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2008.06.21

鯨肉騒動について

 調査捕鯨で捕獲した鯨の肉を乗組員が自分達が食べる量以上のものを自宅に送付していたと、環境保護団体グリーンピース・ジャパンの構成員が告発したとか。結局告発は受理されず、逆に不法侵入と窃盗容疑で逮捕されたようです。

 クジラ肉大量持ち出し、捕鯨船乗組員12人は嫌疑なし(讀賣新聞)

 なんだか当事者同士で盛り上がっているようですね。確かに今は鯨肉は貴重品。料亭では高く買うでしょう。高知は鯨料理の店が今でもありますし。捕鯨が昔は盛んで室戸市には鯨寺と呼ばれるお寺までありましたし。

 今は船から見るだけの鯨ですが、つい最近というか40年ほど前までは捕鯨が盛んでした。高知にはミロク製作所という製造機械メーカーは鯨の捕鯨銃のトップメーカーでしたし。
今は猟銃生産をしています。

 学校給食でも鯨肉はひじきと一緒に出てきていました。臭くて食べにくいという印象。自分達には脱脂粉乳のミルクと鯨肉には「臭い」という印象しかありませんね。それがこれほどの騒ぎになるとはおかしなものであると思います。

 欧米諸国もさんざん昔は鯨を追廻し、殺害していた時代もあったでしょうに。ジョン万次郎も捕鯨船に助けられたし、ペリーも江戸幕府に開港を迫った理由の1つも捕鯨船の寄港問題もあったことであると思います。

 バファローやカンガルーをさんざん殺害し、絶滅に追い込んだ欧米人が今更鯨を守れとか過激な行動をすること事態お笑いではないか。日本にもその手先がいたと言うことなのでしょうか?馬鹿馬鹿しいとしか思えない。

 この問題で感情論や原理主義的な環境論を振り回すのはおかしいと思う。まして欧米人の手先などをすべきではないと思いますね。

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