ネット先進国韓国市民の大胆さに驚き
今韓国のソウルが熱いらしい。BSE問題から波及したらしいが、今はおかまいなしになっているようですね。これはよくわからない。日本経済新聞にそのあたりの詳しいレポート記事がありました。
ネットの「祭り」がリアルに炎上した韓国・抗議デモの事情(日経ネット)
記事の中でこう書かれてあります。
「ほとんどの携帯電話にカメラが付いていることから、警察が暴力を振るおうとすると一斉にカメラを向けて証拠写真を残したり、集会の参加者の顔写真を撮影する警察の顔写真を逆に撮影して「この人に気をつけろ」とブログに書き込んだり、ろうそく集会が始まった5月初めからポータルニュースもブログもコミュニティーも動画投稿サイトも個人放送局も、集会の様子を伝えるネットユーザーたちの写真、動画、書き込みで溢れかえっている。」(日経ネット)より
これは凄いこと。今まで「情報管理は権力側の特権」でした。それゆえ日本では市民側が必要以上に卑屈になり、顔をさらしませんし。街頭へも出てきません。
市民側が必要以上に萎縮するので、公安当局の思う壺ですね。日本では。考えなくても良いことを考えますし。運動の本質論よりも「処世処理」に追われ、社会運動が権力の規制どうり行われ、結局衰退しますね。日本の場合は。
公安警察の顔写真をネットに公表するとは韓国市民もやりますね!さすが学生革命の国柄。
しかし事態はそう簡単に市民主導ではいかないようです。
一気に進んだネット規制(日経ネット)
政府側は規制を加えようという動きもあるようです。市民側も冷静に議論をしている人たちもいるようです。
ブロードバンドの先進国韓国での成熟した議論に期待したいものです。どうなることやら注目しています。
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