三浦和良選手の言葉はたいしたもの
6月6日の日本経済新聞に「サッカー人として ブランクを埋めるもの」(三浦和良)氏がコラムを書いていましたが読ませますね。
「ヒデに現役復帰をのぞむ声は多いけれど、サッカー選手がブランクを埋めるのは簡単ではない。ケガで3週間休んだだけででも、戻ってすぐに試合は出来ないぐらいだから。」
伊達公子さんが長いブランクの後に素晴らしいことで、相当鍛錬を積んでいたのでしょうと三浦氏は賛美しています。しかし、
「でもサッカーの場合、長いブランクの後で第1戦に戻るのはさすがに無理なんじゃないかと思う。1人でどれだけ走ってボールをけっていても、ミニゲームを何回くりかえしていても11対11の動きとは全然違う。
何10試合とゲームをこなす中での疲労の回復力やケガの可能性を考えても35歳を過ぎてからの現役復帰は難しいだろう。」
三浦和良氏は40歳を超えてなお現役のプロサッカー選手としての活躍あればこその発言ですね。「1試合限定なら話は別。」「ヒデはプロの世界に戻ってくることはないだろう。チャリティマッチなどでのプレーで一緒にボールを蹴れたら楽しいだろう」とも。
含蓄のある言葉でした。それだけプロは身体をケアし、精神もケアしているからプロであるということであると思います。
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