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2008.07.30

県庁職員は事なかれ主義に陥っているのではないのか?

Kenchou
(高知県庁本庁舎)
 30代の若手経営者達が憤慨している。

「最近の県庁職員は自分の部署の自分の領域以外の仕事はしないようです。以前なら部署以外の相談にものってくれ、情報もつないでくれたのにそれは全然ない。」

「決められたことだけを粛々としているだけ。県民との対話もない。意見も聞いてくれない。」

「やはりやみ融資事件などがあり、綱紀粛正をしたからだろう。あまりに態度がそっけなく事なかれ主義になっている。」

 聞けばこの1年ぐらいで県庁の職員の態度が豹変。なにかに怯えているようであるとも。

 「決してえらそうな物言いをするわけではない。しかし関係ないですよ。と露骨に言われると今までの関係はなんであったのか。さっぱりわからない。」とのこと。

 よく県職員は以前「県民との協働」なんて言う言葉を気安く使用してきた。そうではないらしい。自分の身を守るためだけの部署であり、県民と疎遠な存在であるならば、それは「公務員」ではなく「私務員」ではないか。そんな役所は無用の長物です。

 一方で地域に派遣された「地域支援員」には、公務員世界では全く獲得不可能な「ビジネスモデルを出すように」とも言われているようにも聞く。どちらが県職員のあるべき姿なのか。本当の姿なのかよく理解できない。

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