どうする耐震補強工事
「高知の山も緑が消え、赤茶けた山肌が露出するでしょう。断層の上にある建物はどうしようもない。今回の岩手・宮城内陸地震の活断層についてはノーマーク。学会でも大変なことになっている。」と語るのは地震学者の高知大学岡村眞教授。
「南海地震については来るのは間違いない。来ることが予測で切るのは南海地震とトルコの地震ぐらい。ですので可能な限り対策をとらないと。」
「1番の地震対策は寝ているときに家具や自宅が倒れて押しつぶされないこと。命を奪われないこと。それに尽きる。高知市下知地区、二葉町は地盤が弱く震度は7が予想される。強い揺れは100秒続く(阪神大震災は13秒)。津波が来なくても高潮堤防は倒壊するので、地域は水没する。3階建て以下の家屋の人は、素早く3階建て以上の建物へ避難しないと助からない。」とも。
「高知市は断層の上の都市。道路は崩落。浸水、港は破壊されている。救援隊は暫く来ないことを前提に防災対策を立てるべき。それには最低限の自宅の耐震補強でしょうね。」
防災避難グッズがどうのとか言われていますけれども、一番の耐震対策は、家具の固定と家屋の耐震補強です。それを「国策」でやらないと「国民の命と財産」は守れません。
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