハの悲劇」をテレビで見ていました。解説していたのが今の岡田監督。沈痛で暗い表情であったことを覚えています。

 翌年のアメリカ大会は日本が出場しませんでしたが、何試合か見ました。ルーマニアやコロンビアの活躍が印象に残っています。
 そして95年のオリンピック予選で日本は38年ぶりにサッカーで出場権を勝ち取る試合も見ていました。翌年のアトランタ五輪で日本のの全試合も見ました。

 97年は日本が始めてワールドカップへ出ることになった年ですね。そして98年本大会では3連敗しました。他の国の試合も夜中に見ました。チリや、スコットランド、イングランド、アルゼンチン、ユーゴ、ドイツ、フランス、ブラジルなどの試合が印象に残りました。

 2002年、2006年と日本はワールドカップに出ましたが、格段に技量は上がりましたが他国もあがっているのでなかなか追いつけないと思いました。

 今サッカー愛好者のコアになったいるのは20代、30代の若い人たちでしょうか。Jリーグが当たり前になっている世代ですね。おじさん世代はサッカーでは少数派。

 このあいだも中高年が多いスポーツジムでテレビのJリーグの試合を見ていましたら、突然ゴルフ中継に変えられました。自分はゴルフはしないので面白くありません。

 高知の田舎はスタジアムで観戦することもなく、テレビで家族に怒られながら叫んでいるのが関の山ですね。でもわたしらのような潜在的なサッカーファンもいることをコアなサッカーファンの皆様もご理解いただきたいのです。

わたし同様に辛口評論家のセルジオ越後さんも同様の心配をされているようですね。

    南アフリカは遠いな(日刊スポーツ)
  

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遂に来た!第3次石油危機

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 遂にと言うか、投機資本のエゴというのか石油や穀物資源を「人質」にして世界のごく一部の資源国資本と投機資本は悪どい儲けをしています。途上国では暴動寸前になり、社会不安が起こっています。

 昨日相次いでメーカーの人達がやってきて7月の製品値上を「通告」してきました。それも今までのような小幅の値上ではなく、値上幅も大幅でしかも「待ったなし」の状況です。いくらなんでも「それはないだろう」という状況ですね。

 6月11日の日本経済新聞に掲載されているように、石油化学製品は原料となる合成樹脂もナフサも2002年頃から「右肩上がり」状態ですね。これはとても深刻です。前回の3月頃の値上が最近ようやく落ち着いたと思いきや、また追加値上とか。しかも幅も大幅です。


 6月11日の日本経済新聞 PDFファイル参考

「nihonkeizaishinbun-08-621.pdf」をダウンロード

 ただ、昔の石油危機と異なるのは、先進工業国(サミット参加国)の努力でなんとかなったのと異なり、新興工業国(中国、インド、ブラジル)などが経済成長していることです。先進国の石油製品の消費量は減少傾向にあるのに新興工業国の旺盛な需要が製品価格を押し上げていることは確かでしょう。

 そういう「確実に値上する生活関連物資」であるゆえにアメリカと産油国の投機資本が石油市場と穀物イ市場に投機しているので全世界の人民が迷惑しています。7月のサミットの緊急課題は石油と穀物の投機の禁止であり、首謀者の逮捕、資産の没収をしないと大変なことになるでしょう。

 かつての投機で一世を風靡したジョージ・ソロス氏は「石油投機はバブルだ。予想では7月5日にバブルははじけるだろう。世界は恐慌へ備えないといけない。」と不気味な予言をしています。 

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2008.06.23

自殺者3万人!日本は良い国なのか?

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 先日報道されましたが、日本は十年連続で自殺者が3万人を超えたそうです。10年間で330万人の日本人が自ら命を絶っています。少子高齢化で人口減少社会になっている日本では深刻な社会問題です。

 うつ病」が原因のトップ 自殺者10年連続3万人超す(中国新聞)

 これほど自殺者が多いのに政府はまともな対策をたてているとは思えない。小泉内閣以来「格差社会」をこしらえ雇用を不安定にし、年収300万以下の日本人を1000万人こしらえました。一方で株主を優遇し、ホリエモンや村上ファンド、グッドウィルなどの悪徳経営者をのさばらし日本社会を殺伐とさせました。

 諸悪の根源の1つは「政治」。これをなんとかしましょう。一部の金持ち優遇、アメリカ追随政策は断じてグローバル社会でもなんでもありません。格差社会への道です。まずそれを政治の世界で「ぶっ壊しましょう」
これはターゲットがはっきりしています。小泉内閣以来の「格差社会助長政治」であり、現在の自民党政治です。ぶっ壊したらいいのですから。

 社会的には相互扶助のしくみをたくさんこしらえることです。地方の人も誇りを持って生きる社会をこしらえましょう。

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ローマ帝国VS無敵艦隊の1戦はPK戦で決着

結果は延長戦でも決着がつかずPK戦に。スペインがPK戦を制して大きな大会で初めてイタリアに勝利したとか。これまた歴史が変わりました。

 0-0のスコアでしたが、随所に見せ場はあり、どちらが得点してもおかしくない試合でした。ボール回し、寄せ、トラップ、守備力、シュートの力強さは見るに値する試合でした。

 前日行われた日本VSバーレーン戦の「間延び」した試合からすると同じ面積の試合会場で同じ時間でされている同じ競技であるとは思えない。得点の予感がまるでしない日本の試合と、いつ得点してもおかしくないという緊迫した0-0とは質が違うようです。

 ユーロマニアではないので、スペイン・イタリアの選手は誰がだれだがわかりませんが、とにかく「凄い試合をありがとう」と言いたいですね。準決勝でスペインは再びロシアと対戦。これまた楽しみな試合になりそうです。

 準決勝は、ドイツ、トルコ、ロシア、スペインが残りました。かつてのヨーロッパの「帝国」が残存しました。個性あるチームです。どこが優勝してもおかしくないですね。

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今日は63年目の沖縄戦野終戦記念日

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 いつもこの日のことをとりあげています。1945年6月23日に日本軍沖縄守備隊長の牛島中将が自決し、日米双方で20万人を超える死者を出した沖縄戦が終結した日です。沖縄の学校は休校になり、追悼式典が行われます。

 沖縄を「捨石」にして本土決戦をしようとした無謀な大本営。国民の命など全く軽視した国の指導者の無能さは決して忘れてはならない歴史の事実です。沖縄の凄惨な地上戦は、日本軍兵士よりも沖縄の非戦闘員の人達の死傷者が多かったことに悲劇はありました。

歴史の真実 後世に/慰霊の日 礎の銘に祈る遺族(沖縄タイムズ)

 癒えぬ戦世の傷/刻銘清め 亡き姿に涙(沖縄タイムズ)
  

 沖縄戦の教訓は「軍隊は決して国民を守るものではない。むしろ国民に脅威を与えるもの」であることを示しました。盾となるどころか、住民を盾にして米軍と絶望的な戦闘を続けたからです。

 7月5日には市民グループサロン金曜日が住民無視の米軍基地強化に反対されている前岩国市長井原勝介さんの講演会を午後2時から高知市共済会館で開催いたします。
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「chirashitypeb10.pdf」をダウンロード


 ブログ記事にも取り上げてみました。

 映画「激動の昭和史ー沖縄決戦を見ました

 63年前のことですが、今日の問題でもあります。安倍前内閣はファシスト内閣でしたから、歴史教科書で「沖縄戦での住民の集団自決には日本軍の関与はなかった。」と歴史の偽造を行いました。歴史にまともに向き合わない指導者を国民は許してはいけないのです。

 沖縄の歴史を考察しますと「軍隊は決して国民を守るために駐屯していない」という理屈が理解できます。まして異国の米軍が日本を守るためだけに駐留しているわけではありません。

 今年は悲惨な沖縄戦から63年目の夏です。米軍再編もあり、国民の声を聞かない政府の力でまたも米軍の軍事施設が環境を破壊して辺野古へ建設されようとしています。いい加減に軍隊で平和は守れないし、経済効果もない現実を直視すべきでしょう。

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ガソリン価格が180円を超えるとか!

 7月になるとガソリン販売価格が店頭で180円を超えるそうです。投機筋の原油市場への介入は収まらず「右肩上がり」の状態が続いています。深刻なのは物価高になり、消費も減退してきていることです。これでは本当の不況になるでしょう。

 7月のサミットでは投機資本の暗躍を抑える緊急声明を出し、参加各国が協力して市場介入し、石油や食料への投機をやめさせる強権を発動すべきです。この場合は警察力を行使し、言うことを聞かない投機資本の経営者を逮捕すべきでしょう。

 そうしないと開発途上国は毎日の生活に必要な穀物価格が高騰。現実に暴動が起きています。まさに先進国の身勝手な投機資本がテロを生み出しているのです。

 思えば2001年の「9・11テロ」も世界経済の象徴である世界貿易センターとウォール街への攻撃でした。それは身勝手な投機資本の巣窟でもありました。再びテロの危険が増大したと考えるべきでしょう。

 世界平和を保つ為には、いくら軍事力を増強し「テロとの戦争」をしたところで効果はありませんでした。むしろアメリカは自国内での穀物投機、石油投機を押さえ込むことが最大のテロ対策、世界平和になることを認識すべきでしょう。

参考サイト記事「軍事力で平和は構築できない」(天木直人氏講演会)
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2008.06.22

しっかりしろ!日本代表

ようやく後半44分に内田のヘッドがバーレーンのゴールにおさまり日本が1-0の辛勝。ホームでありながらまったくな情けない試合でしたね。

 バカンス気分で主力選手抜きのバーレーン相手の試合であれば5-0ぐらいで勝たないと。「なめんなよ!」というメッセージを相手に叩き込まないと。もっと選手は必死で走れと言いたい。

前半3分に佐藤が倒されPKに。中村俊輔がはずしてしまう。何度もチャンスがありながら見ていてゴールが決まるとは思えない。なんかゴール前の迫力がない日本。実に情けない。

 緩慢なパス回しでやるから相手に引かれたときにパスの出ところがない。そういう場合は局面を打開するためにはドリブル突破も必要。それをしない。前半40分DF安田の緩慢なプレーから相手に入れられそうになった。安田は守備が不安定ではないのか。

 梅雨の気候と日本の湿度のなかでは日本は前半に3点ぐらいいれなければ。こんな試合をしていれば最終予選は突破できない。やはり日本は体力がない。走る選手がいないということ。オシムさんの言うことはわかります。ロシア監督のフィデイング氏がが証明しましたし。それがかけている日本は。

 昨日の欧州選手権のオランダVSロシアの試合は壮絶。ロシアが走り勝ったような印象。あの攻撃力抜群のオランダが最後の延長では足が止まっていましたし。日本のサッカー選手は90分間走れる体力がない。だからゴール前に詰めれないし迫力がない。オランダやロシアはそれがありました。

 この様子ではアジア最終予選が本気で心配。ライバルはオーストラリア、韓国、イラン、サウジアラビア、北朝鮮、UAE,イラク、ウズベキスタンなどでしょう。うち4国がアジア代表枠。厳しいと思いますね。このままでは。

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息詰まる好試合 ロシアVSオランダ

 ユーロ2008のオランダVSロシア戦。息詰まる好試合。前半はお互い失点しないように慎重な試合ぶり。中盤の攻防が凄い。ボールを奪われたらすぐにカバーが入る。攻守の切り替えが早い。

 お互いもう少しで得点という場面もあるが無理はしない。でも一瞬たりとも画面から目を離すことは出来ない好試合。アナウンサーがしきりに「スペクタクル」という言葉を乱発していたがまさにそうですね。

ロシアが先制。オランダが追いつく。そして延長。試合日程では中2日のロシアがきつい筈ですが、走ることではロシアは凄い。延長でオランダの足が止まったところでロシアの2ゴール。結果は3-1でロシアが勝ちました。

 特にロシアのアルシャビンという選手は凄い。技量もあるしタフ。全般的にロシアの選手は走力が衰えない。これもヒディング監督の采配か。見事な勝利としか言いようがない。

 オランダもリーグ戦ではイタリアやフランスには終始攻められながら、走力で得点してきました。ロシアは全員がさぼらず走りっていましたから。
 やはりオシム前監督の言う「走らないと駄目」という意味をロシアが試合で見せてくれました。

 サッカーはやはり「走る格闘技」です。90分間、あるいは延長では120分間走り続けてほうが勝つということが良く理解できた試合でした。

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高知で知的・創造的な学習・交流の場の創出を 6月27日(金)

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西村 今月の「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」のゲストは、高知市横山隆一記念まんが館学芸員の奥田奈々美さんです。高知のまんが文化、横山隆一記念まんが館に関する事柄、学芸員としてトライしたいことなどお話をお聞きしたいと思います。

 今回のテーマは「 高知で知的・創造的な学習・交流の場の創出を」でお話をお聞きします。

 9月12日が締め切りで「第4回まんがの日記念4コマまんが大賞作品募集」について
お話下さい。一般の部は年齢制限がなく、プロ・アマを問わないそうですが・・
 かなりレベルの高い作品が応募してくるのではないのでしょうか?

奥田  11月3日の「まんがの日」を記念しまして「4コマまんが大賞」ということで、4コマまんがの募集をしています。今年で4回目の募集になりました。

 用紙はB4、作品は横10㎝×縦32㎝、1枚につき1点、一人3点まで。カラー可。
昨年は全都道府県から応募有。プロからの応募もありました。

 第1回では村岡マサヒロさん、矢野功さんが「よさこい賞」を受賞したりしました。
レベルは高いですが一般の人がプロに勝って受賞したりしています。是非トライしてください。

 ジュニア部門と一般部門に別れています。小学生以下がジュニア部門です。
ジュニア部門でも力をつけて常連となっている子もいます。
 応募作品は冬に「4コマまんが大賞作品展」で展示しています。


 一次審査を通過した作品は展示しています。本選で入賞に漏れても、入館者の投票で決める「ギャラリー賞」の可能性もあります。優れた作品が掘り起こされる可能性もあります。いろんな楽しみ方をしていただきたいと思います。


西村 高知で「知的・創造的な学習・交流の場の創出」を目標とするのであれば、マンパワーや予算も必要であると思います。理想論でいいですがどの程度のマンパワーと予算が必要であると思いますか?おかまいない範囲で説明してください。

 毎年11月に「まんさい」(こうちまんがフェスティバル)を開催しています。このイベントなどを成長させ、拡大していけば、「知的・創造的な学習・交流の場の創出」になるのではないのでしょうか?そのあたりの展望はどうなのでしょうか?
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(高知まんが集団似顔絵コーナー。写真は奥田奈々美さんより提供いただきました。)
奥田 「まんさい」(こうちまんがフェスティバル)では、「まんがで遊ぼう!」(まんが体験コーナー)やまんが工房など、まんが家の先生と直接触れあったり、自分で描いたりできるイベントを開催しています。

 そのほかにも記念まんが館では夏休みまんが体験イベントであるとか、似顔絵コーナーでセミプロのまんが家の人達に似顔絵を描いていただくこともしています。

 そのほか、企画展に合わせて県外のまんが家の招聘、トークショーやサイン会など、プロと触れあえる企画を実施中です。プロと接する機会を活用いただきまして、どんどんとまんがを描く機会を活用していただきたいです。

 理想をいえば、「まんさい」のような体験型イベントや、似顔絵コーナーのようなものが、まんが館で"いつでも"体験できたり、まんが家を目指す人たち同士の交流の場・サロンのような形で使ってもらえるようになればよいと思っています。

西村 今一度お聞きしますが高知でなぜまんが家がたくさん輩出しているのでしょうか?高知でまんがが盛んなのか?基本的な質問ですがそのあたりはどうなのでしょうか?

奥田 そうですね。いろんな考え方があると思います。高知の県民性と言いますか。高知はもともと自由民権の土地柄で、反骨精神がよくいわれます。
 まんが、特に1コマまんがは風刺から始まっています。

 そういうところが高知県人とまんがの表現が合致したのではないかと思います。それでまんが家となって高知を出て行ったところを後輩が追いかける。
 
 また高知新聞のほうでまんが教室なんかの投稿コーナーがありました。高知マンガクラブの出身でプロになった方もいらっしゃいます。
 またまんがで活動するなかで高校でまんが部を創設したという高知出身のプロのまんが家で「自分が高校のまんが部をつくった」という人が結構います。

 そういう高校にまんが部があってまんがを描く環境が整えられていた。高校にまんが部やまんが研究会があるのはわたしも高知出身なので、あたりまえであると思っていました。

 県外で聞きましたら当たり前ではないそうです。まんが部がない高校も多いようです。高知の高校でまんが部があたりまえのように存在する風土が根付いていることが今につながっていると思っています。
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(高校生まんが甲子園の風景。西村撮影)
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西村 92年間の横山隆一さんの生涯を追体験することこそが、「 高知で知的・創造的な学習・交流の場の創出」になるのではないかと思います。

 これは横山隆一記念まんが館の最大活用になるではないかと思います。
。まんが館の一連の行事の中ではどうなのでしょうか?


