歯医者を尊敬します
数年ぶりに歯医者へ。3日ほど前から歯茎がうずく。歯周病かも知れないし、気が進まなかったが近所の歯医者へ。昨日予約の電話を入れまして、今日行きました。
すぐに呼ばれて治療室へ。私以外に2人の患者が治療を受けている。歯科医師と女性スタッフ2人がてきぱきと作業をこなしている。
ひっきりなしに金属音が聞こえる。極小のドリルのようなものでしょう。考えてみると歯科の作業は防錆塗装の錆落しの作業に似ています。電動サンダーで歯を削りますし。それを掃除機のような小さなバキュームで吸い出す。電動工具は水を噴射しながら患部を削り取り、吸い出しています。
(塗装作業でのブラスト(錆落し)作業の様子です。)
塗装作業にブラスト処理というのがあります。金属片や砂を高圧をかけて鉄面に噴射し表面の錆や旧塗膜を剥ぎ取ります。また電動サンダーもありますね。これは回転する部位にサンドペーパーをつけて金属の表面を削り取ります。
削ると金属光沢面が現れ、そこへ長期防錆塗料(カーボマスチック15など)を塗装すれば20年程度は大丈夫です。
(ブラスト作業で削り取った金属面。歯医者も患者の歯の表面を削り取ります。)
歯医者さんも丹念に患部を削り取ります。小さな部位で神経を使いますね。1人の患者が終わると手を洗い、手袋も変えて休みなして治療しています。歯科医院の真剣さには感動しました。
今や日本には7万の歯科医院があるとか。コンビニが4万数千と言われていますからそれより多い。顧客をキープする努力はたいしたものでした。
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