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2008.08.12

生産者が値段をつけるしくみに転換せよ

 農業や漁業や林業の生産者は販売する産物に自分で値段をつけることができません。すべて市場が介在し、買い取るかわりに市場の仲買人が値段を決めてしまいます。

 今年のように石油価格が暴騰、農業でも漁業でも油代が倍になり、3倍になっても作物の買取価格は上がりません。これでは生産者は意欲を失います。

 自然相手の産業は天候の影響を受けます。更に今回のように石油価格の暴騰があっても生産物に価格転嫁ができなければなにをしているのかわかりません。

 簡単にはいかないとはおもいますが、市場経済万能主義ではなく「生産者が値段をつけるしくみ」に変更しないと日本の農業も漁業も駄目になります。

 WTOかなんか知りませんが、工業製品と農業を同じ土俵で議論するほうが間違いです。自国の農林水産業は環境や生態系に連動しています。単なる製品ではありません。

 「安心・安全」な国内産というのなら市民も応分のコスト負担は覚悟しないと。スーパーの経済の「幻想」から脱しませんと。環境問題をつきつめるとスーパーと言う「大量消費」の形態はそぐわないと思います。

 消費の仕組みも変革されると同時に、生産の販売の仕組みも変える必要があると思います。「組合」に補助金を出すだけの県の施策も改め点検する必要があるでしょう。

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