奥田 隆一先生からは、まんがの技法はもちろんのこと、「人生を楽しむ」達人であったことを学んでほしいと思います。

 まんがだけでなく油彩画、水墨画、アニメなど、興味を持ったものすべてに挑戦する意気込がありました。
 それは珍コレクションや鉄道模型などのコレクションのほか、酒、ゴルフ、野球、カメラなど趣味も様々ありました。人生を楽しむ達人でもありました。

 鎌倉の隆一邸がまんが家同士が集う場であったのは、隆一先生の人柄あってこそ。
高知でもまんが館がその遺志を受け継ぎ、隆一邸の桜の接ぎ木をしてかるぽーとで育て、4月に「花見の宴」として高知のまんが関係者たちが集う場を設けています。

 「まんさい」のようなフェスティバルを企画しまして様々なイベントを楽しめるようなそういうところを。イベントの拠点となれるようなまんが館を利用していただきたいと考えています。


西村 「 高知で知的・創造的な学習・交流の場」は横山隆一記念まんが館であるということは良く理解できました。
 今後の行事の予定などありましたら、ご案内をよろしくお願いします。

奥田  企画展といたしまして7月19日から8月31日まで「所蔵展」を開催いたします。第2回目になります。
 「隆一はなこばこ」という企画です。「今 花・人・であい博」を高知県下で開催していますので、関連企画として隆一先生が描かれた油彩画で花をテーマにした作品を展示し来館者には楽しんでいただきます。
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 まんが家が描く油彩画はどこかユーモラスで、楽しい気分がさせられる。そういう作品が多いので油彩画としてもまんがとしても楽しめるのではないでしょうか。こちらは入場無料になっています。ぜひご来館ください。

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2008.06.21

福井照さんが収録ゲストに

 放送は9月になりますが、高知シティFMけんちゃんの今すぐ実行まちづくり」のゲストは衆議院議員の福井照さん。福井さんには「けんちゃんの吠えるウォッチング時代」の2002年に出演いただいています。ただその時はやりとりの記録はありません。こちらの質問項目だけです

 午後2時からの収録予定。ところが2時を過ぎても現れない。まさか忘れているのではないかと思い事務所へ電話。「そちらへ向っていると思います。」とのこと。ところが10分過ぎにも来ないので2度目の電話。「間違いなくでました」とのことでした。

 結局秘書の人の思い違いで2時半スタートであると思いこんでいたようです。1週間前に午後2時にお願いしますと事務所へ行き文章で2度要請しております。それを秘書の勝手な判断で2時半と勘違いしていたので、切れてしまいました。

 「こちらは時間を調整して仕事もやりくりして番組を制作しているのにふざけるな!」と瞬間湯沸かし器状態に。収録はスタートでもたつきました。

 小さな勘違いがありましたが30分遅れで収録はスタートしました。
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 観光問題の視点では「韓国の観光客はゴルフと食べ物が美味しかったら来るようです。中国にも4億人は日本と同じ水準の」所得を持っている人達がいるし。台湾もインドも豊です。英語、中国語、韓国語の標識表示と、語学の出来る人を配置しないといけない。」

「大分県の別府市は観光客が落ち込んだときに観光大学をこしらえました。観光客誘致について研究しました。実地で学生がすぐ実践するので効果が上がり今や観光客は増えていますね。」

「都市計画は風水を意識しないと。風の道と地下水脈を無視した都市計画は駄目ですね。環境対策というのであれば風水を活用した都市計画が必要ですね。」

「高知の農産物でも中国は高く購入してくれる。今3000億円の農業出荷を1兆円に出来ると思う。発想の転換が必要。」


「日本にはソーシャル・キャピタルがありました。無形文化財のようなもの。田植のときは隣近所が助け合いをしてきました。それを最近はここ10年で壊したから社会不安が起こるのですね。その心の復権もとても大事です。」

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 発言はとてもユニーク。最初の頃は「国政報告会」でその話をしても聴衆が「凍り付いていた」そうです。そういえば今は県会議員になっている清藤真司さん。「福井照さんの都市計画の想いは凄いものがある。」と言われていましたし。

 西田政雄さんの番組にも出演されています。

 「市民がつくる防災フォーラム」福井照さん

 話は休日などに収録テープを聞き、スタジオでのやりとり分を含めてブログにまとめる作業をしようと思っています。結構大変そうですね。

 収録の内容は以下のとおりです。

「あるべき高知の観光とは?」

「あるべき都市の姿について」

「国の施策の最大活用法とは?」

「心の自由民権ー人生主義とは?」

* 質問項目につきましては添付PDFファイルを参考下さい。


「fukui-bangumigenkou.pdf」をダウンロード

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鯨肉騒動について

 調査捕鯨で捕獲した鯨の肉を乗組員が自分達が食べる量以上のものを自宅に送付していたと、環境保護団体グリーンピース・ジャパンの構成員が告発したとか。結局告発は受理されず、逆に不法侵入と窃盗容疑で逮捕されたようです。

 クジラ肉大量持ち出し、捕鯨船乗組員12人は嫌疑なし(讀賣新聞)

 なんだか当事者同士で盛り上がっているようですね。確かに今は鯨肉は貴重品。料亭では高く買うでしょう。高知は鯨料理の店が今でもありますし。捕鯨が昔は盛んで室戸市には鯨寺と呼ばれるお寺までありましたし。

 今は船から見るだけの鯨ですが、つい最近というか40年ほど前までは捕鯨が盛んでした。高知にはミロク製作所という製造機械メーカーは鯨の捕鯨銃のトップメーカーでしたし。
今は猟銃生産をしています。

 学校給食でも鯨肉はひじきと一緒に出てきていました。臭くて食べにくいという印象。自分達には脱脂粉乳のミルクと鯨肉には「臭い」という印象しかありませんね。それがこれほどの騒ぎになるとはおかしなものであると思います。

 欧米諸国もさんざん昔は鯨を追廻し、殺害していた時代もあったでしょうに。ジョン万次郎も捕鯨船に助けられたし、ペリーも江戸幕府に開港を迫った理由の1つも捕鯨船の寄港問題もあったことであると思います。

 バファローやカンガルーをさんざん殺害し、絶滅に追い込んだ欧米人が今更鯨を守れとか過激な行動をすること事態お笑いではないか。日本にもその手先がいたと言うことなのでしょうか?馬鹿馬鹿しいとしか思えない。

 この問題で感情論や原理主義的な環境論を振り回すのはおかしいと思う。まして欧米人の手先などをすべきではないと思いますね。

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命の気配がない3面張り河川

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 高知市の土佐道路沿いにある神田川(こうだ)川(右側)。吉野川(左側)。2つの川はコンクリート3面張りになっています。水草などは生えにくく、護岸はつるつるで穴もなく、小動物の住処さえならない。当然ビオトープにはならない河川だ。完全などぶ川になりますね。これでは。

 少し前は大雨が降れば少しでも早く海へ流す為に効率のよい水路をこしらえたのでしょう。高知市内いたるところにこうした水路化した河川があります。大雨で水没した経験があるゆえに当時はこうした発想になったんだと思う。

 昭和50年、51年の高知市を大雨が降り、このあたりは水没したことがあるので、よけいにそういう意識になったのでしょう。超党派で市議会でも水路の3面張りを主張していましたから。

 いまとなればなんとも味気ない。今度は新堀川がこの風景になる。しかも河川のうえに道路がはしるから最悪。
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 環境との共存をはからない土木工事はそろそろお終いにしたい。道路特定財源まで投入してまでやる事業ではありませんね。

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2008.06.20

夏至が近いはりまや橋サロン

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 21日が夏至。1年で一番昼間が長い日ですね。梅雨の真っ盛りでもあります。高知地方は今年は5月に梅雨入りでしたからそろそろ1ヶ月になりますね。晴れれば暑いですし。紫外線もきつい時期ですし。でも今日はどん曇状態。週末も雨の予報ですね。

 雨が降ろうがはりまや橋金曜市は木造アーケードのおかげでリスクはありません。おばあさんたちの活き活き100歳体操もテントの下でしますのでこちらも大丈夫ですし。

 はまじさんに先週「今すぐ実行まちづくり」に出演していただいたので、お礼がたがた来ました。ブログにもアップしましたし。
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 高知シティFMに出演いただきましたので、色紙に描いていただきました。今日ははまじさんは安芸で路上詩人活動をされています。谷ひろこさんがことづかっていただいていました。谷さんのお店で小夏100%生ジュースを飲みながらその色紙をいただきました。

 明日収録があるので高知シティFMへ持参する予定です。
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走ることの出来る喜び

 歩行者用信号が点滅。この2年前までは「走れない」から諦めていました。また36メートルの電車道路も症状が酷いときは一度で渡れず、電停で一度休まないと渡れない有様でした。

 20数年前からお付き合いのある有機栽培農家の井上正雄さんに、整体の先生を紹介していただきました。的確な指導と、腰痛予防体操(骨盤体操)を教えていただきました。体の歪みを意識し鏡を見て歪みを正そうと努力しました。

 参考ブログ記事 身体の使い方、呼吸や歪みの正し方

 そして2年が経過し、ほぼ完璧に戻りました。昨日は点滅信号になったとき、とっさに走っていました。ちゃんと普通に走れました。それだけでとても嬉しい。体がかいふくしただけで、とても幸福です。

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原発を廃棄しないと地球温暖化対策にならないのでは

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 最近原発関係者の発言が微妙に変化してきているようです。「原発は二酸化炭素を出さないエコな発電システムです」と言っていますが、「原発は発電過程で二酸化炭素を出さない発電システムです」と変化してきているようです。

 あいつぐ地震で原子力発電所は建設時に耐震工事の必要性がより必要になりました。また廃棄物処理に莫大なエネルギーを費やします。当然その作業時には莫大な二酸化炭素も排出しています。また地震列島日本での原子力関連施設ですので常に地震の脅威にされされています。

 中国の四川地震や岩手・宮城内陸地震での山の崩落やすさまじい地震のエネルギーの前では人口構造物は太刀打ちできるとは思えません。また高レベル放射性廃棄物の説明会でも火山帯が近くにない、「わかっている」活断層が近くにないという実に乱暴な理由で安全宣言をし立地をしようとしていました。

 今回の岩手・宮城内陸地震は地震学者では完全に「ノーマーク」の地域でした。原子力発電が立地する場所は過疎地であり、海に近い場所です。恐らく活断層もきちんと調査していないのではないのでしょうか?新潟中越沖地震で後から実は活断層が原子力発電の真下にあったなどと公表しているのですから。

 また新潟中越沖地震で罹災した柏崎刈羽原子力発電所は休止している間はバックアップに火力発電所を稼動しないといけません。
 つまり原子力発電所を稼動させる限り、電力会社は常に火力発電所をバックアップさせないといけないことになりますので実に多資源消費型の発電システムになるのではないかと思います。

Kokeitai
 そうなると原子力発電所は「プルトニウム」(=核兵器の原料)をこしらえるために稼動し続けているとしか考えられません。環境負荷が大きく、地震にも弱く、常にコスト高の原子力発電を廃棄することから日本の環境対策を考えるべきではないのでしょうか?

 核兵器を製造するのでもなく、地震列島に原子力発電を55も稼動させる理由はどこにもありません。一刻も早く原子力発電を安全に休止し、代替の安全なエネルギーの開発を日本は急がないといけないと思いますね。

 7月の日本でのサミットのテーマが環境であるとか。そうであれば原子力発電の廃棄もテーマにすべきでしょう。

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FIFAは地上波で欧州選手権を中継せよ!

 レベルの高い欧州選手権がいよいよ今日早朝から決勝トーナメントになるらしい。

19日 ポルトガルVSドイツ

20日 クロアチアVSトルコ

21日 オランダVSロシア

22日 スペインVSイタリア

 いずれも午前3時45分からの試合らしいが、見逃せない好カードばかり。WOWWOWでないと見れないらしい。21日と22日の試合はTBS系の地上波で見れるようですが。

 19日は優勝候補の激突ですし。20日は曲者同士のせめぎあいが面白そう。21日は名将ヒディング氏が好調な母国とどう対戦するのかが見もの。22日もこれまた黄金カードではありませんか。見逃せない。

 サッカーは世界平和に役立つと言うのであれば有料テレビでの囲い込み放送は辞めるべきですね。金儲け守護のFIFAのやりかたはサッカーの普及には役立ちません。

 世界クラブ選手権や欧州クラブ選手権はこれは有料チャンネルでもかまわないと思います。しかし国の代表戦は地上波で放映しないといけない。

 主はクラブの試合も有料チャンネルで囲い込みをせず全部地上波で見せるぐらいのことはすべきでしょう。

 Googleあたりがやれば良いと思いますが。アメリカ人だからサッカーに関心が薄いのかもしれませんね。そのあたりは。

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2008.06.19

16億円の無駄遣い

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 良いカメラで撮影された写真は迫力がありますね。知人が撮影したはりまや橋バスターミナル(というかバス降車場と、タクシー乗り場とバス駐車場)の施設でなんと高知市は「財政難」だというのに16億円をかけて全く無駄な施設を建設したものです。

 しかも年間維持費は2000万円ほどかかるとか。気絶しそうな無駄な話です。高知市長と高知市議会には良識があるのでしょうか?全く不可解極まりない。活用法すらろくにないとのこと。呆れる。

 参考ブログ記事 無駄な施設より市民の安全優先を

 背景に見える大きな建物はかるぽーとという高知市が建設した文化施設。これまだ無駄な権化であり、建設費用が200億円で、維持管理費が年間数億円とか。素人がみてもわかりますね。西向いてガラスがはめこまれているので、西日で暑いのでこれだけで空調費用がかかります。実に冷暖房効率の悪い設計。
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 正面入り口には急勾配の階段がそびえていてこれだけで、高齢者の人たちは萎縮してしまうようです。「ひとにやさしくない」建物であり、設計思想が間違っています。

 高知市が本当にしなければならないことは「市民の命と財産を守る」ことです。このような無駄遣いをあらため、ただちに地震対策、浸水対策に全力を尽くしていただきたい。
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(1946年の南海地震。かるぽーとより東の高知市下知地域は家屋の倒壊と浸水で甚大な被害がでました。)

 間違っても「お金がない」ということは言わないように。これほど無駄遣いをする市役所に金がないはずがないから。本当にないならこのような不用な施設は売却して市民の命と財産を守るための事業をすべきであります。

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栄枯盛衰は世の常ですが・・・

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 鏡川南詰め角地にある郊外型のおもちゃ屋であるハローマック高知店がいつのまにか閉店していました。うちの子供たちが幼児時代はよく玩具の買い出しに行っていましたが・・。

 このおもちゃ屋の出現で地元資本のおもちゃ屋である菊屋だとか、わだたつ、南玩具店などが次々と廃業したのはつい10年ほど前になるのでしょうか?ところが今回の閉店。

 やはりイオンにできたトイザラスというアメリカ資本の広い面積のおもちゃ屋に喰われたのでしょうか?ハローマックも県外のハゲタカ資本。トイザラスは国際的なハゲタカ資本。ハゲタカ同士の食い合いになったようでしたが・・。

 跡地は何になるのかわかりません。これだけガソリンが値上りしますと(来月から180円に)気軽に郊外店へ車で来店と言うのもはばかりますし。これからどうなることでしょう。

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思想のある政治家は出でよ

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 最近の政治家は小選挙区になったせいか、よけいにスケールが小さくなったようにも思えます。自分の選挙区への「利益誘導」が露骨になったようにも思えます。

 選挙区で1番にならないと当選できないので小政党は不利。組織政党でも国民政党の要素のない政党は当選できませんし。2大政党といいますが、まだまだ成熟していると言えませんね。

 わたしは石橋湛山という政治家を尊敬しています。ブログでも何度かとりあげましたが、彼に匹敵する政治家を見たことがないからです。

 混迷の社会であればこそ、きちんとした思想の裏づけのある政治家の出現が望まれます。利益誘導や売名行為だけの政治屋の横行は民主主義の堕落につながるからです。

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2008.06.18

宿毛市長は岩国前市長に事情を聞くべき

 高知新聞17日記事「米軍離着陸施設で宿毛市長 市民要請で調査も」には驚きました。米軍艦載機を厚木基地から岩国基地への移転にともない米軍は恒久的訓練施設を岩国から180キロ以内に求めているからです。

 この動きに便乗し「訓練施設を誘致すると悲願だった空港建設の可能性が広がり恩恵が受ける」との市議会での質問に宿毛市長は「市民から要請があれば一定考慮しなければならない」と答弁と記事にあります。

 米軍施設は「まちづくり」や「経済振興に」は役に立つのでしょうか?騒音と婦女子への暴行事件の多発などむしろ「迷惑施設」の要素が強い。米軍施設は軍事施設であり機密事項が伴う為地元で経済的恩恵を受ける人は極僅か。大多数の市民は基地の騒音と治安の悪化の負の影響を受けるだけなのですから。

 岩国市では強固な反対運動があり、米軍艦載機移転反対を唱えた前岩国市長は、市長選で惜敗したばかりです。今も根強く基地反対運動は継続しています。

 7月5日に市民団体が井原勝介前岩国市長を招聘し高知市で講演会を開催するそうです。宿毛市長は是非聴講に来られ、井原氏と意見交換していただきたい。米軍基地の負の面をきっちり調査していただきたい。
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詳しくは下記PDFファイルを見てください。

「chirashitypeb10.pdf」をダウンロード

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大丈夫か中国の核廃棄物

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 四川大地震で中国の軍事用の核廃棄物が水没し、周辺地域に危険が及ぶのではないかとの報道があるようです。

 四川省、せき止め湖がもたらす汚染 核廃棄物水没の恐れ?(産経新聞)

 岩盤深く埋められて絶対安全と宣伝されている高レベル放射性廃棄物。岩盤が崩壊し、堰止湖の水がそこへ浸透すればどうなるのか?広域にわたる放射能汚染が発生するのではないか。とても危険です。

 軍事の問題と言うことで中国政府は情報公開しないでしょうから不安は高まります。怖いですね。

日本も同じです。岩手・宮城内陸地震では凄まじい地震のエネルギーが観測されました。しかも「ノーマーク」の断層が活動したのです。山が崩落した画像を見るともしあの上に原子力発電所があったとしたらどうなっていたのでしょう。

 また高レベル放射性廃棄物の地層処分をしていたらどうなっていたのでしょう。地震を見てこれでますます原子力発電環境整備機構の言うことは信用できなくなりました。日本列島は地震で出来た列島です。原子力発電はもう運転を止めないと危険です。

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欧州サッカーの凄さ

 欧州選手権の1次リーグで2006年のワールドカップ優勝国のイタリアと準優勝国のフランスの対戦。なんと両国ともオランダに大敗しています。ルーマニアがオランダに勝てば両国は一次リーグで敗退。ルーマニアが負けたら、勝ったほうが決勝トーナメント進出。だれがこんなことになると予想したのでしょうか?

 当然涼しい気候(外気温16度)で動きも違いますが、ワールドカップアジア予選の日本代表のゴール前での緩慢な動きとは全然違いますね。シュートが枠へ飛んでいるし、迫力がありますね。これではアジアのサッカーは欧州に全然追いついていないですね全然。

 フランス、イタリア双方も意地のぶつかり合い。ワールドカップもジダンがイタリアのDFに頭付きで退場。PKで決着した遺恨のある対戦カード。「常識」ならこのゾーンはイタリア、フランスが抜けている筈でしたが・・。「消化ゲーム」になるのではとも言われていました。サッカーの勝負はわかりませんね。

 フランスは前半早い時間帯で司令塔のリベリーが負傷退場しました。これが痛かった。しかも前半24分フランスのアビタルがレッドカードで1発退場。そしてイタリアはPKを獲得。これをイタリアのピルロが決めてイタリアが先制しました。

 ピルロはこの日全然当たっていませんでした。かなりゴール前でチャンスがありましたがことごとく外していましたのでイタリアには幸運なPKでした。

 フランスは10人で苦しくなりました。それでもゴール前に詰めかけ、イタリアを押し込んでいました。イタリアは守備には定評。フランスの猛攻をしのぎました。

 前半は1-0でイタリアリードで終了。他会場のオランダールーマニア戦も0-0だったようです。そして後半17分にイタリアはフランスゴール前のフリーキックをデ・ロッシが決めて決定的な2点目。アンリの足に当たってコースが変わるというフランスにとっては不運なゴールでした。

 結果は2-0でイタリアの勝利。オランダールーマニアも控え選手主体のオランダが2-0で勝ったようです。前日この試合を見るために早寝をしましたが眠いことは間違いない。しかし一瞬でも目を離せない。スピードが展開にあるからです。

 最後まで緊迫した試合でした。眠気が醒める試合でありました。日本がこの欧州勢のレベルに追いつくのにあと何年かかるのでしょうか?

 今年はメキシコ五輪で日本が3位になってから40年。常にFWの釜本はゴール正面にいまして杉山からの左からのクロスを胸でトラップして弾丸シュート。あるいはヘッドで決める。決定力のあるFWでした。はやく釜本タイプのシュートが枠に飛ぶFWの出現が日本は待たれます。つくづくそう思いました。

 フランスが敗退。イタリアが大苦戦。前回優勝のギリシャも敗退。欧州サッカーの奥の深さを感じました。

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ゴーヤが成長しています。

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 ゴーヤを5月に植えました。外気温が25度を超えるようになるとどんどん葉とつるが伸びてきましたので柵を立てました。倒れないように工夫をしました。
 少しでも冷房費用を削減するために柵一杯にゴーヤの葉が覆っていけば日陰になりますし。

 庭がないのでゴーヤの緑は癒されます。冷房をなるべく使わないようにするためにゴーヤさんには頑張っていただかないと。毎日成長していく姿を眺めるのが楽しみです。植物も癒しになります。

 柵を継ぎ足し補強をするようになりますと実がなるようになります。ゴーヤチャンプルにして食べると暑いときは美味しいと思いますね。水遣りを忘れないようにしないといけないです。

 ペットを飼わないので植物との対話が楽しいと思います。
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2008.06.17

珍しく投書が地元紙に掲載


 最近は投稿しても採用されないことの多い読者投書欄。高知新聞の「声・ひろば」欄に珍しく掲載されたいました。文章の趣旨は「環境問題も結構だが、生活関連物資の投機をやめさせることをサミットですべし」のようなことを書きました。

 高知新聞6月17日「声・ひろば」欄 サミットでの最優先課題

 投書しても採用されないことが多いので今回の採用は「なんで?」と思いました。投稿文章の字数は500字になりましたので、簡潔な文章を書かないといけないですね。これもまた1つの訓練にはなります。

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中華思想も無敵ではないのだ

 東シナ海の海底油田のガス開発で日中両国は共同開発することになったようですね。それは両国にとっても良いことです。

 中国側はしぶしぶ合意したようです。それは中国の本音は沖縄(琉球)まで自国の領土であると本気で考えているからではないのでしょうか。台湾がなにやら騒いでいますが、これも中華思想の影響での行動であると思いますね。

 確かに明王朝の時代は琉球王国は明に朝貢していました。琉球王が即位したり、中国の皇帝が即位すると琉球は明に貢物を持っていきました。明はその10倍のお返しを持参した使いが琉球に来ました。冊封使と呼ばれています。つまり琉球は明の冊封(属国)であったのです。

 政治的にはまさにそうでした。中国がいまでも沖縄を自国の領土であるとの思いがあるのはそうした歴史があるからです。

 しかしそれはそうですが、肝心要のときに中国は沖縄を助けることができませんでした。それは琉球が薩摩に侵攻されてとき明に救援を依頼しましたが、明は当時滅亡寸前であり救援軍を派遣することはできませんでしたし。

 秀吉に攻められた朝鮮国は明の支援があったので滅亡を免れました。琉球は明の属国でしたが明はとうとう救援に来ませんでした。そうしたことからも中華思想には限界があり、中国が妄想を抱くのはかまわないが、「かなわぬ幻想」であることもまた歴史的な事実であることを歴史好きな中国指導者は学習しないといけないですね。

 海底油田は沖縄が日本国である以上領有権は日本にあることは間違いない。いい加減に中国は中華思想の妄想から目覚め、真の国際親善をしてもらいたい。

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暑い季節は生命の躍動の季節

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 梅雨の時期が雨が降らなければ暑いし紫外線もきつい。でも1年で1番生き物が活き活きしています。季節の息吹を身体で感じないといけない。それを窓を閉めエアコンをかけて車を走行させたり、部屋に冷房をかけたらせっかくの命の息吹を感じることができない。

 街の街路樹も勢いがある。きっと郊外の田んぼでは」かえるがやかましく鳴いていることでしょう。もう少しするとセミの合唱が始まります。動物も植物もエアコンなんて使用しませんね。でも命の営みや生殖活動をこの暑い時期にしています。

 環境問題をやかましく言われる人がエアコンをガンガン使用するのはおかしい。レジ袋をやめようというスーパーが店に寒いほど冷房をいれるのは矛盾していますね。環境問題を真剣に考えるならまずエアコンなしの生活をすべきでしょう。エアコンは昔はありませんでしたし。

 毎日は無理でしょうから1週間に1度はエアコンを使用しない日を実行することから環境問題を真剣に考えるべきです。暑さを体験してはじめてわかる現実もあります。安易にエアコンを使用しないで、汗を少し流して環境問題を考えてみましょう。

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諸悪の根源は小泉内閣の格差社会への構造改革

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(格差社会も後期高齢者医療制度もすべてこの人の内閣が決めたことですね。)
 とにかく日本の派遣労働者の実態は酷い。労働基準法もなにもない。グッド・ウィルのような悪徳経営者を持ち上げてきたメディアの責任も重大でしょう。

 連合など労働組合はなにをしてきたのでしょうか・

日本の制度、世界的には非常識…派遣残酷物語 (ZAKZAK)

秋葉原で連続殺人事件を起こした容疑者(25歳)も社会人になってからはずっと不安定な雇用形態であったようです。事件の背景には低賃金と不安定な雇用形態の影響は大きいと思いますね。

 グッドウイルやコムソンのような悪徳企業経営者は、労働市場の規制緩和を悪用し、多数の雇用者を低賃金で活用し莫大な利益をあげていました。まさに小泉内閣の規制緩和ー構造改革で利益を享受する「勝ち組」でありました。

 まさに「人災」といえると思います。ただ人災であれば人の力で改めれば良いのです。人がこの世に存在し、生活して良い思いをして人生を終わりたい。その思いで社会を改造していけば良い社会ができると信じています。

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2008.06.16

最終予選突破には不安な日本サッカー

 ようやくアウエーでタイに勝ち、3次予選を突破した日本代表。しかしアジア最終予選には強敵が待ち構えている。南北朝鮮代表。イラン、サウジアラビア、オーストラリア、UAE、ウズベキスタン、など8カ国が進出決定。後枠は2つ。

 その10カ国のうち4国しかアジアからワールドカップへは出れません。残りはオセアニア代表との争いに。今の日本代表の攻撃力、決定力不足では最終予選突破は難しいのではないでしょうか。

 開催されている欧州選手権では、オランダやポルトガルの攻撃力が凄い。とにかくシュートが枠の中へ飛んでいるし、決定力がありますね。日本はなんとなくゴール前までボールを運んでいるがシュートが枠へ行かないし、パスして終わるケースが余に多い。

 3大会連続でW杯へ出場しているのでたるんでいるのかもしれない。イングランドでさえ今回の欧州選手権へ出場できなかった。日本は今の攻撃陣では最終予選突破が出来ないほうが、日本サッカーのためになるかもしれないと最近思うようになりました。

 南北朝鮮、イラン、サウジの4国が強い。日本はその後のグループなのでは。今後どうやって巻き返すのか、高原、大久保などは復活できるのか。森本などが台頭するのか。そうでもないと極めて最終予選は厳しい戦いになると思いますね。

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南海地震は巨大地震。30年以内に必ず襲来

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(1946年の昭和南海地震は小規模ですので、また巨大地震が起こるようです)
 岩手・宮城内陸地震の地震のエネルギーの凄まじさには驚くばかり。緑の山並みが消え山全体が大きく陥没している。土砂崩れではない。山全体が崩落しています。
 地震の当日「要援護者の南海地震を考える」ファーラムにて高知大学の岡村眞教授は「30年以内に必ず来る南海地震は今日の岩手。宮城内陸地震の60倍から120倍の規模であることを認識してください。」と言われました。

「高知の山も緑が消え、赤茶けた山肌が露出するでしょう。断層の上にある建物はどうしようもない。今回の岩手・宮城内陸地震の活断層についてはノーマーク。学会でも大変なことになっている。」

「南海地震については来るのは間違いない。来ることが予測で切るのは南海地震とトルコの地震ぐらい。ですので可能な限り対策をとらないと。」

「1番の地震対策は寝ているときに家具や自宅が倒れて押しつぶされないこと。命を奪われないこと。それに尽きる。高知市下知地区、二葉町は地盤が弱く震度は7が予想される。強い揺れは100秒続く(阪神大震災は13秒)。津波が来なくても高潮堤防は倒壊するので、地域は水没する。3階建て以下の家屋の人は、素早く3階建て以上の建物へ避難しないと助からない。」とも。

「高知市は断層の上の都市。道路は崩落。浸水、港は破壊されている。救援隊は暫く来ないことを前提に防災対策を立てるべき。それには最低限の自宅の耐震補強でしょうね。」

 なんとも恐ろしい予測ですが間違いなく南海地震は来るようです。
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誰のための財政再建なのか?

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(高知県庁本庁舎。高知県では「特権階級」。自治体でありながらいまだに「お上」意識が抜けない。)

 大阪府の橋下知知事が孤軍奮闘してコストカッターをやっています。文化施設などの廃止や補助の減額や打ち切り、職員給与の減額、保有施設の売却などさすがに「破産管財人」ができる弁護士出身だけに手際がいいことだ。

 一方でこれは大阪市でしたか、相変わらす「裏金づくり」の職員も大勢いますし、中央官僚それも財務省の皆さん方がタクシー会社から日常的に金品の受領をしていたとか。国のコストカッターである財務官僚がこれでは示しがつかんだろうに。

 帰宅タクシーでビール・おつまみ2300回 財務官僚、図書券や商品券も…(産経新聞)

 「財政再建だ」「このままでは国が立ち行かなくなる」「消費税も18%にせんと社会福祉ができなくなる」と官僚や行政側、政府は言います。ではそれは誰のために、国民のための財政再建なのか?それの言及は少なく言葉も説得力がありません。

 大阪府に関して言えば職員給与の基本給や退職金の問題は慎重にすべきでしょう。むしろ赤字であるうちは一時金の支給を黒字になるまではすべてやめるべきでしょう。知事などの特別職から議員、管理職、一般職員、大阪府の関連団体にいたるまで一時金を支給をすべてやめるべきでしょう。これでかなりのコスト削減になるはずです。

 そして使い込みや、裏金づくりに関与した職員はすべてに弁済させることです。退職した元職員まで支払わせるべきです。公務員の倫理は情報公開して市民の社会常識にゆだねるべきであり、労組との団体交渉による給与の交渉もすべて公開すべきです。市民が監視するしくみに転換すべきです。

 「こういうことをやりたいから今は我慢してくれ」「市民の命と財産を守るために公共の存在がありので防災対策を第1にやるので我慢してほしい」「教育と福祉は原則無料が基本。そのためには財政健全化が必要ですから今は我慢して欲しい」との目標の提示が必要ではないのか。

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2008.06.15

高知福祉機器展に家族で行きました

 今日は朝から雨模様。天気予報では曇り時々晴れでしたので、予報はたまには外れるものですね。それで今日は家内と後期高齢者の両親と4人で第7回高知福祉機器展へ行きました。
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 到着したのが午前10時20分頃。30分から福祉機器展ツアーガイド(2時間程度)があるので、早速申し込みました。福祉機器展の福島寿道実行委員長自ら引率されるようです。

 まず建物の準外部にある福祉車両展示コーナーへ。高齢者になっても車は必需品。たとえ多少身体能力に障害があっても車の乗り入れをサポートする道具があるようです。説明ではリフト方や椅子が回転して乗車できるようなものもありました。
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 早速超高齢者である父がモデルになり乗り込みをしました。椅子が回転して助手席へ簡単に乗り降りできます。こうした電動式の装置がないと乗り降りはなかなか大変です。

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 続いて見学したのは在宅介護のモデルルーム。ここへふくし交流プラザの常設展示スペースです。介護度1の人のお部屋と介護度5のお部屋がありました。台所、浴室、トイレの改造の様子などが実際に見ることができます。
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 住宅改造ブースでは、福祉住環境コーディネーターの笹岡和泉さんが説明役になり手摺や、トイレや浴室改造のしくみについて解説いただきました。

 波型の手摺りは満遍なく力が入って良いものですね。
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 続いて階段を上り2階の靴コーナーへ。足を測定して靴をオーダーメイドでこしらえるとか。なるほど足は左右にどちらかに重心がかかり短い足があります。外反母趾など足の歪みが内臓へのストレスになったりします。
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ただ会場のステージでマイクを使ってセミナーかなんかしているらしくうるさくて靴の説明が聞き取れませんでした。ベットや車椅子もありましたがツアーガイドでは見ることなく次のコーナーへ行きました。
 糖尿病などの内臓疾患で足がはれたりして歩行が困難な場合があります。説明を聞いていまして参考になりました。

 続いて3階へ階段を昇って行きました。そこでは介護食などのコーナーがありました。栄養士の人が説明をしてくれました。立てりぱなしなので、超高齢者の両親はここでリタイヤしました。

 両親が休憩している間に「おしりまわり」のブースへ行きました。簡易トイレやオムツ、パット突きのパンツなどが展示してありました。排泄は大事な要素です。人間の尊厳を保ちながら排泄できることは実は大事であると思います。
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 、もう1つ人間の尊厳を保つ必要があるのは食事。

 あつかましくも介護の食事体験を申し込みました。急な話でしたがスタッフの人達がよくしていただきました。食事が出来る間、言語聴覚士の人の話を聞きました。人間は老化すると飲み込む力が弱くなり、水を飲んでも肺へ誤飲し、肺炎をおこしたりするそうです。

 父などは毎日餅をオープントースターで焼いては食べています。「餅は柔らかく喉に詰らすことが高齢者は多い。万が1詰らせたら背中を叩いたり押したり、掃除機で吸い出してください。」とも言われました。
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 そして介護料理がでてきました。サケの塩焼きと白身の魚。豚のしょうが焼きがメニュー。柔らかいですが原型の形はあり、スプーンではなく箸で食べることができます。

 高松市のカムウエルという企業が開発されたそうです。介護施設と一緒になって開発されたとか。
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 実はわたしと家内はヘルパーの資格を持っています。その研修で施設で食事の介助をしました。誤飲する高齢者が多いのでとろみをつけた介護食をたべさせる介助がありました。にんじんは赤く、ほうれんそうはみどりのゼリー状の液体を食べさせました。これで「美味しいのだろうかとも思っていました。

 でもこの食事実際に食べましたが美味しかったです。その会社の人に話を聞きました。「食事をすることにも人間の尊厳があります。柔らかくして形をつくり、臭いもします。そうしますと日本人ですからスプーンではなくお箸で食べるようになります。たとえ噛めなくても食事の味がすることはとても幸せなことです。
 わたしたちは施設と2年かけて開発し7月1日~から冷凍食の宅配で発売することにしました。」とのこと。 
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 冷凍レトルトパウチで沸騰水で12分間煮沸して戻すそうです。

 サイト http://www.rakuten.co.jp/kamuwell/(楽天で通販するそうです)

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 だいたい福祉機器展の見学を終えて食事をしようということになり、5階へ行きました。OPEN HEARTの宇賀恵子さんたちがお弁当を販売していましたので、購入し皆で食べました。
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 両親も体験したり説明を受けたりして関心しておりました。自分の足で歩き、車を運転し、歯も全部自分のもの。超元気な後期高齢者ですがいつどうなるやらわかりませんし。そうした意味で今回の高知福祉機器展は大変参考になりました。

 「ツアーガイド」は参考になりましたが、階段をどんどん昇るし、説明者の声が小さかったり、内容も盛りだくさんで高齢者にはちょっと無理ですね。4つめでリタイヤしましたし。今後は高齢者向きのゆったりしたツアーガイドの設置をお願いします。

 でも福祉機器が一堂にありましたので参考になりました。うえるぱ高知の関係者の皆様、福祉機器展実行委員会関係者のみなさん、ふくし交流プラザのみまさんありがとうございました。
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マンガを高知のメイン・カルチャーに 6月20日

西村  今月の「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」のゲストは、高知市横山隆一記念まんが館学芸員の奥田奈々美さんです。高知のまんが文化、横山隆一記念まんが館に関する事柄、学芸員としてトライしたいことなどお話をお聞きしたいと思います。

 今回のテーマは「まんがを高知のメイン・カルチャーに」でお話をお聞きします。高知は伝統の「まんが甲子園」や高知新聞社の「高新まんが道場」など、地方でありながらまんが文化の振興に高知県は熱心でありました。

 最近は全国各地に「まんが館」が開設されているように聞いています。「これは面白い」「参考になる」という事例はありますか?
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奥田 そうですね。横山隆一記念まんが館の先輩館になるまんが館はたくさんあります。例えば東京にあります長谷川町子美術館(1985)。まんが館として開館したのではなく長谷川町子さんが収集された美術品を公開するためにできた美術館です。そこでも毎年夏に恒例サザエさん展を開催、まんがのほうもとりあげています。

 サザエさんの町のジオラマに自分の家を建てるとか。面白い企画継続してされています。
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 また川崎市にあります川崎市市民ミュージアム(1988)は総合的な博物館です。…美術、歴史、写真等をあつかっています。そのなかの1部門でまんががあります。まんがの研究者の方と学芸員の方が組まれて非常に密度の濃い企画展を開催されています。
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 また宝塚市にあります宝塚市立手塚治虫記念館(1994)ですとかは、手塚治虫と関連した企画展に特化して開催されています。宝塚ホテルとも連携されて企画展にあわせた特別メニューをつくったりとか。単に見せるだけではない広がりを企画されています。

西村  奥田さんは2004年に日本博物館協会から優れた博物館学の研究が評価され棚橋賞を受賞されています。当時の報道記事によりますと「近年急造するまんがに関する博物館の抱える問題と連携の可能性を取り上げられた。」とあります。

 論文を書かれた当時の狙い。またその後のまんが館で展示や資料の整理の活動を通じて感じられたことなどありましたら、おかまいない範囲でお話ください。

奥田 当時はまんが館同士の交流があまりありませんでした。当館で「知る・行く・遊ぶ ~日本全国まんが巡り展~」という企画展を開催しました。各施設に呼びかけて資料をいただきました。展示品をお借りしたりということから協力を得られたことがきっかけ
でした。

 全国のまんが館がどんな状況になっているのか?それを調べようと思いました。わたしが論文を書いたきっかけでした。

 まんがの経済的効果が強調される昨今です。調査の結果、地域への経済効果を期待しつつも同時に、「地域住民の文化的要求の充足」を意識している館が多かったです。
経済だけでなく文化を意識されていることを感じました。

 また同時にあちこち問題をかかえています。煩雑な資料の数々の整理方法や、管理面などにも、様々な問題を抱えているところが多いこともわかりました。
 今後連携を深め問題点を共有化し対処に当たりたいと思います。

 せっかく立ち上げた企画展が1館だけで終わってしまう。その地域の人だけにしかひろがらない。そういう問題点も見受けられましたので、連携していけばいいなと思いました。

西村 その後各地のまんが館同士の交流が盛んになり、展示品や資料の貸し借りや企画のやり取りとか盛んになったということでしょうか。

奥田 まだまだこれからのところもあります。今度当館で秋に開催予定の「少女まんがパワー!」は、川崎市民ミュージアムとか京都の国際マンガミュージアムとかの巡回展ということで協力しあっています。

 去年開催しました「横山隆一・手塚治虫展」も宝塚の手塚治虫記念館と連携して開催いたしました。
 大きい館同士の交流は昔も今も行っています。今後は小さい館も含めて連携していきたいと思っています。

 昨年10月、これら日本のマンガ・アニメーションミュージアム連絡協議会の設立準備会が開かれました。まずは情報交換から始めることで、連携を深め問題点の対処に当たりたいと思っています。
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西村 例えば家内の友人7人が集って雑談をしているのを聞いたことがあります。マンガのことが話題になって(うちの子供が高知新聞にマンガで取り上げられ記事になっていた)も7人のうち1人しか知らないようでした。
 まだまだまんがは話題にはなっていないようです。そう感じたりすることも多いようです。奥田さんはそのあたりはどう思われますか?

奥田 メジャーというのはメインカルチャーという意味でしょうか?

西村 美術とか芸術とかのほうがまんがよりは格が上で、まんがは一段下のように思われています。
 例えば今でも通勤電車の中で大人がまんがを読むことはいかがなものか。と眉をひそめるような論調があります。そのあたりはどうなんでしょうか?

奥田 個人的には美術がまんがより格上であるとか思っていません。まんがを知っている人が1人しかいないという事例にしても。同じ集団で美術の話題がわかるかと質問したらどうなったでしょうか。たぶん比率的には変わらないと思います。

 例えばフランスではまんがは「第9の芸術」と言われています。美術、音楽、文学とかと肩を並べています。同じように論じられています。

 むしろまんがをサブカルチャーという風にとらえられているのか。どうしてそう思われているのか。わたしは問いかけたいと思います。


西村 フランスではまんがは完全に音楽や美術、文学と同等の扱いになっているとか。具体的にどのようになっておりますか?

奥田 国立のまんが映像センターがあります。国がまんがを奨励しています。日本でも国立のまんが館こそありませんが、例えば横山隆一さんがまんが家として初めて文化功労者に選ばれていました。

 また日本漫画家協会がだしている賞のなかに文部科学大臣賞とかあります。国もまんがを奨励しているようです。文化と名の付くいろんなものもありますし、実際に顕彰し認めていこうという動きもあるなかで、なぜ、まんがが格下に見られれるのかわかりませんね。

西村 奥田さんの言われることもわかります。
 国がまんがを奨励するのであれば、国はもっとどんと予算を出すべきであると思います。顕彰するなりまんが家を育てるプロジェクトのほうを力を入れるとか。
 科学者を養成するのになにかをすることはありますね。まんが家を養成する為に予算を組んでプロジェクトを立ち上げたという話は聞きませんね。
 力の入れ方が日本は弱いように思います。

奥田 世界的なまんが賞が出来たりしています。その後どうなったのか。どういう動きがあるのかはこれから見守っていきたいと思います。
 まんがというものはそれぞれの書き手(まんが家)がそれぞれの力で育ってきたこともあります。

 たぶんそれに未だに頼っている状況であると思います。自分達の力でやり遂げてきたことこそが、まんがの持つ力の一つだと思いますので、国の手助けを必要とするかどうかは、また別の話かもしれません。。当館としては、頑張っているまんが家の皆様をできる限り応援していきたいと考えています。


西村 実際にまんがの活用で地域が元気になっているところはありますか?事例があればご紹介ください。
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(石の森萬画館の学芸員。川村公志さん提供)
奥田  例えば宮城県にある石ノ森萬画館(石ノ森章太郎氏を顕彰する施設)では、萬画館主催で市民参加のまんがイベントを開催しています。
 また、石巻駅から石ノ森萬画館までの1㎞にまんがモニュメント14体を設置しているほか、空き店舗のシャッター、壁面にまんがが描かれており、商店街を歩かせる工夫が凝らされています。

 人の流れを商店街につくるので商店街の活性化にまんがを使っているという事例になると思います。

 また鳥取県境港市では、「水木しげるロード」として、800メートルにわたり、商店街の歩道に妖怪のブロンズ像(86体)レリーフ等を配置しています。その終点に水木しげる記念館を設立。商店街の中にショップ「妖怪舎」もあり、商店街が観光客でにぎわっています。着ぐるみ達が街中を歩いてみたりとか地域が元気になるという成功事例も生まれています。

 高知もそうしていきたいなと思っています。


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2008.06.14

ようやくアウエーで1勝

 「内弁慶」だった日本代表でしたが、蒸し暑いタイでようやく勝ちました。スコアは3-0でした。セットプレーで2点、流れの中での1得点でした。

 後半攻め疲れかよれよれになるシーンがあり、押し込まれていました。強くて早い相手(例えば欧州選手権のオランダなど)であれば、3点ぐらいはあの時間帯のにほんでしたらとられていました。そのあたりが課題。

 やはりオシム前監督の言うように「90分間走れる選手」でなければいけないですね。暑かろうが、寒かろうが90分間走り続ける。それが勝利の秘訣でしょう。欧州選手権でもオランダがまさにそれ。とにかくFWの2人の早いこと。またタフなこと。世界のサッカーはそうなっています。

 今後は走れて上手い選手を代表に抜擢して頂きたいですね。

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高知福祉機器展を見学しました。

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第7回高知福祉機器展が昨日からふくし交流プラザ全館で開催されています。今日は午後3時半過ぎから二葉町自主防災会荒木副会長も出る防災関係のシンポがあるので海から戻ると自転車で行きました。片道40分はかかります。

 今日宮城県と岩手県で震度6強の地震があったようです。海からの帰りのラジオで聞いてびっくりしました。それだけに地震学者の岡村先生の講義と「要援護者の南海地震を考える」フォーラムは聞かないと行けないと思いなんとか駆けつけました。 自転車で40分かかって駆けつけました。
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 大変な人出です。いろんな関係者の人たちで賑わっているようでした。手摺などの介助の道具を見ました。ゆっくり見学するのは明日高齢の両親と来るので、今日は二葉町自主防災会の荒木副会長もパネラーで出席されるので、5階へ急ぎました。

 テーマは「要援護者の南海地震を考える」ということでした。最初に岡村眞教授の講演がありました。今朝起こりました岩手・宮城地震のことを話されていました。
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「実はあれほどの地震が起きるとは業界では思っていなかった。ノーマークの地域でしたので衝撃は大きいとも。」

「今後30年以内に起こる南海地震は今日の地震の60倍の規模。100秒間の揺れ、1メートル以上の地盤沈下、30分以内の津波襲来(高知市の場合)。二葉町は震度7で1メートル陥没。津波が来なくても水没します。」との警告発言も。

「行政に影響されてか市民も地震が起こった後のことばかりのんびり考えている。1番の地震対策は家具と自分の家の下敷きにならないこと。ケガをしないこと。それをどこまで真剣に考えるかどうかですね。」

「家具の固定も、耐震補強も100%の安全はない。時間稼ぎ。より安全に怪我なく井のない広場へ行く時間稼ぎと思ってほしい。」とも。参加者は70人程度でしたが皆真剣に聞き入っていました。
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 第2部はパネルでした。NPOボランティアセンターの半田さん。二葉町自主防災会副会長荒木さん。高橋まこさん。下元佳子さん(うえるぱ高知・理学療養士)。岡村眞高知大学教授。

 短いやりとりでしたが大変重要な事柄がたくさんでました。

「地域で防災訓練がありましたが、あんたは大変だからかまわないよ。と地域の人に言われて考え込んでしまいました。」

「地域で全所帯調査をしました。小学3年以下の子供。80歳以上の高齢者。障害者を災害弱者とみなし調査しました。全ての町民のデータはわかます。拒否する人は1人もいませんでした。」

「自分の服薬している薬がなんであるか把握し、現状ではできないが予備に薬を持つ必要がある。」

「透析や人工呼吸器の人は電気がないと生きていけない。予備電源や避難をどうすればいいのかわからない」

「一般論ではなくて個別論で解決策を積み上げるしかないね。」

 会場からも意見がでました。ある聴覚障害者の人がこう言いました。

「ある地域での防災訓練に参加しましたが耳が聞こえないので困りました。二葉町がちゃんと防災マップをこしらえていただいているので良いと思いました。」とも。

「障害者は身体だけでなく、聴覚障害や視覚障害もいます。いろんな事例を想定しないといけないですね。」とも。

 まず介助の仕事をされている人たちも、自分がケガをしないこと。それから介助に行く。自助に10分。無事だったら共助に10分。それを念頭に防災計画を立てるべきであると思いました。
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荒木副会長ご苦労様でした。

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梅雨の中休みでのセーリング

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 昨日は早寝をしてサッカーの欧州選手権を視聴。オランダVSフランス戦は寝すぎて後半だけ見ました。しかしそれでもスピードのある壮絶な試合。決める力があります。ゴール前に持ち込んでもゴールに入る気がしない日本のサッカーとは大違い。さて今日はタイに勝てるのか?

 夜須は今日は午前中のセーリングと限定。高校生のR君は英検があるそうです。進学校は大変のようですね。

 手早くぎ装(ヨットの組み立て)をして海へ出ました。風は微風ではありますが、幸い波がないのでヨットは進みます。花曇でしたが、赤岡沖まで帆走しました。さて帰るとすると風は弱くなりました。

 今日は高知大学と夜須中学のヨット部合計16艇が出ていました。彼らが出艇すると同時に着艇しました。片づけをしていますと子供たちがカヌーをしています。野市の子供たちのグループだそうです。

 講習の後シーカヌーに乗っていました。始めての子供が多かったようですが、すぐになれすいすいとカヌーに乗っていました。
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凄すぎるオランダサッカー

 眠いのに早起きしてユーロ2008の「オランダVSフランス」を見ました。しかし寝過ぎで後半からでしたが、スピードがありますね。オランダは。

 前半1-0でオランダでしたが後半はフランスが猛攻。押し込んでいました。しかしオランダは一瞬の隙を突き、2人で得点をあげました。サイド攻撃からスピードのある攻撃。

 また守備陣に囲まれてもボールを保持し、パスして得点。終了間際にもミドルシュートで得点。いやはや全然強いですオランダは。

 結果は4-1で圧勝。2006ワールドカップ準優勝国のフランスに対してです。優勝国のイタリアには3-0で勝っていますし。

 これは強すぎますね。レベルの違いに驚くばかり。今日日本は蒸し暑いタイでのアジア予選に勝ってもらいたいものです。
 U-23は北京五輪でオランダと対戦とか。若い世代も強いと思いますね。

 なにせ日本と違うのはシュートがほとんどゴールの枠に飛んでいること。その差は簡単には埋まりそうもありませんね。オシム前監督が「とにかく走れ、走れ」と言いましたが、走ることでオランダはフランスを圧倒していあmした。後半もスピードが落ちませんでしたし。生ぬるい横パスでシュートすらできない日本のサッカーとは大違い。
 「世界との差」をしろうとが見てもわかりますね。

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自民党の終わりの始まり

 沖縄県議会選挙で、自民・公明の与党は議席を減らし、野党と中立系で過半数をしめるようになったとか。自民党には大きな痛手です。やはり後期高齢者医療制度の粗雑さが高齢者の怒りをかっているのです。

 年金問題のいい加減さが解決しないうちに、取るものだけは取る。しかも役人の不正な使い込みや無駄遣いは野放し状態。さすがに温厚な国民も与党を支持しなくなりました。

 総選挙をやればどうなるのでしょうか?高齢者は自民党へ投票しないでしょう。そうなるとどうなるのでしょうか?野党もしっかりして政権を担うようになっていただきたいですね。

 1993年当時にも似たような状況がありました。1994年に自民党単独政権は終わり、細川連立内閣が出来ました。あの頃は政治が熱い状況でしたが。

 いまは小泉内閣のお陰で「格差社会」が出来上がりました。黙っていれば現状の白紙委任になることに国民が気がつきました。面白い時代になってきたと思います。
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(この人が「格差社会」の諸悪の根源。言葉どうりに「自民党をぶっつぶす」ことをしたほうが良いとは思います。)

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2008.06.13

13日金曜日のはりまや橋サロン

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 今日は週末の金曜日。梅雨の中休みなのかお天気が良いので暑いこと。キリスト教徒には13日金曜日は意味があるようですが、最近仏教徒になろうかと思っているので、さして意義は感じませんが・・

 仕事を午前中でに切り上げて、まず枡形の福井照事務所へ今度出演される場合の質問原稿を手渡しに。戻りがけに市役所防災対策課へ立ち寄り、今年の事業への情報交換。11時半過ぎに現役の高知青年会議所メンバーと面談するのではりまや橋金曜市サロンへ行きました。

 谷ひろ子さんのお店でランチを食べながらしばし懇談しました。まちづくりのフォーラムをするとのこと。俺達の高知創造委員会委員長の森本道義さん(35歳)に会いました。わたしもJCの現役時代ははるか昔のお話でした。

 まちづくりのフォーラムを9月に委員会事業で実施されるとか。その打ち合わせのようでした。
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 またはまじさんに色紙を書いてもらうこともお願いしないといけません。月曜日に収録しましたのでとてもよかったことですし。それも含めアートな字をお願いしたいところですね。本当に前向きな若者で感心します。

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危険予知能力を磨かないと

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 昔の武士は刀を差していました。刀は人を殺すことの出来る武器。平和な時代ではファッションでしたが、常に手入れを怠らず、訓練もしていたようです。

 ヨットで海上へ出たとき予想以上の強風に遭遇する場合があります。遠い海面を眼を凝らし、地上の煙や旗がどう流れているか。野市の風力発電者の風車はどの方向に廻っているのか。必死で瞬時に情報を集めます。

 怖いのは風下での強風、ヨットはうなりを上げ海面を疾走し、飛んで行きます。少しでも舵を余分に切れば余分な風がセールに入り思わぬ力で沈し、体ごと海へ投げ出されます。ブームが勢いよく飛んでくるので避けることをしないと頭を直撃すれば命の保証はありませんし。

 地震は予知することはできません。でも「殺気」は感じることはできます。こちらが丸腰で刃物を持っている奴に突然襲われたら、逃走経路を瞬時に判断し、直角に逃げることでしょうか。常にポケットに石かなんか入れる必要はありますね。

 相次ぐ通り魔事件が起きました。警察だけに頼れません。「自分の命は自分で守る」訓練をしないといけないと思いました。

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不燃物回収で考えること

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 今日は町内の月に1回の不燃物回収日。二葉町では下知市民図書館前に午前6時過ぎから町民が各家庭の不燃物資源を持参してきます。

 ビン類も透明、青、黒分別され籠にわけられて入れられます。ミッカンなどのビンはワンウエイ容器ですが、いつも思いますが蓋がなかなかとれません。回収がやっかいです。このメーカーは環境対策が熱心でないことがわかりますね。
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 新聞・ダンボール電池や蛍光灯。缶類も集められます。不燃ごみは金属類とその他にわけられます。

 毎月実施しているのにたくさん不用な資源が出されると感心するばかりです。撮影した時間は午前6時過ぎ。これから本格的に資源が町民から持ち込まれてきます。いつも図書館前の歩道が溢れるぐらいになりますから。
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東京五輪開催の意義は?


 2016年の夏季五輪の開催地予選で1次は東京は通過したようですね。後はシカゴ(アメリカ)、リオジャネイロ(ブラジル)、マドリード(スペイン)のようですね。

 それで超党派の国会議員で誘致運動をやるいようですね。

 東京五輪」招致、世論の支持に期待…ライバルも意気込み新た(讀賣新聞)

 しかし世論は盛り上がりませんね。なにを今更東京でとしか思えませんね。国内立候補地では福岡のほうがましであると思いました。日本で開催するならば広島・長崎、沖縄での開催ならば大賛成ですが、

 恐らく国民世論はしらけてますね。しかも都知事である石原慎太郎氏は田舎者を馬鹿にする強権論者でありファシスト。ヨットをやることだけでは共通項はあるが他ではまるでありませんし。

民主党の大統領候補となったオバマ氏はシカゴに自宅があるようです。アメリカ・シカゴや強力な助っ人が登場しましたね。なんかシカゴで決まりのようです。

 なんか五輪誘致に3000億円も使うようにも聞きました。そんな話を聞くたびに地方は白けるだけ。「勝手にやれば」と言う感じですね。国の支援を石原氏は言っていますがNO!であると突っぱねてほしい。地方は五論どころではありませんので。

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2008.06.12

活気付いている”ちり紙交換業界”

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 引き続いて生活関連ネタを一つ。

 いわゆる「ちり紙交換業界」=古紙回収業が最近元気が良いようです。この半年ぐらい前から古紙回収の車が頻繁に巡回するようになりました。多い日は数回通過することがあります。

 それまでめったに来ることがなくたまに通る古紙回収業者にダンボールなど出そうものなら「料金をもらいますよ」と凄まれる有様。まんが雑誌や週刊誌は「金にならん」からひきとらない。あくまで新聞紙だけしか回収しない。というのが古紙回収業者の今までの態度でした。

 それが最近ではダンボールでも古新聞でも雑誌でもなんでもかんでも回収します。態度が豹変しました。
事情をいつも来られる回収業者の人に聞きました。

「中国がダンボールやら古紙を高値で買うらしい。それで値上がりして古紙業界は活気があるきに。最近ではうちの会社を4人も辞めて新たな会社をこしらえて古紙回収にまわりゆうし。
 今まで業務用需要専門であった南国市の古紙回収業者も住宅街へも車をだして回収するようになったし。」

「いつも1ヶ月に1回曜日を決めて回収している家庭のお客さんが家の前に新聞紙などを紐でくくって出してもらっていますが、さきに回収に廻っている業者に先に回収されることもしょっちゅうですね。最近の傾向ですね。」とも。

 様変わりしましたね。世の中不況ムードですが「リサイクルイ」関連業界は景気が良いようですね。新規参入者が現れるぐらいですからね、。しかも地方で。よく世の中観察しないといけないですね。

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タスポについてのお話

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 成人識別カードの「タスポ」を提示しないとタバコの自動販売機でタバコが購入できない。めんどくさいのでコンビニの「ついで買い」が大幅に増え、自販機の売り上げは減少しているらしい。

 自販機を置いているある人は店主のタスポカードを自販機にぶら下げ、購入者に利用させていたとか。結局いけないことになりとりやめたと報道されていました。

 タバコの自動販売機を所有している知人がいます。聞いてみるとそのこはタスポ識別の機械は導入していないと言います。義務化しているのではなかったのでしょうか?

「JT(日本たばこ販売)からリーズなどで自販機を借りている場合は、タスポ識別の装置を自販機に導入しないといけない。ところがうちはリースではなく自販機を買い取っているのでタスポは導入していない。」とも。

「タスポというのはJTと自販機製造会社が儲けるだけ。おかしいことだらけだ。」と知人は言います。なるほど個人の所有物であれば関係ないということだそうです。

 なんだかよくわからないお話ですね。

たばこを1000円にする議員連盟とかいうのが出来たそうですね。自民党の中川元幹事長や民主党のファシスト議員である前原元代表とか。政界再編を狙っているのでしょうが彼らに風が吹くとは思えませんし。これまたよくわからない話です。

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人生の終いをつけることの意義

 どんな人にも必ず終末があります。生きている人には死があります。そのあたりを今まで真面目に向き合って考えたことはありませんでした。
 沖縄の義父が最初に連れて行っていただいたのは、一族が眠るお墓でした。大きなお墓へ行った時当時は意味はわかりませんでしたが、ご先祖に私を紹介していただいたと思います。
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 「沖縄では家よりお墓をつくることが大事。お墓の中にいることが長いから」とも言われていました。常に死後のことを考え今を生きるということなのでしょうか。
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 よく知りませんが昔の日本人は武士道などは常に死ぬことを前提に行動しているようでした。終末観や覚悟があるからこそ思いきった行動ができたのかもしれませんね。

 墓地を購入し、お墓を建てる。僧侶の話を聞く。死後の世界のことを自分なりに考える。人は何処から現れ、何処へ行くのか?この問には答えはそれぞれあると思います。

 あたえられた人生を精一杯生きる。自分で命を断つとか、他人の命を奪うことなどできるはずはないとも思います。そうした観点から考えをめぐらせますと、今自分で悩んでいることなど大きな世界から言えば小さなことであり、自分が変われば解決可能な課題であることがわかりました。

 ピラミッドや大きな古墳墓などは当時の支配者が死後の世界を想定し、生きているうちから準備をしたものでした。わたしたち庶民は死後の世界など考える余裕など日々の生活に追われありません。

 でも人生の終いをつける作業をいろいろとしていますと気付くこともたくさんあることがわかりました。終末を意識して精一杯今を生きる。そう考えますと生きていく意味がまた新たな観点から獲得できたような気がします。

 参考サイト記事「先祖との対話はどういう方法で
Kochihaka

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乾燥硬化は湿度80%以下が無難

仕事の関係の記事を投稿します。

 四国地方は5月から梅雨入り。6月も半ばで真っ最中ですね。さてこの季節防錆塗装をする場合悩ましい季節です。お天気が続かない。作業はしたい。どうする?判断基準はあるのか?時折質問もあります。
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 「湿度80%以上の場合は塗装しない」としてください。写真のような乾湿温度計。今日は午前9時10分現在で外気温20度、湿度90%です。こういう場合は原則塗装は中止です」としてください。

 防錆塗料であるラストボンドSGの塗装環境は「外気温10度以上、40度以下。湿度90%以下」と表示されています。それは限界を表現しているので、その限界以下や、以上になる場合はありますので、ぎりぎりの条件下で防錆塗装することは控えるべきでしょう。

 目安は道路と洗濯物でしょう。道路が乾いている場合は湿度が下がっています。洗濯物が乾いている場合もそうです。両方とも完全に乾いていれば塗装可能です。しかし空模様が怪しければ塗装は中止されたほうが無難です。
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2008.06.11

病院での「使いまわし」はやめてほしい

 最近ある病院では注射針や点滴針を使いまわしをし、感染症やウィルス性肝炎に感染したとか。血液を媒介して他者感染するだけに病院側は最新の注意が必要です。

 私も既に70回献血をしています。日赤がまさか使い回しをしているとは思いませんし、実際そのようなことはないと信じています。だけどなんだか献血しようという気が失せたのも事実です。

 善意の行為で感染したらたまりませんし。テレビを見ていると病院で点滴液を「つくり置き」をしていたようで死亡者まで出たとか。

 注射針の使いまわしは危険なので法的にも禁止していただきたいものです。

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環境問題より物価の安定が最優先すべき

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(このまま農政の無策が続けば日本は食糧危機になります。)
 なにやら7月のサミットの主要議題が「地球温暖化対策」であるとか。しかし石油と穀物の高騰は異常。生活に必要なものへの投機を即刻やめさせることがサミットの最優先課題ではないかと思いますね。

 アメリカ経済の失速でドル安になり、行き場のない投機資本が確実に値上する生活関連物資の投機に走れば、ますます戦争への危惧が増大しています。毎日の食品である穀物と石油の投機をただちにやめさせないと世界経済は滅茶苦茶になります。

 何故それを日本政府は言わないのか。環境問題も大事だが日頃の生活あってのもの。食うや食わずの生活をしている途上国の人たちを食料投機で追い詰め「地球温暖化を止めましょう」という奇麗事を言っても始まらない。
 
 見え透いた偽善行為よりも食料と石油への投機をやめさせる緊急行動をサミットではやるべきでしょう。それが政治の1番の課題です。このままでは戦争の危機が増します。戦争は1番の環境破壊です。

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三浦和良選手の言葉はたいしたもの


 6月6日の日本経済新聞に「サッカー人として ブランクを埋めるもの」(三浦和良)氏がコラムを書いていましたが読ませますね。

「ヒデに現役復帰をのぞむ声は多いけれど、サッカー選手がブランクを埋めるのは簡単ではない。ケガで3週間休んだだけででも、戻ってすぐに試合は出来ないぐらいだから。」

 伊達公子さんが長いブランクの後に素晴らしいことで、相当鍛錬を積んでいたのでしょうと三浦氏は賛美しています。しかし、

「でもサッカーの場合、長いブランクの後で第1戦に戻るのはさすがに無理なんじゃないかと思う。1人でどれだけ走ってボールをけっていても、ミニゲームを何回くりかえしていても11対11の動きとは全然違う。
 何10試合とゲームをこなす中での疲労の回復力やケガの可能性を考えても35歳を過ぎてからの現役復帰は難しいだろう。」

 三浦和良氏は40歳を超えてなお現役のプロサッカー選手としての活躍あればこその発言ですね。「1試合限定なら話は別。」「ヒデはプロの世界に戻ってくることはないだろう。チャリティマッチなどでのプレーで一緒にボールを蹴れたら楽しいだろう」とも。

 含蓄のある言葉でした。それだけプロは身体をケアし、精神もケアしているからプロであるということであると思います。

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2008.06.10

頼もしい路上詩人はまじ君

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(5月にはヤ・シーパークにて路上詩人活動をされていました。)
 かれは児童施設で育ちました。路上に出るようになって人生観が180度変わったと言いました。暗く人生を語るのではなく、常に前向きに生きています。街頭に露店ではマイペースを貫いています。

 かれの凄いのは子供でも高齢者でもおんちゃん、おばんちゃんでも話しかけてくる人と躊躇なく会話できることですね。実にたくみ。きばっていないし自然体。年齢はうちの子供と同世代。ただただコミュニケーション力には感心しました。
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 若いけれども中高年のおっさんともきちんと話ができる。
 スタジオでじっくりとかれの話を聞きました。

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 すべて自分の体験を自分のことばで話しているのでとても説得力があります。彼のアートやパフォーマンスが人気があるはずですね。


 自分が変われば世界が変わります。

 濱崎一途さんはそれを実践されています。
 
 若者も捨てたものではありません。日本の将来は大丈夫です。収録した内容やスタジオでのやりとりをテープで聞いていますが、勉強になります。路上で人間を観察することは人間が鍛えられると聞きましたが、本当であると思いました。
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(はまじさんの字は一度見ると強く印象に残ります。)

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歯医者を尊敬します

 数年ぶりに歯医者へ。3日ほど前から歯茎がうずく。歯周病かも知れないし、気が進まなかったが近所の歯医者へ。昨日予約の電話を入れまして、今日行きました。
 すぐに呼ばれて治療室へ。私以外に2人の患者が治療を受けている。歯科医師と女性スタッフ2人がてきぱきと作業をこなしている。

 ひっきりなしに金属音が聞こえる。極小のドリルのようなものでしょう。考えてみると歯科の作業は防錆塗装の錆落しの作業に似ています。電動サンダーで歯を削りますし。それを掃除機のような小さなバキュームで吸い出す。電動工具は水を噴射しながら患部を削り取り、吸い出しています。
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(塗装作業でのブラスト(錆落し)作業の様子です。)
 塗装作業にブラスト処理というのがあります。金属片や砂を高圧をかけて鉄面に噴射し表面の錆や旧塗膜を剥ぎ取ります。また電動サンダーもありますね。これは回転する部位にサンドペーパーをつけて金属の表面を削り取ります。

 削ると金属光沢面が現れ、そこへ長期防錆塗料(カーボマスチック15など)を塗装すれば20年程度は大丈夫です。
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(ブラスト作業で削り取った金属面。歯医者も患者の歯の表面を削り取ります。)
 歯医者さんも丹念に患部を削り取ります。小さな部位で神経を使いますね。1人の患者が終わると手を洗い、手袋も変えて休みなして治療しています。歯科医院の真剣さには感動しました。

 今や日本には7万の歯科医院があるとか。コンビニが4万数千と言われていますからそれより多い。顧客をキープする努力はたいしたものでした。

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危ない日本の橋その対策は?

19a11b3e.jpg 6月10日NHK総合にて「橋は大丈夫か しのびよる劣化」を視聴しました。これを見ましたら日本の橋梁も絶対安心とは言えないですね。

 20年前にアメリカへ観光旅行へ行ったときニューヨークのブルックリン橋は老朽化が激しく通行制限していた話を聞きました。当時州管理の道路や橋も公共予算が削られて十分に補修や維持管理ができないと。穴だらけの道路や錆だらけの橋も見ました。

 日本はそんなことはないだろうと当時は思っていましたがさにあらず。維持管理のメンテナンスの時期に来ているのに維持管理の費用が行財政改革や国の地方への支出削減(骨太改革)の影響でますます維持管理費用が出なくなっています。

 2007年8月のアメリカのミネアポリスでの道路橋落下事故では13人が死亡100人が負傷し、車100台が落下する大惨事でした。

 調査によりますと日本の橋で5439が危ない橋であり、ただちに補修工事をしなければならないようです。しかし緊急維持工事を地方自治体がしようにも現在の会計制度の壁が立ちふさがっています。

 つまり新設橋をこしらえれば、費用の半分を国が補助します。残り半分の自治体負担のうち半分は地方公共債(つまり借金)が認められています。地方自治体の自己負担は全体費用の3分の1で新設橋ならできます。

 一方維持管理する橋の場合は100%地元自治体の負担で、今まではほとんど国の補助はありませんでした。今話題の道路特定財源などはどうなっているのでしょうか?
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(40年以上放置されている橋もあちらこちらにあります。)
 自宅の近くの国が管理している鏡川大橋は昨年耐震補強工事が完了し、今年は橋の塗り替え工事も行われます。国が管轄する橋は管理は比較的行き届いています。しかし地方自治体の管理する橋、都道府県や市町村管理の橋はそうはいきません。

 財政難で橋の点検調査すら満足に行っていないのが現実です。社会資本としての公共財としての橋がこれでは国全体として地域全体として維持管理できないのです。
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 写真は高知県の山間部の橋ですが、ダムの保障事業の一環で国側が橋を建設し、地元自治体に譲渡したようです。でもその小さな自治体は維持管理ができず、錆びた状態の橋が放置されています。

 高知県下車で巡回していますと橋もそうですし、山間部の落石防止ネットの支柱などもぼろぼろに錆びている箇所を見かけます。手入れのいいのは国管轄の国道。県道や市町村道は実に心許無いのです。
 
 道路特定財源で地方に道路建設を。の趣旨は理解できます。しかし建設された道路も橋もやがて維持管理しなければならない時期が到来します。その維持管理費用はどうするのでしょうか?

 私は防錆管理士の立場からいくつか提案をしてきました。

 この錆の状態ならどうします?

 長期防錆システムを普及させるための決意

 公共財の寿命長くするために  メンテナンス重視の時代の到来

 社会の錆落としも入念に。

 防錆塗装で防止できることは早めに対策を!

 こうなる前に防錆対策相談を・・・

 
窪津橋ー厳しい腐食環境下での防錆塗装の提案

 きちんとした防錆塗装システムを採用いただければ、「耐用年数20年」というめどがたちます。防錆塗料と技術力のある塗装業者が存在すれば、結果的に安いコストで長期防錆は可能なのです。

 その事例を先日愛媛県今治市の現場で確認し確証を持ちました。

 
来島どっく支線鉄塔塗装23年目の観察

 維持管理の費用は国が全面負担すべきです。「国民の命と財産を守る」ことが国の義務であると思うからです。橋の維持管理を行い、耐震補強も行う。そうしたきちんとした社会に日本社会を再構築しないといけないと思います。
2761e4ed.jpg

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サッカーは走る格闘技です

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 体感温度40℃。外気温35度、湿度52%のオマーンでのワールドカップアジア予選のオマーンVS日本戦は過酷な試合でした。つくづくサッカーは「走る格闘技」であると思いますね。

 大久保が相手GKにプレー中に股間を蹴られ逆上、相手の身体にキックをお見舞いしたところを審判に見られ即退場処分。両チームも見合いの中で松井も相手選手に暴行を受け相手選手も退場に。

 ボールをめぐるルールがあっての走る格闘技ですね。そのあたり中村俊輔も松井も長谷部もクールに淡々とプレーをしていました。たいしたものですね。あたりのシビアな欧州でもまれているだけありますね。

 それでも日本の攻撃をみていつも腹立たしいのはゴール近くまで行きながら何故シュートで終わらないのかと言うことですね。ゴールの枠を狙わないとゴールは奪えません。

 ペナルティエリア内でドリブルで仕掛ける。シュートを打つ。ゴール方向へのクロスを入れる。という前向きなプレーが少ない。それがとても観ていてはがゆいのです。

 オシム前監督は「サッカーは走るスポーツ。走れ、走れと言いたい」と言われています。走り負けなければ大負けはないでしょうし。後半終了まで走り続けることです。

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寂しいプリント・ゴッコの廃止

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(なんでもかんでもパソコンは味気ない)
 パソコンでの葉書印刷の普及の影響でしょうか?「プリント/ごっこ」が廃止にするようです。

 「プリントゴッコ」出荷終了へ 理想科学(日本経済新聞)

 傑作であると思います。味気ないパソコンでの年賀状を頂くよりはプリント・ゴッコのほうが「差別化」できますし。

 謄写版世代にとってはとても寂しい。ピカ!と光って焼きつけカラー印刷できる。

 ポータブルワープロとともに日本人の知恵の結晶であると思いますね。

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2008.06.09

あじさい街道も整備してほしい

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 梅雨時と言えば紫陽花。高知市春野町弘岡の水路脇には今1万本を越える紫陽花が咲いています。梅雨空で憂鬱でしたが紫陽花を見て心が和みました。しばし車を止めて少し見学をとしました。

 するとけたたましいクラクションの音。「馬鹿やろう、こんなところへ車をとめるな!」とダンプカーの運転手の怒号。確かに道幅は狭い。

 紫陽花祭りをたぶん地元で世話をしている老人クラブがしていましたが、駐車場にテントを張っているために駐車場がないので行くこともできません。脇に車を止めれば怒られる有様。
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 自分が悪いんでしょうがこれほど怒られんでもとは思いますね。せっかく紫陽花の花で癒されたと思いましたが、余計ストレスが溜まりました。道路のほうも余裕をもって臨時駐車場をこしらえるとかしていただければ。

 なんだかもったいないような気がしました。その点香南市のヤ・シィパークなんかは駐車場もゆったりしていて大勢の県外からのお客さんも来ていますし。配慮のないのは残念。紫陽花も一時のことといえばそうなんですが。

 県立春野高校のビートープ公園もあるし、生徒たちがこしらえた野菜なども販売されるでしょうし、なんとかうまくやれないものでしょうか?あの水路もいいものですし。
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水着の効用は大きいようですね

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 日本水泳選手権で英国のスピード社製の水着を着用した水泳選手が日本記録をどんどん出し、世界記録まで出しました。水着の効用はとても大きいとのことでした。
 魚に近いように身体を締め付け変形させるのか、浮力が大きいのかわかりません。

 船舶なども船底塗料によってスピードも異なるし、燃費にも関わるとか。船舶は2年仁1度どっく入りし、すべて船底の塗料を剥がし、塗り替えをします。とても大事な作業で監視員が船主から派遣されるぐらいですし。

 世界の選手みんなが北京五輪ではスピード社の水着になるでしょうから実力勝負でしょう。

新聞の1面に掲載されるぐらいですから世の中の衝撃も大きかったと言うことですね。国内のメーカーは巻き返しに大変でしょうね。資金もなにかと水泳連盟に出しているのに。技術の優位性はそうしたつながりも簡単に超越したということでしょうか?

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高知福祉機器展へ行きましょう!

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 6月13日(金)14日(土)15日(日)は、高知市県立ふくし交流プラザにて「第7回高知ふくし機器展(バリやフリーフェスティバル2008)が開催されます。

 私の超高齢の両親(父88歳、母82歳)と同居していますので、展示の様子を可能であれば両親も一緒に見学したいと思っています。この高知福祉機器展の特色は介護や医療の現場にいる人達が主体になって利用者本意の展示とセミナーを行政に頼らず実施していることです。

 過去の福祉機器展(2004年)

 以前ふくし交流プラザを訪問したおり、少しだけ体験しました。人間は体の機能が衰え、障害を持ったとしても今の時代は人間の尊厳を保つ機器やしくみがたくさんあることに驚きました。

 ブログ記事 福祉交流プラザがリニュアルオープン

 当日は うえるぱ高知下元佳子さんたちのグループが主催・運営をされています。

 メーカー本位でも行政主導でもない、利用者の観点に立たれた企画と運営をされています。当日は笹岡和泉さんたちの住環境福祉コーディネーターの人達の住宅改造コーナーも展示されています。

 関連 笹岡和泉さんの新番組とは

 市民主体の人間の尊厳を考えた高知福祉機器展。是非参加いたしましょう。

 お問い合わせ  活き活きサポートセンターうえるぱ高知 電話088-832-0766(FAXとも)

 メール  info@welpa-kochi.jp

Fukushikikiten02

 チラシはPDFファイルにしています。

「fukushikikiten1.pdf」をダウンロード

「fukishikikiten2.pdf」をダウンロード

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2008.06.08

やはりTBSの身勝手さが苦戦を強いたのか?

 昨日のワールドカップアジア3次予選のオマーンVS日本戦は猛暑の中の試合。両チームとも後半は足がもつれているようでした。中継アナウンサーが外気温35度、湿度52%と言っていました。岩盤浴ならいざしらずサッカーの試合をする条件ではありませんね。

 ネットの記事やブログのコメントなどをみていますと、酷暑の試合の原因は中継してTBSの思惑ではないかとのことでした。通常の時間であればユーロ2008の開幕試合とアジア予選が同じ時間帯だったとか。

 現地の気象条件を考慮すれば代表同士の試合ならその時間帯が妥当。もし噂のようにTBSの意向で試合時間が1時間早く行われたとしたら、本末転倒のお話。サッカー協会もなにをしているのいだろうか?

 みな書いているようにサッカーファンは見ると決めたら執念で試合を見るものです。早寝するなり徹夜するなりします。それを日本のテレビ視聴者の為と称して猛暑の中試合時間を繰り上げたことが事実であればけしからん話です。

 起きてられますから -南アW杯3次予選 対オマーン(スポーツナビ)

 確かにユーロ2008はレベルが高い試合。でも日本が真剣勝負をしているW杯アジア予選は真剣勝負。最大限の強力をするのが当然。時間を早めたのが事実ならサッカー協会は皆に謝罪すべきでしょう。

 負けなかったからよかったものの、あのPKがはいり2対1で敗戦していたらどうなっていたのか?日本のサッカーの未来はありませんでした。

 どこまでTBSは軽いのでしょうか?

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横山隆一先生に関する資料の保管と整理について  6月13日(金)

西村 今月の「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」のゲストは、高知市横山隆一記念まんが館学芸員の奥田奈々美さんです。高知のまんが文化、横山隆一記念まんが館に関する事柄、学芸員としてトライしたいことなどお話をお聞きしたいと思います。

 今回のテーマは「横山隆一先生に関する資料の保管と整理について」お話を伺います。

 以前奥田さんに聞きましたが「まんが館開館前に開館以前に横山隆一先生に膨大な資料(数万点)を寄贈いただき、未だ未整理状態の部分が多いのです。」とのこと。
 多くの作品を制作され、交流関係が広かった横山隆一先生。どのような資料があるのでしょうか?おかまいない範囲でご紹介いただけないでしょうか。
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奥田 収蔵資料のおもなものはまんが作品になります。横山隆一先生はそれ以外に油彩画やジオラマも残されています。
 アニメーションの制作もおとぎプロでされていましたので、その関連資料もあります。また書籍関係もあります。

 そのほかにも多趣味のひとでしたので、珍コレクションもあります。お金をかけて収集したものではないけれども面白いもの、他の人からみればがらくたかもしれないけれども、ご本人にとっては貴重なもの。

 例えば川端康成さんの胆石とか。警視総監の指紋とか。があります。

 またコレクションではカメラとか。鉄道模型とか。いろんなコレクションがあり多趣味なひとであると思います。

 交流されていましたので、漫画集団の中心人物でしたので交流の資料もあります。あと画材とか、服とか写真とかの個人資料も寄贈していただいています。

・ 作品:まんが原画、油彩画、ジオラマ、書籍、アニメ(おとぎプロ)関係 など
・ コレクション:珍コレクション、カメラ、ベレー帽、玩具類 など
・ 交流資料:漫画集団関係資料、早稲田大学 など
・ 個人資料:画材、衣服、写真 など

西村 横山隆一さんの代表作品「フクちゃん」を実際に若い頃読んで知っている人は高齢者になっています。でも横山隆一さんは幅広い交流があったことが持ち味であると思います。

 以前「横山隆一・手塚治虫二人展」をまんが館へ見学に行ったことがあります。手塚治虫氏は少年時代横山隆一氏の作品を模倣し、模写を繰り返していたとか。大作家になってからも交流は続いたとのことでした。

 横山隆一さんに関しては他にもそうした事例が大変多い人ではないかと思われますが・・・
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奥田 特に知られていますのが手塚治虫さんとの交流です。弟子入りを申し込む人たちも多くいたそうです。自作を送って評価してもらおうとする人もいました。
 高知出身の改田昌直さんというまんが家は作品を送って、批評をいただいてということもされていたようです。サトウサンペイさんもそうでした。

 当館の開館記念座談会をしました。まんが家の方が多くこられました。石原慎太郎東京都知事も来られて横山先生との思い出を語られていました。
 ちばてつやさんも来られていました。中学・高校の時からずうっと見てる」「あの柔らかいタッチ。ああいう漫画をかくと、一番ホッとするし僕自身も原点にある」と横山隆一先生の作品について述べられていました。

 また藤子不二雄A さんもコメントされています。どちらかというと、手塚先生のまんがを読んで、この世界へ入ったが、手塚先生のタッチとは別に、横山先生の、あの線のタッチの何とも言えない暖かさがすごく大好きで、中学・高校の頃、スケッチブックに横山先生の書かれた背景(だけ)を模写して書いていた」「ホントに楽しいというか、見ていて心が温まるような線である。」と言われていました。

 後続のまんが家にも与えた影響は大きいと思います。


西村 現在横山隆一記念まんが館の展示の構成についてお話をお聞きします。横山隆一先生の生い立ちについて説明しているコーナーがあります。作品であるとか展示がわかれていると思います。

 そのあたりはどのような構成になっているのでしょうか?

奥田 横山隆一記念まんが館の常設展示は横山隆一展示室と名前をつけています。
 大きく2つのコーナーに別れています。
 前半部分は「わが遊戯的人生」ということで横山隆一先生の作品世界の紹介をしています。まんが作品、とくに代表作であるフクちゃんコーナー。アニメーション制作会社であるおとぎプロのコーナーなども含まれています。
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 後半部分は「わが遊戯的世界」と名前をつけています。例えばアトリエの再現ですとか、ホームバーを実物で再現したりとか。鉄道模型のコレクションをつかった展示「隆一GARAGARA」というようなものとか。

 さきほど紹介した珍コレクションとか。交流とか少年の心を忘れなかった。まんがを制作する上での原点にあたるようなものを人柄を検証する意味で展示しています。
Garagara

西村 魚々タワーというのが横山隆一記念まんが館にあります。隆一先生がこの記念まんが館会館のために制作されたのでしょうか?
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奥田 はい。まんが館に1つシンボルタワー的なものをほしいということで、魚々タワーという高さ9メートルになる魚をテーマにしたモニュメントです。
 まんが館3階から5階まで吹き抜けをつくりました。定時になりましたら音楽とともに演出もあったり工夫もこらしています。

西村 わたしは横山隆一記念まんが館入り口にあるフクちゃんの人形が置いてある壁面をウエルカム・ボードと勘違いしていました。この壁はどういう由来があったのでしょうか?

奥田 まんが館入ってすぐ、まんがライブラリーのエントランスの部分です。「こんにちは」というタイトルをつけています。
 ガレージの扉絵として(横山隆一邸にて)使われていました。直接横山先生のオタクへ来られた人の目を楽しませていました。

 まんが記念館が出来るにあたって作品として仕上げていただきました。まんが記念館に来館いただいた人たちに最初の作品として展示しています。


西村 横山隆一記念まんが館なんですが、今年開館7年目と聞いています。また今後いろいろ大きなプロジェクトも奥田さんのほうで考えているようにも聞きました。そのあたりをご紹介ください。

奥田 来年2009年は横山隆一先生の生誕100年になります。そこで記念して大々的な企画展を開催したいと思っています。
 交流資料として他の作家が描いたフクちゃんであるとか。横山隆一先生が長谷川町子さんにペンを贈っているんですけれどもそういうものも展示し、横山先生の交流の幅を紹介していきたいと思っています。

西村 あらためて横山隆一記念まんが館の開館時間などを説明してください。

奥田 開館時間は午前9時から午後6時までです。毎週月曜日が閉館になっていますが、祝日は開館しています。

 入館料は一般は400円。高校生以下は無料となっています。

 またまんがライブラリーがあります。まんが関係書籍1万冊を用意しています。まんが館入り口は行ったすぐ近くにあります。こちらは入場無料になっていますのでお気軽に来館ください。


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ようやくオマーンと引き分けに

 TBSがユーロ2008の放映権で、ワールドカップアジア3次予選オマーンVS日本戦の開幕時間を2時間繰り上げたらしいとの情報が。現地時間の午後5時過ぎの試合は、現地のサッカーの試合でもないと言います。

 この本末転倒のテレビ局とスポンサーの意向で日本代表はアウエーの洗礼に苦しんだようですね。私も海での疲れもあり、サッカー観戦のために仮眠をとったところが寝過ごし目覚めたのが前半34分。なんと0ー1で日本が負けています。

 前半はオマーンは露骨な時間稼ぎで終了。なんか嫌なムードが漂っていました。後半は日本はパスを廻し,執拗にサイドをえぐる。そして後半8分に玉田が倒されPKに。遠藤が憎らしいゴールを決め同点に。

 その後日本は攻めるがなぜかシュートが少ない。やがてオマーンの逆襲にあいPKを献上。しかしGK楢崎が防ぎました。岡田監督はつなげという指示を出しましたが、酷暑のアウエーゲームだから最後はシュートで終われと言う指示を出すべきでした。

 つないで最後に取られると必ずオマーンにカウンターをくらいました。相手のミスで助かりましたがゲームプランが間違っています。このあたりは1993年のドーハの悲劇の経験を思い出すべき。最後はシンプルに思いきったシュートを打てと。オマーンの先制点も崩されたのではなくミドルシュートでしたし。

日本ドローで2位守る/W杯予選記事を印刷する(日刊スポーツ)


 これであと2試合はすべて勝たないと駄目になりました。ワールドカップの予選は簡単ではありません。それにしてもテレビ局の勝手な思惑には閉口しますね。もし日本が負けていたらTBSは戦犯でした。

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2008.06.07

梅雨の合間のセーリング

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 今年は梅雨入りが5月と早く雨が多い。1日もそうでしたが梅雨の合間の晴天は貴重。今週はなにかとせわしかったので、今日は早くから海へ行きました。

 そんなわけで高校生のR君は来ていません。明日は私用があり、明日は悪天候の予報もありました。
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 今日の夜須は最初は日差しがありましたが、どんどん雲が出てきました。それでも波がなく微風でも帆走できました。
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 お昼はいつものおむすびだるまへいきました。今回は暑いのでソーメンとおむすびと名物の玉子焼きをランチに食べました。
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 ヤ・シーパーク入り口付近にある小さなお宮があります。毎月7日と10日にお祭りをしているとか。管理をされているお隣の内田さんご夫妻に聞きました。なんでも3つの神様であるとか。大黒様に恵比寿様にもいひとつの神様(なんだかすみません忘れました)がおられるとか。ご利益があるはずです。

 海の安全祈願と家族の健康、商売繁盛をお祈りさせていただきました。
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 また3階建ての道の駅が新設されています。1階は店舗。2階が事務所。3階が津波時の避難所であるとか。7月5日のオープンだとか。今日も県外からの車も多く賑わっています。
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 夜須中学ヨット部は、浜松から小池コーチが来られ指導を受けています。ひじょうにわかりやすい講義をされます。たまに横で聞くことがありますが参考になります。

 ヨットの関係者といえば少し技量に自信がある人ほど「偉そうな」物の言い方になります。聞いているほうはそれだけで気持ちが萎えるものです。小池コーチはそうではありませんし。実に丁寧にわかりやすく子供たちに教えています。
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 また今回は静岡県浜松市からバイクで来られたとのことです。物凄くタフな人であると思いました。五輪代表候補だった人だけに体力も並外れたものがあるようです。

 どんどん雲ってきました。なんとか雨には降られませんでした。
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 今日は夜須中学、高知大学など22艇のヨットが海へ出て帆走していました。江ノ島のレベルでは到底ありませんが、20艇を越えるヨットが出ることは嬉しいことです。
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護憲・平和・反核で社会セクターをつくろう

 護憲に平和に反核とくれば、なにやらかつての「社会党」のようではないかと思われるかもしれませんがさにあらず。旧社会党はソ連型社会主義がモデルの労組主体の政党でしたし。

 社会主義モデルがあるわけではない。冷静に政治的なスタンス(立ち位置)を考えたらそうなっただけですね。
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「護憲」は、鈴木安蔵らの想いを完全に理解に現在の日本社会を立て直すために日本国憲法の精神を活用します。特に「生活権の保障」をきちんと政策の柱にし、国民と政府との信頼関係を再構築しないといけないからです。

「平和」は言わずとしれた「日本国憲法第9条」の最大活用ですね。この憲法の精神を国連の場や政府の外交政策に浸透させ、世界に流布しないといけないですね。

「反核」は核兵器の開発も原子力発電の建設や稼動にも反対します。処理方法が確定しない原子力発電所。まして大量破壊兵器である核兵器は行使してはならず、保有することにも反対します。

 堅実な国民生活と、政府と国民との信頼関係の再構築の役目が今「政治」に求められています。

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2008.06.06

ゴーヤが育っています

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 今年は5月に梅雨入りしましたので、ゴーヤの種も5月に植えました。植えてから2週間たちますがゴーヤが順調に育ってきているようです。25度を超えますとどんどん大きくなるようですし。

 夏場は日当たりの良い事務所の日よけのためにゴーヤを昨年から植えました。午前中が特に日当たりが良いので効果はあります。

 成長するとつるが延び、葉っぱが多く出来ます。花が咲きゴーヤの実がなります。その日陰効果とともに、緑が癒しを与えてくれます。殺風景な都市部の生活に潤いがあります。庭のない家では一番です。

最近は庭のないマンションのベランダでも植物を育てることがブームであるようです。それが野菜であれば尚更実利になりますね。

 ただ難しいのは良質の土の確保。無農薬で有機農業をされている井上正雄さんに相談しましたが、「土が命やきに。病気の土もあるきに。それが1番めんどうなことやね。」とも。

 プロの意見はなるほどシビアですね。

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誰のための財政再建なのか?

 大阪府の橋下知知事が孤軍奮闘してコストカッターをやっています。文化施設などの廃止や補助の減額や打ち切り、職員給与の減額、保有施設の売却などさすがに「破産管財人」ができる弁護士出身だけに手際がいいことだ。

 一方でこれは大阪市でしたか、相変わらす「裏金づくり」の職員も大勢いますし、中央官僚それも財務省の皆さん方がタクシー会社から日常的に金品の受領をしていたとか。国のコストカッターである財務官僚がこれでは示しがつかんだろうに。

 帰宅タクシーでビール・おつまみ2300回 財務官僚、図書券や商品券も…(産経新聞)

 「財政再建だ」「このままでは国が立ち行かなくなる」「消費税も18%にせんと社会福祉ができなくなる」と官僚や行政側、政府は言います。ではそれは誰のために、国民のための財政再建なのか?それの言及は少なく言葉も説得力がありません。

 大阪府に関して言えば職員給与の基本給や退職金の問題は慎重にすべきでしょう。むしろ赤字であるうちは一時金の支給を黒字になるまではすべてやめるべきでしょう。知事などの特別職から議員、管理職、一般職員、大阪府の関連団体にいたるまで一時金を支給をすべてやまるべきでしょう。これでかなりのコスト削減になるはずです。

 そして使い込みや、裏金づくりに関与した職員はすべてに弁済させることです。退職した元職員まで支払わせるべきです。公務員の倫理は情報公開して市民の社会常識にゆだねるべきであり、労組との団体交渉による給与の交渉もすべて公開すべきです。市民が監視するしくみに転換すべきです。

 「こういうことをやりたいから今は我慢してくれ」「市民の命と財産を守るために公共の存在がありので防災対策を第1にやるので我慢してほしい」「教育と福祉は原則無料が基本。そのためには財政健全化が必要ですから今は我慢して欲しい」との目標の提示が必要ではないのか。

「将来困るから削ります」ということだけでは説得力がありませんね。きちんとした将来ビジョンを示し、説明する責任はありますね。後期高齢者医療制度が悪評なのは説明不足と社会福祉のビジョンがないからであると思いますね。

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道路特定財源で新堀川に蓋をする工事が施工

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(新堀川に蓋をして道路をつくる工事の看板です。北本町の新堀川北側の現場にありました。)
 この看板朽ち果てています。「この道路はガソリン税・自動車重量税でつくられています」と表示されています。多分最初は誇らしげに立っていたのではないかと思います。でもそのうち雨ざらしになりそのままになっています。

 全国的に道路特定財源の無駄遣いが指摘されています。職員の娯楽施設や旅行やイベントなどに流用されていたようです。元建設官僚で衆議院議員である福井照さんは「小樽運河をこしらえたのは道路特定財源のおかげなんですよ。」と言われていましたが。

 高知市の新堀川に関しまして貴重な高知市中心街の歴史的資源とビオトープを破壊し、ひたすら自動車道路をこしらえることだけに道路特定財源は使用されています。やはりこれを見ますと良い活用の仕方であるとは到底思えませんね。
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 このあたりではかつて「新堀川釣大会」も開催されたことがありましたし。水面と街の賑わいが感じられ、またどぶ川ではなく環境が浄化された見本のうような場所でしたが。しかし「道路特定財源」によってつくられる県道はりまや橋ー一宮(いっく)線の工事により埋めたてられ環境と歴史資源は破壊され、つくられたコミュニティも壊されようとしています。
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 もったいない話です。税金の無駄遣いの例ではないかと思いますね。

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2008.06.05

オバマ氏は大統領になれるのか?

 ようやく長かった民主党予備選に決着が着きました。オバマ氏は民主党大統領候補になりました。副大統領候補がどうなるのかが今後のテーマになるでしょう。

 オバマ氏、民主党指名獲得へ 黒人初の大統領候補に(CNN)

 チャレンジャーシリーズに勝っただけで、11月の本戦はわかりません。対抗していたヒラリー氏の支持者は公然とオバマ氏を支持しないと公言している人たちも大勢いるようですので亀裂は深まっているようです。

 また敗れたヒラリー氏の今後の振る舞いもとても難しい。オバマ氏は副大統領候補に指名しないと思います。またケネディ家を侮蔑するような誤解した発言は禍根を残しましたし。

 ヒラリー氏は1説に4年後を目指すとのことでしたが、そのためにはオバマ氏が共和党のマケイン氏に敗北する必要があり、4年後再び出場して勝利する必要があります。

 歴史的な事例と言えば1976年の予備選で共和党のレーガン氏はフォード氏に敗れました。本戦でフォード氏は民主党のカーター氏に敗れました。1980年にレーガン氏は共和党の指名を勝ち取り、本戦では現職のカーター氏に勝ち大統領になりました。


 ヒラリー氏はそういう作戦ではないのだろうか。しかしケネディ家一族とも対立関係になり、特別代議員の支持者も少数であればどうでしょうか?自分の支持組織を「4年後」に残すために執拗に負けが確定の予備選挙をやり続けていたことに対する民主党支持者のヒラリー氏への反感もあるでしょうし。そちらもかつてのレーガン氏のようになるとはわかりません。
 
 黒人大統領と言いましてもゴルフのタイガー・ウッズもテニスのビーナス姉妹も頂点に立っていますし。30年ほどまえほど有色人種への偏見はアメリカ社会にはなく、むしろアメリカ社会の多様性をPRする好材料になるとは思います。

 本選挙で民主・共和どちらが勝つのかわかりませんが、アメリカ社会の多様性を現す現象ではないかと思いました。どちらが大統領になってもブッシュ大統領の戦争主導主義では亡くなるので、世界平和のためには良いことでしょうね。

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されど岩国は負けない

Iharaiwakuni
 「されど岩国は負けない」(前岩国市長井原勝介さん講演会)までちょうど1ヶ月になりました。その間に高知では宿毛市がアメリカ海軍の軍港かされる恐れも出てきました。

 いくら経済的に地域経済が疲弊していても軍隊に頼ってまちおこしをする。交付金を目当てにすることなどとんでもない暴論です。
 明治40年には倉敷市を軍隊の駐屯を断固阻止した大原孫三郎の気概に学ぶべきです

 井原勝介さんには地方自治のあり方や、様々な問題についてお話いただけると思います。是非みなさんご参加ください。

繰り返しますが軍隊でまちおこしなどありえません。米軍が宿毛に駐留すれば治安の悪化、青少年への脅威、テロへの市内全域の危険性が増加するだけですね。宿毛のよさ風土がないがしろになりますね。

 なりふりかまわぬ迷惑施設の押し付けに巨額の交付金をつけて岩国市をいのままにしようとした国の政策。井原さんは僅かな差で敗れはしましたが、不屈の精神は健在のようです。

 高知県民はその不屈の精神を学びましょう。

 「されど岩国は負けない」講演会

 講師 井原勝介氏(前岩国市市長)

 場所 高知共済会館(土佐電鉄高知城前徒歩1分)

 参加費 1000円

 主催  サロン金曜日


「chirashi-type.pdf」をダウンロード

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宿毛市長は大原孫三郎に学べ

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 米海軍のミサイル駆逐艦が宿毛港に先月入港。宿毛市長は岸壁に赤じゅうたんを敷いて歓迎し、英語で歓迎演説をしたとか。地元商工会議所も歓迎し、今後の寄港に期待するとのこと。多少の経済効果を願ってのことでしょう。

 先日作家城山三郎氏の「わしの眼は十年先が見える 大原孫三郎の生涯」を読みました。日露戦争直後に岡山の陸軍部隊が倉敷にも駐屯する計画があり、宿毛同様に経済効果を期待した経済界が誘致に動いていたそうです。

 倉敷紡績を経営していた大原孫三郎は「会社は大勢の若い女性を雇用している。軍隊が来れば風紀が乱れるので承諾できない。」と断固反対し駐屯を辞めさせたとか。

また大原孫三郎は昭和5年に日本のどこにも存在しなかった西洋美術館を倉敷に開設しています。昭和7年に満州事変の調査に来た国際連盟のリットン調査団の一員が倉敷の大原美術館を訪れ、エル・グレコなど優れた西洋美術のコレクションに仰天したとも。軍隊が駐屯していないし、西洋美術の街を爆撃するなとなり倉敷は空襲を免れたと城山三郎氏は書いています。

 宿毛市長も気概を持って欲しい。軍隊はしょせん人殺し装置です。駐留すれば、婦女子が暴行を受ける可能性はあります。沖縄・岩国。横須賀で米軍兵士による犯罪が多発しています。宿毛をそうさせるのですか?

 宿毛市の商工会議所も郷里に誇りを持って欲しい。経済人大原孫三郎に気概を学んでいただきたい。まちづくりを外国の軍隊に頼るべきではありません。リーダーはないものねだりをせず、宿毛のあるものでまちおこしをしていただきたい。

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2008.06.04

地殻変動の予感  その2

地殻変動の予感」でも書きましたが、磐石と思われていた自民党現職の足元がぐらつき、支持者が「液状化」している現象は全国的に起きています。保守王国である高知県でも事情は同じです。

 土建業、農業団体、商業団体という従来の自民党の強固な支持基盤が弱体化しているのがその原因。国からの予算を自民党が獲得する見返りに強固な支持を与えてきた相互依存関係がありました。

 しかし「見返り」がなければ従来型組織は動きません。また「見返り」を期待しての組織運営であったために見返りがなければ動けないのは当然です。

 このあたりが市民運動や熱意で動いている市民グループとの違いでしょう。従来のプロの政治手法はその人たちには通用しないので、全然分析も票読みもできないと思います。したがって思いもかけないことがおきる可能性があります。

 より地殻変動を起こすためには、いままで政治に無関心だった人達が関心を持ち、投票することでしょう。高知市では30代、20代の投票率が低い。その「あきらめ」ムードは現状に「白紙委任」すること。それは格差社会を無条件に認めること。それはないだろうと思う。

 昨年の東洋町長選挙でも有効投票の7割が「核廃棄物受け入れ反対」を表明していただいたから国が折れ、国策を断念したのです。小さな町の住民たちは地方自治の見本になりました。

 後期高齢者医療制度などの「悪法」はすべて小泉内閣時代に採択されています。郵便局の民営化というどうでもよいことに騙されているうちにとんでもない格差社会になりました。今回の衆議院選挙は特に重要。

 役目の終わった自民党と公明党を国民に対してきちんと審判が下せるかどうか。それが見ものになると思います。締め付け選挙も組織動員も全く効果がない事態になると思います。

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天安門事件から19年

 1989年6月4日。中国革命の象徴とも言える天安門広場。社会の民主化を求める学生や市民が集会をしていたところへ、人民解放軍の戦車が突入。非武装の学生や市民を虐殺した事件が天安門事件

 中国当局は以後統制を強めました。経済発展はしましたが政治的自由はなく。インターネットの世界でも検索エンジンで「天安門事件」と入力しても「記録がありません」と中国国内では表示する状態が今でも続いています。

 天安門事件に関する日本のGoogleの記事

 自分自身の社会意識の形成においては物凄いショック。中学ー高校生時代は勉強もせず毛沢東思想の学習に打ち込んでいたのですから。連合赤軍事件党派の内ゲバの進展で現実の社会運動からは遠ざかり国内的には整理はついてはいましたが・・。

 四川大地震で欠陥工事で倒壊した学校の校舎の下敷きになり死亡した学童の父兄たちが当局に抗議に立ち上がりました。ついに中国当局はその抗議の声を弾圧する方向に向いました。ちっとも体質は変わっていないのです。

 校舎倒壊の遺族、地元警察に阻止され損賠提訴できず(讀賣新聞)

 北京五輪に向けた統制強化を進めています。

 五輪会場での政治活動禁止 中国、外国人に法律指南(朝日新聞)

 中国当局は経済発展ですべての矛盾は解決できるように吹聴していますが、「格差が拡大」しただけでした。中華民族主義で体制の危機を乗り越えようとして、聖火リレーの折にも中国人留学生を動員して、少数の意見など耳を貸さない国であることを全世界に宣伝していました。

 中国社会の矛盾は天安門事件に集約しています。事件は時間の経過とともには決して風化しません。一党独裁主義が中国社会をいびつにし、近隣諸国に脅威を与えるからです。必ず民主化の波は起こると信じています。

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地殻変動の予感

 昨日偶然県内の政治情勢に詳しい知人2人に会いました。2時間程度情報交換しました。結論は「大きな地殻変動の兆しがあるように感じる。」とのことでした。

「従来型の土建屋主導の締め付け、組織動員型の自民党選挙は効力がなくなった。お金と仕事で縛り付けてきたがその両方を失ったからね。相手候補次第だが、相手候補がしっかりしていると自民党は県内3区で全部危ないな。」

「特に2区は自民党現職に対抗馬がいないので救われている。今までのの神通力がなくなったので陣営は戦々恐々だろう。3区とてわからん。ある土建業者は急激に成長したがそれに対するねたみもあるし。動いた振りしてみな動けないのと違うか。」

「1区は誰も読めんね。現職の自民党陣営や組織政党の民主党、共産党は活発な前哨戦をしている。有力無所属議員の姿は見えないし。週刊誌では見かけるけれども。本命は不在ということではないのか。」とも。

 政権政党の自民党が「道路特定財源」と「年金問題」「後期高齢者医療制度」問題で大きく支持を減らしたことも事実。では野党は支持を延ばしたかというとこれまたわかりません。とりあえずの受け皿は民主党ですが、高知県内では「どこにいるのか」わからない状態ですし。

 市民が政治に無関心かと言えばさにあらず。
おそらく高知でも「政党支持なし層」が1番多いと思いますね。与野党陣営とも「あてにならない支持政党なし層」への広報への手立てがないまま国政選挙に突入するでしょう。

 今回の選挙は従来大きな影響力をもってきた地元新聞である高知新聞政治部のありかたもチェックされるでしょう。政治の世界とメデイァの世界で大きな地殻変動が起こるのではないかと思いますね。

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そろそろアウトプットしてみようか

 ここ15年ぐらいはずっと単独活動のみでした。ユニットで活動することはなく、8年前からたまたま始めた高知シティFMでの番組制作は、ひたすら人様の話を聞き、質問し、書き取る作業に徹しました。それはそれで良かったと思います。

 普段は会うことのない人に、気軽に声をかけ、質問をし対話する。そしてもう一度収録テープを聞き、書き留めていく。その人の世界を少しだけでも共有化できる。それには偏見なしの心が必要でした。
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 中高年のおっさんになってもより人の話を聞くことができました。それは本当に意義のあることでした。自分だけの喜びとするのにはあまりにもったいないので、聞き取りそれをホームページやブログに加工し公表することをしています。

 こうすることですぐに相手の話や考え方を思い出すことができます。
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 そろそろ今度は自分のほうが情報を発信することはできないかとも思います。今社会は大きく変動しています。政治も経済もなにもかにもです。

 新自由主義と言う身勝手な地球と人類を滅ぼす市場原理主義が世界を支配しようとしています。これを完全に滅ぼさないと人類は滅亡するでしょう。人を差別し、格差を固定し、精神的にも追い込んでいく金銭第一主義の社会を壊さないといけないと思います。

 ならばどのような社会があるべき社会なのか?その社会の実現のために政治の仕組み、経済の仕組みはどうあるべきなのか?そのあたりをきちんと今後は発言していきたいと思います。

 仕事も大変な有様で市民運動などする余裕もありませんし。でも声を張り上げて言わねばならないことはたくさんあります。黙っていれば市場原理主義者どもにいいようにやられ格差社会と階級社会をこしらえることが「改革」であるとデマ宣伝に惑わされてしまいますし。

 そんなことになれば日本は亡びます。そうはさせない!

 とりあえず決意表明をしてみました。
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(日本の諸悪の根元を打倒しましょう。)

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これ以上の地震対策は移転するしかない

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 海抜0メートルの高知市二葉町。軟弱地盤。予想震度は7。地盤は陥没。津波が襲来せずとも高潮堤防は倒壊。海水が地域に侵入するだろう。手のうちようがない。

 2年前に地域の人たちとともに自主防災会を結成。講演会と訓練もしました。全世帯調査を実施、防災マップもこしらえました。家具の転倒防止措置をし、防災備品や飲料水や非常食料なども準備しました。

 後予算があれば出来ることは車に車両保険をかけること。結構コストが高いし。建物を耐震補強する予算もないし。

 地震と浸水のない地域に脱出できることが可能なら脱出したいものですね。
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 地域は海に近い海抜メートル地帯。水門の耐震化工事も平成22年に始まるとか。しかし高潮堤防は亀裂が走っています。ブロック塀同様に簡単に倒壊するでしょう。そうなれば地域は水没します。

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2008.06.03

小さな政府の幻想

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(すべてはこの人への「幻想」が生み出した混乱です。)

 国民各位は「小さな政府」と「大きな政府」どちらでも良いのです。この10年ぐらい日本はアメリカやイギリスを見習って「小さな政府」を目指してきました。その結果どうなったといいますと「格差社会」が生まれ、日本人本来の真摯さと勤勉さを失うことになりました。

 悪辣な経営者を持ち上げ従業員に過剰な勤務を強いる悪徳企業です。

ワタミがアルバイトに賃金未払い 内部告発の店員を解雇(朝日新聞)

 ワタミの経営者も時折テレビで見かけますが。小泉内閣時代の規制緩和、構造改革、小さな政府の政策は、勤労者の生活を貧しくし、このワタミの経営者のように非常識な連中を増やし社会不安を増加させただけでした。

 ある予想では原油価格が200ドルを超えますと、ガソリン価格が220円を超え、石油価格の負担だけで7万5千円家計支出は増加するとか。

 給料上がらず物価高騰 1バレル200ドルで起こる「超貧乏」(J-cast)

 市場原理主義だかなんだかしらないが、投機主義が石油市場や穀物市場でしていることは、「国際経済テロリズム」ではないのか。勤労者の生活と開発途上国の生活を破壊しています。

 政府の役目は国民の命と財産を守ることです。ただちにこうした石油や穀物の投機をやめさせ、市場を閉鎖すべきです。7月のサミットの主要なテーマは環境問題ではなく「市場原理主義の終末」を宣言することであると思います。

 大正時代には米の買占めに怒った勤労者が米騒動を起こしました。このままでは世界規模の暴動と内乱が起こる可能でイが高くなります。

「ないもしない」「手をこまねく」「金持ちだけの政府」が小さな政府の本性です。1日も早く打倒しないと日本社会は崩壊するでしょう。

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激動の昭和史ー沖縄決戦を見ました

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(沖縄県糸満市の平和の礎(いしじ)。沖縄戦で戦没された日米軍兵士や沖縄県民、韓国、中国の戦没者の名前も刻まれています。)
 ため撮りしているビデオ映画の消化と称して、先日も家内が「激動の昭和史ー沖縄決戦」(東宝1971年 岡本喜八監督)を見せてくれました。
 感想はと言いますと、「8月15日特別企画激動の昭和史 沖縄決戦とのサイト」をこしらえている人にほぼ同じですね。

 1971年と言えば72年の沖縄返還の前の年の映画。牛島中将に小林桂樹、参謀に丹波哲郎と仲代達也。その他ちょい役にもスター俳優が若者役で出演していました。

 映画のスタッフと配役陣

 ゴジラと若大将と無責任シリーズの東宝映画の「良心」なのでしょうか?同じ頃日活は「戦争と人間」(1970年)という映画をこしらえていましたし。こちらは見ましたが、「激動の昭和史ー沖縄決戦」は見た記憶がないですね。

 沖縄出身の家内も見た記憶がないというのですから豪華な配役人の割にはあまりヒットしなかったかもしれませんね。テーマが重たいし、活劇要素はまるでなく、人々は逃げるだけ。自決し、追い詰められるシーンばかり。

 洞窟に逃げ込んでいる住民を日本軍が追い出そうとしたり。絶望的になった住民が集団自決するシーンがあったり。映画館の大きな画面ではとても正視できなかったでしょう。

 6月23日に牛島守備隊長が自決し凄惨な沖縄戦は集結します。映画でも大本営は沖縄を見捨て本土防衛の捨石にしました。十分な装備も支援もなく沖縄戦で日本軍兵士10万人とそれを上回る15万人の沖縄県民が戦没しました。

 「軍隊は国民を守る存在ではない。」のはこの映画からも理解できます。63年前に今は美しい沖縄の各地で絶望的な戦闘が行われていました。映画でも住民の集団自決の場面では軍が命令したようではないようでした。ただ武器弾薬が極端に不足していた日本軍が貴重な手投げ弾を住民に手渡す行為は、集団自決を促すことであったと思います。

 決して出来栄えの良い映画ではありませんでしたが、あらためて沖縄戦の意味をかんがえさせられました。現在高知の中学生たちは沖縄へ修学旅行へ行っているようです。ただ「暑いだけ」というのではなく、戦争の悲劇、酷さをきちんと学習していただきたいと思います。

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自動車まで値上がりするのか

 そりゃそうだと思う。原料の鉄も大幅値上は確実。そのほかタイヤや自動車部品の多くは石油から製造する化成品も多いことですし。

 “自動車一斉値上げ”機運高まる…実現なら34年ぶり(夕刊フジ)

 物価の優等生の自動車(それは下請け会社を泣かし、ただで従業員を残業(自発的な改善運動と称し)させてきたこともありました。食品サービス業界が「名ばかり管理職」に正当な残業代を支給しない事件がありました。自動車メーカーもここへきて従業員に残業手当を出したこともあるでしょうし。

 ガソリンは6月1日から15円の値上。175円前後になったようですし。

 普通車は売れないですね。軽自動車は絶好調ですね。高知への団体旅行で琉球ダイハツ会という販売店会が沖縄から高知へ旅行に来ていましたし。鼻息が荒いようです。

 難しい時代になりました。知恵を絞り生き残りを考えないといけないですね。

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2008.06.02

梅雨空が日本に味方

 サッカーワールドカップのアジア3次予選日本VSオマーン戦は、3対0で日本が快勝しました。3対0で勝って欲しいと勝手な予測(というか希望的観測)していましたが結果がそのとうりになったので驚きですね。

 中沢、大久保、中村俊輔のゴールで快勝しました。今回の日本代表は前回バーレーンに負けた代表とは違っていました。中村俊輔、松井、闘莉王も不在でしたし。攻守の要がいませんでした。

 特に目立ったのは松井の存在。得点は取れませんでしたが、とにかくボールを取られない。取られてもすぐに取り返す強さ。中村俊輔もそうで、2人の存在が目立ちました。それに遠藤が絡み、長谷部や駒野、大久保、玉田と連携していましたし。

 一方オマーンはいいところなし。日本の梅雨空にやられていると思いますね。むしむしべたべたで、しかも雨まで。中東はほとんど雨はないでしょうし。

 7日は今度は灼熱のオマーンでの再戦。相手はホームだし必死で来るでしょう。ここが勝負どころですね。しっかり勝ちませんと。
 14日のタイでのアウエーでも勝手3次予選突破を決め、22日のホームでのバーレーン戦できちんと仕返しをしていただきたいものです。

 やはり予選は厳しい戦い。別のゾーンではサウジやイラクが苦戦しています。新たに加わったオーストラリアは強い。中国も苦戦中。韓国も北朝鮮と互角に。クエートも強いようですね。油断ができないW杯予選は続きますね。

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今週で日本サッカーの命運は決定しますね

 2010年のサッカー・ワールドカップ・アジア予選。今日は日本VSオマーン戦。そして7日はアウエーでの対オマーン戦。ここですっきり2連勝しないと最終予選へ進めませんね。

 今日の試合会場の横浜は雨模様。梅雨ですし。砂漠に国オマーンは殆ど雨が降らないので3-0ぐらいで快勝していただかないと。相手ががちがちに守って引き分けされたらもうおしまいですね。

 それに中東諸国は今や石油の高騰で大儲けしているので油断はできません。物凄い強化をしているはずです。
 長年トヨタが主催してきたクラブ・ワールドカップも来年、再来年はカタールでやることになったそうですし。

 それで土曜日からは欧州選手権が開幕。地上波ではほとんど生中継はないようです。その時間帯は午前2時半開始ですし。睡眠不足は覚悟の上。レベルが高い試合の連続でしょうし。

 今日のサッカー中継のゲストに中田英寿氏。
 そどうせならテニスの伊達選手のように電撃復帰していただきたいものですね。それも監督兼任選手で。

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ガソリン値上は生活の見直しのチャンス

 6月1日よりガソリン価格がまとも値上しました。170円を超えました。うちの行きつけのスタンドは173円とか。走行していますと175円もあります。郡部は177円のところもあるでしょう。

 エアコンをかけない。車をなるべく利用しない。既に私などは実行していますし。スーツを着ない。スーツを着て車を運転しないことも実行すべきでしょう。あの暑苦しい服装ではエアコンなしでは過ごせません。

 地球温暖化会議であるとか、環境問題の会議をしているのにスーツを着用しエアコンをばんばン使用しているうようでは説得力はまるでありませんね。

 ガソリンの値上は生活の見直しのチャンスではないでしょうか。良いことであると思います。郊外のレストランに車で食事に行くことは控えましょう。郊外の大型量販店へ車で行くことも控えましょう。近くのお店へ徒歩で買い物に行きましょう。

 できることから実行し生活を見直しましょう。

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芸術なのか?何なのか?

 親ばかねたで申し訳ないですが、芸大へ通学している子供の「作品」(?)のようです。名前がついているわけではなく試作品なのでしょう。
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 まず木を削ってこしらえた「土下座する」像。なにを表しているのか不明です。一度見るとなんか印象に残るものです。全然仕上がってはいません。

 次の6点は「妖怪キャラクター」なのでしょうか?これもモデルがあるのか自分でこしらえたのか不明。おどろおどろしいものたちばかり。紙粘土でこしらえています。
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 以前WEBデザインをされている人も粘土でフィギアをこしらえて立体感を掴むようですね。写真を撮りそれをWEBデザインに活用されているとか。なかなか大変な作業であるとか。

 試作品はあくまで試作品ではないでしょう。

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2008.06.01

梅雨の晴れ間のセーリング

 雨が上がると夏空ですね。今日は海の駅クラブの年に2回の清掃日。日頃使用しているハーバーの掃除と駐車場と隣のビーチの清掃活動をしました。久しぶりにヨットに来られた高校3年生のR君も一緒です。
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ビーチ(旧手結海水浴場跡)は結構ゴミがありました。花火やペットボトル。弁当の容器。ビールやジュース缶。簡単にビーチに捨てる「心無い」人たちも多いことですね。

 夜須中学ヨット部、高知大学ヨット部、海の駅クラブ会員も揃って掃除に汗を流しました。たまには良いものですね。
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 掃除が終わりますと貴重な晴れ間ですのでセーリングの準備(ぎ装)です。だいたい雨が上がると結構風は吹きますが梅雨の晴れ間はどうなのか。
 高校3年生になったR君もぎ装(ヨットの組み立て)しています。最近は学校の勉強が忙しく、シートロープ類を忘れたとか。急遽芝藤敏彦さんに電話し、ヨットをお借りしました。
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 セーリングはあくまで楽しい。たっぷりと海からエネルギーをいただきました。また紫外線がきついのでUVケアはしないと。中高年の親父には日焼けは禁物ですので。

 今日の海はうねりがありますね。遠い海上にいる台風5号の影響もあるのでしょうか?吉川や赤岡の岸壁やテトラを見ますと時折、大波が打ち寄せています。5分に1回の周期なのでしょうか?

 土用波というものでしょうか。めったにこない大波ですね。ビーチ遊びとか,岸壁釣には注意が必要ですね。それまで波がないようでも突然の高波がくるというのは土用波のことでしょう。

 サーファーは波を気長に見てこの大波を待っているわけですね。ヨット乗りはビーチスタート時は逆に波が収まってからヨットへ乗り込みシートを引いて風に乗り、波の影響のない場所へ移動させます。

 うねりがきつく曇りでしたが紫外線もきついセーリングでした。
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 今日は海洋クラブの子供達も初セーリングだったのでしょうか?和気あいあいとヨットの片付け(これがとても大事)をしています。ヨットを皆でささえて横倒しにして洗っています。備品はすべて水洗いし乾かします。そうしないと次回使用できません。子供らには最初はきつい作業なのです。

 初めてのセーリングなのかご父兄の皆さんも見学に来られていました。


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高知のまんがあれこれ展について  6月6日(金)

西村 今月の「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」のゲストは、高知市・横山隆一記念まんが館学芸員の奥田奈々美さんです。高知のまんが文化、横山隆一記念まんが館に関する事柄、学芸員としてトライしたいことなどお話をお聞きしたいと思います。

 今回のテーマは「高知のまんがあれこれ展について」でお話をお聞きします。
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 4月26日から6月15日までの予定で「高知のまんがあれこれ展」が高知市文化プラザかるぽーとの横山隆一記念まんが館で開催されています。
 まんが館のホームページによりますと「高知で活動する作家や団体のまんが作品を多数展示します。」とあります。今一度その内容や展示について説明をお願いします。

奥田 はい。メインとなっているのが、皆さんご存知の「まんが甲子園」です。
 初回からの最優秀作品をずらっと並べてあります。また前年度の入賞作品も全部展示しています。
 来館者はまんが甲子園の歴史をまずご覧いただきます。
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(まんが甲子園の入賞作品も展示されています。)
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 また高知のおなじみのまんが関係の活動としまして高知新聞さんが主催されておられます黒潮マンガ大賞ですとか、また当館が主催していますが「まんがの日記念・4コマまんが大賞」の昨年の入賞作などを展示しています。

 その他にもまんがの関係ということで自由民権記念館のほうで高知漫画集団の田所のりあきさんに依頼して作成された「民権紙芝居」も展示しています。

 そのほかにもNPO法人マンガミットや高知インディーズマガジン(高知で活動されているアマチュアの漫画家の人たちで作っているまんが雑誌)であるとか。

高知インディーズマガジンHP http://kochiindiesmagazine.web.fc2.com/
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 また和紙に描いた絵を使ったアニメーションを生活創造工房が土佐民話をテーマにした「さるのつべはぎんがりこ」というアニメーションもつくっています。その作画を展示し、アニメも上演しています。

 またまんが館の講師として来られています小笠原まきさんの絵本「パンチャタントラ物語」(寓話絵本)の原画なども展示しています。ひじょうに盛りだくさんな内容になっております。

(参考) 高知のまんがあれこれ展の出品作品

・まんが甲子園
・黒潮マンガ大賞
・まんがの日記念・4コマまんが大賞
・民権紙芝居
・NPOマンガミット
・『高知インディーズマガジン』
・生活創造工房「さるのつべはぎんがりこ」(和紙に描いた素朴な絵のアニメーション)
・小笠原まき「パンチャタントラ物語」(寓話絵本) ほか

西村 高知のまんがあれこれ展をわたしも鑑賞させていただきました。
 印象に残りました作品がいくつかありました。例えば進路選択に悩む高校生が、先輩を訪ねて啓発を受けて理髪師になる物語がありました。印象に残りました。

 また建設会社に入社した若い人が、職場の先輩のアドバイスに従って建設業の奥行きの深さに目覚めていくストーリーまんがも印象に残りました。

 これらのマンガは企業や団体の協力があって制作されたものなのでしょうか?
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奥田 協力があってというよりも、むしろ企業側が(仕事の内容を)まんがにしてより伝えやすくしたい。という希望がありました。
 理髪師さんのマンガはNPO法人マンガミットが依頼を受けて制作したものです。建設業のほうは、国際デザイン・ビューティカレッジのマンガ・アニメ科が制作した作品です。

 なにかを読者の人に伝えたい時にまんがの形にしますととても読みやすいし、伝わりやすい。企業側がまんがという伝え方を選んで選択したということです。

西村 それともう1つの作品で「ごっくん馬路村物語」もあったようなのですが。あれなんかもどういう形でストーリーまんがになったのでしょうか?

奥田 あれも同じく中四国農政局で企画されました。それを国際デザイン・ビューティカレッジのアニメ科の生徒さんたちがマンガにしたものです。ごっくん馬路村をはじめとして、馬路村の商品展開や市場開拓の上手さがうまく表現されています。

西村 「まんが甲子園」は全国的にもかなり関係者に認知されてきたと思います。昨年はまんが雑誌社の編集者も来ておりましたし。「高知のまんがあれこれ展」は、「高知をまんがのまちにしよう」という大きな戦略があるのでしょうか?地元の作家の掘り起こしになるのでしょうか。

奥田 あれこれ展は、「まんがのまち・高知を知っていただこう」という意図で開催しています。県外から来られる来館者の、皆様に高知はもともとまんががあふれている。それが意外に見過ごされているところがある。

 そういったところをあらためてまとめて見返していただこう。そうした意図で開催させていだいています。「まんが甲子園」もそのなかの1つということです。まんがの活用例ですとか。まんが賞もいろいろあるいということを知っていただきまして、いろんな可能性があるということを感じていただければと思っています。

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西村 高知の現在のまんが界の状況ですが、広がりはあるのでしょうか?

奥田 高知のまんが文化は「継続されている」ことに意義があると思います。例えば高知新聞のまんが投稿欄である「高新まんが道場」も昨年20周年を迎えました。投稿コーナーが継続すること自体がすごいことだと思います。

 続けていくことによって(まんが文化が)土壌として高知に根付いていっているのではないでしょうか。
 続いていく中で例えば「まんが甲子園」が実行委員会方式。実働部隊による運営形式に変わっていったりしました。「黒潮まんが大賞」もずっと4コマまんがでしていたのが、ストーリーまんがに特化したりとか。変化していることをいろいろと感じています。

 続いていくなかでステップアップして発展させていこうという意気込みは多々あります。それぞれ活動していることを結びつけてお互いが協力できるような体制を母船(マザーシップ)のような存在になればと考えています。 


西村 地元高知のまんがグループとして 高知まんがグループくじらの会や高知漫画集団などの動きはどんなものでしょうか。

奥田 そうですね。高知漫画集団、高知漫画グループくじらの会=高知在住のセミプロ、アマチュアのまんが作家からなるグループ。高知のまんが文化の一翼を担っています。県内の大きなイベントごとに似顔絵コーナーであるとか。まんが教室なんかをされて表へでられたりしています。

 また当館でも毎年3月に「まんが。漫画。マンガ展!」というものを恒例行事として開催しているのですけれども、それでテーマに沿った書き下ろし作品を出されたりとか。また1年間書き溜めた作品を一挙に公開したりとかの場に使っていただいています。

 発表の場があると創作意欲が沸くと言われています。そういうような新作を書き下ろしたりしつつ、更に「まんが、漫画、マンガ展!」でも似顔絵コーナーもしています。毎年恒例になっていますので似顔絵を描いてもらいに毎年足を運んでいただく市民の方もおられます。

 お子様の成長記録を残すとか。そういう動きもありまして。見てらの楽しむとか。見る側も展示する側もいろいろ受け取り方ができるいような展示であったりとか。

西村 高知出身のまんが家は数多くおられます。まんが館と親密な関係の作家は何人かおられるのでしょうか?

 スポーツ界であればJリーグやプロ野球選手などはプロ選手などが、少年達にコーチングしたりしています。
 まんが界でも高知の場合はそういうしくみがあれば良いのですが・・


奥田 高知出身のまんが家さんは多数おられます。とても多くの方から協力していだだいていますます。

 特に高知在住のまんが家さんには「まんさい -まんがフェスティバル」(11月3日の「まんがの日」)に積極的に参加いただいています。

 くさか里樹さんは「まんが100秒バトル」「4コマにチャレンジ」など審査のほうで参加いただいています。

 また高知新聞の「きんこん土佐日記」で県民にはおなじみの村岡マサヒロさんは「すみっこで会いましょう」ということで、子供達とお絵描き対決をすることに出ていただいています。審査もしていただいています。

 正木秀尚さんはスクリーントーンなどを使用した本格まんが指導をされています。

 まんが家とじかに触れ合えることでこどもたちが刺激を受けているように見受けられます。

 村岡マサヒロさんが子供の頃に学校の先生に自分のまんがを誉められたことをきっかけにまんが家として頑張ってまんがを描いていこう。と自分で思われたことがあったそうです。
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 それで子供達を誉めて良いところを伸ばしていこう。そういう指導のしかたをされています。そういう交流も続けて行っていただいてまんがを描く楽しさを伝えていけたらな。と思います。


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